※この作品はR-18です。

変異少女   作:黒瀬夜明 リベイク

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登場人物紹介・用語解説

登場人物

 

国防隊

レーナ

本作の主人公である蒼いショートヘアーの青年層*1女性型ヒューマンノイド。城壁に囲まれた小国家「シンファニー」の国家防衛組織「国防隊」に所属し、当初は前線任務を担当する「第101歩兵小隊」の隊長を務めていたが、後に「第23特別小隊」へ転属となる。性格は少し寡黙気味だが、姉であるレヴィナとスキンシップをする際には非常に甘えん坊な性格となる。優れた身体能力と射撃の腕で変異少女と戦っていたが、自分そのものが真の変異少女であると明かされた後にその事実を受け入れ変異少女へと回帰することとなった。

 

レヴィナ

レーナの姉に当たる、右に流れる前髪が特徴的な薄紅色のロングヘアーの青年層女性型ヒューマンノイド。「国防隊」の司令官を務め、時には前線へ赴いて指揮を執る。穏やかで常に変異少女に対する対策を考えているが、妹であるレーナには何処か妖艶に振舞っている。しかしその正体は、真の変異少女であるレーナの能力が自我を持った存在で彼女は「記憶操作と身体再生」の能力を持っている。レーナと身体を重ねることで、彼女の身体を変異少女へと回帰させていた。自分の正体を明かした後、最初にレーナの元に戻った為真の変異少女に回帰したレーナの口調は何処となくレヴィナに似ることとなった。

 

シィナ

第23特別小隊に所属する頭のてっぺんにアホ毛があるピンク色のロングヘアーに右が緑、左が赤色のオッドアイの青年層女性型ヒューマンノイド。自由気ままな性格で周囲には常に明るく振舞っている。エルフィとは常に一緒にいて、暇さえあればスキンシップをしている。しかしその正体は真の変異少女であるレーナの能力が自我を持った存在で彼女は「幻覚と繁殖力」の能力を持っている。作中では「幻覚」の能力を使い*2、レーナに自分たちの娘を国防隊の兵士に見せていた。「繁殖力」の能力については、シィナの模倣体である桜色ポニーテールの変異少女にも反映されている。

 

エルフィ

第23特別小隊に所属する青い瞳にアホ毛のあるセミロングの黒髪が特徴の青年層女性型ヒューマンノイド。常に冷静で第23特別小隊では隊長に近いポジションを担っている。時たま暴走するシィナを止めるストッパー役をしているが、暇さえあればシィナとスキンシップをしている。しかしその正体は真の変異少女であるレーナの能力が自我を持った存在で彼女は「環境適応と支配」の能力を持っている。真の変異少女として回帰したレーナがマルティニスの大気や地脈を感じることが出来たのはこの能力によるものである。

 

ユーリ

第23特別小隊に所属する黄色い瞳に毛先に向かって外へ広がっていく水色の長髪が特徴の青年層女性型ヒューマンノイド。シンファニーの田舎地方独特の訛りで喋る。周囲への気配りが得意な性格で、第23特別小隊ではムービーメーカー的な存在である。しかしその正体は真の変異少女であるレーナの能力が自我を持った存在で彼女は「身体変異と模倣」の能力を持っている。レーナの前で顔を変異させ、男性型ヒューマンノイドに変異することでその能力をレーナに見せつけて絶望させている。

 

オリヴィア

第23特別小隊に所属する赤い瞳に茶髪のボブヘアーが特徴の青年層女性型ヒューマンノイド。口が悪く、常に上から目線な性格で変異少女を撃つことを好んでいる。だがその実力は確かで第23特別小隊では前衛をよく務めている。しかしその正体は真の変異少女であるレーナの能力が自我を持った存在で彼女は「擬態と複製」の能力を持っている。

 

変異少女

紅梅色ロングヘアーの変異少女

レヴィナの模倣体。普段は胸元を強調するシャツとタイトスカートを着ている様に擬態している。当初は「親種の変異少女」として認識されていた。レヴィナたちが動けない裏で暗躍しレーナの変異少女への回帰をサポートしていた。

 

桜色ポニーテールの変異少女

シィナの模倣体。普段は胸の谷間まではだけた薄紫色のオフショルダーワンピースを着ている様に擬態している。紅梅色ロングヘアーの変異少女と同様、レヴィナたちが動けない裏で暗躍していた。レヴィナたちの模倣体の中で1番の繁殖力を持っている。

 

黒髪ストレートの変異少女

エルフィの模倣体。普段は首にとても長いマフラーを肩から垂らして胸を隠し、腰に留め具で留められた短い青のスカートを履いた様に擬態している。他の模倣体の変異少女と同様レヴィナたちが動けない裏で暗躍していた。

 

蒼髪ショートヘアーの変異少女

ユーリの模倣体。普段はバニースーツのような、肩出しの裾が胸元数シーチ*3なシャツと、秘所がギリギリ見えない所まで下げた白のスカートを履いた様に擬態している。ユーリと違い、僕っ娘でふわふわした喋り方をしている。他の模倣体の変異少女と同様レヴィナたちが動けない裏で暗躍していた。

