「いっただきっまーす!」
「はい、いただきます♡」
おいらは間桐陽太。
そしてこの子はおいらのバーサーカーのサーヴァント・清姫だ。
おいらたちは今、晩飯に鍋を突いてるんだ。
清姫の作る飯ってホントにうめぇよ!
元々旅館の娘ってのは聞いてたが、ここまでとは思わなかった。
今日は何鍋ってぇのか?
ま、そんな細かいこと気にすんなって!
「あら、ますたぁったらお野菜ばかり……この清姫がお取りしましょうか?」
「へへっ、ありがとよ! お肉も食べるから大丈夫だよ」
「おいしく召し上がってくださいましね」
おいらは清姫の盛ってくれた野菜や肉をもぐもぐと口に運んでいく。
「うんめー!」
「ふふ、それは良かったです」
「おかわり!」
「はいはい」
おいらは空になった器を差し出す。
清姫は嬉しそうにしてお鍋の中身をよそってくれた。
「おうっ! ありがとな!」
清姫もおいらと同じくらいにぺろりと平らげると、腹いっぱい満足気に息を吐いた。
「いや~食ったなぁ……」
「はい……♡」
お片付けはおいらがやると申し出たものの、清姫は「いけませんわ」と却下し台所に向かってしまった。
ちょっと強引だけど……そんな清姫も嫌いじゃないぜ。
「…そうだ清姫!
爺さんの分は置いてあるよな?」
「爺さん?」
と、さっきまで上機嫌だった清姫がムッとした表情になる。
「…お爺さまのでしたらそこに置いてあります。
わたくしはこちらでお片付けをしていますが」
「わかってる。
だから代わりにおいらが行くよ。
清姫が行くと、色々とやばいことになるからな」
「そうしてくださると助かります…」
爺さんのことを思うとおぞましい何かを思い出したかのような表情になる清姫。
まぁそれもそうだよな。
清姫は爺さんのことが大嫌いだもんな。
召喚した時から蟲蔵を焼き払っちまうくらいだし。
隅に追いやられた状態でぽつんと置かれた小さなお盆。
そしてその上にあるほんの少しの飯が載った皿。
普通のやつならこんなもん文句が出るくらい少ねぇが、今の爺さんからすればこれでも多いほうだ。
彼女が片付けしてくれてる間に俺は爺さんがいる部屋に行く。
「爺さん、飯持ってきたぞ?」
扉を叩くも返事はない、いつも通りだな。
「開けるぞ爺さん」
扉を開けて入ると中には、一見すると誰もいない真っ暗な部屋だ。
でも、ここには爺さんがいる。
蟲蔵を焼かれたことが今でもその時のことで、心ここにあらずの状態でいるんだ。
「ほら爺さん、飯だぞ?」
俺はまっすぐ向かう。
棚の上に置かれた虫籠に。
その中には見るも悍ましい見た目をした芋虫がいた。
こんな見た目してるけど、この芋虫が、爺さんの、間桐臓硯の本来の姿だ。
そりゃあ最初こそは嗄れた爺さんの見た目だったけど、清姫を召喚した時に爺さんを見るなり悍ましい物を見るような目で蟲蔵ごと焼き払いやがったんだ。
爺さんは普通の人間じゃない。
少なくとも最初の聖杯戦争の時よりも前からずっと生きてきた魔術師だ。
それも体を大量の虫を使って構成してな。
焼かれてのたうち回る内に体の虫たちが崩れ落ちて、終いに本体であるこの虫は全身に火傷を負いながら辛うじて生きていた。
間桐ってのは虫を使う魔術を使うけど、この時にこの本体の虫以外は全部焼けてしまった。
おかげで何もすることができず、今はこうしておいらが面倒を見てるって訳だ。
「ほら爺さん、飯食ってくれよ」
虫籠を開けて、爺さんだった芋虫に飯を食わせる。
爺さんは食うのも遅い。
芋虫みたいな姿になってるから仕方ねぇけどな。
「よし爺さん、体を拭くぞ?」
小さなお手拭きを濡らして、潰さないように優しく体を拭いていく。
「…爺さん、おいらだってこんなことになるなんて思っても見なかったんだ。
まさか清姫が蟲蔵ごと爺さんを焼き払っちまうからな。
勘弁してくれよ」
小さな芋虫の体を拭きながら、ぶつぶつと爺さんに語り掛ける。
おいらからすれば爺さんはひでぇやつだ。
養子のおいらをいきなり蟲蔵に放り込んで魔術師としての鍛錬をさせるとかどうこうで、気象の悪い虫たちの相手をしなくちゃいけなかったんだからな。
でも、それ以外は普通に家族として接してくれた。
