※ぬるいですがそういう目的で脱衣・興奮している人物描写があります。
時候にまつわる小咄その4(ハロウィン)になります。
『アオジャシン』の一件(この話は10月半ばをイメージしております)以降忙しかった六連とヒツキが、本格的に忙しくなりそうな期間に周囲から休暇を勧められて云々という話。(それぞれの饗応・実感する事についての話)
街は彩色され、華やいだ空気がいっぱいに広がっていた。
紫と橙のデコレーション。たしなめる親の声など気にせず子供らは駆け、動きと同時にはしゃぐ声が駆け抜ける。子供らだけではない。わらわらと集まった大学生らしい若者らの一群がおどけと高揚混じりの歓声を上げている。扮装は各々の判断で任せられたらしく、テーマも出来もバラバラ。しかし、楽しもう、楽しみたい、という気持ちだけは共通していた。
───まったく、こっちの気も知らず呑気してるなあ。
そう思わないでもなかった。
けれども『こっちの気』など元より知らせるつもりなど無い。平穏に過ごす人々にこのまま呑気させて平穏のままで居させるのが、俺達の仕事なんだから。
もっとも今はある意味蚊帳の外に出されてしまっている状態だ。何せ今は休暇中、業務に触れられる状態じゃないからな。
───今、俺達は休暇を取らされている。
『アオジャシン』の一件からこっち、俺達はとても忙しかった。その忙しさを見かねて早乙女が提案してきたのだ。
───ハロウィンからの一週間、休暇を取ったらどうかと。
当初は断った。ハロウィンから向こうは───万聖節や万霊節の期間は、俺達が忙しくなる時期でもある。此岸と彼岸、現世と幽世と。普段居るこの現実に他の世界が混じり、境界が曖昧となる時期。死者や人ならざるもの、その他何と形容していいか分からぬ事柄が活発に動く事が可能な、そんな時。
そんな時に人手を抜かしてしまうのは大きな痛手となるのではないか。対応出来るものはいくら居ても居過ぎるという事は無い。しかも俺は所長なんだぞ?立場的にも居ないのはまずいんじゃないか。
───俺が居ない時に何かあったらどうするんだ。
そんな事を述べても、早乙女は動じなかった。
「でも、ここの所働き過ぎじゃない。篝ちゃんも日像ちゃんも」
今のこの状況で下手に動いたら余計にややこしいなりそうじゃない、だから休んで気力を養うべきだ、という意見には成程一理あると頷かざるを得なかった。
同時に、それを自分で気付けなかった事を少し恥ずかしく思った。部下に指摘される程に、俺はカズトまで巻き込んだ上で前が見えなくなっていたらしい。
だから俺は正直にその気持ちを伝える事にした───勿論、恥じ入る云々はそうだらだらとならない様に、しかし要点はぼかさぬ様に───ありがとう、その進言、ありがたく受け取ろう、と。
そんな俺の言を受けて一瞬早乙女はきょとんとなった。そこからほんの微かの間真剣な顔になり、そこから更に笑顔になった。
「やぁだあ、いいってことよ」
気付かない、立ち止まれない時があるのはお互いさまだから。むしろちゃんとこちらの言葉に耳を傾けて考えたり軌道修正してくれたりするだけ、色々真剣に考えてくれているのは皆分かっているから。
「ああ、でも何かしてくれるっていうなら」
今度の彼岸やら来年はよろしく頼むわねん、と早乙女はわざとらしく、ばちりと大袈裟にウインクをかましてみせた。
要するに別の忙しい時期には代わりに向こうを休ませてくれという話である。
まあ当たり前というか、それぐらいしても構わない、別にいいだろうというのが正直な話だ。今回の進言を除いても、早乙女は十分すぎるくらいに働いてくれている。勿論忙しくなりはするが、そこを調整するのが俺の仕事だろう。もしもその頃合いで、早乙女が居ないとどうしようもない時が出てきたなら───その時は、状況次第でこいつは休みを打ち切ってでも現場に来るだろう。そんな事になったら、また形を変えて労ってやろう。
