※この作品はR-18です。

PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves   作:ボルメテウスさん

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That person is a man who has a grudge against the robbers.

「そういう経緯があってな、大嶽さんからの情報で怪盗団の名を偽って、強盗を行っている奴らがいるらしい」

 

「怪盗団の名を偽ってと言うけど、私達がそれを言うの?」

 

「まぁ、確かに」

 

 実際に、俺達自身も、東京にいる怪盗団の名を使って、活動している。

 

 そんな事を、俺達が言える訳ではない。

 

「東京にいる怪盗団がどういう目的は分からないけど、それでもこれを放っておく訳にはいかないよね!」

 

 そう、カレンが宣言するように言う。

 

 それに、反対する人は、この場にはいないだろう。

 

 ならば、俺達がやる事は決まりだ。

 

「それじゃ、その強盗を探す為に今日から探し始めようか!」

 

「まぁ、見つけても、情報だけを探るようにな」

 

 現実の世界の俺達では、どこまで戦えるのかどうか分からない。

 

 何よりも強盗を行っている以上、そういう荒事に慣れている可能性は高い。

 

 だからこそ、決して油断してはいけない。

 

「うん、分かっている! とにかく、強盗団を探そうか!」

 

 その言葉と共に、放課後、俺達は強盗団の事に関してを調べ始める。

 

 大阪で怪しい場所と共に、おそらくは強盗団が目撃されていた周辺の場所。

 

 それらを徹底的に調べ上げていく為に行動する。

 

 そして同時に、俺はスマホを使って、他の仲間達にメールを送る。

 

 今、自分が行っている事を簡単に説明しながら。

 

 それから数時間後、調べていた場所は殆ど全て回ったと思う。

 

 けれど、結果は空振りだった。

 

 強盗が行われていると思えるような現場すら見つからなかったのだ。

 

 やはり、現実でそういった事は出来ないという事だろうか? いや、でも、まだ諦めるのは早い筈だ。

 

 もしかしたら、何かしらの証拠が残っているかもしれない。

 

 ……そう思いながら、更に探してみる事にした瞬間、ふとある光景を見つける。

 

 それは路地裏の中を誰かが走り抜けて行った所であり、その手にはナイフを持っていた。

 

 一瞬の出来事だったので、すぐに見えなくなったのだが……。

 

「今のは……強盗団なのか?」

 

 まさかの光景を見て、思わずそう呟く。

 

 その次の瞬間だった。

 

 何かが直感した。

 

 俺は、後ろに飛ぶ。

 

 それと共に目の前にいたのは、ナイフを手に持った男性。

 

 少しの間だが見えた顔を見ると、かなりの高齢の男性に見える。

 

 だが、見た目だけで判断するのは危険だと思い、警戒を続ける。

 

 ただ、それよりも気になる事がある。

 

(何故……あの男が俺を殺そうと思ったのか?)

 

 明らかに俺を殺す気満々だったように見えたのだ。

 

 その視線は明らかに殺意を向けられているものだと分かる。

 

 けれど、どうして殺されなければならないのか理由が分からなかった。

 

 少なくとも俺自身は男に対して何もしていない。

 

「いきなり、襲ってくるとは、どういう意味だ」

 

「別に、ただ小遣いには困っていたからな。お前を殺せば金が入ると思っただけだ」

 

 男は当たり前のように答える。

 

 その理由を聞いて納得できるかどうかは別として、とりあえず分かった事がある。

 

 この男は完全に狂っているということに。

 

(この状況、どうするべきか)

 

 相手は恐らく素人じゃないだろう。

 

 もし戦いになったとしたら、かなり危ない状況に陥る事になる。

 

 そもそも、こういう状態になってから戦うというのはあまり慣れていない。

 

 どうすれべきか。

 

 そう考えていた時だった。

 

 俺の後ろから何かがすれ違った。

 

 俺と男は互いに意識に向けていた。

 

 だからこそ、男は。

 

「へっ」

 

 その人物の拳に対応する事が出来なかった。

 

 腹部に強烈な一撃を食らい、そのまま倒れる。

 

「お前が、強盗団か、お前が!」

 

 そのまま、馬乗りになりながら、男に向けて、人物を殴り続ける。

 

 怒りに満ちた表情を浮かべているその人物は、男の顔面に向かって何度も殴る。

 

「おい、そこまでにしておけ」

 

 男は既に生気はなく、それでもまるで恨みを晴らすかのように殴ろうとする人物を止める。

 

 さすがにこれ以上はもう死んでしまうのではないかと思ってしまった。

 

「邪魔をするなぁ!」

 

「殺すな、お前は一体何を!」

 

「こいつらが、強盗団がっ、俺の家族をっ」

 

「だったら、俺達に協力しろ」

 

 その言葉に、その人物は止まる。

 

「なに?」

 

「とにかく、来い」

 

 この人物は何か知っている可能性がある。

 

 俺は、すぐに警察に連絡し、強盗団の1人に引き渡す事にした。

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