※この作品はR-18です。

PERSONA5 Osaka's Phantom Thieves   作:ボルメテウスさん

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Stop the runaway man

 俺の名前は瓜生龍臣。

 

「嘘だろっ」「うわぁ、大きすぎるでしょ!?」

 

 眼前にいる杉元さんのペルソナの大きさに驚きを隠せない高校生だ。

 

 このパレスに入った際、誤って杉元さんを一緒に連れてきてしまった。

 

 だが、その杉元さんは腹部に大きな傷を負っている。

 

 しかし、そんな杉元さんが突然ペルソナ能力に覚醒した。

 

「なんだ、あのペルソナは」

 

 その大きさは、俺達が召喚するペルソナよりも遙かに巨大だ。

 

 人1人を簡単に掴み投げる事が出来る程の大きさだ。

 

「なっなんだよぉ!」

 

「俺はぁ、不死身だぁぁ!!」

 

「ぎゃあぁあっぁあ!!」

 

 そのまま、シャドウを掴んだ杉元さんは、思いっきり投げた。

 

 その先には処刑所に大きな穴が開いた。

 

「あれはっ」

 

「オタカラ! まさか、こんな方法で!」

 

「馬鹿力過ぎるだろ、けど」

 

 既にオタカラが分かった以上は、ここには用はない。

 

 そう考えるが、杉元さんは。

 

「ガアアァァ!!」

 

「うわぁ、杉元さん!!」

 

 そのまま杉元さんは暴走しながら、シャドウの方へと向かって行く。

 

 この怪我のまま処刑所へと向かおうとしていた。

 

 それはおそらくシャドウを殺そうとしている。

 

「これは不味い! 千束!」

 

「そうだねっ、これはやばいっ!」

 

 俺と千束はすぐに杉元さんを止める為に動いた。

 

 処刑所へと真っ直ぐと向かおうとしている杉元さんを左右から俺達は挟み込むように動き、なんとか足止めしようと試みていた。

 

 だが、やはりと言うべきか……。

 

 いくら足を止めようと声をかけようとしても、その歩みが止まることはなかった。

 

「こうなったら、ナマハゲ!」

 

 それと共に、ナマハゲを出す。

 

 そのまま、ナマハゲの持ち手で気絶させる為に殴りかかる。

 

「あがぁ!?」

 

 それによって、杉元さんは、そのまま地面に倒れる。

 

 同時にそのペルソナも消えた。

 

「とにかく、安全な所まで移動させるか!」

 

「あぁ」

 

 俺達は瓜生を担ぐように持ち上げると、その場から駆け出した。

 

 背後では激しい爆発音が聞こえてくる。

 

 おそらくはシャドウが俺達を追いかけようとしてくるだろう。

 

 だけど、なんとか俺はパレスから無事に脱出する。

 

「とりあえず、医者の所、しのぶさんの所へ急ごうか!」

 

「そうだね!」

 

「そうですね」

 

 俺たちは走り出す。

 

 この先にいるはずの医者を目指して。

 

「しのぶさん!」

 

 俺達はすぐにドアを開く。

 

 ドアを開いた先では。

 

「あら、龍臣君に千束ちゃん、どうかしましたか?」

 

 そう、俺達を出迎えてくれたのは笑顔で出迎えてくれた医者。

 

 蝶を思わせる髪飾りをしている白衣を身に纏っている。

 

 その人物の名は胡蝶しのぶさんだ。

 

「いや、その実は」

 

「状況は分かりませんが、とりあえずこっちに」

 

 俺達は、しのぶ先生の指示に従って、病室へと向かった。

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