嘘だ嘘だ嘘だ!!
目の前に立つレヴィナたちが変異少女だった現実を受け入れられないレーナは、吠えるように、嘘だ。と連呼する。だが、そんなレーナを見てオリヴィアが冷たく言い放つ。
「現実を受け入れるんだなレーナ」
「そうじゃよ?それに昨日までのレーナの記憶、
オリヴィアに続いてユーリがいつもの口調でレーナを諭すように伝える。
「そうね♡レーナ…貴女とのエッチな関係は本物よ♡まあ、ちょっと本筋は逸れてたけどね♡」
「うっ…ううう……」
レヴィナたちの言葉を耳にし、レーナは思わず泣き崩れてしまった。嗚咽交じりの声でレーナは尋ねる。
「何で…ううっ……何で…変異……少女なんているのよぉ……うああぁぁー!!」
だがとうとう、レーナは地面に膝をついて大声で泣き出してしまった。愛していた姉であるレヴィナ、仲間だと思っていたエルフィたちが揃って敵だったことに対するショックが大き過ぎたからだ。そんなレーナの姿を見かねてかレヴィナが、あらあら。と困ったような顔をした。そしてレヴィナはゆっくりとレーナの元へ歩み寄り、彼女の頭を撫でた。
「泣かないでレーナ」
「うっ…だ、黙りなさいよぉ……うううっ…」
俯いて泣きながら、眼前の変異少女に向かって怒りの言葉を言い放つレーナ。だが、レヴィナは口を開いた。
貴女がいたから、
「……え?」
レヴィナの言葉に、レーナは思わず顔を上げた。レーナの視線の先には昔見た姉、レヴィナの優しい笑顔があった。
「どう……いう事?」
レーナが疑問を口にすると、エルフィとシィナが歩み寄りながら自分たち変異少女の真実を語り出した。
「私たちは元々、貴女が持っていた多種多様な能力だったのよ」
「でもこの星「マルティニス」に貴女が来た時、落下の衝撃で貴女は持っていた能力を喪失することになった。そこで貴女は最後の力で個々の能力に自我を持たせたわ。時が満ち、自身が変異少女として復活する時に、能力と力を完全に喪失することを防いだの」
「そして私たちが変異少女としてこの星で活動を始めた。本当の変異少女である貴女が復活する時の力を蓄える為にね」
エルフィとシィナの説明を黙って聞いていたレーナは驚愕した。自分はこの星「マルティニス」で生まれ、現在まで暮らしていたと思い込んでいたからだ。だが実際は違った。自分はヒューマンノイドでも何でもない、真の変異少女だったのだ。そしてレーナは疑問に思った事を投げかけた。
「私が…この星にやって来た。それって、一体どういう……?」
レーナの質問にレヴィナが答える。
「そうねぇ……レーナと私たちは、この星を含む大きな星の海…宇宙を股に掛け、降り立った星の全てをその身に取り込み、また別の星へ向かう存在……以前取り込んだ星のある知的生命体は―――」
星を呑み込む厄災
「と言っていたかしら……星の全て…生物も、建造物も、自然物も、全て自分の身体と一体化させて取り込み糧とする……それがレーナと私たちの正体よ」
「…私が、星を取り込む……生命体っ」
レヴィナの言葉に驚きを隠せないレーナ。そこへオリヴィアとユーリが説明に加わった。
「だからレーナ。さっさと私らを吸収して、元の状態に復活してくれ」
「もうこの星で糧に出来るもんは、もう残っとらんし…早う次の星に行かへんと、ウチらここで朽ちてしまうけん」
「っ!?」
オリヴィアとユーリの言葉に衝撃を受けるレーナ。オリヴィアの言葉に驚いたが、ユーリの口から出てきた「もうこの星で糧に出来るものは残っていない」という言葉には電撃が走るような衝撃を受けた。
「マルティニスで糧に出来るものは残っていないって、いったいどう言うこと!?」
レーナは思わず声を荒げさせた。ユーリは先程、昨日までのレーナの記憶は本物。と口にした。つまり、昨日までに出会って来たであろうヒューマンノイドたちはまだ存在している言うことだ。第101歩兵小隊の隊長としてアイレンドート地区のビル前で出会った中年層男性型ヒューマンノイドは変異少女に襲われた訳ではない。レーナはその事を声を荒げながら告げた。だがユーリは、あぁあのおじさんかぁ。と知らない筈のヒューマンノイドなのにまるで知っているかのように呟いた。そして―――
