盗みのチャンスは一度だけ BAD END 作:muzineki
午後6時。
仕事を終えた汨は、タイムカードを押してから平山邸のトイレに入った。
そこで便所に座り、監視カメラが無い事を慎重に確認してから小型のモニターを出す。
画面には、矢崎の居場所を示す赤いアイコンが点滅していた。
(この場所は……研究所の地下ね。矢崎はこんな所で何をしているのかしら?)
泪は首を捻りつつ、携帯用のヘッドフォンを付けた。
そして矢崎に持たせた発信機付きの盗聴器から、音声を聞き取ることを試みた。
ガガ……ザザ……ガガ……
耳を澄まして音を聞き取る泪。
しかしヘッドフォンからは、ノイズしか聞こえてこない。
(駄目ね、やはり地下だと感度が悪いわ)
泪は心の中で呟きながら、腕時計をチラリと見た。
トイレに入ってから、もう15分は経っている。
ここに来るまでに警備用ロボットとは2度すれ違っている、おそらくトイレに入る姿も記録されているだろう。
長く籠っていれば、怪しまれるかもしれない。
(仕方ないわ、今日は諦めましょう)
これ以上の調査はリスクが高い、そう思って泪がトイレから出ようとした、その時だった。
盗聴器から伝わるノイズの間に音声を伝えてきたのだ。
「ガガ……ほら……ザザ……どうした……ガガ……キャッツアイ……」
(キャッツアイ!)
汨に戦慄が走る。
声は矢崎のものであった。
(ま、まさか瞳? あの子はひょっとすると、矢崎と同じ場所にいるの)
待望の妹の手がかりを見つけた汨は、更にヘッドフォンに耳を傾ける。
だがそれ以上はノイズだけで、声は聞こえてこなかった。
平山私設刑務所、女囚用指導室。。
ラブホテルの一室を模した部屋のベッドの上で、瞳はレオタード姿のまま矢崎に犯されていた。
「ほらキャッツアイ、少しは反省できたか?」
言いながら矢崎は獣のように腰を振る。
その度にボールギャグを嵌められた瞳は、くぐもった声を漏らした。
「ん! んふっ! むぅん!!」
挿入の度に、高手小手に縛られた瞳の身体がビクリと震える。
きつく縛られた縄は、瞳の肌に容赦なく食い込んでいた。
「お前の罪はこの程度では償えんぞ、しっかり私を楽しませろ」
レオタードに開けられた陰部の穴めがけて、矢崎はゆっくり腰を押し進める。
媚肉が竿に吸い付くのを感じつつ、瞳の膣内を堪能する。
「んふぅ……くぅっ……むぅん」
次第に瞳の口から甘い声が漏れるようになる。
平山に開発された身体は、本人の意志とは関係なく、行為に反応するようになっていた。
「どうした、もう感じてきたのか?」
矢崎は瞳に挿入したまま、豊かな胸へ手を伸ばした。
柔らかい乳房に矢崎の指が沈み、乱暴に揉み込まれる。
「んんっ!!」
ビクンと瞳の体が反り返る。
すると矢崎がピストン運動を早めた。
肉同士が大きな音を立ててぶつかり、その度にぐしゅぐしゅと粘度の高まった愛液が接合部から濡れ落ちる。
さらに矢崎は、胸を掴む手に力を入れた。
「んむぅぅぅぅぅっ!!」
ボールギャグの下から、瞳が呻き声を上げる。
苦痛により膣がきゅっと締まり、矢崎の分身を締め付けた。
「んんっ、いい感じだ」
矢崎はいきり立った肉棒を先端まで一度抜いてから、思い切り押し込んだ。
肉棒は中でビクビクと痙攣を始め、放出を始める。
「んぅ……くぅ……」
弱弱しい声を漏らす瞳。
矢崎はその声に興奮しつつ、瞳の乳房をギュッと掴みながら中へと一滴残らず放出する。
そこでようやく、瞳の口をボールギャグから解放した。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「なかなか良かったぞ、キャッツアイ。お前も気持ち良かっただろう」
