※この作品はR-18です。

手持ちのメスポケモンとHしながら旅をする   作:青い灰

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1話 経緯と性癖とお察しと

 

 

 

ポケットモンスター。縮めて、ポケモン。

この世界の各地に多く存在する不思議な生き物。

 

 

身近なポケモンへの認識は、実に人それぞれだ。

 

人間と同じ家族として接する者。

ペットとして、だが確かに家族として見る者。

ごく稀に、道具としか思っていない者。

 

最も多いのは、家族として見ている者だ。

どの家庭にもポケモンはいるのだ。野良が住み着いた例が最も多い、といわれている。

ポケモンを育て戦わせるトレーナーも特にその考えを持つ者が多いだろう。事実、トレーナーズスクールもそういう風に教えている。

 

 

 

 

だが、しかし。

 

今年で14歳の俺は、その認識に悩まされていた。

 

 

 

 

 

 

 

「………はぁ」

 

 

スクールの帰り。

溜め息は白く染まり、ゆっくりと空中に溶けていく。生暖かいそれが頬に当たって、その抱える悩みと同じ気持ち悪さが、いやに不快に思えた。

町並みは穏やかで、人通りは夕方のせいで全くない。スクールがある賑やかな町からは少し離れているのもあって、ここは静かな町だった。

 

まるで夕焼けだけが、俺を見ているようで。

ふと、寂しくなった。

 

腰のベルト、モンスターボールが三つだけ収納できるホルダー付きスクール支給用のそれへと目をやる。

そこにあるのは、空っぽのホルダーが二つと、一つのモンスターボール。そのボールを手に取り、軽く上に投げ、胸の前に腕を広げる。

 

 

「おいで、クロ」

 

 

すると、ぽふん、と腕の中に黒い塊が落ちてくる。

黒い塊はぴん、と尖った耳を立てると、顔を上げた。炎にも似た頭の赤い房毛、そして、青く大きな双眸が俺を映し、クロ────わるぎつねポケモン、ゾロアはその眼を細め、腕の中で軽く身をよじらせた。

 

 

「きゅん」

 

「……はは」

 

 

ゾロアこと、クロは小さく鳴くと、俺の胸にその頬をすりすりと擦り付けてくる。それに満たされた感じがして、そんな自分に笑ってしまう。そして……

この仄暗い感情に、微かな吐き気を催して。

 

 

「一緒に帰ろ──────」

 

「きゅおぉん」

 

「……うん。少し寄り道しようか」

 

「きゅん」

 

 

言葉を遮る、クロの短い、少し高めの声。

それは普段は出さない鳴き声、一種の合図だ。

その意図は俺にも伝わり、俺はほんの少し強くクロを抱えて、早足に歩き出した。

 

そして町のはずれ、家から少し離れた場所。

小さな寂れた公園にある、公衆トイレへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロと出会ったのは、小さい頃。

 

確か、7歳の時だった。

スクールの近くにある森に遊びに行って迷子になり、その時にアーボックに襲われていたのを助けたのだ。まぁ、俺も怖かったといえば怖かったが、それよりも傷付き、今にも死んでしまいそうなゾロアが俺を見て助けを求めるような眼をしたものだから、つい。

 

結局、そのアーボックに追われても町まで逃げ切り、スクールの先生たちが総出で追い返そうとしたのだがそのアーボックは恐ろしく強く、そのとき不在だったジムリーダーが慌てて戻ってきて応戦して、どうにか追い返すことが出来た。勿論しこたま怒られた。

 

しかし、アーボックとその進化前のアーボはあの森に生息していない筈だった。その事件のお陰で今の森は通行禁止になっており、ジムリーダー本人が定期的に見張りまでしているらしい。

 

 

 

 

 

………話を戻す。

 

ゾロアはポケモンセンターで集中治療が行われ何とか身体に障害も残すこともなく一命を取り留めた。

その後には野生に返そうとしたが、そのゾロアは俺の足元から全く離れようとせず、折角だから、という、ジョーイさんと母さんの提案で、俺が捕まえることになったのだった。

 

