※この作品はR-18です。

盗みのチャンスは一度だけ BAD END   作:muzineki

14 / 30
14:2日目

「お早うございます、会長」

 

「うむ、おはようだホイ」

 

平山邸、主の間。

朝食を終えた平山は、上機嫌で挨拶すると、執事が持って来た書類の山に目を通した。

国内最大手の総合電機メーカー会長として舵を取っている平山だが、その経営方針は大部分を各部門の責任者に一任する方針であった。

彼が選んだ人材はみな優秀で、逆風の経済状態の中でも好調な業績を維持している。

そのため平山は、多くの時間を趣味に使うことが出来た。

 

「続いて確認していただく書類は、こちらでございます」

 

「わかったホイ」

 

平山は書類に眼を通しつつ、つまらなそうに判を押した。

ほとんどの事業は、既に方針が決まっている。

そのため平山は、確認さえすれば良かった。

頭の中では、瞳をどうやって従順な囚人に躾けるかばかりを考えている。

 

(昨日はフェラチオを覚えさせて、口で2回抜かせたホイ。態度もだいぶ囚人らしくなってきた。今日はもっとエッチなことを仕込んでやるホイ、ヒッヒッヒ)

 

しまりの無い顔をした平山が、目の前の書類にポンポンと判を押す。

だが突然、その手が止まった。

 

「おい瀬口、これは何だホイ!」

 

突然の怒鳴り声に慌てた執事の瀬口が、突き出された文書を読む。

それは先週、平山がドイツ支社に通達したはずの指示書であった。

それがここにあるという事は、秘書の書類整理にミスがあったのだ。

 

「申し訳ありません、私の管理不届きです」

 

平謝りをする瀬口。

ミスをしたのは、彼の直属の部下であった。

だが幸運にも、今日の平山は機嫌が良かった

 

「まあやってしまった物は仕方ないホイ。ドイツ語に堪能な者が足りないという事は、以前から聞いていたホイ。これはワシのミスでもある、すぐに人員を補充しろホイ」

 

「はっ!」

 

平山が機嫌を直したことにホッとした瀬口は、深々と頭を下げた。

そしてバタバタと部屋から出て行く。

 

(さて、お楽しみの時間だホイ)

 

瀬口の足音を聞きながら、平山は全ての全ての書類に判を押した。

そして口元を歪ませつつ、秘密の入り口から地下へ向かう。

行き先はもちろん、コレクションを飼っている私設刑務所だ。

 

 

 

平山邸別棟にある、防犯設備研究所。

その地下には、厳重なセキュリティで守られた私設刑務所がある。

監視台を核とした扇形の監房の奥には、彼の泥棒コレクションを閉じ込める独房が並んでいた。

 

「点呼を開始するホイ、囚人は服従の姿勢だホイ!」

 

監視台に入った平山が、マイクを使って囚人に命令する。

そして独房の数だけあるモニターを見て、全ての囚人をチェックする。

私設刑務所の所長でもある、平山の日課であった。

 

「よし、異常はないなホイ」

 

満足した平山は、警備用ロボットを引き連れて独房へ向かう。

そして一番のお気に入りがいる独房の前で立ち止まる。

覗き窓から中を見ると、そこには革手錠をされた状態で跪くレオタード姿の女囚がいた。

 

「点呼を行うホイ! 囚人番号と本名を言うんだホイ」

 

「囚人番号WLA0116、来生瞳です、ご主人様」

 

「罪名と刑期は」

 

「窃盗罪で懲役10年です、ご主人様」

 

「泥棒をしていた時に名乗っていた通称は」

 

「キャッツアイです、ご主人様」

 

ガラガラと音を立てて、独房の鉄扉が開いた。

瞳は姿勢を崩さず、ただ悔しさを滲ませた表情をしている。

罪人であることを自ら口に出させて、立場を思い知らせる。

この点呼も囚人の心を砕き、従順な囚人へと作り変えるための儀式なのだ。

 

「よろしい、では次に身体検査だホイ」

 

平山が言うと、瞳を苦しめ続けた革手錠がようやく外された。

だがホッとする間もなく、全裸になるよう命じられる。

 

「まずは両手を上げ、左脚を上げろホイ、そして足の裏を見せるんだホイ」

 

