※この作品はR-18です。

PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves   作:ボルメテウスさん

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To protect your loved ones

俺達は、その日、とある場所に連れてこられた。

その場所は、俺がこれまで訪れた事のないような高級な場所。

 

「いやぁ、こうやって、瓜生君と話が出来るのは結構嬉しいねぇ」

「大嶽さん、これは一体」

 

そうしながら、俺は疑問に思いながらも、この場所に招待した大嶽さんに問いかける。

この場にいるのは、俺と大嶽さんに戸狩さんだけ。

学校の帰り道の時、戸狩さんに誘われて向かった場所で大嶽さんが待っていた。

 

「なに、瓜生君が今、熱心に頑張っている事について、話をしたくてな」

「それって、リコリコの事でしょうか?」

「あぁ、それもとても頑張っているな、家の組でも、話題になっているけど」

 

そう、ほくそ笑むと同時に。

 

「君が行っている怪盗団についてや」

「っ」

 

それを聞いた瞬間、俺は悪寒が走る。

これまで、なんとかやり過ごしたはずだった。

しかし、それは、大嶽さんには既にバレていた。

いや、おそらくは。

 

「何時からなんですか」

「はったりだとは思わないのか?」

「大嶽さんが、そんなはったり言うはずはないでしょ」

「それは、嬉しいな、さすがは瓜生君と言った所やな」

 

大嶽さんは、そう頷くと共に、また話を再開させる。

 

「君達の活動を知ったのは、あの糞政治家の1件からや。あの時、馬渕からの知らせを聞いて、そこから情報を整理して、推理した訳や」

「・・・つまり、俺を消すという事ですか」

 

そう、俺が問いかけると共に、大嶽さんは首を横に振る。

 

「商売を邪魔されたり、シマ荒らしだったらそうだけど、瓜生君の行動はむしろ俺達からしたら、得しかない。むしろ、君のおかげで助かった事が多いぐらいや」

「実際に京都との戦争が起こりそうになった時、君達の活躍のおかげで、助かったんや。感謝しかないぐらいや」

「それだったら、どうして」

「なに、少し君に頼みたい事があるんや」

 

それと共に大嶽さんは。

 

「ちょっと、東京の極道を改心させて欲しいんや、奴らの心を変えて、戦争を起こすきっかけにな」

「っ!?」

 

その言葉に対して、俺は驚きを隠せなかった。

 

「戦争って」

「瓜生君が戸惑う気持ちもよく分かる。確かに普通戦争なんてしたくないのもな。

けど、これは必要な行為なんだ」

 

大嶽さんの、その表情はどこか暗かった。

 

「東京の奴らは大阪を下に見ている。いずれ、この大阪も侵略しに来る」

「そんな事は」

「過去にも、その戦争があった。それは事実であり、嘘じゃない。おそらくは杉元の奴が知っているはずだ」

 

その言葉の大嶽さんの言葉には嘘はなかった。

 

「瓜生君、君が怖がる気持ちも分かる。けどな、このまま戦争が起きれば、千束ちゃんもまた危ないかもしれない」

「っ」

 

それには、俺は、一瞬だけ思い浮かんだ。

 

「それは」

「そして、奴らにとって、それを引きつける要因はある。それは君自身がよく分かっているはずや」

「・・・」

 

それに、俺は否定出来なかった。

 

「俺は、あんな奴の息子のつもりはありません」

「あぁ、血筋は確かに奴の息子かもしれないが、あんな奴が君の父親なんて、思わない。だけど東京の極道はどう考える」

 

それと共に言い続ける。

 

「奴らからしたら、瓜生君、君の、獅童正義の隠し子というのは、奴らにとっては、それぐらいの価値はあるんや」

 

同時に、俺に突きつけられた事実は、俺の心に突き刺さる。

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