性別はメスで、その性格はとても臆病で寂しがり。

俺やジョーイさんにはすぐに懐いたのだが、母さんやスクールの友達には怯えたように俺に擦り付き、特にひどいと爪で引っ掻こうとするなど、かなり臆病だ。

 

………この辺り、というかこの地方では珍しいゾロア、そしてその引っ掻きもあり、かなり友達を失った。

しかし幼馴染みの二人はめげずにゾロアに接し続け、それにゾロアも少しだけ心を開き、そのうちの一人に言われ、ゾロアにクロという猫っぽいニックネームが付けられることになったのだった。

 

 

 

 

 

そして、クロを可愛がりながら数年を過ごして。

 

俺は、歪んでしまった。

 

 

 

 

クロのせいと言いたいワケではない。

寧ろこの感情が不味いというのは自分にも分かる。

 

 

 

………簡潔に言うと、だ。

 

俺は、ポケモンを、性的対象として見ている。

 

 

 

誰にも言える筈がない。恥ずかしくて言えない。

正直、勃たないよう堪えるのに必死だ。

普通なら同じ女の子らを意識するのだろうが、俺は、よりによってポケモンに、クロに、欲情している。

 

もう二年も前からだった。

 

 

 

 

そしていつか、遂に堪えられなくなって。

 

クロの性器に、小指を入れた。

 

 

その瞬間にクロはビクンッッ、と激しく震え、そしてこちらを驚いたような眼で見つめてきた。俺もそれに驚いて、指を抜いたのだ。するとクロは「きゅおん」と鳴くと、寂しそうな、少し恐ろしそうな眼で、だが俺にお尻を向けて、尻尾を上げた。

 

それからだった。

クロが俺に、合図を伝えてくるようになったのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぎゅ……♡♡ ぎゅううっ……♡♡♡

 きゅおっ…きゅぅうっ………!!♡♡♡♡」

 

 

少しずつ、少しずつ。

小さなまんこの周りを指で押して、刺激する。

 

公衆トイレの床に、このためだけに敷いた段ボールの上に寝転がり、その上で腹這いになったクロが呻く。

こちらを見つめる青い眼はうるうると涙を浮かべて、へこへこ、へこへこ、とお尻を動かしてどうにか指を挿入れようとする様子はもう可愛くて仕方がない。

 

くにくに、くにくに、ぐっ。

 

 

「ぎゅおっ!!?♡♡♡♡」

 

「ここ、好きだもんね?」

 

「ぎゅおぉっ!?♡♡♡

 ぎゅっ、ぎゅううっっ!!?♡♡♡♡」

 

 

そうやってやや強めにまんこの少し上の方を押すと、クロは狂ったように腰をびくんっっ、びくんっっ、と電気技を食らったかのように激しく震えさせ、そしてかくん、と全身から力が抜けたのか、少し重めの体と頬が胸に乗ってくる。

 

指と腰の辺りが濡れていく。

絶頂。イく。

俗っぽいが、そういう風に言われているらしい。

 

 

「ははっ、うまくイけたね、えらいよ」

 

「きゅ、お……♡♡♡♡」

 

 

片手で耳の裏を撫でながら、濡れた方の手でまんこの周りを撫で回す。ピクッ、ピクッ、と腰を震わせて、ふにゃりとだらしなく蕩けて焦点の合わない青い瞳が細められる。

 

さて、そろそろいいか。

濡れた中指と人差し指を揃え、ずるりとまんこに指を二本纏めて挿入する。

 

 

 

「ぎゅおぉんんッッ!?!?♡♡♡♡♡」

 

 

 

するとクロはまた激しく腰を震わせ、大きく鳴き声をあげてかくん、と俯く。口から舌と涎を垂らし、また力なくもがこうとする前足がびくんびくんと震える。

可愛らしい、愛おしい。

焦点が合わないままでも、その快感から逃れるように口を開けてこちらへ揺れる視線を向けようとするのが男の征服感を刺激して、口端がつり上がる。

 

 

そして、そのまま──────

 

 

 

 

「ほら」

 

 

 

 

じゅぼっ……じゅぼじゅぼじゅぼっ!!

