※この作品はR-18です。

PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves   作:ボルメテウスさん

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その男、不屈!

 俺の名前は瓜生龍臣。

 

「てめぇのような奴に、俺を殺されてたまるかぁ!!」

 

「杉元さんっ!」

 

 眼前に立つ杉元さんの気迫に目を見開く高校生だ。

 

 俺達が向かった先のパレス。

 

 そこでは婦警警官を次々と誘拐している。

 

 それを阻止する為に俺と千束はパレスへと入った。

 

 だが、そこでは予想外の出来事、杉元さんが一緒に来ていた。

 

「杉元さんっ!」

 

 そこで、俺達を襲おうとしたシャドウを庇うように杉元さんが立った。

 

 その結果、杉元さんは腹部に大きな怪我を負ってしまった。

 

 俺達は、すぐに杉元さんを治療する為に、すぐに安全な場所へと向かった。

 

 そこはパレスの中でも認知が少ない所にて、俺達はそこで休む事にした。

 

「杉元さんっ大丈夫ですか!!」

 

 そのまま、俺は杉元さんを横にしながら、その様子を確認する。

 

 先程までシャドウに刺された部分を見る。

 

 出血はかなりあり、かなり危険な状態だ。

 

「すぐにでも脱出をしないとっ」

 

「がはっ、それよりもっここは一体、どこなんだよっ」

 

 そう杉元さんは言うと腹部の怪我を抑えながら、なんとか立ち上がる。

 

 それと共にゆっくりと俺は語り出す。

 

「ここはパレス、俺達も詳しい事は分からないけど、簡単に言うと人の心の中だ」

 

「心の中だと?」

 

 俺の言葉に対して、杉元さんは首を振った。

 

「そんな話が信じられると思うかって、言いたい所だけど、こんな事が起きたらな」

 

 皮肉な笑みを浮かべながら、杉元さんは言った。

 

「それで、ここは一体どんな奴の心の中なんだ」

 

 それに対して、俺は。

 

「ここ最近で、婦警警官を攫っている奴だ。そいつの心の中だ」

 

 その一言を聞くと共に、杉元さんは立ち上がる。

 

「杉元さんっ」

 

「こんな所でっお前達を長い間に放っておく訳にはいかないだろっ!」

 

 そう叫びながら、杉元さんは左手で腹を押さえながら、歩き始める。

 

「あぁ、もぅ杉元さん!」

 

 俺達はすぐに杉元さんを追った。

 

 このパレスの内部は、未だに分からない所が多い。

 

 その最中、杉元さんの動きは異常だった。

 

「龍臣」

 

「あぁ」

 

 杉元さんの動きは、俺達のような怪盗ではなかった。

 

 腹部に傷がありながらも、杉元さんの動きは、まるで暗殺者を思わせる動きだった。

 

 そうしている時だった。

 

「おいおい、まだ死んでいないのかよぉ」

 

 だが、そんな俺達が向かう入り口。

 

 そこには、シャドウがいた。

 

「てめぇっ!」

 

 シャドウは、俺達を見ると共にゲスな笑みを浮かべ、それに対して杉元さんはシャドウを睨み付ける。

 

「……あぁ? なんだてめぇら?」

 

「……怪盗団と言っておこうか」

 

 シャドウはそのまま俺達にも目線を向けたが、こちらの正体を探り当てる前に再び動き出した。

 

「──っ」

 

 だがその時にはもう遅い。

 

 すでに俺達は行動に移っていた。

 

 同時に、俺達はすぐに杉元さんを守るように前に出る。

 

 だけど、そんな杉元さんは、脚が前に出ていた。

 

「てめぇのようなゲスを相手にしてられるかよ」

 

 杉元さんは、そう叫びながらシャドウに向かっていった。その背中を見つめていた俺だったが、すぐに気持ちを切り替えて、今やるべきことを。

 

 それと同時だった。

 

 シャドウは、その武器を再び杉元さんに向けようとした。

 

 だが、杉元さんの叫びが、彼の身体に変化させる。

 

 それは、まるで明治時代の兵士を思わせる格好。

 

 そして、叫んだ。

 

「ベンケイ!!」

 

 それと共に、現れたのは杉元さんのペルソナが、シャドウを殴り飛ばした瞬間だった。

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