PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves 作:ボルメテウスさん
「ペルソナが進化したか」
俺のペルソナが大きく変わった事に対して、明智は驚きはした。
だが、それでも余裕な表情は変わらなかった。
奴の背後にいるペルソナであるロキは、その手にある剣を持ち、俺達に襲い掛かる。
「行こうか、ジョーカー」「あぁ」
それに対して、俺はジョーカーに掛け声をかけると同時に。
「イブキドウジ!」「アルセーヌ!」
各々のペルソナの名を叫ぶと共に、襲い掛かるロキに対抗するように接近する。
イブキドウジのその手には、巨大な刀を持っており、迫るロキの剣を正面から受け止める。
イブキドウジの刀とロキの剣がぶつかり合う。
それによって、起きる火花を散らしながらも、互いに力比べをするかのように押し合う。
その間に、アルセーヌがロキに対して接近する。
「ブフ!」
アルセーヌの放った闇の塊であり、ロキはそれを飛んで避ける。
しかし、それは囮だ。
ロキが飛ぶ事で、その隙を狙ったように、イブキドウジが、ロキへの斬撃が直撃した。
「ぐっ!?」
そのまま、追撃するように、ロキに対してアルセーヌの闇の塊を連発する。
それにより、ロキは回避しきれず、ダメージを負う。
そのダメージを負いながらも、ロキは剣でアルセーヌに斬りつける。
「ハァ!」
それを、アルセーヌはマントを翻す事で防ぎ、そのまま反撃に移ろうとするが、その前にロキがバックステップで後ろに下がる。
そして、ロキは距離を取ったまま、剣を構える。
それに対して、俺達もそれぞれのペルソナで攻撃を加えようとする。
その瞬間、ロキが動く。
ロキの身体から、黒い光が発せられる。
それに警戒した俺達は、防御の姿勢を取る。
「「ぐっ!」」
ペルソナを通して、ロキの威力はかなり高い。それにより、俺達は少しだけ飛ばされた。
しかし、そんな攻撃にも、俺達は耐え抜く。
そんな中で、俺はロキの攻撃を耐え抜きながらも。
「負けられないからなぁ!」「あぁ!」
それと共にイブキドウジは構える。
同時に、その刀に、アルセーヌの闇が纏う。
「なに?」
少し前、俺とジョーカーは、同じワイルドである事を教えられた。
その中で、ペルソナを合体する事も聞いた。
だからこそ、今は、一時的にだが、可能かもしれない。
実現出来るかどうかは分からない。
だけど。
「「ショータイムだ」」
俺達の言葉に合わせるように、イブキドウジは刀を振り下ろす。
それは、ロキの黒い光に対抗するように闇の斬撃が放たれる。
その一撃は、ロキの黒い光を相殺した。
それを見たロキは驚きながらも、再び黒い光を放つ。
だが、そんな攻撃など、今の俺達に通用しない。
イブキドウジとアルセーヌは、黒い光を防ぐと同時に、そのままロキに接近した。
その瞬間、ロキの放つ黒い光と、イブキドウジとアルセーヌ。
二つの攻撃は、やがて。
「「はああぁぁぁぁ!!」」
そのまま、俺達は、ロキを斬り裂く。
それは、ペルソナであるロキを真っ二つに斬り裂く。
本体である明智もまた、影響を受けた様子だ。
「ぐっ」
そのまま、力無く、倒れる。
それが、戦いの決着だと、理解する。