 

金髪セミロングの変異少女

オリヴィアの模倣体。普段は淵をピンク色にした白地のビキニの上に黒のパーカーを羽織って腰には黒色のパレオを秘所が見えないギリギリの所で巻いている様に擬態している。オリヴィアと違って口は悪くない。他の模倣体の変異少女と同様レヴィナたちが動けない裏で暗躍していた。

 

変異少女・子種

変異少女たちがさまざまな方法で産み出した自分たちの娘。惑星に住む生命体を捕食しそれを親種である変異少女に還元することを目的にして行動している。身体の一部を伸ばしたり、秘所から強力な酸を出して攻撃をしてくる。また非常に優れた再生能力を有している為「身体構築阻害弾」でなければほぼ倒せない。子種の見た目は産み出した変異少女に準拠されている。

 

変異少女・戦闘子種

変異少女たちがさまざまな方法で産み出した自分たちの娘。その中でも他の生命体との戦闘を主目的に産み出されている為、通常の子種より強敵である。身体の一部を肥大化させたり、秘所から粘着質の糸を吐き出して来たりする。また通常の子種同様、非常に優れた再生能力を有している為「身体構築阻害弾」でなければほぼ倒せない。

 

変異少女

レヴィナによって身体を回帰させられ、更にそのレヴィナを取り込んだことで記憶を取り戻したレーナの本当の姿。惑星マルティニスに飛来した際、落下の衝撃で能力を失うことになるが、それらに自我を持たせることで能力の完全な喪失を防ぎ、後に完全な復活を目論んでいた。変異少女は宇宙を股に掛け、飛来した惑星の生命体、建造物、自然物を全て自身に取り込み、また別の惑星へと向かう。という生命体で、物語終了直前で既にマルティニスとは別のもう1つの惑星が取り込んでいることが判明しており、現在もまた別の惑星を取り込もうと暗躍している。秘所を使って生命体を捕食して繁殖し、地表や大気、建造物には自身の触手を根のように張り巡らせることで支配していく。また彼女によって産み出された子種である娘たちは繁殖こそできないものの、触手の根を張る事で変異少女の支配を手助けしている。

用語解説

 

惑星マルティニス

宇宙に何処かに存在する惑星。惑星全体が温暖な気候となっている。

 

小国家シンファニー

物語の舞台となる城壁に囲まれた王政の小国家。しかし、物語の開始時点で既にレヴィナたちによって完全に乗っ取られている為、国民は既に変異少女たちによって全員が捕食され、建造物から自然物に至る全てが変異少女の手中となっている。レーナが任務中に見た中年層男性型ヒューマンノイドもシィナが見せた幻覚でしかない。

 

国防隊

シンファニーの国家防衛組織。しかしこちらもレヴィナたちによって乗っ取られており、レーナが見た兵士たちもレヴィナたちが産み出した擬態した子種となっている。

 

X-93対変異少女用自動小銃

国防隊正式採用の自動小銃を変異少女に対抗できる「身体構築阻害弾」を装填、発射できるようにした物。「身体構築阻害弾」を35発装填可能。

 

身体構築阻害弾

国防隊が開発した対変異少女用の銃弾。非常に優れた変異少女の再生能力を無効化できるが、その機構は不明となっている。

 

第101歩兵小隊

レーナが所属していた歩兵部隊。街のパトロールや変異少女との戦闘を目的している。しかしこの部隊もレヴィナたちの産み出した擬態した子種のよって構成されていた。

 

第23特別小隊

レーナが転属することになった特殊部隊。レヴィナが国防隊全体から抜擢した優秀な兵士で構成されている小隊。作戦の範囲内でなら独断での行動が認められているが、結局のところ構成員はエルフィたちだったため、レーナを自分たちの手元に置いておく仮初の部隊であった。

 

アイレンドート地区

シンファニーに存在する旧繁華街。現在は廃墟ビルが立ち並ぶ地区となっている。

 

変異少女の卵

楕円型をした変異少女を産み出す卵。孵化することで生まれる触手が融合することで1体の子種になる。他にも、紫色の斑点が付いた薄ピンク色のブヨブヨした肉塊「肉塊卵」ピンク色の丸い物体を透明なゼリーの様な細長い物体で覆った卵や、ピンク色の粘液のような「スライム卵」桃色をした小さくて丸い卵など、多種多様な卵が存在している。

 

シンファニー郊外にある遺跡

模倣体たちが大規模な繁殖を行うために集まった遺跡。詳しい建築理由は不明。

 

星を呑み込む厄災

かつて変異少女によって呑み込まれたとある惑星の知的生命体が変異少女の事を例えた言葉。

 

*1:
人間でいう20歳くらい

*2:
シャワー室の脱衣所でレーナにキスをした時に、幻覚効果の延長をしていた

*3:
数センチ




これにて「変異少女」は完全に完結となります。長い期間、ありがとうございました。ではまた次の小説でお会いしましょう。
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