盗みのチャンスは一度だけ BAD END 作:muzineki
平山邸地下、私設刑務所の所長室。
今日の瞳に与えられた『労働』は、平山の身の回りの世話だ。
レオタード姿のままミニキッチンでコーヒーを煎れ、菓子を用意する。
両手両足は鎖で繋がった枷で縛められているが、手際に澱みは無い。
拘束具を嵌められたままの労働は、瞳にとってもはや慣れたものであった。
「お待たせしました、ご主人様」
平山の前に静かに置く。
レオタード姿で背筋をピンと伸ばす瞳の前で、湯気の立つコーヒーを平山はゆっくりと口にする。
「ふむ、上手いな、これはお前が働いている喫茶店の味かホイ?」
「はい、その通りでございます、ご主人様」
お盆を抱えながら瞳が一礼する。
その間に尻や股間をサワサワと撫でられるが、もちろん反抗しない。
ご主人様が柔肉を揉んでいる間は頭を下げ続け、満足するまで決して上げない。
囚人として躾けられた瞳には、それが当然のこととして身体に染みついていた。
「さすがだな、優しくていい味だホイ」
「ありがとうございます、ご主人様」
頭を上げた瞳は、嬉しそうに微笑む。
それは本心からであった。
囚人として人格を否定され続けてきた瞳にとって、優しく扱われることは心に染みた。
少しでも人間らしく扱ってもらえることを期待し、平山に柔らかい表情を見せる。
(クックック……予想通りの反応だホイ)
瞳の調教が仕上がりつつあることに、平山は満足する。
精神的に追い込んだ後に優しさを見せ、少しずつ手懐けていく。
経営者としての平山は、このやり方で数多くの人間を操って来た。
怪盗キャッツアイといえども、その例外ではない。
力で支配し、逃げることを諦めさせ、自尊心を破壊し尽くせば、どんな人間もペットのように従順になるしかないのだ。
「ほれ、菓子だホイ。今日は食べることを許可するぞ、キャッツアイ」
コーヒーを飲みながら、平山は瞳に菓子を勧める。
予想もしていなかったご褒美に、瞳は若い娘らしく両眼をキラキラと輝かせた。
久しぶりの甘味は、この世のものと思えないほど美味だった。
囚人となって初めて与えられた贅沢に緊張が緩み、平山との雑談も弾むようになる。
下手な冗談にさえ、瞳は微笑みを浮かべていた。
「さて……」
瞳の様子を見計らいながら、平山は小さく呟いた。
口調が変わったことに、瞳はビクリと反応する。
「これからお前に少し聞きたいことがあるホイ。まずは服従の姿勢、そして素直に答えるんだホイ」
「は、はい、ご主人様」
返事をした瞳は、ためらうことなく床の上に跪いた。
そして両手を頭の後ろで組み、腰を浮かせて股を広げ、胸を反らす。
それは一ミリの狂いも無い、完璧なまでのポーズであった。
表情は凍り付いたように固くなり、緊張が戻っている。
「聞きたいことは、お前の仲間のことだホイ。残る二人のキャッツアイの素性を教えるんだホイ」
質問と同時に、瞳の美貌から血の気が引いた。
それは『取り調べ』において、瞳が最後まで黙秘を続けたことであった。
(どうして今さら、そんな事を……)
身をすくませる瞳の顎を、平山はクイッと持ち上げた。
瞳はそれだけで動けなくなってしまう。
もはや蛇に睨まれた蛙であった。
「どうした、いつものように命令に従ってはくれんのかホイ?」
平山の手が瞳の乳房をグニグニと揉みこむ。
陰部を触られ、濃厚なディープキスも強いられたが、瞳は姿勢を維持したまま行為に耐えた。
身体を弄ばれることは、もう慣れている。
舐めろと命じればどんな場所でも舐めるし、股を開けと命じられれば素直に従うつもりだ。
しかし仲間の素性だけは、答えるわけにはいかなかった。
