PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves 作:ボルメテウスさん
強盗団のパレスと思われる場所。
その場所はとても狭く、まるで蟻の巣のようになっている。
「だからこそ、罠への警戒が本来ならば必要なはずなんだけど」
「うん」
そうしながら、俺は眼前にある光景を目にしながら、それは必要ない事を察する。
本来ならば、地雷やワイヤーなど、進めば進む程に、その罠は激しくなるはずだった。
しかし、カレンのペルソナはバイク。
鋼鉄のバイクは不安定なはずの道でも、問題なく走っており、さらにはワイヤーを引き千切り、地雷が爆発する前に通り過ぎる。
まさしく、突撃隊長としての役割を担っている。
「何よりも、横からの攻撃も気にする必要はないからな」
「お前もまた、こっちをあんまり気にする必要はないぞ!」
同時に、杉元さんが、その後ろから走っている。
こちらに向けて放たれる銃弾を前にしても、まるで怯む様子はない。
自分の身体を盾に、俺達の進む道を作るように。
「そろそろ、奴らが集まっている場所だが、準備は」
「あぁ、勿論だ」
そうして、俺達が辿り着いた場所は。
そこは強盗団のボスと、その周辺には多くの団員を思わせるシャドウが集まっている。
「ぐっ、貴様らっ」
「悪いが、こっちも時間がないからな、さっさと終わらせるぞ」
その言葉と共に、前に狛治さんは前に出る。
拳をゆっくりと構え、その表情は冷静であった。
だが、その言葉に対して、強盗団のボスは笑みを浮かべる。
「時間がないだと、まさか勝てると思っているのか」
「あぁ、勝てるだろ、だが時間がない」
「巫山戯ているのか」
「巫山戯ていないさ、なんでだって、今は、冷静に保つ為の時間が少ないからな。
お前からオタカラを奪うのに、時間がかかったら、勢い良く殺しそうだからな」
そう、殺気を籠めた視線を、強盗団のボスに向けて狛治さんは放つ。
その視線だけで、強盗団のボスは僅かな悲鳴と共に、後ろへと下がる。
「そういう事だ、行くぞ」
同時に俺もまたゆっくりと構える。
「燃やすぜ、スルト!」「あぁ、コマイヌ!」
その叫びと共に、現れたのは黒い巨人。
その手には炎の剣を持っており、ゆっくりと構える。
同時に、狛治さんのコマイヌと同時に構える。
「なっなぁ!」
「ヒートウェイブ!」「ヒートウェイブ!」
構えると共に、叫んだ技。
それらは真っ直ぐと強盗団のボスを中心に、全てのシャドウ達に一気に吹き飛ばした。
その威力には、発動させた俺達も驚きを隠せなかった。
「これは一体」「ペルソナ同士の共鳴なのか、ワイルドが結ぶ力があるとは思ったが、ここまでとは」
その現象について、ピーちゃんはすぐに仮説として、一つの答えを出した。
俺自身、未だにワイルドの能力は分からない。
そうしていると共に狛治さんは強盗団のボスに近く。
「ひっひぃ」
「お前のオタカラを寄こせ」
そう、真っ直ぐと向けた殺気。
それに対して、強盗団のボスに向ける。
奴は、それに逆らう事が出来ずに、オタカラを渡した。
それと共に、強盗団との戦いは終わりを迎えた。