そして『どんな時でも何かあればすぐに駆け付ける』というのは、俺も同じだ。
何かあればすぐに報告しろ、とだけ返し、俺達は───カズトもだ、休暇の準備を始めた。
そして瞬く間に、その時が訪れた。
「まさか、こんな時にお休みをもらえるなんてね」
そう口にするカズトはいつもの通りの感情の薄い、しかしそれでも気持ちが表れている顔をしていた。大丈夫なのだろうか、という疑問と、思わぬ余暇を与えられたという純粋な喜びだ。
休むのも仕事の内という訳だ、と言いながら横に並んだ。俺が自分から気付けたらよかったんだけどな。
これからはどうするの、とカズトが俺に尋ねる。大体の予定は前から話してある。これは、分かっている話への前振りみたいなものだ。
「まず俺だけで行った方がいい所に挨拶回り、それからちょっとしたら色々愉しもうと思う」
そう返すと、おなじだ、と相も変わらず硬い顔の中で笑いを浮かべた。今日の所はここから別行動だな。
今日は朝から今の今まで───もう夕方だ───二人でなかなか訪ねられない奴らの所に遊びに行ったり(勿論向こうも暇しているのを確認してだ)、二人で個人的に世話になった所へ挨拶回りをしたりしていた。勿論、合い間に二人で遊ぶ事も忘れずに。
平日の街の中。俺達は、まるで中高生の様にはしゃぎ遊んでいた。
おたがいたのしもうなー、ね、と笑い合いながら俺はカズトと別れた。早くも鞄の中に菓子が溜まってきている。遊びに行った先で押し付けられる様に渡された物がそれなりに嵩んでいるのだ。
ハロウィンかあ。俺の子供の頃には存在すら碌に知らなかったのに。こうやって派手な飾り付けを眺めて楽しむ事になるなんてなあ。
そんな事を思いながら、人波の中を歩く。人の流れは激しい。時は経ったといっても、うちの田舎じゃここまで人の動きは無い。都市部だから、この街だから、ここまで賑やかなのだ。
───さあて、楽しむ為にも進もうか。
足を進める。先の事を思うと、心も血も何もかもが逸る気持ちだった。
色々終わらせて家へと向かう。脚は躍り気持ちは逸る。先程から更に嵩を増した鞄の中の菓子は、急ぐ足に合わせてがさがさと音を立てている。駆けるのも跳ぶのもちゃんと後を追いかけ、音として演出してくれている。
急ぎ過ぎて足を踏み外すなよ。怪我でもして色々滞ったらつまらんものな。
そんな風に逸る気持ちを抑えきれない俺を出迎えたのは。
あら、という声を聞き終わるか終わらないかの内に、ばたりと居間の扉を閉じた。もう一度ゆっくりと開いて確認する。間違いない、これは夢でも幻覚でもない。
榮美里は、仮装をしていた。そこはいい。
淡い桃色の生地で魔女の衣装にしたのも、風変りだけれどもそこがいいと思う。
軽やかな生地としっかり目の生地が混じった凝った造りなのも、帽子や服に付けられた和洋折衷的なきらきらした飾りや組み紐も、とても似合っている。
ただ、これはなあ。
薄いレースの付いた肩を覆うケープ、その下からは豊かな乳房が露わになっている。
宝石やらが嵌め込まれ、金を編み込んだ大ぶりのベルトの下は素肌、形の良い臍と肌の流れに影を添えている。
滑らかなソックスの上に載った太腿の肉も、その上の秘裂も、何もかもが露わだ。隠せちゃいない。
可愛らしい要素のある衣装を煽情的に着るどころではない。間違いなく五、六枚は着忘れているし穿き忘れている。
そしておかしいのは、それだけじゃない。
食卓の上には菓子が並んでいた。おはぎにみたらし団子、三色団子に饅頭、羊羹に桜餅、琥珀羹……ここから見る限り、盛り付けられた全てが和菓子だ。しかも多い。何人分あるんだこれは。
ほぼ裸の魔女の扮装に、どこぞの集団をもてなすかのような量の和菓子。戸を開けた時に一瞬見えた顔は妙に真剣だった。