そういう意味じゃ、こんなになってもおいらは爺さんのことを家族だって思ってる。
だから聖杯を手にしたらおいらと清姫のの願いを叶えて、そんでもって爺さんの叶えたい願いを叶えてやりたい。
そんで、根源とか関係なく爺さんと清姫とで、平穏な世の中を生きていたいんだ。
「…じゃ、おいらはそろそろ行くよ。
そんな様子じゃあれだが、体を大事にしてくれよ?」
綺麗にした芋虫を虫籠に戻して、蓋をする。
そして部屋を後にすると、清姫に食器を渡した。
そんで、お風呂で体を洗い、しばらくしてから上がる。
交代で清姫がお風呂に入ってる間においらは、自分の部屋のベッドに腰掛け、若旦那の店で会ったマスターのことを思い出す。
あいつは悪い奴じゃなさそうだし、ただ生き延びることを考えてるようなやつだ。
それに、あいつから感じた魔力はかなりヤバイ。
魔術に理解ある者、サーヴァントからすれば最高級の代物だろうな。
もう長いこと魔術師はやってないみてぇだが、あのアーチャーと竹刀を背負った嬢ちゃんに魔力供給してるとならば、あんな濃厚な魔力が注ぎ込まれてるともなれば、敵には回したくない。
今のところ、アインツベルンが召喚したあの変わったクラスのサーヴァントが遠坂のランサーとエーデルフェルトのライダーにやられた以外、情報はない。
あのアーチャーが、あいつが言うように、倒されてもスキルで別の姿となって復活したという情報を除けば。
まぁ、そのアインツベルンのマスターはあのサーヴァントをやられてから、どこに行ったのか、行方不明になっちまったがな。
「はぁ…、こいつはとんだ大番狂わせになるかもな…」
おいらはまだ聖杯戦争に参戦してから日が浅い。
でも、おいらの勘はこの戦いをただでは終わらないと告げている。
聖杯戦争なんざ、簡単に終わるようなもんじゃないってな。
若旦那が、聖杯が汚物になったって言うくらいだし。
「おいらも、気をつけなきゃな」
ぼすっとベッドに寝転がり、天井を見上げる。
すると、コンコンと部屋のドアがノックされた。
「ん? 清姫か?」
「はい、そうですよますたぁ」
中に入ってきた清姫は、肌襦袢を纏った姿だ。
お風呂上がりで体はほんのりと赤みを帯び、しかも拭ききれてないからか、肌が貼り付いてるように見える。
その姿に、おいらはごくりと唾を飲み込む。
清姫はおいらの前までやって来ると、正座する。
「その……ますたぁ♡ 今晩は一緒に寝てもよろしいでしょうか?」
「……い、いいぜ清姫」
もじもじと恥ずかしそうにする清姫。
あんな姿をされたら断れないじゃないか!
「ふふ……♡」
おいらが答えると嬉しそうに微笑む清姫。
そんな姿を見てると、なんか胸がドキドキしてくるぜ。
背中を向けるおいらにピトッとくっつく清姫。
「あ、あのよ清姫」
「はい」
「当たってるんだけど……」
そう。
背中に当たるんだよ、胸がさ!
おいらが指摘すると清姫は恥ずかしそうに体を離す。
でも、今度は向かい合わせに抱き着いてきた。
いやね?
おいらだって年頃の男なわけだからさ……。
そんな可愛らしい仕草されるとその気になっちゃうわけさ……。
そんでもって柔らかい胸を押し付けてくるんだぜ? もうたまんねぇよ!
「うぅ……♡」
「ま、ますたぁ……。
今夜はわたくしと……」
顔を真っ赤にして、上目づかいでおいらを見つめる清姫。
こんなことは初めてではない。
少なくとも召喚してしばらく経った日から、毎日そうしてる。
毎日愛し合ってる。
魔力供給も兼ねた愛のあるおせっせだ。
初めこそ初で奥手な清姫だったけど、今では自分からいやらしく誘うことがある。
…あぁもう、そんな顔で見つめられたら我慢なんかできねぇって!
もう爆発寸前だぜおいらの息子さんはよぉ!
「あぁもうっ!」
清姫をガバッと押し倒した。
「きゃ♡」
清姫は小さく驚きながらも嬉しそうにしてた。
ったく、そんな仕草されたらもう我慢なんてできゃしねぇよ!
「もう知らねぇからな!」
「はい……♡」
おいらの言葉に清姫はさらに体をすり寄せてくる。
しかもその瞳には色艶が宿ってやがった。
そんな清姫の姿を見てると、おいらは余計に興奮してきた。
もう完全にやる気満々だ、今日は眠らないぜ!
