※この作品はR-18です。

PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves   作:ボルメテウスさん

62 / 70
もうすぐ最終回を迎えそうになる本作。
という事で、現在、次回作に関する募集を行っています。
興味がある方は、ぜひ。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=314108&uid=45956


To sink the ship of fate

東と西。

二つの怪盗団が合流した。

俺達が向かう場所は既に決まっており、そのパレスへと潜入する。

俺のスマホのニュースでは、怪盗団のリーダーが死んだ事で話題になっている。

だからこそ、この時点でも最大のチャンスと言える。

 

「それにしても、なんというか、俺達とは色々な意味で違うメンバーだなぁ」

「なんというか、大人も結構多いのね」

 

そう、俺達の方の怪盗団の面々を見ながら、向こうの怪盗団の面々が、その感想を呟く。

 

「俺達としては、まさか全員が高校生だったていう方が驚きだったけどな」

「それでも、これまで多くの戦いを乗り越えたんだ。何よりも、驚いたのはメメントスという存在だな」

「そっちには、なかったのか、メメントスは?」

「まぁな、というよりも入り口がどこだか分からないだけで、もしかしたらあるかもしれないけど」

「はいはい、それよりも、今はあいつの、獅童のパレス攻略が先決だろ」

 

そうして、俺達はそのパレスに潜入した。

パレスへと入る。

 

「これは、あまり変わっていない?」

 

獅童のパレスがあった場所。

そこは国会議事堂だった。

だが。

 

「・・・なんだよ、これは」

 

誰かが呟いただろう。

そう言っても可笑しくないような光景。

俺達が乗っているのは、沈没した日本を遊泳する国会議事堂の姿をした巨大豪華客船。

 

「日本を沈めても自分だけは生き残る」と言う、彼の人間離れしたレベルの利己心が形になったもの・

多数のパレスやオタカラに触れ人間の強欲を目にしてきた俺達だが。

 

「これほど欲望の強い人間が存在するのか…」

 

そう、嫌悪を通り越して呆れに近い感情を抱いていただろうモルガナの言葉に対して、全員が同じだろう。

 

「それで、どうするんだ?表と裏に別れて、調べるんだ?」

「ふむ、それだったら」

 

そうしながら、俺達は船の端へと進む。

そこにローブで結び。

 

「こっちから侵入してみるわ」

「えぇ、それは」

「・・・いや、案外悪くないかもしれないな」

「えっ?」

 

すると、俺の案に対してモルガナは賛同していた。

 

「そうね、これまでは戦力を極力減らさないように、行動していたけど、この状況だったら、別れて調べる事は出来るね」

「俺達は船の外側から侵入出来るかルートを見つける。そこから侵入して、情報を探る」

「反対に俺達は、正面から侵入して、内側から探っていく」

 

そうして、これまでの俺達では出来なかった作戦を行う事にした。

これまでの悪党とは、あまりにもレベルが違う。

もしかしたら、死ぬかもしれない。

そう、考えられる程にヤバい奴だと、改めて俺の因縁は恐ろしい。

 

「だからこそ、ここで蹴りをつける。俺に纏わり付いている全てをな」

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