伝説ポケモンはギラティナが一番えっちだと思う(性癖開示)
なんだあの丸みを帯びた造形は性癖がおかしくなる。
シンオウの伝説ってなんで皆あんなえっちなんだ……?
アルセウスはなんか無理だけど。
長めの戦闘書きたいけどそうしたら強者感が出なくて悩んでいる作者に悲しき現在……
強者の戦闘は一瞬っていうし、ネ……
「……ソルジャーとはいえ、
これでもファミリーの一員なんでな。
それに、俺たちは舐められるわけにはいかない」
ポケセンの外に出ると、先に外で待っていた男が言う。他の二人の姿はない。一対一、ということだろうか。そして男はサングラスを取り、こちらを睨みつけてくる。
「お互い、一対一だ。
負けたらそこで……そうだな、俺は退いてやる。
お前が負けたら、そのイーブイを渡してもらおうか」
「………」
俺は黙って頷く。相手に利はない。
それから分かった、とは絶対に言わない。足元でクロが牙を剥き、腕の中でイーブイが唸り声を上げて男を睨みつける。戦意は十分。アーボックは相変わらず沈黙したままボールに収まっているが……
「フン……」
男は鼻を鳴らし、ボールを取り出す。
ダークボール。らしいデザインのボールだ。暗い場所を好むポケモンがこのボールで捕まえやすいが、さて……
「行け」
えっ。
ダークボールの黒い光と共に、巨大な影が舞い降りる。
たったそれだけで町の石畳が踏み砕かれ、そして強烈な風が俺たちに襲いかかってきた。
「グゥルルルルル………!」
鋼の鎧を身に纏う、まさに怪獣のような姿のそれが、俺らを見下ろして重い金属を擦り合わせるような唸り声をあげる。生物としての本能が、こいつはヤバいと警鐘を鳴らす。
ていうか、ていうか!
「………お、大人げなくね!?」
「言っただろう。
「そうかもしれないけどさぁ!」
やりすぎだろ。
ガキの野球遊びにガチプロ選手ぶつけるようなもんだぞ!
いやマジもんのヤクザだけどさ……こいつら。
面倒な連中に絡まれてしまった。
しかもよりにもよって、はがね、いわタイプ。
アーボックを出したとしても…………いや、いけるか?
なんか………いけそうな気がしてきたな………
アーボックならなんとかしてくれそ
「シュアァアァァァァ………!!」
「うぉお!?」
「「!」」
なんと、アーボックがボールから勝手に飛び出してきた。
しかもなんか凄いやる気だ。それにお相手さんポケモンまでびっくりしてるし。いやびっくりもするわ色々と。
ボスゴドラと並び、そして越えるほどの大きさ。見目だけは適当なものになったな。それこそ怪獣大決戦のそれだが。
「アーボック……!?この、大きさは……!」
「……相性なんざ知らねぇってか。
初めてだけど……一緒に戦ってくれるか?」
「シュルルル……」
高く伸ばした俺の手に、その尾が静かに乗せられる。それを通して『試してやる』そんな意図が伝わってくる。
「ありがとう。
クロ、イーブイ、二匹は見ててくれ」
「きゅん!」「ぶいっ」
「………!!」
「グゥオオオオオン!!!」
アーボックは俺たちを一瞥し、だがすぐに敵へその鋭い目を向ける。ビリッ、と肌の震えるような音のない強烈な威圧が放たれ、それにボスゴドラが応えるように咆哮する。
アーボックは既に臨戦態勢だ。
俺も、そうしなければ。
「……よし」
両手で頬を叩いて、気合いを入れる。
まずは状況把握。
天候、晴れ。時間は夜。薄暗いがポケモンセンターの灯り、また街灯でそれなりに明るい。相手はボスゴドラ、タイプははがね、いわ。どくタイプのアーボックでは相性は悪いが、アイアンテール、ワイドブレイカーでダメージは通せる。
だがタイプ一致でない技で一撃、なんてのはないだろう。
流石のアーボックでも、あの鎧のようなボスゴドラの防御を一撃で抜けるとは思えない。だが、相手の動きは間違いなく鈍重だ。速度と、そして知略で切り抜ける。
「的が大きいが、いつも通りだ。やれ」
「グゥオオオオッ!!」
「!」
いきなりか。
ボスゴドラが、強く足を踏み鳴らす。
瞬間、巨岩が連続で石畳を突き破り、襲いかかってくる。
〝ストーンエッジ〟か!