「ますたぁ♡ んっ♡♡」
おいらの首に腕を回して口づけをせがんでくる清姫。
そんな清姫に答えるようにして唇を重ねた。
「んぁむ……♡」
「ちゅっ……」
口を放すと銀の橋が架かり、それだけでも気持ちが昂ぶっていくのがわかる。
それを合図にするようにして、肌襦袢をはだけさせると、おいらは清姫の体に手を這わせていった。
「あぁ……っ……♡」
小さく嬌声をあげる清姫においらの興奮はさらに高まっていく。
そして、とうとうその柔肌に直で触れると、そのまま全身を愛撫するようにして手を這わせていった。
「あ……♡ あぅん……♡」
ビクビクと体を震わせる清姫。
そんな姿がまた堪らなかった。
あーくそ! もう我慢できねぇ!
「なぁ清姫……」
おいらは褌を外すと着物から飛び出した息子を取り出し、その可愛らしい顔に近づける。
「おいらぁ、ずっと清姫に対してっ、我慢してたんだ…。
だからまずはこれを、舐めてくれっ」
「はい……♡」
清姫は嫌な顔一つせずにおいらのモノをくわえ込む。
生暖かい口内の感触に思わず腰が引けそうになる。
それでもなんとか我慢して、清姫の顔を押さえた。
「んぶっ!?♡」
そのまま腰を動かして、喉奥まで突き入れると清姫が苦しそうな声をあげたけど止まらなかった。
あ~やべぇ……気持ちいい!
おいらは夢中になって腰を動かし続けた。
そんな時だ。
「んぁっ!?♡」
突然の刺激に驚くおいら。
見ると清姫がおいらのモノに舌を這わせ、その小さなお口でご奉仕してくれているではないか。
そんな健気な姿を見て、さらに興奮してしまう。
やべぇよ! もう限界だ!
「清姫っ! 出るっ!」
おいらの言葉に清姫はさらに激しく舌を動かし始める。
おあずけを食らうかのように我慢していたそれは限界を迎えた。
どぴゅっと勢いよく発射された白濁液は、そのまま清姫の口内へと注ぎ込まれていく。
「んぐぅっ♡」
清姫がおいらのをごくごくと飲んでいるのがわかる。
そんな様子を見て、おいらは満足そうに笑みを浮かべた。
そして射精が終わると同時にそっと息子を引き抜いた。
すると清姫はゴホゴホと咳き込むがそれもすぐに収まり、蕩けた表情で微笑んだ。
「あぁ……♡ お上手でしたよ?♡」
そう言って、清姫はおいらのモノに付いた残りの精液を舐めとっていく。
そんな光景を見ているだけでまた元気になってしまいそうだぜ……。
「ふふ、ますたぁのおちんぽさん、まだ元気ですね♡」
「あぁ……」
清姫が妖艶な笑みを浮かべるのを見て、おいらはごくりと喉を鳴らした。
もう我慢なんてできやしない!
そのまま清姫を押し倒して股の間に顔を近づける。
そして、むわっと女の匂いを発するそこにしゃぶりついた。
「ひゃうんっ♡」
清姫が声を上げる。
構わずにおいらは舌で清姫の割れ目をなぞった。
すると奥から愛液が流れ出してくるではないか!
それを吸い上げるようにして口に含むと、さらに激しく舌を動かした!
「はぁんっ♡ だ、だめですますたぁ……っ!」
駄目? そんなわけないだろ?
こんなにびしょびしょにしてよ!
もう準備万端じゃねぇか!
「あひっ!♡ そ、そこっ、きたないからぁ……♡」
「大丈夫だ清姫。綺麗だよ」
そう言ってさらに強く吸い上げる。すると清姫の体が大きく跳ね上がった。
それと同時に大量の潮を吹きだす!
あぁすげぇ……!
おいらもう我慢できねぇよ!
着物を脱ぎ去って自分の息子を取り出すと、それを一気に突き入れた!!
「んぁっ!?♡♡」
あまりの質量の大きさに清姫は目を見開いて喘ぐが、おいらは構わずに腰を動かした! パンッ!という音と共に清姫の体が跳ね上がり、膣内がぎゅっと締まった。
「あぁっ♡ あーっ♡♡」
清姫はあまりの快感にもう理性が飛びかけてるのか、言葉にならない声を漏らすばかりである。
そんな姿にますます興奮してきたおいらは激しく動き続けた。
「うおっ!?すごい締め付けだ……っ!」
もうダメだ、我慢できねぇ!!
おいらは思いっきり腰を打ち付けて子宮口に向かって射精した!