「いえ……仲間とは素性を明かさず付き合っていたので……正体は知らないんです、ご主人様」
瞳は泣きそうな顔で答えた。
自分のことを調べ上げている平山に対し、それが苦しい嘘になるのは百も承知だ。
だが知らないと貫く以外に、もはや方法は無い。
「嘘をつくなホイ!」
平山が怒鳴ると同時に、瞳は雷に打たれたようにビクリと震える。
なまじ優しくされていた分、その衝撃は大きい。
美貌が恐怖で引きつり、動悸がして呼吸が荒くなる。
「調べはもうついているぞホイ! 残る二人は、長女の泪と三女の愛、この二人に違いないホイ! いい加減に認めるんだホイ!」
「い、いえ……姉と妹はキャッツアイとは無関係でございます、ご主人様」
言葉と同時に、瞳は身を固くした。
折檻が来ることは、わかっている。
すぐに鞭が振り下ろされ、左の乳房で爆発した。
「あうっ!」
服従の姿勢をした瞳が悲鳴を上げる。
頭の後ろで組んだ手は震え、額からは脂汗が流れている。
だが姿勢を崩すことは許されない。
より激しい折檻から逃れる為、瞳は必死に服従の姿勢を維持した。
「いいか、これを見ろホイ」
そう言って平山は、瞳の前にタブレットを差し出した。
そこには体温や脈拍、発汗量、心拍数などの数値が並んでいた。
「これはお前の首輪から計測された身体のデータだホイ。先ほどの質問と同時に、心理的な動揺を現わす数値が出ていたホイ。これはどう説明する気だホイ」
瞳の乳房をギュッと掴みながら平山が問い詰める。
言われていることが事実なだけに、言い逃れは不可能であった。
だが泪と愛を守るため、瞳は頑なにそれを否定する。
「それは緊張のせいで、たまたまです、信じてください、ごしゅじ……ううっ!」
平山のつま先が、無防備な瞳の陰部を蹴り上げる。
急所をまともに蹴られた苦痛に、瞳は涙を流した。
「やれやれ、少しは心を入れ替えたと思ったワシがバカだったホイ。お前にはやはり厳しく躾た方が良さそうだホイ」
平山は冷徹に言い放つと、2本のコードが付いたスタンガンを取り出した。
コードの先端には、強力なクリップが付いていた。
「キャッツアイ、今日はキツイお仕置きを与えるぞホイ」
そう言うと平山は、服従の姿勢から動かない瞳のレオタードを掴んで、豊かな乳房を露出させた。
そして桜色の乳首を摘まんで、クリップを取り付ける。
「ひっ、ひぃぃっ!!」
敏感な部分を挟まれる激痛に、身体がビクリと震える。
涙が出るほど痛かったが、それでも瞳は服従の姿勢を崩さない。
平山はコードを引っ張り、両乳首のクリップがしっかりと固定されているのを確認する。
「これから5秒間の電気ショックを3度与える。少しくらい悶えるのは許してやるが、大きく姿勢が崩れたら一からやり直しホイ。わかったなホイ」
「は、はい……ご主人……さま……」
返事をしながら、瞳は上目遣いで目を潤ませた。
姿勢を崩すことなく、乳首への電気ショックに耐え続けるなどできるはずがない。
「それでは始めるぞホイ」
冷たく言い放った平山は、絶望する瞳を見下しながらニヤリと笑う。
サディストの彼にとって、情けにすがろうとする囚人を突き落とすのは、楽しみの一つだ。
平山はひととおり瞳の反応を楽しむと、怯えた美貌に見せつけるように、スタンガンのスイッチを押した。
「ギャァァァァァァァァッ!!」
乳首への電撃に、瞳の身体がビクビクと痙攣する。
目を大きく開き、悲鳴を上げ、身体を弓なりに反らす。
それでも両手は頭の後ろで組まれ、膝立ちのままで腰も落とさず、瞳は服従の姿勢をかろうじて維持した。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
瞳は手を頭の後ろで組んだまま、ぐったりと項垂れた。