なんじゃこりゃ、サバトか。
思わずそう口にしていた。
「こんな物用意して、一体何を喚ぼうって言うんだ?」
そんな俺の言に、榮美里は一瞬考えた。考えて、こう答えた。
───こうして来たからいいじゃない、と。
来たって何だ。俺は召喚された何かじゃないぞ。そもそもここは俺の家だ───そんな至極当たり前の言葉は、ねえ?という冗談めかした艶やかな笑みに封じられ。
何で脱いでいるんだという、根本的な疑問へと繋がった。
「だって今日は『ハロウィン』よ?お菓子をあげてイタズラする日だもの。相応の装いはしなくちゃ」
『
そんないかがわしい祭りはない、この国にも何処にも無いと言うと、そうかしら、と榮美里は笑った。笑いながら艶めいた色を、更に深めた。
「ねえ、『イタズラ』させて?」
大皿を指しながら榮美里が続ける。
何でも好きなものあげるから、たくさん、たくさん、ね?
榮美里の身体は少し離れた所でも分かる位に『出来上がって』いた。露わになった乳房は張り、その先端は固く尖った状態になっている。柔らかい太腿は熱を帯び、秘裂から滴る愛液を伝わせ曲線を更に滑らかなものにしていた。
───まったく、風情も何もねえな。
そう思いながら卓上に置かれた菓子の類を見る。盛り付けられた和菓子の影に隠れて二つのカップケーキが見えた。オレンジ色の、多分カボチャ味。それと袋入りのチョコレートバー。あれは俺も見かけたな。今日貰った内にあったかも知れない。ここにある洋菓子はこれだけの様だ。
それには今は手を伸ばさず、その手前の三色団子を取った。一番上の桃色を一息で咀嚼し飲み込み、白色の団子の片側を齧り、串から引き抜いた。
そして浮かれた様な榮美里の口に押し付け、唇で塞ぐ。
───貰ってばかりじゃ悪いからな。俺からも存分にやるぞ。
口を塞がれながらも鼻に掛かった笑い声を上げ、榮美里は俺の身体に凭れ掛かった。その肩を抱き、口付けを深めながらもやはり周囲を見渡す。
それにしても、カズトにしても榮美里にしても何だってここまで和菓子が好きなんだろう。縁起物だという話も聞かないし、ひょっとして人ならざるものの間で鉄板になっているのか。
何時ぞやにカズトから野外で渡された羊羹の事を思い出す。やっぱり、よく分からない。
しかもこの量だ。これをこの休暇中に消費するのはなかなか骨が折れそうだ。
───もしかしたら、この休暇が終わったら俺の身体は和菓子にでも変わっているかもしれないな。
皮膚は求肥、中身は餡子───髪は何だろう、思いつかないや。
まあともあれ、この休暇はこれを喰い尽くして終わりそうだ。
一日寝ているにしても、何処かに出かけるにしても、俺達はこれを喰い続ける。
喰い続けて、喰い尽くし合って、ずっと一緒に居るんだ。
腕の中でくぅ、と榮美里が鳴く。
思わぬ所からやって来た、血の味すら変わりそうな、休暇中の『甘い』日々。
今から始まるそれを思うと、逸る想いが形を成して集まろうとするのを感じざるを得なかった。
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「じゃあね、あんまり夜遊びしないようにね」
こちらに背を向けた若者たちの後姿に、ぼくはそう声を掛けた。
簡単に知らないひとから渡されたものをもらっちゃいけないよ、と返された彼らの顔は不満げだった。「トリック・オア・トリート」という言葉を掛けられたなら反応しておくれ、あげられる『なにかしら』ならもっているじゃないか、とでも言いたげな顔だった。
だめだよ、これはそのためのものじゃない。
これではないけれども、簡単に口に入れたり手に取っちゃいけないものもあるんだ。特に知らない相手には注意しないといけないよ。
そう口にしながら、ぼくはなんとなく榮美里の顔を思い浮かべていた。