「イッぐぅ!♡」
清姫が絶頂を迎え、子宮がキュッとしまった。
おいらに抱かれて絶頂した清姫の顔があまりにもエロくて可愛くて、おいらの息子はさらに大きくなっていった。
「あぁもうダメだ!清姫!」
「はぁい♡ ますたぁ♡♡♡」
今度は近くの壁に立たせて、片足を持ち上げながら体重を掛けて押し込む。
「んぐっ!?♡ あ゛ぁぁっ!!♡♡♡」
清姫が悲鳴のような喘ぎ声を上げながら激しく腰を振り始めた。
おいらはそんな清姫の唇を奪い、さらに奥へと突き入れる。
「ちゅぱっ♡ れろっ♡」
舌を伸ばしてきて、おいらの口の中へ入ってくるとねっとりと絡めてくる。
そんな情熱的なキスをしながら腰を打ち付けるうちに絶頂の瞬間がやってきた!
どぴゅるるるる!!!♡♡♡びゅーっ!!♡ びゅーっ!!♡ どぴゅっ!!♡♡♡
「んぶっ!?♡」
おいらが射精すると同時に清姫もまた絶頂を迎えた。
ビクビクと体を震わせて、足先までピンと伸ばして絶頂を迎えている。
そんな清姫を見て、さらに興奮してしまったおいらは射精しながらも腰を動かし続けた。
「ふぁぁあああぁぁああぁっ♡♡♡」
何度も絶頂しているのか、もう声にもならないような悲鳴を上げる清姫に最後の一押しと言わんばかりに強く打ち付ける!
どぷっ!!♡♡♡びゅーっ!!!♡♡♡
「っ♡♡♡」
清姫が声にならない声を上げ、そのままぐったりと倒れ込んだ。
そんな清姫から自分のモノを引き抜くと、おいらの精液と清姫の愛液が混じりあったものがごぽっと音を立てて零れ落ちた。
「あ……♡」
幸せそうな顔をする清姫の頭を優しく撫でてやる。
清姫ははにゃりと嬉しそうな笑顔になる。
そして、しばらく繋がり合って、互いに抱きしめ合いながら余韻に浸ってた。
「ますたぁ……♡」
清姫が甘えた声でおいらを呼ぶ。
「ん?どうした?」
「この時に、こういうのなんですけど…、昼間に会った彼らはどうでしたか?」
「あぁ、あいつらか」
昼間、あの店で会ったあのアーチャーのマスターか。
「…正直、願い事がねぇのはどうかと思ったが、悪い奴じゃねぇのはわかる。
それにおいら、あいつを敵に回したくねぇ」
「それはまたどうしてですか?」
「あいつ自身、魔力が多いし濃すぎるんだよ。
あいつが連れてたアーチャーと、竹刀の嬢ちゃんからもあいつの魔力が注がれてる。
清姫、いくらおいらがお前の支援をしようと、勝てるかどうかも怪しい」
「と、言いますと?」
「…しばらく様子見だ。
これでもし、あいつが関係ないやつを巻き込むのを嫌がるやつなら、おいらはあいつと同盟を結んでも良いと思ってる。
清姫、お前はどう思う?」
「…わたくしはどのような事になっても、ますたぁに従います。
それが、旦那様に尽くす妻の役目ですもの」
「…そうだな。
お前さんが、そう言うと思ったよ」
清姫は生前、安珍って坊さんに逃げられたことがあって、嘘を嫌っている。
けど、嘘をついてるまで自分から逃げようとしたことに怒っただけで、安珍を嫌ってたわけじゃない。
むしろ、愛してるからこそ、怨み、焼き殺したんだ。
そして、いつか生まれ変わったらまた安珍と添い遂げたいと思ってる。
だからおいらのことを安珍の生まれ変わりと想って接してる節がある。
おいら自身、自分が安珍の生まれ変わりかなんてわからねぇ。
でも、仮にこいつが安珍しか見てないとしても、おいらは召喚したあの日から清姫に一目惚れしちまったんだ。
だから、おいらは清姫には嘘はつかねぇし、泣かせるようなことは絶対にしない。
どこかに行くことがあったら必ず帰るとも誓うし、一生をかけて守ってやる。
「清姫」
「あっ」
ひしっと、彼女の体を抱き締める。
何があっても絶対に離さないとばかりに。
「愛してっぞ、清姫」
「はい……♡ 愛してます、ますたぁ♡」
それはおいらにとっての誓いの言葉であり、彼女は嬉しそうに返事をしてくれた。
この聖杯戦争で勝っても負けても、ずっと一緒だからな。
そんな想いを込めて唇を奪う。
すると、彼女もおいらの唇を貪り始めた。
互いの唾液を交換し合うような濃厚なキスをしながら激しく愛し合った。