触手凌辱ファンタジー 作:山鯨
(うーむ、どうなってんの?)
あの瞬間、少女と女性の艶めかしい情事を目撃して、彼女たちの家の周囲に隠れていた無数の身体ごと本能的に釣られてしまった俺は、勢いのまま彼女たちを犯し始めてしまった。
数日間犯し続けてしまったことで馴染みきった少女のあらゆる穴の中に侵入し、昨晩の内に開発しきってしまった女性の膣内や容易く広がるようになってしまった肛門に粘液を纏って潜り込んでしまっていた。
そうやって彼女たちが感じる内ももや背中、腋や首筋など、俺が把握している性感帯に絡み付いてしまっていたのに、
(うーん)
二人は触手の動きを拒絶しようとはしなかった。
「あっ❤ ああっ❤ ああっ❤」
『うっ❤ ふっ❤ 気持ちいい❤ あそこも❤ お尻も❤ 全部❤ んん゛っ❤』
ベッドに仰向けで寝転ぶ少女と、少女に覆い被さるように四つん這いとなる女性は、二人とも膣と肛門、尿道に触手が入り込み穴の中をぐちゅぐちゅと刺激されている上で、身体中の性感帯を無数の触手に這い回られている。
それなのに、彼女たちは喉をそらして口を小さく開け、甘い嬌声や僅かな言葉を漏らすだけで、抵抗しようとする意思を感じられなかった。
少女の方は粘液漬けにしてしまっているので、まだわかる。けれど、昨日は強く抵抗していた女性までもが素直に受け入れている理由がわからない。
粘液には一晩で女性を快楽に墜としてしまうほど強い媚薬効果があるのか、それとも他に理由があるのか。
ただ今の俺に分かるのは、この状況が最高に心地良いということくらいで。
容姿端麗な金髪の美少女と美人を好き勝手弄ぶように犯せるという状況に、理性では強い反発を覚えるのに、それを容易く呑み込み蹂躙する本能的欲求が、俺をどこまでも深く気持ち良くさせていく。
(んあー、だめだー、心地良すぎてなんも考えられない)
俺は睡眠に落ちる直前の安らかな微睡みのような感覚に包まれていく。そして、少女と女性がお互いの身体に抱き着いて、舌を絡める深いキスをしながら、全身を震わせて潮を吹いていく姿を見て、二人の子宮に大量の粘液を流し込んでしまった。
そうして、俺はまた何時間も二人の身体を拘束して延々と穴の中で蠢いてしまい――、
(はっ、やばっ)
と夜が明ける前に間一髪でなんとか正気を取り戻し、今度こそは村を逃げ出していくのだった。
・・・・・・・・
あれから、俺は結局殺されることも捕獲されることもなく、陽が昇る前の深夜に村を脱出できた。
思う存分欲求の赴くまま少女と女性の身体を堪能して、彼女たちを何度も絶頂に至らしめ、部屋の中を彼女たちの体液の臭いで充満させたのち、特にこれと言ったアクシデントも障害もなく村を脱出していた。
日の出を迎えてから数時間が経過した現在、俺は村の外に広がる森に擬態しながら隠れている。
ここに隠れている触手の身体は全部で五百十二体で、洞窟に苗床を作っていたときと同数にまで数が増えていた。
それでも昨日一昨日と少女と女性を滅茶苦茶に凌辱し尽くしてしまっていたため、いつの間にか体内にはかなりの量の活力が溜まっている感覚がある。けれど、これ以上数が増えても邪魔にしかならないと思って、欲求を我慢するのと同じ要領で分裂を防いでいた。
(それにしても)
何だったんだろうか、と思う。
考えるのはさっきまで犯してしまっていた二人のこと。
彼女たちは何度も俺を排除できるタイミングがあったのに、そうはしなかった。それがやはり理解できないでいる。
(まぁ、いいか)
理由はわからなかったが、けれども、もう命の危機は脱している。そこまで深く考える必要はないように思えた。
それに、あの二人にやってしまったことは人として最低なことであり、それをあの二人が黙ってくれていたというのは、俺視点では見逃してくれているようなものなので、感謝こそすれ、裏を考えるのは失礼なことなのかもしれない。
(はぁー、これからどうしよっか)
元の身体、というか、元の生活に戻れる見込みはないし、目標としては人のいない場所で細々と他人に迷惑を掛けずに生きていきたいんだけど。
また誰かを犯すようなことはしたくないからな、と思ってふと、脳裏に先程の凌辱の光景が浮かんでしまう。
それはベッドの上で粘液と触手に塗れた二人の裸姿。身体の穴という穴に触手を突っ込まれ、全身を度重なる絶頂で痙攣させながら、幸せそうな表情で意識を失っていた彼女たちの姿だ。その姿はとても魅力的に思えて、現実とは思えないくらいエロかった。
そんな光景を思い出して、つい、俺は好みのエロ本を読んだときのように、無意識の内にムラっときてしまい――、
(え?)
勝手にチ○コが立つかのように、触手の身体が分裂していった。
触手は真ん中から横にぶるんと弾けるように真っ二つとなり、二つになった身体は元の大きさまであり得ない速度で急成長をしていく。
そうして、触手の数はさっきまでの最大数だった五百十二体から千二十四体にまで増加した。
(ええ?)
しかし、分裂はそこで終わらなかった。
思っていたよりも何倍も溜まっていた体内の活力を吸い取っていき、触手の数は更に倍、それが終わるとまた倍へと増えていって、あっという間に四千九十六体の触手が辺り一面を埋め尽くしていた。
(へ?)
そのあまりに膨大な数の触手たちは森の中を満たすが如く広がっていく。
そして、それは森の中に拓かれた村の方にも流れ込んで行って――、
(マジか)
気が付くと、分裂した触手の五感からは、無数の村人たちの悲鳴と、彼らの穴の中に潜り込む感覚、村の中に大量の触手が氾濫した光景が伝わってきていた。