命じられた通り全裸になった瞳は、バンザイをして左足を上げた。

恋人でもない男の前で全裸で開脚する屈辱に、瞳の脚がワナワナと震える。

 

「手のひらをこちらへ向けろホイ。そして脚をもっと高く上げるんだホイ」

 

瞳は指示に従い、手のひらを平山へ向け、左足を頭の高さまで上げた。

股が縦に大きく裂かれ、性器が晒される。

動くたびに豊かな乳房がプリプリと上下に揺れ、平山の笑いを誘う。

命じられているのは、カンカン踊りと呼ばれる動作であった。

身体検査を目的としているが、傍から見れば滑稽な踊りにしか見えない。

これを全裸で行わされる屈辱は、凄まじいものがあった。

 

「両手、左足の点検よし。次は右足を高く上げて、舌を出して上下に動かすんだホイ!」

 

命令通り右足を高く上げた瞳は、舌を出して上下に動かす。

どんな美女でもこんな事をすれば、美貌は台無しとなる。

間抜けな表情に平山は噴き出し、やがて哄笑を始めた。

 

「ワッハッハッ! あのキャッツアイが惨めなものだホイ」

 

のけぞって嘲笑する平山を見て、瞳の我慢が限界点に近づく。

精神力を総動員し激高するのは耐えたが、目には涙が浮かんでいる。

来生瞳懲役囚の、地獄の一日が再び始まった。

 

[newpage]

身体検査を終えた瞳は、両手両足に専用の枷を嵌められた。

そして黄色い腰布でロボットに繋がれた状態で、外へと連れ出された。

 

「早く歩けホイ!」

 

平山にビシッと鞭で叩かれた瞳がよろめく。

相変わらず囚人の扱いには容赦がない。

気が付くと、前日に掃除をさせられた場所まで来ていた。

 

「おい、会長が連れている女を見ろよ」

 

「へぇ、あれがキャッツアイか」

 

白衣を着た男たちの話し声が聞こえる。

瞳が捕まっている私設刑務所は、平山の研究所の地下にある。

彼らはその研究所で働いている職員であった。

 

「実験のビデオで見たけど、やっぱりいい女だな」

 

「ああ、体つきもたまらないぜ」

 

男達が好奇の視線を瞳へ向ける。

這いまわるような視線を感じ、瞳は思わず身を縮こませた。

すると平山の平手が、瞳の尻を打った。

 

「あうっ!」

 

「来生瞳、彼らに自己紹介をするんだホイ」

 

続いて平山は、瞳の耳元で挨拶の口上をささやいた。

屈辱的な言葉に、瞳は手枷と首輪を繋がれ、頭の後ろで組んだ両手をギュッと握る。

だが囚人には反抗も抗弁も許されない。

瞳はジャラリと足枷の鎖を鳴らしながら、男達の前に立つと大きく頭を下げた。

 

「囚人の来生瞳と申します……以前はキャッツアイという泥棒をしており……善良な市民のみなさまにご迷惑をおかけしました……心より反省しています……これからは罪を償い反省し……殿方に従順に尽くす大和撫子として生まれ変わって……社会復帰できるよう努力します……どうかご指導のほど……よろしくお願いします……」

 

挨拶が終わっても、瞳は頭を下げ続ける。

囚人は一旦頭を下げたら、許可があるまで上げることを許されない。

手枷で縛められた両手を、頭の後ろで組んだまま頭を下げる女怪盗の姿に、男達が失笑する。

しかしどんなにプライドを踏みにじられても、瞳は耐えるしかない。

 

「諸君らも知っての通り、この娘はキャッツアイとして美術品を盗み続けた極悪人だホイ」

 

言いながら平山は、頭を下げる瞳の尻を揉みこんだ。

頭を下げる瞳の体が、ピクリと反応する。

 

「だが聞いてのとおり、彼女には罪を償う意思がある。それゆえ我々は、この泥棒猫を正しい道へ導く義務があるホイ」

 

平山の手が尻から股の間へと潜り込み、レオタードに浮き出る割れ目を撫でた。

羞恥に美貌を火照らす瞳だが、なおも頭は下げ続ける。

レオタード姿の美女が羞恥に耐える姿を見て、職員たちはごくりと唾を飲んだ。

 