息も絶え絶えの瞳の頭を撫でながら、矢崎が問いかける。
何の愛情も無くただ穴として使われるセックスに、快楽などあるわけない。
しかし反省する態度を見せなければ、待っているのは厳しい懲罰だ。
矢崎の機嫌を損わぬよう、瞳は慎重に言葉を選ぶ。
「はい、矢崎先生。気持ちよかったです、ありがとうございます」
媚びた返事をしながら、ベッドの上で瞳は跪く。
与えられたご褒美のキスにも応え、乳房を押し付けながら舌と舌を絡ませる。
「ふぅ……少し汗をかいたな。おいキャッツアイ、風呂に行くぞ」
「はい……先生」
行為が終わった矢崎は、瞳をガラス張りの風呂へと連れて行った。
いったん縄を解いて瞳を全裸にしてから、手錠をかける。
反抗できないよう躾けられているとはいえ、万が一に備えての保険だ。
矢崎は瞳を洗い場へ連れ込むと、全身にたっぷりとボディーソープを塗りたくった。
そして瞳にボディー洗いをするよう命じた。
「ん……ふぅっ……ど、どうですか……矢崎先生」
豊かな胸を矢崎に擦りつけながら、丁寧に矢崎の体を洗う瞳。
柔らかい肌が何度も体に擦られる感触に顔を綻ばせつつ、矢崎は手を瞳の股に差し込んだ。
すると瞳は膝立になって腰を前後させ、矢崎の腕に性器を擦りつけた。
「んっ……んっ……」
「ほぅ、オマンコブラシもできるのか」
「はい先生……ご主人様に教わりました」
瞳は腰を前後させ、股で矢崎の腕を洗う。
それが終わると、今度は自ら性器を矢崎の指に当てた。
そして腰を動かし、矢崎の指を一本ずつ膣内へと挿入する。
いわゆる壺洗いと言うプレイだ。
「いいぞ、それが罪を償うという行為だ。薄汚い盗人のお前も少しは解って来たな」
「お褒め頂ありがとうございます、矢崎先生」
瞳のプレイに矢崎は満足する。
平山による厳しい躾により、瞳は男を喜ばせるテクニックを一通り身に着けていた。
「さあ温まるとしよう、キャッツアイ」
矢崎は瞳を後ろから抱きかかえるようにして、広めの湯船に入った。
そして後ろから手を回して胸を揉み、うなじを舐め回す。
あるべき茂みを失った恥丘も、遠慮なく手で撫でまわしてきた。
「今日もパイパンだな、ここは毎日手入れをしているのかね、キャッツアイ?」
「い、いえ……ここは先日、永久脱毛の処置を受けました」
「おやおや、永久脱毛とは厳しいな、それは平山さんの命令かい?」
「いえ、審査会での決定です、矢崎先生のご提案によるものです」
「おお、そういえばそうだったな。忘れていたよ、はっはっはっ」
嘲笑を含んだ笑いがバスルームに響く。
瞳にとって生涯の傷となる事も、矢崎にとっては一時の遊びにすぎない。
人間ではなく、ただ性処理の道具として扱われる現実に、枯れ果てたはずの涙がこぼれる。
だが矢崎はそんな瞳の感情に気が付くことすらなく、豊かな胸を下からすくうように揉んだ。
「フフフ……私のモノもだいぶ回復したようだ」
言いながら矢崎は、瞳の臀部に硬いものをグリグリと押し付けた。
終わらない悪夢に、瞳は小さくため息をつく。
「さあキャッツアイ、2回戦をやるぞ」
矢崎は楽しそうに言うと、瞳をバスタブから出して手錠を外した。
そして身体を拭き、プレイ用のレオタードに着替えるよう命じる。
秘部と臀部に穴が開いた卑猥なレオタードを、瞳は黙って身に着けた。
さらにロープを持ってきた矢崎の前で跪き、自ら両手を後ろに回す。
レオタードに包まれた肢体に縄が打たれ、身動きはできなくなった。
「今度はきつめにしておいたぞ、私の縄の味はどうだね、キャッツアイ」
「はい、私のような犯罪者にはふさわしい縛り方だと思います、矢崎先生」
