盗みのチャンスは一度だけ BAD END 作:muzineki
ウゥゥゥゥゥゥ!
懲役囚となった来生瞳のはじめての朝。
狭い独房にサイレンの音が響いた。
「囚人番号WLA0116、起床デス!」
「うぅ……」
畳の上で横になっていた瞳は、ゆっくりと目を開く。
そして気怠そうに薄い毛布を剥いで、立ち上がった。
「囚人番号WLA0116、清掃を開始シナサイ」
「……はい、先生」
のろのろと身体を動かした瞳は、頭の中で毒づきつつ、毛布を綺麗に畳んだ。
そして鉄扉の食事口から、巡回する警備用ロボットより手渡される雑巾を受け取り、丁寧に床と壁を拭く。
独房での生活態度は、常に監視カメラに見張られている。
少しでも手を抜いたり、拭き残しがあれば、即座に懲罰対象となる。
恐怖に押されるまま、瞳はピカピカになるまで独房の床と壁を拭いた。
「囚人番号WLA0116、朝食ノ時間デス」
掃除が終わると、食器口から食事が差し入れられた。
白米、味噌汁、煮魚、そして漬物の朝食を、畳の上に置いて正座をして食べる。
食事が終わると、今度は歯磨きと洗面、そしてトイレ。
カメラに監視されながらの排泄には抵抗があったが、何とか済ませた。
「囚人番号WLA0116、シバラク待機デス」
カメラの指示に従い、瞳は正座で待機する。
地獄のように退屈な時間が、しばらく続く。
独房の静寂に耐えきれなくなった頃、ガチャリと音がして覗き窓が開いた。
聴覚が敏感になっていた瞳は、すぐに反応した。
「点呼を行うホイ、囚人は服従の姿勢だホイ!」
ビクッと反応した瞳は、すぐに手を頭の後ろで組んだ。
そして足を大きく開いて膝立ちになり、胸を反らす服従のポーズを作る。
「囚人番号と本名を言うんだホイ!」
「囚人番号WLA0116、来生瞳です、ご主人様」
「罪名と刑期は!」
「窃盗罪で懲役10年です、ご主人様」
「盗みをしていた時に名乗っていた通称は!」
「キャッツアイです、ご主人様」
瞳が答えると、ガラガラと音を立てて鉄扉が開いた。
独房に入った平山は、服従の姿勢をする瞳をいきなり鞭で打った。
「あうっ!」
「声が小さいホイ、それと言葉に罪を反省する気持ちが感じられなかったホイ」
「は、はい……申し訳ありません、ご主人様。」
姿勢を崩さず返事をする瞳。
鞭打たれた理由がどんな理不尽であっても、囚人には反論は許されない。
服従の姿勢をする瞳の身体には、監視カメラとロボットの目が常に光っている。
反抗的な態度をすればどうなるかは、言うまでもない。
「囚人番号WLA0116ノ顔認証、声紋認証、静脈認証、網膜認証ヲ実行シマス」
「房内ノ人物ハ99.98%の確率デ、囚人番号WLA0116、本名キスギヒトミ、通称キャッツアイト同一デス」
警備用ロボット達が、瞳の認証を行う。
その間、瞳は服従の姿勢を維持し、指一本さえ動かすことは許されない。
手を伸ばせば届く場所に平山はいるが、監視カメラが目に入ると逆らう気力が萎えた。
独房での一晩は、瞳から反抗心を奪うには十分すぎた。
「点呼終了、続いて身体検査だホイ。来生瞳、裸になって両手を壁に付き、足を大きく開けホイ」
「……わかりました、ご主人様」
瞳は諦めの表情で、囚人服である極薄レオタードを脱いだ。
そして命令どおり壁に手を付き、脚を大きく開く。
背後にいる平山に性器や尻の穴を晒す、屈辱的な姿勢だ。
平山は真剣な面持ちを作ると、瞳の身体をくまなく調べ始めた。
「くぅっ!」
嬌声とともに瞳の頭がビクリと上がる。
膣口に指が挿入されたのだ。
「今日はすんなり入ったホイ」
平山はニタニタ笑いながら、指で膣をかき回した。
屈辱に脚を震わせる瞳だが、生理的な反応により膣口からはクチュクチュと卑猥な音が立ち始める。
「おやおや、濡れはじめてきたぞ。まさか膣口検査で感じているのかホイ」
「……ッ!」
平山の侮辱に、瞳は壁に爪を立てて耐える。
