最弱テイマーの相棒(前世のわたし)は、エロフラグ回避の旅を始めました。 作:サリオン
《テイマー ###》
え?
見間違いかな?
水晶に浮かび上がった文字を見て、さらに近くの男女の顔を見て、見間違いではないことに天を仰ぎたくなる。
これは……マジですか。
そんな呟きを『彼女』もしていることを『
彼女の名は、フェミシア。
これから、彼女にとって、長く辛い人生が始まる。
スキルですべての人生が決まるここオードグズの世界において、5歳の誕生日の節目に行われる『スキル授与の儀』において、彼女は、今この瞬間より、『星なし』の最弱テイマーだと村中に知られるからだ。
『星なし』は、教会から忌み嫌われ、神から見放された呪われし冒涜なる存在として、人々に喧伝されている。
ましてや、彼女のいる森奥のラトミ村では、教会の狭義が異常なレベルで浸透し、それが彼女の人生をドン底に陥れる一因となる。
その日の夜から彼女は、飯が与えられなくなる。
アニメ版だとその日の夜に兄から家を追い出され、以後、野宿となる。
本来であれば、5歳という節目を家族みんなでもてなし、盛大に生まれたことを祝う日なのに……
それまで愛情深く育てていたにも関わらず、そのような鬼畜な所業を実の両親がなんの良心の呵責もなく、行われ、村八分にされてしまう運命に彼女はあるのだ……
彼女が村を出るまで、いや、出たあとも常に命の危険に晒され、ハッキリ言って『無理ゲー』と言いたくなるほどの『ハードモードの人生』。
『とある出会い』から彼女のドン底人生は明るいものとなるのだが、それはまだまだ彼女にとって先の未来。
『わたし』は警告する。
落ち込んで泣いてる暇はない。
すぐに覚悟を決めろ、と。
あまりにも幼すぎる5歳児に急な決断を迫り、前世の『わたし』と共に強く生きることを決めた──────はずなのに─────
「あ、あれ?」
そんな戸惑いの声をあげるフェミシアの前には、ご馳走がところ狭しと並んでいた。
すごい量だった。
彼女の母親や姉が用意したにしてはあまりにも多い。多すぎる。
近所の人たちも来ていた。
あ、そうか。
悲嘆に明け暮れるフェミシアをよそにご馳走を平らげ、見せつけるためだ。
な、何たる鬼畜の所業──────!?
「そ、そうなの…………そんなの……そんなのってないよ……えっぐ……えっぐ、えっぐ……」
ぽろぽろとフェミシアの瞳から涙が落ちる。
「フェミシア!? どうしたの!? どこか痛いの!?」
姉のフェシーラが心配そうに覗き込む。
「だって……わたし……星無しなんだよ……神様から嫌われてるんだよ……そんなわたしを祝うなんてするわけないよ……こんなに美味しそうなご馳走を用意して……腹ぺこのわたしに見せつけるようにしてみんなで食べるんでしょ……うう……わたしが何をしたっていうの……酷すぎるよ……えっぐ……えっぐ……」
フェミシアの言葉にあたりは波を打ったかのように静まり返った。
ああ……やっぱり……そうなんだ……
これから強烈な悪意がフェミシアを襲うことをわたしは、身構える。
まずは何より彼女の生存のために前世の知識を総動員して助言を与えるべく、存在しない脳を高速回転させる。
けれども、そのあとの反応は、まったくの予想外だった。
「ああっ! 不安にさせてごめんなさい! わたしの可愛い、可愛いフェミシア! 星がなくたって、あなたは、わたしがお腹を痛めて産んだ愛おしい子。たとえ、世界が敵になっても、わたしだけは、あなたの味方でいるわっ!」
「お母さん……」
号泣しながらフェミシアに抱きつくのは、母のフルフェ。
「わたしもフェミシアの味方よっ! ほら、フェミシアの好物のノノシのシチューだよっ! これを食べて、元気になって!」
「お姉ちゃん……」
続いて、抱きつく、姉のフェシーラ。
「そうだ。シチューを食べて、いつもの笑顔を見せてくれよ! 星の数なんてどうだっていい! このシチューには、母さんとフェシーラのフェミシアへの想いが詰まってるんだ!」
「お兄ちゃん……」
兄のフェトンも抱きつく。
「俺も……俺達家族も……いつだって、どんなときも、フェミシア……お前の味方だ……神だろうが、魔王だろうが、どんと来やがれってんだ! 俺とフルフェの可愛い、可愛い、末っ娘に指一本触れさせねぇぞ!」
「お父さん……」
まさかの父のタブロも熱い言葉を迸らせ、抱きつく。
そんなタブロがこのような反応を示すとは、正直言って、衝撃的すぎた。
