浩介に犯された日以来、寛美はたびたび呼び出され、フェラチオなどを強要されるようになっていた。
断ってもねちっこく誘い続けるため、最後に折れるのは気弱な寛美の方だ。オマケに、断り切れそうになってもあの日のことを周りに言うと言われてしまうのだからどうしようもない。
しかしそんな中で、寛美は本人も気付かぬまま、確かに奉仕の喜びや性交の快感を感じられるようになっていた。
そして今日も……。
「あ、寛美ちゃん。こんばんは」
「こ、こんばんは……」
レッスンを終えて帰ろうとする寛美を呼び止めたのは浩介だった。
時間は既に20時を過ぎており、5月とは言えすっかり夜も更けてしまっている。
年頃の乙女としては早々に帰ってしまいたい時間帯である。
「ねえねえ、ちょっと今日もお願いしたいんだけど良いかな?」
ただの変質者よりも数段タチの悪い変態オーナーに捕まってしまった寛美は、辺りを見回すが、他の生徒の姿は見えない。
亜衣がいれば、一緒に帰ってくれるのだが、今日彼女は参加しない曜日なのだ。
「……えっと、その、今日は早く帰らないと……」
精一杯言い訳を捻り出してその場を去ろうとする寛美。
しかし、浩介はその程度では怯まず、強引に寛美の手を取る。
「そんなこと言わないでさ」
そのまま、浩介は寛美の手を自身の股間へと導く。
「ね、ちょっとここ触ってみて。ほら、こんなに硬くなっちゃってるんだ」
「……やぁ」
寛美の手に触れたのは、すっかり硬直してしまった浩介の陰茎だった。
正直な話、こうしても嫌悪感の方が強い位ではある。
そして、寛美のそんな表情が浩介にとっては興奮の材料となってしまう。
「この間からすっかり元気になっちゃってさ。このままだと色々迷惑かけちゃいそうでさ
ね、イイでしょ?」
「胸に……触らないでください」
絞り出すように出せた声は、胸を揉み始めた浩介への抗議だった。
浩介は後ろから抱きしめるようにして、寛美の豊かな乳房を刺激していた。
誰かに見られたら大問題だが、この時間帯にもうここを通るものがいないことを浩介は知っていた。
「ごめんごめん。寛美ちゃんのおっぱいが可愛くてさ。で、いいでしょ? でないと、この間の話、みんなにも聞いてもらうことになっちゃうかもね」
全く謝意のこもっていない言葉から、流れるようにさらっと脅しの言葉を口にする寛美。
「……」
「ちょっとだけだから、ね?」
しばらく押し黙っていたが、結局いつもの通り根負けするのは寛美の方だった。
「……分かりました」
いつ人が通るか分からない恐怖と戦うには寛美の精神はナイーブだった。
そして、寛美自身気付いていないが、最後に後押しをしたのは、胸から得られる快感ではあった。
※
「じゃーん。ささ、その可愛いお口で舐めてね」
オーナー室に入った浩介はいそいそとズボンを脱ぎ、屹立したペニスを取り出す。
すっかり精力を回復したそれは、天をも突かんばかりに勃起している。
放っておいたら何をしでかすか分からない、と言うのはあながち間違いでもないのだろう。
「うぅ……」
制服の胸をはだけた状態で、寛美はペニスに舌を這わせる。
何度か経験を積んできたこともあって、その動きは浩介の快感のツボを捉えたものだった。
「あぁ、いいよ。寛美ちゃんも随分うまくなってきたねぇ」
思わず快楽のため息を漏らす浩介。
一方、寛美も寛美でこの状況で快感を感じ始めていた。
(どうしよう……。嫌なはずなのに……気持ちいい)
本来、いやいや浩介に脅されて、フェラチオを強要されている状況だ。気持ちよくなるはずなんてない。
しかし、ねっとりとした浩介の口調で誘われると、気付くとそのペースに飲まれ、彼の言う通りに体が感じてしまうのだ。
まるで自分の中の何かを浩介に支配され、操られているかのような感覚だった。
「寛美ちゃんのおっぱい、乳首が硬くなってきたよ。モミモミしてあげるから、2人で気持ちよくなろうねえ」
「あん……」
とうとう喘ぎ声を出してしまう寛美。
浩介の手は寛美の乳房の感じるところを知り尽くしているかのように、いじくり、寛美の官能を高めていく。
(おっぱい、気持ちいい)
そしてそれは自然と、寛美の奉仕の速度も上げることになる。
「そうそう、ベロをしっかり使って。タマタマの方も舐めるんだよ」
言われるがまま、玉袋を舐め上げた寛美は、亀頭を軽く口に含んで舌を走らせる。
快感で混乱し、ぐしゃぐしゃになった頭からは、既にペニスへの嫌悪感など吹き飛んでいた。
そして、その寛美のペースが上がったことで、浩介も自身の陰茎に内側からこみ上げるものを感じる。
それは瞬く間に外へと解き放たれた。
「あっあっ、イクよ……!」
勢いよく飛び出た精液が寛美の口の中に飛び出していく。
こうして口の中に放出されたのは何度目だったか。
気付くと寛美は自然と精液を嚥下していた。
(なんでわたし、こんなに感じちゃってるんだろう?)
飲み込んだ際に、軽く絶頂を迎えていたことに寛美は気付く。
スカートの中は密かに濡れていた。
普通ならここで、終われるはずだ。
だが、浩介の性欲は普通ではなかった。
「はー、気持ちよかった。でも、まだまだ出したりないなあ。寛美ちゃん、もうちょっと付き合ってよ」
「え、そ、そんな……」
現実に引き戻される寛美。
少なくとも彼女の秘部は、まだ男性とのセックスで快楽を感じられるようになっていない。
しかし、そんな寛美の事情もお構いなしに服を脱いだ浩介は、寛美の服を脱がし、オーナー室のソファに押し倒すのだった。
※
「ふぅ、出した出した。寛美ちゃんも気持ちよかったでしょ?」
「はぁ、はぁ……」
服を着ながら全裸で力なくソファに横たわる寛美に声をかける浩介。
余裕のない寛美は息を荒げて返事することすらできない。
そして、そんな彼女の股間からはだらしなく愛液と精液の混ざったものが垂れている。
「そうだ、今度の休校日だけどさおりちゃんとスクールに来てよ。誰もいないから、広いところで思い切り感じさせてあげる。僕ばかり気持ちよくさせてもらうのは不公平だしね」
そして、浩介はそんな寛美に構わず自分の都合だけを告げる。
「はぁ……」
実はさりげなく、妹のさおりにまで浩介が手出ししているというカミングアウトがあったのだが、今の寛美にはそれに気づく余裕はなかった。
浩介にしてみると、美人姉妹を自由にできるアイデアで頭がいっぱいなのだろう。普通、性行為を終えた後は冷静になって、そうしたことに頭が回らないものだが、彼にそれは当てはまらなかった。
「よし、決まりだね。それじゃ、遅くなったし、着替えたら車で家まで送ってあげるよ。変質者とかに寛美ちゃんが襲われたら大変だしね」
ぬけぬけと言い放つと浩介は車のカギを取りに向かう。
半ば意識を失っているところで、次の約束を受けてしまった寛美。
後でこのことを大きく後悔することになるのだが、浩介には関係のない話だ
こうして寛美はずるずると、肉体関係を続けることになってしまったのである
筆者のイメージを元にした画像です。
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