※この作品はR-18です。

PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves   作:ボルメテウスさん

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Terrified by its power, he runs away

 俺達は、パレスの奥に進む。

 

 進んだ先、そこには既に俺達の侵入を確信していたように、扇がそこにいた。

 

「来たか」

 

「こっちが来る事を知っているようだな」

 

「お前のような奴が騒がしくしていれば、来る事は既に分かりきっている」

 

 そう、扇の奴は、その手に持つ刀を構える。

 

「もうすぐ起こす天王寺組との戦いの前に、お前を始末するとしようか」

 

「なんで、戦争なんて、起こそうとするんだ。それに娘も」

 

「そこにいるのは、誰か知らぬが、簡単な事だ」

 

 それと共に扇の奴は笑みを浮かべる。

 

「力を示す為だ」

 

「何?」

 

 俺はその一言に驚きを隠せなかった。

 

「天王寺組との戦いで、力を示す。そうすれば本家の奴らも、この俺の力の証明となる。まさか出来損ないを始末するのにこんなチャンスがあるとはな」

 

 そう狂気に満ちた笑みを浮かべた。

 

「あぁ、なるほど、これは」

 

「分かっただろ、龍臣」

 

 俺は頷く。

 

 それに合わせるように真希さんもまたカマイタチを構えていた。

 

「こいつをなんとかしないと、大阪もヤバいからな」

 

「あぁ、そうですね」

 

 こいつをなんとかしなければ、この大阪もヤバい。

 

「ふんっ、同時に貴様らを始末する!」

 

 それと同時だった。

 

 扇は刃全体に炎を纏わせて、こちらに向けて、放った。

 

 その炎は周辺に放たれたが。

 

「スザク」

 

 それと共に、俺はペルソナを発動した。

 

 すると、奴の放った炎は、全てスザクによって、吸い取られる。

 

「っ」

 

「ふんっ」

 

 それと共に真希さんは、そのカマイタチで扇に攻撃を加えていく。

 

 扇は、その攻撃を避ける事は出来なかった。

 

 カマイタチによる攻撃は、全て扇の身体に当たる。

 

「がはぁ、これは致命傷にはっ」

 

「する訳ないだろ」

 

「っ」

 

 そうして、扇は後ろに下がる。

 

 真希さんは、そのまま構えた。

 

 

 

「てめぇを痛めつける為に徹底的にやる。だから、覚悟しろよ」

 

「っ」

 

 それと共に、扇の顔は恐怖に歪む。

 

「いやだ、死にたくないぃ」

 

「おい待てや、こらぁ!」

 

 すると、あれまで偉そうにしていた扇は、そのまま逃げ出した。

 

「うわぁ、これは改心で良いのかなぁ」

 

 すぐに扇はそこから消えた。

 

 だけど、真希さんはまるで怒りが収まっていない様子。

 

「そう言えば、さっきから動いているけど、大丈夫なんですか」

 

「……あぁ、そう言えば、そうだった」

 

 するとまるで、糸が切れたように倒れた。

 

「えぇぇ?!」

 

「気合いではここまでか」

 

 そうして、俺はなんとか真希を抱える。

 

 それと同時にパレスの崩壊が始まる。

 

「本当にぃ!」

 

 俺はすぐさま、彼女を抱えて、その場からパレスを脱出する事にした。

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