技の命令すらしない辺りはバトル慣れしている、喩え味方にアーボックがいるとしても、油断は出来ない!
「焦ることはない、動き回って避けろ!」
「シルル……!」
連続でせり上がってくる岩の巨槍を、するりするりと地面を這い回って回避させる。命中精度はそう高くはない、十分に余裕を持って回避できる。それに、蛇の全身は筋肉に覆われ自由自在、回避に負担は多くない。
「……?」
せり上がる岩が、尚も続く。
避け続けるのに問題はないだろう、アーボックも焦るような雰囲気はない、だが岩をすり抜けても、まだ技が止まら……
いや、まさか!?
「アーボック、回避やめ!!
ワイドブレイカーで周りの岩を砕け!!」
「シュアァッ!!」
「……チッ」
アーボックの尾の揺らぎから放たれた強烈な一撃が、連なる岩を纏めて破壊する。それに今微かに、だが確かに聞こえた舌打ち、やはりか!
ボスゴドラは───────!!
「潰せ!!」
「アーボック、上!!そこから離れろ!!」
視線をストーンエッジに誘導されていた!
影が地面に映るより速く、叫ぶように命令する。
間に合うか……いや、十分間に合う!
「グォオオオオオッ!!!」
「──────!!」
ボールから出たときを遥かに越える凄まじい衝撃、荒れ狂う暴風に、足を踏ん張り、両腕で吹き飛ばされないよう耐え、舞い上がる砂煙の中でアーボックを探す。
いた。
避けられたか、良かった……!
「……見切ったか」
「危ねぇところだ、悪どいやり方なこって……!」
「バトルに善悪などあると思うか?」
「さぁ?何はともあれ、嫌いじゃないね!」
何より、これを繰り返してきたのだろう。
いきなりの大技で、取り囲むストーンエッジでの視線誘導。そこから、ボスゴドラの重量を活かす〝ヘビーボンバー〟で叩き潰す。それを命令無しでやれるのも、これも絆だろう。
鈍重な動きをストーンエッジで逃げ場を失くして、それからその重さを活かしたヘビーボンバーでカバーしている。よく考えられた、一つの作戦だ。
ならば、こちらも見せてやる。
あれだけ町を滅茶苦茶にしてるんだ、こっちだって遠慮など必要ないだろう!
「撒き散らせ、ヘドロばくだん!!」
「……シュルルルル!!」
一瞬の躊躇。だがこちらを信じてくれた。
アーボックが腹を大きく膨らませ、周囲へ毒塊を吐き出す。それは次々に破裂していき、毒の紫が周りを染め上げる。
そして周囲に、毒煙が立ち込めていく。
「何を……ッ!
ボスゴドラ、すなあらし!!」
「させるな、へびにらみ!!」
「!!」
「グ、ゥ──────ッ!!?」「何!?」
咆哮、そして舞い上がる砂煙が、砲弾のように放たれた強い眼光に掻き消され、ボスゴドラの動きが中断、硬直する。
砂嵐で毒煙を吹き飛ばそうとしたのだろうが……
これで、フィールドは整った。
立ち込める毒煙。
はがねタイプが毒になることはない。だが、目的はそこではない。視界を遮れさえすればいい。漂う紫が、一切の灯りを許さず、その場の全員の視界を奪い去る。
ただ一匹、視界を奪われようが問題ない、蛇を除いて。
「崩せ、アイアンテール!!!」
「───────!!!」
「グ、ッア──────ッ!!?」
音もなく忍び寄り、その背後から痛烈な尻尾の一撃。
それに、ボスゴドラが姿勢を大きく揺らがせる。
流石の頑丈さ、まだ、倒れないか!
「反撃しろボスゴドラ!!アイアンヘッド!!」
「グ、ゥ……ッ……!!」
「!?……ッ、クソがッ!!」
動きが鈍いボスゴドラ。
毒煙の中に浮かび上がる暴君の影に、相手は悪態を叫ぶ。
蛇の眼は、獲物を捉えて逃がさない。
たとえそれが、暗闇のなかであったとしても。
「打て!!アイアンテール!!」
放たれた毒煙を裂く鋼の一閃が、その巨躯を地に伏せた。
ボスゴドラ
……無骨だけど丸っぽいフォルムがえっちでかっこいい。
好物は鉄骨。いつもの作戦を見破られてしょんぼり。
技構成 すなあらし、ストーンエッジ、
ヘビーボンバー、アイアンヘッド