「おお……な、なんたる美しい光景……!! 神よ、お許し下さいっ!! これまで忠実なる神の教えの徒でしたが、この光景が神の教えに背き、悪と断じるのであれば、わたしは、わたし自身の善なる心情に従い、喜んで、神、あなたの教えから背きます!! けれども、それこそが神の与えたもうた試練であることも承知しております!! 今、ここで、宣言します!! スキルの有無、星の有無に囚われることは、愚かであると!! この美しい光景こそが無常なる善であると!!」
神父さんすらも滂沱の涙を流し、フェミシアたち家族の美しい光景に目を細める。
他の村人たちもフェミシアのことを暖かく見守っていた。
フェミシアは家族の愛に、想いに触れて、泣きじゃくる。
うう……良かった……良かったよぉ……
だって、ここ、オードグスは、目を離すとすぐさま、死に直結するおそろしい世界だけど、どうやら、杞憂に終わったようだね。
翌日
「あはは……前世のわたしってば、心配症だなぁ……」
実を言うと一つ懸念があった。
それは……村長のことだ。
フェミシアの殺害を父、タブロや村人に唆したのは、村長だ。
彼は、特産のザロの実の収穫に関わる時期を占う占い師のことを疎ましく思っており、フェミシアと親しくすることを理由に、占い師が病気の際にわざと治癒ポーションを渡さなかった『前科(『わたし』が知る原作だが……)』がある。
「………………この村に星無しの少女が誕生した……!!」
「…………!!」
村の広場に大勢の人が集まっていた。
彼らの視線を集め、壇上で声を震わせるのは、村長だった。
ああ……やっぱり、そういう展開か……
上げて、落とす。
こんな辺鄙な村では、村長の権限は絶対だ。
原作では、ここラトミ村には村長派が多数いた。
いくら家族や近所のひとたちがフェミシアを庇っても限界がある。
フェミシアの瞳は一瞬曇ったが、すぐさま光を目に浮かべる。
「……これが『前世のわたし』が恐れたことなんだね……」
そうだね……
こうなったら、フェミシアには辛い決断になるけど……
「うん。分かってる。わたしがいたら家族や……みんなにも被害が出ちゃう。だから、村を出るんだね……」
それはまだ先の話。
『あの人の死』がきっかけで、フェミシアは命を狙われ、村から出ざるを得なくる。
それまでは、家族と過ごしてほしい。
とはいえ、今やフェミシアの味方は、『あの人』だけじゃなくて、家族や近所の人、神父さんもいるため、『あの人の死』を回避できるかもしれない。
でも、『物語の原作への復元力』も甘く見てはいけない。
もしかすると、『あの人の死』の起因となる病は、そんじょそこらのポーションでは、治癒ができないこともありえる。
フェミシアは、音を立てずにおそるおそる村の広場から立ち去ろうとするが……
「だが、それがどうしたっ!! たしかに『星無しは災いのもと』なる言葉はあるが、そんなのは迷信だっ!! 星無しの少女……フェミシアの笑顔に我々村の者は救われてきた!! 子供は村の宝物!! 我ら村人一同で彼女の笑顔を守護ろうではないかっ!!」
「「「「「「お────っ!!!!!!」」」」」」
村長の言葉に村人たちは全員右手を突き上げる。
…………
「…………ふぅ……」
その場にへたり込むフェミシア。
原作との違いに戸惑う『わたし』だが、今はこれを言いたい。
ごめん、フェミシア。
『わたし』が間違っていたよ。
不安にさせてごめんね……
「……ううん……大丈夫……わたしのことを心配してくれてありがと…………」
フェミシアの笑顔が眩しい……
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜(とっても安堵のため息)
ほんっと……無事で良かった……
どうやら、ここは、イージーモードの原作世界みたいだね……
アイビーとは……もう会えなくて、ちょっと寂しいけど……これで良かったの……
「アイビー……? 誰……? 『前世のわたし』……?」
首を傾げるフェミシア。
あはは、誰だろね?
身構えてたのと、ちょっと違う形だけれど、フェミシアとその相棒『わたし』の人生という旅は、これから始まったばかり。
願わくば、彼女の未来に、両手いっぱいの花束のような愛と幸あらんことを……
その夜……
「「なっ………………!?」」
フェミシアの父と兄は、その光景に言葉を失った。
「星無しのわたくしに優しくしていただき感謝しますわぁ♥」
寝台の上に母と長女と次女がすっぽんぽんでおまんこをくぱぁ♥させて、待ち構えていたからだ。
さらに母と長女の手首、足首には紐で寝台の脚に括り付けられ、明らかに
よく見ると、おまんこの周りに薄い布のようなものによって、膣内が見えるようにされていた。
……これって、テープだよね?
『わたし』は、教えてないんだけど……
って、この状況なにこれ!?
