初めて小説を書くため誤字脱字や稚拙な表現が散見されると思いますが暖かい目で見てもらえるとありがたいです。
「なんだ…ここどこだ?」
辺りを見回してそう一言呟く。しかし誰もその呟きに返事はない。それもそうだろう呟いた当人の周りには誰も人はおらずそれどころか物もなく床も空も辺り一面が白い空間が続くばかりなのだから。
(俺の記憶が間違いなければさっきまで外にて…それで…)
しばらく考え込む。最初はいきなりこの状況下に置かれ考えも纏まらずそこら辺を歩きながら考えていたが、思い当たる節でもあったのかふと止まる。
(ああ…死んだんだった俺、という事はここは死後の世界かなんかなのか?)
人物は再度歩き始める。ただ1つ違うのは先程のように辺りをウロウロするというよりはどこかに向かっているように歩いているという事。
しばらく歩いていると
(…ん?)
見つめる先には何かが落ちていた。ここに来て初めての物体に興味が惹かれたのか少し歩を早めてその物体に近づき手に取ってみる。
(本だな…異世界ガイド…)
表紙にそう書かれた本を手に取り取り敢えず読んでみる。
前置き…これからあなたは全くの別世界に記憶を保持したまま向かって貰います。別世界ではあなたがいた世界(地球)とは常識から違い転移直後は混乱するでしょう。そこでこの本を読むことである程度ではありますが異世界の知識を身につけて下さい。またボーナスもあるのでキチンと最後まで目を通しておくことをオススメします。尚あなたが異世界に行くことは決定事項です。転移は○○時間後に施行されるので読まないと後悔するのはあなたです。
そこまで読んで1度読むのを止め、ため息をつく。
(これってアレだよな…俗に言う異世界転生ってやつ…)
ふと生前に読んでいたいくつかの小説を思い出し読み進める。
世界観…名前はオロ。地球と違って魔力、聖力が存在しそれらが生活と深く関わっている。人間以外にもエルフ、獣人、龍人、スライム、悪魔人、天使人等の種族が存在する。地球と貞操観念等が逆転しており(服装とかは基本的に逆転してない)人間の雄は貴重。詳しくは個別に補足する。
(書いてある通りだいぶ違うな…魔力ってホントにあるんだ…)
少し読んでみて地球では創作上のものでしかなかったものが実際に存在すると言うのをよんで少し心が踊る。早くも地球より面白そうと思いリアクションは二の次に読み進めていく。
女性…一言で言うとつよつよ。身長が高くスタイルや力もそれに比例して大きい。顔もいいけど性欲は地球の男性よりも強い。生理はなくその代わりか妊娠の確率がけっこう低い。男性大好きで独占欲もつよい。先述したように人間以外にも様々な種族がいてそれぞれ特徴(龍人は空を飛べる、獣人は力がより強い等)がある。 男性と比べて人口が多く魔力が扱える。家庭的役割としては大黒柱。
魔力…女性が扱える特殊な力の事。基本的な身体能力の向上はもちろん火、水、氷、風、土、雷、光、闇といった基本属性があり、魔力を流して火をつける等の生活から爆発といった戦闘まで用途は様々。
男性…一言で言うとよわよわ。身長も力も女性に負ける。身長は成人で160cm位。顔はよく、性欲の方はなくはないと言った感じ。女性に対しては笑顔を見せない等どこか一線を引いたように接する(シンプルに女性が強くて怖い等の理由がある)。ただし結婚相手、母親、娘等気を許した相手には結構メロメロ。女性と違い種族には人間しかいない。女性と比べ人口が少なく聖力が扱える。ただし女性の魔力量と比べ圧倒的に少なく男性の弱さに拍車をかけている。家庭的役割としては子育てや家事…と言いたいが男性はいるだけで可愛がられ、家事とかも女性が率先して行うため実際のとこは愛玩や夜の相手とかである。オロの男性は開発しないとあまり性的快楽を得られないが開発すれば感度は地球よりもかなり高くなる。またオロの男性の地球にない特徴としては軽イキや甘イキと言われる射精を伴わないオーガズムがありコレは開発された男性ならキスとかでも達することが出来る。
聖力…男性が扱える特殊な力の事、身体能力の向上はできるが男性の保有聖力が少ないのでたかが知れてる。また魔力と違い属性は光のみ。用途は聖力の少なさや男性の立場もあり生活にしか使われないというか使えない。
男女観及びその他…女性が犯す側で男性が犯される側。女性は男性に飢えているため1人で歩いてたりするとナンパとかは当たり前。力の差とか男女比から男性は守るもの、宝物として国の支援のもと学校に無料で行くなど大切に扱われる。男女比や非常時(女性が男性をさらいに来る事もある)に1人で夫を守るのは難しいなどの理由から一夫多妻が認められているが、有力な女性はオロの女性特有の独占欲の強さから夫を1人で独占し雇った護衛に守らせるといった事もしばしば。というか男性を夫として迎えるのは基本的に有力な貴族や大きい商家、有力な聖職者や成り上がり者で武力、権力、財力、知力のうち何かしら秀でている者が多く人脈づくりとかがなければ独占する事は多い。ではその他の女性はどうするかというと、男性は基本的に学校などの支援を受ける代わりに国に1ヶ月ごとに規定量の精液提供か一定回数の男娼で生の性行為が義務付けられておりそれで子孫を残せるようになっている。料金は国によって差はあるものの性行為の方が単価が高い、ただしこれも国によって人数に差があるものの○人目が産まれるまでは割引があるといった特に1人目を妊娠するまでは格安なのでもっぱら性行が選ばれる。産まれてくる子孫は母親の種族の女の子か低確率で人間の男の子となっている。
ボーナス…男で見た目もよく ※黒髪黒目 で更に男なのに聖力は女性と比べてもかなり多い部類である。あとオマケで現地の言葉の翻訳機能及び読み書きの変換機能。
※詳細は省くが現在のオロの人類はみな髪も瞳もカラフルで黒髪黒目は大昔の男性のみがもっていたとされるものである。それは現在にいたる過程で絶滅し男性もカラフルになった現在では黒髪黒目の男性はおとぎ話や伝説上の存在となっていて、女性を魅惑してやまない。そんな事から黒髪黒目ただでさえ高い男性の価値がさらに高くなる要員である。また大昔の男性特有の特徴のため黒髪黒目の男性のことを [ 原初 ] と人類は称している。
最後に…他にも様々な違いがありますが時間は有限であまりに教えても楽しみを損ないますからこの辺で。では楽しんで。
「ふぅ…」
取り敢えず全て読み終わった本を閉じ考える。
(文字は理解出来ても頭で理解出来るかは別だよな…あまりに地球と違うのといきなりとで全く理解出来ん…)
そう思いたった今読んだ本の内容をもう一度噛み締める。
(それにこの本丁寧なのか雑なのかよく分からんな…まぁ説明があるだけ丁寧という事にしておこう)
そんな事を思っていると体が白く淡く光り出す。
(これは…展開的に転生が始まったのか…2度目の人生1度目の反省を活かして行けるといいな)
そう思った人物は次の瞬間姿を消しそこにはただ白い空間が広がるのみであった。