「それって、このおじさんのこと?」
ユーリの顔面が途端に歪んで蠢き出し、水色の長髪も色を変えながらまるで生き物のように形を変えていく。そしてほんの一瞬でユーリの顔はアイレンドート地区でレーナが出会った中年層男性型ヒューマンノイドの顔へと変異した。
「ヒッ!」
「どうやら図星みたいじゃね!」
声も同じだ!とレーナは内心で叫ぶ。口調はユーリだが、声帯は完全に中年層男性型ヒューマンノイドの物だった。
「流石に驚いたかしら?」
「っ!?」
レーナの耳に、今度はよく知った声が届いてきた。レーナが声のした方向、エルフィの立っていた場所に顔を向けるとそこにエルフィの姿は無く、代わりに第101歩兵小隊の一員。路地裏で変異少女の酸を浴び、最初に戦死した隊員が素顔を晒して立っていた。レーナは目を見開きながら、シィナとオリヴィアが立っていた場所にも目を向けた。そしてそこにはやはり、アイレンドート地区の○○ビルで戦死した2名の隊員が素顔を晒して立っていた。見間違えようもない。苦楽を共にしてきた第101歩兵小隊の隊員たちがそこには立っていた。だが違う、彼女たちは本物じゃない。
「これが私たち変異少女の能力……」
「取り込んだ物体の情報を完全に模倣する能力だ」
シィナとオリヴィアが不敵な笑みを浮かべながら宣言した。
「どう?これで実感したかしら、レーナ♡」
レーナはハッとして正面に向き直った。そして彼女は―――
「どう?昨日、貴女の愛液を胎内から取り込んだことで、貴女に変異することも出来るようになったのよ?」
もう1人の自分と対面した。
「―――!?」
声も顔も完全に自分だ。さっきまで自分の目の前にはレヴィナがしゃがみ込んでいたが、今目の前にいるのは自分自身だった。驚きのあまりレーナは絶句する。だがもう1人のレーナは言葉を続ける。
「そしてもう1つ―――」
「ふぅぅ……ああ♡」
「ああんっ♡これ…ああ♡」
「はああぁ♡出てくるっ♡」
「出るぅ♡産まれるけぇ♡」
顔を変異させたままのエルフィ、シィナ、オリヴィア、ユーリの4体が両足を大きく広げ、自分たちの秘所をレーナに見せびらかす様に腰を突き出し両手で秘所の入り口を広げていた。卑猥な声を上げ力みだした4体の変異少女は直後、自分たちの秘所からそれぞれ1体ずつ、計4体の青年層ほどの身長があるヒューマンノイドを勢いよく吐き出した。秘所から大量の飛沫をぶちまけながら、透明な液体を秘所と下半身に大量に纏わりつかせて吐き出したエルフィ、シィナ、オリヴィア、ユーリの4体は卑猥な笑みを浮かべていた。そして、秘所から吐き出されたヒューマンノイドは身体に纏わりついたドロドロの液体を拭うことなくゆっくりと立ち上がった。その立ち上がったヒューマンノイドの顔を見て、レーナは更に驚愕する。
「………」
声を発することなく立ち上がったヒューマンノイド。その顔は、顔を変異させたエルフィたち4体の変異少女と全くの瓜二つだった。子種なの?とおもむろに内心で自問するレーナにもう1人のレーナが答え合わせをする。
「正しくは取り込んだ物体の情報を完全に模倣し、それを複製して複製体を産み出す能力よ」
「………」
レーナはもはや言葉を発することが出来なかった。だがもう1人のレーナは続ける。
「そしてそれは建造物や自然物であっても同じ」
「?……キャアッ!」
もう1人のレーナがそう言った直後、遺跡の床面から無数の触手が突然現れレーナの四肢に絡みついた。触手の力は強くレーナは振り解けないまま、正常位の態勢で拘束された。更には遺跡の壁や地面が突然動き出し、次々地面に埋まって消えていく。そして目の前に突然空が広がり草原が形成されて木々が猛スピードで生えてくる。もう1人のレーナがレーナの元へゆっくりと歩み寄って卑猥な笑みを浮かべる。
「これで分かったでしょ?もうこの星はマルティニスじゃない。
貴女の一部なのよ♡
