PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves 作:ボルメテウスさん
俺の名前は瓜生龍臣。
「てめぇのような奴に、俺を殺されてたまるかぁ!!」
「杉元さんっ!」
眼前に立つ杉元さんの気迫に目を見開く高校生だ。
俺達が向かった先のパレス。
そこでは婦警警官を次々と誘拐している。
それを阻止する為に俺と千束はパレスへと入った。
だが、そこでは予想外の出来事、杉元さんが一緒に来ていた。
「杉元さんっ!」
そこで、俺達を襲おうとしたシャドウを庇うように杉元さんが立った。
その結果、杉元さんは腹部に大きな怪我を負ってしまった。
俺達は、すぐに杉元さんを治療する為に、すぐに安全な場所へと向かった。
そこはパレスの中でも認知が少ない所にて、俺達はそこで休む事にした。
「杉元さんっ大丈夫ですか!!」
そのまま、俺は杉元さんを横にしながら、その様子を確認する。
先程までシャドウに刺された部分を見る。
出血はかなりあり、かなり危険な状態だ。
「すぐにでも脱出をしないとっ」
「がはっ、それよりもっここは一体、どこなんだよっ」
そう杉元さんは言うと腹部の怪我を抑えながら、なんとか立ち上がる。
それと共にゆっくりと俺は語り出す。
「ここはパレス、俺達も詳しい事は分からないけど、簡単に言うと人の心の中だ」
「心の中だと?」
俺の言葉に対して、杉元さんは首を振った。
「そんな話が信じられると思うかって、言いたい所だけど、こんな事が起きたらな」
皮肉な笑みを浮かべながら、杉元さんは言った。
「それで、ここは一体どんな奴の心の中なんだ」
それに対して、俺は。
「ここ最近で、婦警警官を攫っている奴だ。そいつの心の中だ」
その一言を聞くと共に、杉元さんは立ち上がる。
「杉元さんっ」
「こんな所でっお前達を長い間に放っておく訳にはいかないだろっ!」
そう叫びながら、杉元さんは左手で腹を押さえながら、歩き始める。
「あぁ、もぅ杉元さん!」
俺達はすぐに杉元さんを追った。
このパレスの内部は、未だに分からない所が多い。
その最中、杉元さんの動きは異常だった。
「龍臣」
「あぁ」
杉元さんの動きは、俺達のような怪盗ではなかった。
腹部に傷がありながらも、杉元さんの動きは、まるで暗殺者を思わせる動きだった。
そうしている時だった。
「おいおい、まだ死んでいないのかよぉ」
だが、そんな俺達が向かう入り口。
そこには、シャドウがいた。
「てめぇっ!」
シャドウは、俺達を見ると共にゲスな笑みを浮かべ、それに対して杉元さんはシャドウを睨み付ける。
「……あぁ? なんだてめぇら?」
「……怪盗団と言っておこうか」
シャドウはそのまま俺達にも目線を向けたが、こちらの正体を探り当てる前に再び動き出した。
「──っ」
だがその時にはもう遅い。
すでに俺達は行動に移っていた。
同時に、俺達はすぐに杉元さんを守るように前に出る。
だけど、そんな杉元さんは、脚が前に出ていた。
「てめぇのようなゲスを相手にしてられるかよ」
杉元さんは、そう叫びながらシャドウに向かっていった。その背中を見つめていた俺だったが、すぐに気持ちを切り替えて、今やるべきことを。
それと同時だった。
シャドウは、その武器を再び杉元さんに向けようとした。
だが、杉元さんの叫びが、彼の身体に変化させる。
それは、まるで明治時代の兵士を思わせる格好。
そして、叫んだ。
「ベンケイ!!」
それと共に、現れたのは杉元さんのペルソナが、シャドウを殴り飛ばした瞬間だった。