呼吸は荒く、全身に玉の汗が浮かんでいる。
膝立ちのまま大きく開かれた股間はグッショリと濡れ、ピッタリと肌に付いたレオタードには、身体のラインが余すことなく映し出されている。
しかし今の瞳にそれを気にする余裕はない。
「さすがはキャッツアイ、1度目は耐えたようだなホイ」
そう言うと平山は、リモコンを操作して電気ショックのレベルを上げた。
美貌をレオタードと同じ蒼に染めた瞳は、身を固くして衝撃に備える。
「クゥゥゥゥゥゥゥゥッッ!」
噛み締められた口から、瞳の悲鳴が漏れる。
デコルテラインに欠陥が浮き、全身がワナワナと震えている。
「……はぁ……はぁ……くうっ……うぅ……」
2度目の電気ショックが終わった瞳は、一瞬意識を失いかけた。
しかし寸前の所で踏みとどまり、両手を頭の後ろで組んだまま背筋を伸ばす。
それは文字通りに最後の力であった。
「2度目も耐えきったかホイ、だが次はどうかなホイ」
口元を吊り上げてリモコンを操作する平山に、瞳はごくりと唾を飲む。
これまで以上の衝撃が来るのは、間違いなかった。
瞳は眼を瞑って歯を食いしばり、精神力を総動員して電撃に備える。
「……ッ! グアァァァァァァッッ!!」
悲鳴と共に瞳の身体がビクンと飛び上がる。
目は大きく開かれ、全身が痙攣する。
悲鳴はまるで獣が吠えるようであった。
「ギャァァァァァァッ!! アァァァァァァッ!!」
強烈な電撃により形の良い乳房が波打つ。
引き締まった腹部が痙攣し、目からは大粒の涙がポロポロこぼれた。
「うっ……あぁ……」
瞳の身体が崩れ落ち、遂に俯せに倒れる。
両手は震えて動かせず、弛緩した口元からはだらしなく涎が流れている。
大きく開かれた背中には玉の汗が浮かび、形の良い尻はブルブルと痙攣していた。
「残念だったな、キャッツアイ。約束どおり一からやり直しだホイ」
冷酷な言葉に、瞳の美貌がレオタードと同じ蒼に染まる。
これ以上の苦痛に耐えることは、不可能であった。
瞳は苦しそうに呼吸をしながら、震える手で平山の足にしがみつく。
「も、もう……堪忍してください……ご主人様……」
必死にすがる瞳は、心の底から媚びた視線で平山を見上げた。
「仲間のことは本当に知らないんです……信じてください……フェラチオでも、パイズリでも何でもします……許してください……ご主人様……」
「フン、身体で誘惑してきおったか、刑事をたらしこむメスネコらしいホイ」
平山は瞳の髪の毛を掴むと、脚から乱暴に引き離した。
そしてスタンガンをMAXにしてスイッチを入れた。
「ギャァァァァァァァァァァッ!!」
ビクビクと身体を悶えさせて、瞳は絶叫する。
彼女はそのまま失禁し、意識を失った。
「意固地になりおってホイ、ここで認めていれば、今後は模範囚として扱ってやったのにホイ」
平山がそう呟くと、ポケットの携帯電話が鳴った。
電話は瀬口からであった。
「ん、なんだホイ……なに、矢崎先生が研究所へ来る? しかも槙村君を連れてかホイ!」
瀬口からの報告に語気を強める平山。
だが一息して、すぐに冷静さを取り戻す。
「仕方ない……通してやれホイ……ああ……もちろん槙村君もだホイ……なに、心配するな……その点は大丈夫だホイ……手は考えてあるホイ……」
そこで平山は電話切ると、チッと舌打ちした。
「まったく、矢崎先生にも困ったものだホイ。少しはこちらの計画も考えて欲しいものだホイ」
憂さ晴らしをするように、平山は瞳の背中をグリグリと踏む。
失神している瞳はピクリとも動かない。
平山は大きくため息をつくと、そのままレオタードをビリビリと引き裂いた。
そして失神したまま股を開かせ、勃起したペニスを挿入して憂さを晴らした。