PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves 作:ボルメテウスさん
「ここが、東京かぁ」
俺達は、獅童に関する事を調べる為に、東京へと来ていた。
「ここは黒焉街と言ってな、かなり治安の悪い街だから注意はするんやで」
「そういう城戸さんはなんというか慣れていますね」
この東京に来る際に、あまり警戒心を持たれないようにと、まず始めに来たのは俺と千束と城戸さんと浅倉さんの4人だ。
「まぁ、俺達がいれば、一応は安心だけど、向こうもこっちを警戒しているはずだからな」
「何よりも、獅童は政治家だ。どこかの組織をバックにしている可能性は十分あるからな」
そう、2人の話を聞きながら、俺達は、その目的の人物を見つける為に向かった。
「それにしても、すぐに見つかるんでしょうか?」
「さぁな、京極組は、様々な組織と敵対しているからな。もしかしたら戦闘を行っている可能性はあるからな」
そう、言っている時だった。
聞こえて来たのは発砲音。
何が起きているのか、分からず、戸惑いを隠せなかった。
「今のは」
「これは、なるほど、さっそく騒ぎのようだな。浅倉、2人の護衛を頼むわ」
「了解しました、城戸の兄貴は」
すると、城戸さんは不敵な笑みを浮かべる。
「なに、もしかしたら借りを作れると思ってな」
それと同時に城戸さんはそのまま騒ぎがあった場所と向かう。
俺達は、その状況で何が起きているのか分からなかった。
だが、これは後になって、城戸さんから聞いた話となる。
城戸さんが向かった先。
そこには目的である一条さんはいた。
だが、その城戸さんを狙っているのは、3人の人間。
普通の半グレならば、一条さんの敵ではない。
だが、その時、戦っていた相手は、戒炎と呼ばれる組織。
その幹部が3人が襲撃していた。
「おい、ガキ、逃げれると思ってんのか、そこに寝転がっとけ」
そう、戒炎の幹部の1人である上堂は、京極組の新人へと狙いをつけていた。
「世の中、そんなに甘くねぇ!」
「いやぁ、その意見には大賛成やなぁ」
だが、その時。
気配を消していた城戸さんが既に背後を取っていた。
「あぁ、てめぇは」
「いやぁ、幸せやわぁ、こうして会いたかった一条君に会えて、しかも借りを作れるなんてなぁ」
背後を取っていた城戸さんは、そのまま上堂の頭をそのまま捻った。
「がはぁ?!」
突然の不意打ち。
首をいきなり折られた事によって、上堂は、そのまま即死となる。
「お前は」
「まさかっ城戸丈一郎!なぜ天王寺組が」
上堂がやられた事もあってか、残る幹部の2人は、その場から離れ、体勢を取る。
そのまま城戸は、すぐに一条の横に立つ。
「よぉ、一条、久し振りやなぁ」
「城戸、お前、なんでここにいるんだ?」
「いやぁ、実は一条君に頼み事があってきたんだ。あぁ、一応言うけど侵略という訳じゃないんだ」
「いや、お前と始めに会った時は思いっきり侵略目的だっただろ」
そう、鉄火場での再会という事もあってか、一条さんは警戒をする。
「まぁ、話は後で聞いてくれや。けど、今はそれよりもあいつらを始末するのが最優先だろ」
「あぁ、そうだな」
それと共に一条さんは再び構える。
「いやぁ、俺は幸せやなぁ、まさか一条君と一緒に肩を並べて、戦えるとはなぁ」
「俺としても、不思議な気分だぜ」
そうして、城戸さんと一条さんの2人は、眼前にいる戒炎の幹部と戦う事になる。
今回の話は、完全にヒューマンバグ大学の話となります。
ちゃんと、ペルソナ5の要素も出てきますので、お楽しみに。