数時間前に和菓子屋に行った時、榮美里に会ったのだ。お店の中じゃ何よね、と榮美里はぼくにカップケーキを渡し、これはどうかな、とぼくは挨拶回りでもらったチョコレートバーを渡したのだった。
「おいしいかは分からないけれども。なにせ初めて作ったものだから」
それでもお世話になってるあなたにも渡したくて、と榮美里は言っていた。
手には結構な大きさの包みをいくつか持っていた。このカップケーキも含め、誰のためかなんて、今更聞く必要なんてないだろう。
ぼくは意識を今の自分が持っている包みの方にやった。
ぼくが店に行った時には、みたらし団子は売り切れていて白い団子しかなかった。
もしかしたら彼女がすべて持っていったのかもしれないけれども。それならそれでいい。でもちょっとだけ、残念だ。
ぼくはこれから白いのとみたらしの半々でお茶でも飲もうかと思っていたのに。
「おーい、キミ!ボクの『賢者の石』!!」
むう、と考えていると声がした。こんな呼び方をするのは彼しかいない。
「やあ、『オチミズ』」
『オチミズ』はお悩みかい、ボクの『賢者の石』、と言いながら流麗にくるりと回って見せた。青みの強い銀髪、黒く焼いた肌。この寒いのに露わにした輪を付けた鎖骨もすべて、先のとがった帽子と、その帽子に相応しいと思っているだろう服の中に納まっている。首に貼り付く襟元も、身体を覆うマントも、たくさん付けられたベルトも飾り紐も、帽子に付けられたかぼちゃやら造花の飾りもすべて、ラテックスで出来ている。お祭りだから特殊な扮装をしている、というわけでもなく『オチミズ』は普段からこうだ。風変りな服装を好み、そして、生の素材を全く使わない。
「ボクは『化学の子』だからね。自然のものはちょっと肌に合わないんだ」
『オチミズ』はホムンクルスだ。錬金術の賜物。人の手で成された奇跡───少なくとも、彼はそう自称している。それを示す証拠を彼は見せないし───隠しているのかもしれないけれども、伝聞での報告を別にして、ぼくは彼の他に人の技術のみで生み出された生命というのを見たことがない。だから、真偽はさだかではない。彼を指して『彼』と称するのも便宜上、『オチミズ』から「ボクがそう見えるならそう呼ぶがいいよ」と言われたからこうなったのだ。
「みたらし団子が欲しかったんだけどね、売り切れていたんだよ」
代わりに白いのを多めに買ったよ、と包みの間から見せた団子を『オチミズ』はほうほうと関心を向けてのぞき込んでいた。そこからちょっと考えて、それから言った。
「なら、ボクが買った奴とトレードしてくんない?」
洋菓子ばかりだったから和菓子を、って気分だったんだけど、欲しいのがなくてさあと彼がマントを開けて取り出したのは、和菓子屋の包みだった。そしてその中には奇しくもみたらし団子。
「ね、ちょうどいいだろう?」
そう笑う彼の顔を見て、ぼくもなんとも言えないやわらかい気持ちになった。
彼がぼくを『賢者の石』と呼ぶのも、便宜上だ。石造りであったぼく、『塞ノ神』の概念をうまく理解できなかった彼は、彼にとって身近な概念であった『賢者の石』とぼくを呼んだ。
「キミという存在が『幸運への触媒』なんだったら同じだよ」
だからぼくが彼を『オチミズ』と呼ぶのは、ある種そのことへの返歌のようなものだとも言える。
不老長寿の霊薬、不死への信仰によって崇められるもの、かの道においての『エリクサー』と同列とされるもの。
───『
人びとに不変の命を与えるとされる霊水。この五百年生きて来て、これもぼくは未だに見たことがないよ。
おや、ごきげんだね、どうしたんだい、という彼に、こうしてものを分けてくれる相手が居るのがうれしいんだよ、と返す。食いしん坊なんだからあ、と返されなおも笑う。それだけじゃないよ。