ギチギチと縄を鳴らしながら、瞳は矢崎の前に跪いた。
縄は豊かな両胸を絞り出すよう巻かれ、二の腕もきつく縛られている。
少し動くだけで縄が肌に食い込むため、とても痛い。
それでも瞳は苦痛に耐えつつ、矢崎のペニスにキスをした。
そして舌で前戯をした後、ベッドの上で仰向けになった。
「では、2回戦を始めるぞ」
そう言うと矢崎は瞳の細い腰を抱き、一気に腰を沈めた。
「あうっ!」
乱暴な挿入に瞳が呻きを漏らす。
「あぐぅっ……! やっ……あん!」
「ホラ、どうしたキャッツアイ。罪を償う気持ちがあるのだろう? なら私をもっと楽しませろ」
瞳の脇腹をピシピシと叩きつつ、矢崎は腰を使って深く突いた。
ペニスは瞳の中を突き進み、ほどなく最深部に到達した。
ようやく痛みに慣れたのか、瞳の身体から硬さが消える。
それを見た矢崎は、ゆるりと腰を動かした。
「うっ! ひっ! あっ、あぁっ!」
矢崎の大きく張ったカリが肉襞を擦り、その感触に瞳が呻く。
望まぬ挿入にイヤイヤと首を振る瞳の姿を楽しみながら、矢崎はピストン運動を繰り返す。
だがすぐに物足りなさを感じてきた。
「なかなか気持ち良くならんぞ。罪を反省する気持ちが、まだ足りないようだな」
それはゾッとするような冷たい声だった。
矢崎は瞳と繋がったまま、首輪のリモコンを拾い上げる。
そして青ざめる瞳の前でボタンを押した。
「がはっ!!」
首輪が収縮を始め、瞳の首を締め付け始める。
形の良い口元はだらしなく開き、吸い込まれるような双眸が淀む。
その姿に矢崎は昂奮を高めた。
「あっ……がっ……た、助けて……」
「おっ……?」
悶える瞳の表情を楽しみながら、矢崎はペニスが締め付けられている事に気が付いた。
瞳の中が収縮し、ゆっくりと蠕動を始めたのだ。
矢崎が腰を使うまでもなく、膣がペニスをさらに奥へと引きずりこもうとする。
「これはいい、ようやく真摯な反省というものを理解したようだな」
瞳の膣に促されるように、矢崎はストロークを繰り出した。
その間も首輪は瞳の喉を締め続ける。
「あっ……がっ! げほっ! がはっ!」
息ができない苦しさと、剛棒に突かれる苦痛に、瞳はカエルが潰れたような声を漏らす。
整った美貌は、涙と涎でグシャグシャになっていた。
矢崎は瞳の乳房を握りながら、乱暴な挿入を猿のように繰り返す。
「がっ! がはっ!!」
苦しさに耐えきれなくなった瞳が、唇を青くさせてビクンと身体を反らす。
同時に膣がペニスをギュっと締め付けた。
「うっ……よし、出すぞ」
矢崎のペニスがビクビク痙攣し、射精を始める。
瞳の膣はそれを一番深いところで受け止めた。
「ふぅ……今度のは良かったぞ、キャッツアイ」
満足した矢崎がペニスを引き抜くと、ようやく首輪の動きが止まった。
涙と涎で濡れたシーツの上で、瞳は縛られた身体をビクビクと痙攣させている。
「はぁ……はぁ……げほっ……はぁ……はぁ……」
荒い呼吸と苦しそうな咳が交互に繰り返される。
身体の奥底に熱い精液を感じながら、瞳はやっと奉仕が終わったことに安堵した。
(これで休める……)
だが瞳の考えは甘かった。
性欲が尽きない矢崎は、瞳の腕を掴んで上体を起こさせた。
視線の先には×字型の拘束台や、三角木馬などのおぞましい拷問器具がある。
蒼ざめる瞳の耳元で、矢崎は楽しそうに呟いた。
「これで休めると思ったかね、残念だが指導はまだ終わらないぞ。真摯に罪を償う気持ちが芽生えるまでタップリと可愛がってやる。嬉しいだろう、キャッツアイ」
矢崎は口元を三日月のように歪めながら、縄で絞り出された瞳の乳房を握った。
絶望に押しつぶされた瞳は、がっくりと肩を落とし、やがて思考することを放棄した。