PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves 作:ボルメテウスさん
俺の名前は、瓜生龍臣。
「・・・こんな事を言うのは、悪いんですけど、早く帰ってくれますか、大嶽さん」
「そんな冷たい事を言わないでくれよぉ」
店での常連の1人である大嶽さんに対して、失礼な事を言ってしまっているただの高校生だ。
「瓜生君、さすがにそれは」
「では、戸狩さん、反対に聞きますが、周囲の反応を見てください」
それと共に戸狩は、周囲の反応を見る。
大嶽さんの入れ墨や顔を見て、かなり離れている人がかなりいる。
そうして、戸狩さんは、ゆっくりと息を吸いながら。
「大嶽の頭、これはしゃあないですねぇ」
「納得するな」
「まぁ、いつもの漫才はこれぐらいで良いですね」
「俺はかなり傷ついてるけどな」
そうしながらも、大嶽さんは、店の特性栗どら焼きをを食べている。
その表情は穏やかであり、それと共に珈琲を飲みながら、のんびりとしていた。
「それにしても、ここの珈琲は本当に不思議や。栗どら焼きと珈琲が合うなぁ」
「あぁ、本当に、このみたらし小餅もなぁ」
そのまま、2人は笑みを浮かべていた。
「まぁ、今日は俺からの奢りです。
この前、馬淵さんに助けて貰ったので」
「気にしなくても良い、天王寺組として当たり前の事をしただけだからな」
「それに君達が死んだら、こんな良い店が無くなるなんて、考えたくないからなぁ」
そう2人は、穏やかに答える。
「にしても、その1件で思い出したけど、結構話題になっているな、怪盗団」
「瓜生君は、何か聞いていたりしていないか?」
「怪盗団ですかぁ」
そう、僅かな鋭さが、2人から感じる。
まだ、疑い程度かもしれないが、もしかしたら、疑われている可能性がある。
だからこそ、俺は冷静に。
「まぁ、学校の噂だったり、カレンの父親が逮捕されたぐらいで」
すると、戸狩さんは何か鋭くなった。
「・・・瓜生君」
「はっはい、なんでしょうか」
「浮気をしたらあかんで。千束ちゃんを泣かしたら、承知しないからな」
「なんで、そうなる」
「親馬鹿みたいになっているぞ、戸狩。まぁ分からんでもないけど」
何か別の理由で殺されそうになった。
「まぁ、その怪盗団。最近、面倒な奴らでねぇ」
「面倒ですか?」
「あぁ、俺らのシマで荒らしている奴らがいてねぇ、そいつらが怪盗団と名乗っていたんだ」
「えぇ!?」
それには、さすがに俺は驚きを隠せなかった。
そんな活動はしていない。
「奴らは、どんな事をするか分からないからな。
瓜生君も、気をつけてな」
そう大嶽さんが俺に忠告するように言う。
それにしても、怪盗団を名乗る奴が現れるとはな。
「さて、とりあえず探さないとな」