 

「ぎゅおぉおおおぉおッッッ!!!♡♡♡♡♡♡」

 

 

 

 

激しく指の出し入れを繰り返す。

突然の快楽に悲鳴にも似た、だが確かな嬌声。

しかし、あっという間に───────

 

 

「ぎゅッ───────♡♡♡♡♡♡」

 

 

その快楽に耐えきれず、クロはがくん、と俯き、また全身の体重が腹の上にのしかかってくる。

気絶したのだろう。少し、激し過ぎたか。

 

いつもは少しずつ慣らしていくのだが、今日はたまに激しくしてみようとしたが……気絶してしまったか。

……悪いことをした。

いや、そもそもこうしてる時点で悪いが……

 

 

 

「……ごめんな。ゆっくり休んでくれ」

 

 

 

そして、俺はボールにクロを戻す。

腹の上から消え去った重さに少し寂しくなりつつも、俺は起き上がって、役目を終えた段ボールをトイレで片付け始めた。

 

事後の自己嫌悪は、特にひどい。

 

 

 

 

 

 

─────

 

 

 

 

「ただいま」

 

「お帰りー」

 

 

家にあがれば、すぐに返答がくる。

台所で洗い物をしているらしい母さんは、リビングに上がったこちらを見て笑い、そして洗い物に戻る。

 

 

「遅かったけどどうしたの? 濡れてるし」

 

「ちょっとクロと散歩してきた。

 川沿いでヘイガニとバトルしてきてさ」

 

「また? ほんとバトル好きねえ。

 クロは怪我してないの?」

 

「全く。あの辺のヘイガニなら楽勝だよ」

 

 

嘘、ではない。心は痛むが。

事に及ぶ前に川に縄張りを持っているヘイガニたちとバトルをしたのは本当だ。ただ、今日は何か妙に数が少なかったような気がしたが……

あの辺りのヘイガニは縄張り意識が強く、またバトル好きのようで、試合感覚でお互いにバトルが出来る。いい経験にもなるのでクロも強くなってきた。

 

それよりも、だ。

 

 

「母さん、少し話が……」

 

「旅に出たいんでしょ?」

 

「あぁそうなんだ……って、は!?

 なんで知って……!?」

 

「最近そわそわしてるし、

 バトルの頻度も増えてるから。

 それにこの前、倉庫からお父さんの使ってた

 バッグ引っ張り出して来てたじゃないの」

 

「う……」

 

「旅するのはいいけど気を付けなさいよ?

 旅はどんな危険があるか分からないんだから」

 

「いいの!?」

 

「私も旅をしてたしね。気持ちも分かるわ。

 でも出るなら明日にしなさい。

 夜ご飯作っちゃったし」

 

「わ、わかった……」

 

 

俺からすれば一大交渉だと考えていたのだが、しかし母さんからすれば洗い物をしながらでも出来る話か。いや、それなりに俺に選択肢を預けてくれる親だが、まさかここまであっさりとは……

 

 

「それと」

 

「ん?」

 

 

 

 

「ポケモンとするのもほどほどにしなさいよ?

 それには流石の母さんもドン引きだから」

 

 

 

 

 

そして、親という存在の恐ろしさに俺は言葉を失い、数分ほど氷付けにされるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、俺……イカリの旅の話。

 

一流のトレーナーを目指しているのは本音だ。

それ以上に、メスポケモンとするのが目的の旅。

 

 

 

自分で言うのもなんだが、最低の動機だと思う。

 

 

 

 

 

 






イカリ 男 13歳
性的嗜好が素でポケモンのやべーやつ。
バトルは上手いしスクールでは主席だったりする。
それなりに一流トレーナーに憧れはある。
ポケモンの♂♀を完璧に見分ける(残念な)特技持ち。


クロ(ゾロア) メス
命の恩人に完全に開発された可哀想なゾロア。
なお開発はかなり楽しんでいる様子。
戦闘狂のヘイガニを蹴散らすなど割と強い。
技構成
みだれひっかき ふいうち つめとぎ うそなき

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