「彼女のような犯罪者が改心し社会復帰する為には、多くの困難を乗り越えねばならん。それにはワシだけではなく、諸君らの力も必要となる。是非ともこの来生瞳、通称キャッツアイと呼ばれていた懲役囚を、君たちの力で導いてやって欲しいホイ」

 

平山の話が終わると、ようやく瞳は頭を上げることを許された。

背筋を伸ばし起立のポーズをすると、豊かな乳房がぶるんと震える。

それは自然と男達の視線を集めた。

すると平山は、とんでも無いことを言い始めた。

 

「お前たちも触りたいなら、触ってもよいぞホイ」

 

「えっ?」

 

平山の言葉に、研究員たちが驚く。

瞳も目を大きく開き、美貌を強張らせた。

 

「本当に、触っていいのですか?」

 

「先ほど言った通り、この来生瞳懲役囚の指導には、諸君らも参加してもらう。そのためには、スキンシップで親愛を深める事も必要とワシは考えている、遠慮することは無いホイ」

 

男の一人が、ためらいがちに瞳の乳房へ手を伸ばす。

そして豊かで張りのある乳房に掌をあてがい、プリプリと揺すりはじめた。

 

「うっ……」

 

呻き声を漏らす瞳。

他の二人も瞳の身体にまとわりついた。

男たちは胸や尻、太腿を遠慮なく触り始める。

 

「うっ……んっ……」

 

男たちのスキンシップに瞳は耐える。

だが愛撫は次第にエスカレートし、男たちは舌も使いはじめた。

平山に開発された身体が快楽に飲まれるまで、時間はかからなかった。

 

「あっ……ふぅ……くぅ……」

 

瞳の口から甘い声が漏れる。

興奮した男の一人が固く尖った乳首をコリコリと刺激すると、青いレオタードに包まれた身体がビクンと反り返った

 

「あうっ!」

 

瞳の腰がガクガクと震え、口からは喘ぎが漏れる。

さらにもう一人が薄布の上から秘部を愛撫すると、クチュクチュと卑猥な音が響く。

 

「すげえ……身体つきだけでなく、感度もすごくいいぜ」

 

「レオタードの布越しにもわかるくらい、もうアソコが濡れている。キャッツアイも所詮は女だな」

 

男たちは好き勝手なことを言いながら、瞳の敏感な部分を舌と指で愛撫する。

その度に瞳は面白い様に身体を震わせた。

極薄レオタードにクッキリと形が浮き出ている乳首と性器は、瞳を動かすリモコン装置のようであった。

 

「よし、そこまでだホイ」

 

瞳が絶頂寸前になったところで、ようやく平山の声がかかる。

男たちは残念そうに、瞳から手を離した。

 

(よ、よかった……)

 

身体を火照らせていた瞳は、男たちに恥ずかしい姿を晒さずに済んでホッとする。

だが沈静化すると、逆に快楽を求める衝動が強くなった。

囚人として平山に開発された瞳の身体は、どこかタガが緩み始めていた。

 

「さあ、そろそろ労働の場所へ行くぞホイ」

 

平山がピシャリと瞳の尻を叩く。

形の良いヒップへの刺激が、脳内で苦痛と屈辱に変換される。

さらに瞳の中には、新たな感覚も沸き上がっていた。

 

(う、嘘……)

 

瞳はぶんぶんと首を振って、自分の身体に起きていることを否定した。

だが女の部分が熱くなるのを止めることができない。

それは明らかに快楽と呼べる感覚であった。

 

(そ、そんな……私、お尻を叩かれて感じている?)

 

自分の身体が淫らに変わっている事実に、瞳は絶望する。

両足は快楽で震えていて、足枷の鎖がチャラチャラと鳴っている。

そんな瞳の尻を、平山の平手が再び打った。

 

「あんっ!」

 

「おやおや、いつもよりいい声だなホイ」

 

平山の指摘に、瞳の美貌がカッと紅潮する。

だが苦痛と屈辱を快楽として受け入れているのは、事実であった。

囚人として厳しく管理される生活に、瞳の心身は少しずつ馴染み始めていた。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。