※この作品はR-18です。

PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves   作:ボルメテウスさん

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The target is Tokyo

その日、俺達は大嶽さんの葬式に参加した。

あの時、パレスの中にいた大嶽さんが死んだ。

そして、現実での大嶽さんは、壮絶な死に方らしい。

 

「…俺は、頭を守る事が出来なかった」

 

それと同時に、戸狩さんの落ち込み方はかなり印象が強かった。

 

「戸狩の兄貴」

 

その様子を見て、周囲の人々はどう声をかけたら良いのか分からなかった。

しかし、俺は、既に頬を叩いた。

 

「やりたい事、最優先」

「龍臣」

 

俺の言葉を聞いて、千束はどこか悲しそうだった。

しかし、俺は。

 

「別に復讐するつもりはない。だけど、俺はこのまま何もせずにいるのは嫌なだけだ」

「嫌だと言って、お前に何が出来る」

 

そう、戸狩さんはこちらに目を向ける。

 

「確かに龍臣君。君には心を改心する力があるかもしれない。けどな、その相手は知っているはずだ」

「戸狩の兄貴、どう言う事なんですか?」

 

それと同時に、渋谷さんも話に入ってくる。

 

「大嶽の頭を殺したヒットマンは、おそらくは獅童正義だ。何も対策もせずに東京に行くのは自殺と同じや」

「分かっています」

「だとしたら、今は何か手を考えなければならない、だが」

「大阪と東京の仲はかなり悪い。そんな中で協力者なんて」

 

その言葉に、その場にいた大半が同じだろう。

だが。

 

「もしかしたら、東京での協力者が出来るかもしれない」

「何?」

 

それを提案したのは、城戸さんだった。

 

「それはどういう事や?」

「俺が一度、東京の侵略に失敗したのは知っているだろ。その時に知り合った一条とは、何度か酒を飲むようになったんや」

「一条?」

 

聞いた事のない名前だ。

 

「あの一条か」

「えっと、誰?」

「東京で有名な極道だ」

「「俳句の一条」の異名を持つ京極組の最高戦力であり、「死の五七五」と共に現れる。最近では、京羅戦争にて敵組織 半グレ組織 羅威刃の大将城ヶ崎賢志のタマを取った事で有名だな」

「まぁ、確かに一条が味方になれば、動きやすいが、信用できるのか?獅童が」

「分からないが、何もないよりはマシだろ、どうする」

 

その答えは既に決まっている。

 

「勿論、行きます。けど、協力して貰う候補は他にもいます」

「他にって、一体」

「東京にいる怪盗団」

「そんなの、簡単に見つけられるのか?」

 

そう、尋ねてくる。

だけど。

 

「これから戦う相手が、簡単じゃないぐらいは分かっていた。だからと言って諦めない。なんだって、それが」

「やりたい事やったな」

 

そう、戸狩さんも頷く。

 

「俺もそうだな。俺が今、やりたい事は、大嶽の頭の命令を遂行する事だからな」

 

それと共に戸狩さんもまた、目に炎が灯る。

 

「目指すは東京、標的は」

「獅童正義!」

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