そう言ったもう1人のレーナは、レーナの両膝に手をついて膝立ちになりレーナの秘所を隠している服の部分を一舐めした。舐められた箇所が一瞬で粘液へと姿を変え、レーナの秘所が姿を見せた。
「い、いやぁ!見ないでぇ!」
レーナが拒絶の言葉を叫ぶが止まるものはいない。変異を解き元の姿に戻ったエルフィも、シィナも、オリヴィアも、ユーリも、4体全ての変異少女が卑猥な笑みを浮かべてレーナを見つめている。そしてもう1人のレーナが、レーナの膝から手を放して両手を合わせそのまま両手の指先をレーナの秘所の入り口に充てがう。
「ひぅっ!」
「大丈夫よ。もう貴女の身体は
レーナの小さな声が聞こえてきたのを確認したかのようにして、もう1人のレーナは淫靡な笑みを浮かべながらレーナに告げた。
「これで
さぁ、目覚めの時間よ…
「ヒグゥッ!!」
グチュゥッ!!と言う音を立てて、もう1人のレーナは両手を一気にレーナの秘所へ突き入れた。前腕部の3分の1くらいまで秘所に突き入れられて悶絶するレーナの声が響き渡る。突き入れた両手はレーナの膣内を一瞬で通り抜け、子宮内部へと達した。だが、レーナは何故か最初の悶絶以降、苦しい感覚を味わうことは無かった。寧ろ―――
「……なにこれ♡気持ちいぃ♡」
快楽の海の上で動力の無い小舟に揺られている様な、優しくて柔らかい感覚がレーナを包み込んでいた。
「もっと、来てぇ♡」
レーナが甘い声を上げると、膣内の肉壁が子宮へ向かって脈打ち動く感覚が途端にレーナの頭の中に現れた。するとそれは目の前にある現象となって現れた。もう1人のレーナの両腕がゆっくりと自分の秘所へ呑み込まれていっている。この現象をレーナは見たことがあった。子種の変異少女がヒューマンノイドを捕食する時と同じ、秘所で捕食対象を丸呑みにしていく。対象がどれほど秘所より大きくても関係なく丸呑みにする。
(そっか…これが変異少女……本当の私なんだ♡)
レーナはこの時になって、ようやく自身が変異少女であったことを認めた。その間にももう1人のレーナは元あった場所、レーナの胎内へと呑み込まれていく。もう1人のレーナの顔が秘所に触れ、そのまま膣内へとメリメリと音を立てて消えていく。
「はああん♡私の顔、凄いぃ♡」
膣壁がもう1人のレーナの顔で擦られ、快感の声を上げるレーナ。そしてそのまま、もう1人のレーナの身体は胸まで呑み込まれていた。あまりの快楽によってレーナは知らない内に呑み込む速度を速めていたのだ。まるで早く本来の自分に戻りたいと望むように呑み込む速度は上がっていく。
「これイイッ♡お●んこで呑み込むの、気持ち良くて癖になるぅッ♡もっと、もっと深く来てぇ♡」
レーナが気づいた時にはもう1人のレーナの身体は、腰まで呑み込まれ外に見えているのは両脚だけとなっていた。だがレーナは、目の前にあるもう1人の自分の両脚がゆっくりと自分の膣内に呑み込まれることが待てなかった。レーナの口から、もう待てなぃ。と言葉がこぼれた直後―――
呑み込んじゃうっ♡
とレーナが大声で叫び、まだ見えていた両脚を一気に自分の膣内へと呑み込んだ。一瞬にして両脚は呑み込まれ、もう1人のレーナの身体は完全にレーナの胎内へと収まった。レーナの腹部はいつの間にか妊婦のように膨れ上がっていた。
「はぁ♡はぁ♡サイッコォー♡♡」
それがレーナがレーナとして最後に発した言葉だった。その言葉を言い終えた直後、妊婦のように膨れ上がった腹部は徐々に元の姿に戻っていった。
「アグゥッ!!」
腹部が元に戻った直後、レーナが一瞬白目を向いて悶絶の声を上げた。激しく身体を痙攣させながら秘所からは大量に潮を噴いて、辺り一面を濡らしていく。やがて痙攣と潮噴きが収まると触手に拘束されていたレーナはゆっくりと地面に下ろされて仰向けに寝かせられた。しばらく動かなかったレーナだったが、やがてゆっくりと体を起こす。体を起こしきった所で膝を曲げて右脚を開き、左脚は膝を曲げながら前へと投げる。そしてレーナは顔を上げ、目の前に立つ
「さあ、貴女達も戻ってきなさい―――」
私の
身に着けていた衣服を粘液と変えながら手招きをする変異少女は妖艶に微笑んで見せた。