すると尻穴にガラス棒が突き立てられた。
「ひぃっ!」
ガラス棒の冷たさに、瞳が悲鳴を上げる。
平山はペンライトで肛門を照らしつつ、ドリルのようにガラス棒を回しながら、ゆっくりと挿入した。
「うぅ……くぅっ……」
肛門の奥へ異物を挿入される苦痛に、瞳が呻き声をあげた。
時には激しく突かれ、広げられ、さらに息を吹きかけたりして、容赦なく肛門を責められる。
瞳は壁に向かって息を吐きながら、猛烈な屈辱にひたすら耐えた。
(どうして……こんな事をする必要があるの……)
執拗な肛門検査に耐えながら、瞳はただ一つ自由が許される頭の中で抗弁した。
監視カメラとセンサーにより、彼女は指一本さえ自由に動かせず、行動も全て記録されている。
そんな状況で道具を身体に隠すことなど、絶対に不可能であった。
(ヒッヒッヒッ、これだけされても抵抗せんとは、素直になったものだホイ)
瞳の肛門を弄びながら、平山が口元を吊り上げる。
彼にとってこの検査は、囚人に自分の立場を思い知らせるための儀式なのだ。
排泄器官を差し出すという、人として最も屈辱的な行為を通じて、絶対的な上下関係を叩き込む。
そうやって囚人の反抗心を砕き、従順な家畜になるよう躾けるのだ。
「検査終了だホイ」
「はい……ご主人様……はぁ……はぁ……」
アナルからガラス棒を引き抜かれた瞳は、大きく息をついた。
壁に手を付いたまま跪き、力尽きたように寄りかかる。
そんな瞳の背中へ平山は鞭を振り下ろした。
「あうっ!」
「来生瞳、待機時は服従の姿勢だホイ!」
「は、はい……ご主人様」
叱責にビクリと振り向いた瞳は、全裸のまま膝立ちになり、両手を頭の後ろで組んだ。
心持ち息が荒い。
乳首はツンと勃起し、愛液が太腿にトロリと伝わっている。
(おやおや、どうやらこの娘、マゾの素質もありそうホイ。本当に楽しませてくれる素材だホイ)
平山は面白そうに、瞳の痴態を眺めた。
その間に警備用ロボットが、瞳の前に着替えを置く。
「囚人番号WLA0116、懲役囚ノ労役ヲ命ジマス、二分以内二作業着ヲ着ナサイ」
作業着として与えられたのは、長袖の青いレオタードであった。
それを手にした瞬間、瞳は絶句する。
薄布の乳首と股間の部分には、ローターが埋め込まれていた。
「お前はまだ態度が悪い、だから罰として、今日はその囚人服で働いてもらうホイ」
「……はい、ご主人様」
おずおずとレオタードを着始める瞳。
こんなものを着るのは嫌だったが、命令には逆らえない。
レオタードは身体のラインが隅々まで浮き出るほど極薄で、埋め込まれたローターは両乳首とクリトリスにピタリと当たっている。
敏感な部分に感じるローターの冷たさが、屈辱感を倍増させた。
「囚人番号WLA0116、着替エ終ワッタラ服従ノ姿勢デス」
ロボットに命令された瞳は、両膝を床について両手を頭の後ろ組んだ。
するとロボットたちが黒い手枷と足枷を持って来た。
どちらも幅広の枷で、表面にはキャッツアイのマークが描かれている。
「生活態度を改めるまで、罰として出房時は身体拘束を行うホイ。これは見ての通りお前専用に造った拘束具、もし許可なく外そうとすると電気ショックが流れるから、覚えておくように」
服従の姿勢をする瞳の両手と両足に、ロボット達が枷を嵌める。
それは瞳の手首と足首に驚くほどフィットしたが、懲罰用に造られたというだけあってズシリと重い。
さらにロボット達は、手錠の鎖を首輪のリングに通した。
これで瞳の両手は、頭の高さから動かせなくなった。
「女囚にこの格好をさせるのが、ワシは一番好きだぞホイ」
平山は楽しそうに言うと、瞳の無防備な乳房を揉みはじめた。
さらに尻と股間を撫で、唇を奪う。
瞳は服従の姿勢を維持しつつ、キスしながらの愛撫に耐えた。
そうしなければ、どんな懲罰を受けるかわかったものではない。
来生瞳懲役囚の、生き地獄となる一日が始まった。