フィルヴィス編①
~人口迷宮内 第二次侵攻の偵察中~
「こっちだ!レフィーヤ!」
「はい!」
【千の妖精】レフィーヤ・ウィリディスと【白巫女】フィルヴィス・シャリアは人口迷宮(クノッソス)の出口を探していた。
「食人花! 解き放つ一条の… っぁあ!」
食人花の触手が魔力に反応して、レフィーヤを捕らえる。
「くっ!レフィーヤを離せ!」
レフィーヤを助けようとフィルヴィスが切りかかる。
だが、全く刃が通らない。
「まさか、強化種!?」
そんな時、
《止まれ。【白巫女】》
「なっ!モンスターが喋った?」
《剣を置け。さもなくば、【千の妖精】を殺すぞ》
「分かった」
フィルヴィスは、剣を置いた。
(こいつ、私たちの二つ名を知っている。どこで知った。それよりも、私の超短文詠唱なら、気づかれずに殺し、レフィーヤを助け出せる)
「一掃せよ、破邪の聖杖!ディオ…」
不意を付いた超短文詠唱に食人花は反応した。
《無駄だ。眠ってろ》
触手で薙ぎ払う。
「かはぁっ」
(第二級冒険者の私が攻撃を目視できなかっただと)
フィルヴィスはそのまま、意識を失ってしまう。
(レフィーヤ)
「フィルヴィスさん!」
《お前もだ【千の妖精】》
触手から催眠ガスを出してレフィーヤを眠らせる。
眠った二人は、ある部屋へ連れていかれた。
~数時間後~
フィルヴィスは目を覚ました。
「うっ。ここは?」
(そうだ!食人花にやられて
動こうとすると、手錠がつけられており、武器もない。
(はっ、レフィーヤはどこだ?)
《もう、起きたのか。【白巫女】》
「貴様!レフィーヤをどこにやった!」
《【千の妖精】ならそこにいるぜ》
触手の指す先には、自分と同じようにレフィーヤが捕まっていた。
「私たちをどうするつもりだ!」
《お前たちには、俺の奴隷となってもらう》
「なっ!なるわけないだろ!早くこの鎖を外せ!」
フィルヴィスは、猛反発する。
《そうか、なら強制的に奴隷になってもらうしかない。今から、【千の妖精】を犯す》
「ふざけるな!レフィーヤに手を出すな!」
《なら、お前が俺に犯されろ》
「それは…」
フィルヴィスはエルフであり、人に決して肌を見せず、触らせずを貫いてきた。戦闘服も清潔な白を基調とし、肌の露出は一切ない。そんな、フィルヴィスにとって、モンスターに犯されることは死と同義である。
《そうか。やはり、【千の妖精】を犯すか》
食人花の触手がレフィーヤに伸ばされる。
「待て!私が代わりになる!その代わり、条件がある」
《なんだ?》
「私が、1時間貴様にイかなかったら、レフィーヤと私を解放しろ。1時間の間、レフィーヤにも手出しする
な。」
《うーん。まあ、いいよ。だけど、もしイったら【千の妖精】と共に奴隷になってもらう》
「ああ、それでいい」
1時間の地獄が始まった。
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