えーと……状況を整理するね。
今夜の夕ごはんは、フェミシアがみんなのために作ったんだけど、その時に母親と姉のスープに何やら粉を入れてて、『くっくっく……仲間はずれはダメだもんね♥』なんて、なんだか悪い顔をしていたのが印象的だった。
食後に母親と姉が船をこぎ出し、フェミシアが寝室に連れて行って、服とか脱がして、父親と兄を寝室に来るように呼んで、今の状況に……
淫乱そのものの顔つきでフェミシアは、父と兄を誘う。
「つきましては、わたくしの拙い技巧にて、今宵はご奉仕させていただきますわ♥お父様、お兄様のご寵愛を独り占めするのは、忍びないので、母、姉にもいただきとうございます♥」
「なっ……なっ……な……」
父親のタブロが肩を揺さぶる。
兄のフェトンは、呆然とするしかない。
「なんじゃこりゃあ〜〜〜!! こんな淫売、俺の娘じゃねえっ!! 出ていきやがれっ!!」
「ヒーン!!」
あ、メドヘン泣きのフェミシアがすっぽだかのまま外に放り出された。
一応、下着や服も叩きつけられるように放り投げられたのは、わずかな親心なのかな?
「な、なんで…………?」
フェミシアは明らかに困惑していた。
いや、そりゃそうなって当然でしょ。
「だって……前に前世のわたしが『はぁはぁっ、フェミシアたんが星無しになっても父親と兄をそのペドボディで骨抜きにするんだなっ! 寝室の姿見の布を外してフェミシアたんの身体が見えるとオイたんがアドバイスできるんだなっ! フルフェさんとフェリーラたんも仲間はずれはダメなんだなっ! これはとびっきりの家族への感謝の念を伝えるフェスティバルなんだなっ! うっ………………』って、アドバイスしたじゃんっ! それに従っただけなのに……うう……ぐすん………………もう…………【ハメルンあーるじゅーはちダイスキろりこんおじさん】なんか大ッ嫌いっ!!」
ええ〜〜〜〜〜〜っ!! なにそれっ!
? 全ッ然見覚えないんだけど!? わたしがこの世界に目覚める前の人!? 【ハメルンあーるじゅーはちにじそうさくダイスキろりこんおじさん】って、【ハーメルンR-18二次創作大好きロリコンおじさん】ってことか!? フェミシアに何教えてんだ、前のわたしっ!! あと、おじさんじゃなくて、お姉さんって、呼んでね?
「お姉さん!? 前世のわたしがお姉さんにかわったの!? はぁはぁ……♥い、今……どんなパンツ履いてるのかな……?」
青の横縞模様の……って、何を言わせる気かっ!?
可愛いフェミシアがすっかり
ヒーンッ!!
………………ちなみに父親と兄の食べ物にもフェミシアは、何やら振りかけていた。
眠り薬じゃないとすると…………
「ふふっ♥そろそろペニス茸の粉末の効果がでる頃だね♥」
そう呟いたのは、家を追い出されてから1分も経つかどうかといった頃。
「お母さんたちの紐はギチギチに締めたからね♥今ごろお父さんたちもギチギチのバキバキかな♥」
ちょっ!?
な、なにを言うのかな? この子は……汗
……
…………
………………
…………………………普段はすぐに消される両親の寝室の灯りが、今日は何故か、真夜中、灯っていた…………
「あ♥今、お父さんがお姉ちゃんに立ちバックしてる♥」
カーテンに映る影絵にフェミシアは、興奮した面持ちでモジモジとしていた…………
ブクマ、評価してくれると嬉しいです。
感想もおまちしてまーす!!
フェミシア(アイビー)にとって、人生最大の恩人である占い師をどっちにしようかな?(今後の展開がアンケート結果の影響を受けるものとする)
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①原作準拠の誠実で優しい老婆『ルーバ』
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②淫乱のじゃTSロリババア『ノージャ』
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彼女の中身は、元ハーメルンR-18
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二次創作界隈の変態ロリコンおじさん。
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「ここはどこじゃ?」
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気づくと原作スタート時点からおとぎ話
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ほどの過去のオードグズに九尾の幼女
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として転生していた。生まれながらの
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チート能力で瞬く間にロリババア帝国を
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築くも仲間たちはイケメン・イケオジに
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流れていき、いつしか、彼女もソッチも
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イケる口になり、老若男女コンプリート
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したのも遥か昔のこと。今では純朴な
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山奥の人々をじんわりと調教することに
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生きる喜びを覚えていた。もちろん、
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原作通り『死』はやって来るが、
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それは全く予期しない形であった。
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さて、それが明らかになるのか全ては
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アンケートの結果次第なのじゃ♥フェ
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ミシアをもっとエロエロにするのじゃ♥