食べるというのは、無防備な身の中にそれを入れることだ。手で受け取ることもそうだけれども、それよりも、更にむずかしいことだ。
誰かが料したものを、誰かによって用意されたものをためらいなく食するというのは、ものを食するつどいに席を共にする、誰かたちの輪の中に入るというのは、成りがたいことなんだよ。
誰かに招かれるつどいには、当然相手方の身内ばかりが居る。そこに坐するということは、その誰かとその仲間を信じていないと出来ないことだ。
それを『成りがたい』と知らないものも居るのだろう。
けれども、ぼくは知っている。
この世は、人と人ならざるものが交わると、こちらを騙してくるものもいる。それも意外な所から隙を突き、一気にこちらのすべてを奪ってこようとする、そんな存在が居ることを、そしてそんな存在に常に気を張っていないといけないことを、ぼくは知っている。
だからこそ、こうしてやりとり出来ることをぼくはうれしく思う。それを当たり前だと思ってくれる仲間が居るのをありがたく思う。
おおげさだなあと言われるかもしれないけど、そうなんだ。
ぼくの笑顔が面白かったのだろう。ねえ、食いしん坊さん、と『オチミズ』は話を振って来た。
「ご機嫌ついでにさ、ちょっと街を一緒に散歩しない?」
念のためだけど、あまり夜更かしはしないよ、と言うぼくに『オチミズ』は、わかってるって、そう長くは付き合わせないよ、と返した。
「せっかくだもん、今日この日の夜をゆっくり歩こうよ」
せっかくだものね、と返す。そうだ、せっかくの友達との時間だ。断ってしまうのはもったいないよ。
今夜はハロウィン。万聖節の前夜。今こうして浮かれ騒ぐものの装いの中では、どれが装っているだけなのか、元からそうなのかなんて分からない。
橙と紫に飾りつけされた街の灯は明るくて。まるでいっぱいに篝火を焚いたかのようだ。
明るい街の中にぼく達は居る。ぼくに『オチミズ』、そしてどこかの屋根の下でたくさんのもてなしをうけているであろう『イッショー』も。
みんなが、この夜を過ごしている。
飾り付けられるは街。少し冷え込んだ空気が通り抜ける、今のこの時期だ。
それぞれの色彩や縁起物で飾り付けられ、篝火を焚き。今夜、街は坩堝として在ることを歓び、自らを祝福し続けていた。
Q.前半部分のバカエロ要素いる?
A.要ります。
(言いたいのはヒツキパートですが、何が言いたいかという実例として。色々トッピングされて分かりにくいけれども)
今回登場した『オチミズ』とヒツキの仲はそれなりにいいです。無機物・人工物由来同士という妙な共通点・性質&性格が対照的だからか、親友である六連とのつながりとはまた違うものがあるようです。(色々と対照的なのは六連ともですが)
作中の呼び合いには深い意味はなく『賢者の石くん』と呼ばれるから『エリクサーくん』と返すという、内輪ネタというか仲間内でしか意味が分からないやり取りです。(塞ノ神とホムンクルスの人外ジョークというか)
こいつにはまだまだ出番があります。
榮美里のコスプレネタは『きわどい格好をしても思ったような効果が得られない&何故かシュールな方向に行きぽつねんとする』という天丼ギャグを私がやりたいだけではなく、一応意味があります。
他者にとっては馬鹿馬鹿しいかもしれないけれども、本人にとってはちゃんとした理由が。
舞台となる2000年前後の日本では本作のようにハロウィンを大々的に祝ったりはしてないのですが、それは世界線が違う(人ならざるものが跋扈し、公となる前から動く人間達も居た世界だから)という事でひとつ。
これより先は時候ネタ&ギャグありの話は終わり、本編が慌ただしく進みます。
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