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夜の帳も既に落ち切った頃、最小限の蛍光灯と星明りが照らすシャーレの廊下をツカツカと歩くリン。その顔はやや紅潮しており肩は僅かに震え胸の前で何かを両手で握りしめている。
もし今のリンの姿を連邦生徒会の面々が見たのなら普段のリンの姿との余りの剥離に誰もが(特に防衛室長は)驚き手に持っていた書類やらコップやらを落としていただろう。
リンがそんな表情を浮かべる理由は手に持った物と、今向かっている場所が原因だった。
「……こ、ここですね。遂にここに……」
リンは目的の場所に着いたのか立ち止まり、手の中にある鍵の番号と部屋の番号を何度も確認する。既に番号の確認は何度もしているが、緊張からか一向に鍵を鍵穴にいれようとはせずに手が空をさまよい、また番号の確認をして場のを誤魔化すという行為を繰り返すリン。
それだけこの鍵とこの場所は彼女にとって大きな意味を持っていたのだ。
ここは、シャーレにある水戸グランの私室。彼が自身の部長特権を使って作り立上げた、休憩室であり、第二の家であり……所謂『ヤリ部屋』だ。そんな部屋の鍵を今日リンはグラン本人から渡されたのだ。しかも『リンだけ』特別にとまで言っていた。意識している異性から部屋の鍵を渡された、それも自分だけ。その事実はリンを興奮と混乱に包むことは実に容易かったのだ。
「……落ち着きなさい、七神リン。大丈夫、大丈夫」
数分後、どうにか落ち着いたリンは覚悟を決めた。何度も自分に大丈夫と言い聞かせて、ゆっくりと鍵を鍵穴に差し込む。
「グランさん、リンです。入りますよ(シャーレに来る前にシャワーも浴びましたし、制服も保管していた予備の物を出して汚れ一つない。……し、下着も
ガチャリと音を立てドアが開き部屋の中に足を進めるリン。部屋の中は暗闇に包まれており、人の気配を感じなかった。
「グランさん?」
返事が一切ない事を不思議がったリンは部屋の電気をつけてつかつかと部屋の奥へと向かいロフトにトイレ、クローゼットの中まで開けてグランを探すが誰もいなかった。
そこまでしてリンはあることを思い出す。
『リン代行なら好きな時に来て、好きなようにしてくれてかまわない』
『あぁ、ちなみに渡したのは"リン"だけだからな』
そう、グランはリンに特別に鍵を渡しただけであって、彼自身が今日ここにいるとは一言も言っていない。そのことに気が付いたリンは深いため息をついた後青筋を浮かべる。
「えぇ、分かっています。あの人に悪気はなくて、すべて勘違いをした私が悪いということも……。ですがッ!」
リンは悪態を口にしながら自身の上着を脱ぎ棄てクローゼットを開けて一番"濃い"グランの匂いがするシャツを取り出してうつ伏せでベッドの中に潜り込む。
「鍵を渡した日ぐらいは部屋に居てくださいッ! こうして勘違いして来てしまったじゃないですか!」
リンとしては部屋に入ったらグランがいてサンルームからシラトリ区の夜景を見下ろしながら会話をしてある程度すればすぐに良い雰囲気になっておっぱじまるだろうと考えていたため(本人的には)冷静に装いつつもかなりムラムラしていたのだった。
「んっ、すーっ! ふぅ、ふぅ。んんっ。 匂い、包まれてッ」
グランの匂いがする布団に包まれ、彼の匂いがするシャツを顔に押し当て、グランの使っている硬めの枕を股にこすりつけるリン。日頃のストレスをぶつけるように半ば切れながらオナニーをするリン。オープンショーツであったため下着を脱ぐ必要は無かった。
「う゛ーっ、う゛ーっ!」
嗅ぐだけでは満足できずにグランのシャツをまるで嚙み千切らんとばかりに噛み締め、味わう。下半身は枕の特に硬めの淵の部分を女性器に押し付けへこへこと腰を前後する。その滑稽ともいえる動きとは真逆に極度の興奮によって愛液は白く泡立ち、ぐぢぐぢと湿っぽい水音がしていた。
「はっ、はっ! ぐ、グラッ、グランさんっ♡」
ただ押し付けるだけではなく、時には膝立ちになりクリだけを刺激してみたり逆に大股を開いて刺激が女性器全体に広がるようにしながら腰を振る速度を速めていく。そして止めと言わんばかりにノースリーブの脇の部分から手を突っ込み先ほどから痛いぐらいに自己主張をしていた乳首をつまみ上げる。
「んっ♡ あっ♡ んぐっ♡ あ♡ いっ♡ ん゛♡ ん゛うぅぅぅぅッッーー♡♡」
何度かビクビクとリンの体が震えた後、大きく絶頂するリン。女性器からはブシッ、ブシッと音を立てながら連続で潮を吹く。絶頂の波に耐えるかのように背を大きく丸め、歯を食いしばるリン。
「はーっ、はーっ、はーっ」
波が引いたのか全身から力が抜けてぐったりとベッドに倒れこむリン。
「グラン……さん」
この部屋に居るとどうしてもグランの存在が頭をよぎる。一度意識してしまえば一度落ち着いたはずの情欲の炎は再び大きく燃え上がりリンは自然と性器へ手を伸ばしていた。
「んぅっ♡」
一度絶頂したことでドロドロになった女性器は二本の指をあっさりと飲み込んでしまった。
「んっ♡ んあっ……あっ……んぅぅぅ♡」
今度は仰向けになり、M字開脚の姿勢となり、ぐちぐちと音を大きく立てながら激しく指を出し入れする。もはや恥も外聞も捨てただひたすらに恋焦がれる男を夢想して日頃のストレスを性欲として発散する。目を閉じて性器の感覚に集中し、大きな喘ぎ声をあげ、胸を揉みしだき、途中で絶頂しても指を止めずに次の絶頂へ自身を導く。
「あ、あっ、あっ、ああッッ! いっ♡ んんぅぅぅぅぅッッ♡♡」
そうして幾度か目の絶頂を迎えた。足がピンと伸びきって背中がベッドから浮き上がる。性器からはもはや潮なのか尿なのか分からない液体が放物線を描いて流れ出る。絶頂が終わり、流石に疲れたのかぐったりとするリン。ニュルンと性器に入れていた指も重力に従い抜け落ちる。何度も潮を吹いたせいだろう。体中の水分が足りない気がしたリンは快感でぼやけた頭をどうにか働かせ、冷蔵庫の飲み物を取ろうとベッドから上半身を起こす。
そんなときベッド横から声がかけられる。
「お? 水か? ほら」
「あ、ありがとうございます」
横から差し出された水の入ったコップを受け取り口に入れるリン。くたくただった体に水分は良く染み、爽快感がリンを包み込む。何かが可笑しい事とリンは思うが未だ上気した頭ではそれが何かはわからず、だだ水を味わっていた。
「激しかったし体力の消費も大きいだろう。それにあれだけ潮吹きしてたら体内の水分も足りなくなるだろう。これからする時は事前にベッド脇に水用意しておくと良いぞ」
「はい。次からはそうすることにします」
「にしても、随分激しかったな……何かあったか?」
「いえ、特に何かという訳ではないですが。ちょっと日頃のストレスで……」
「あぁー。確かに首席行政官だったころから忙しそうだったのに今は生徒会長代行だもんなぁ……」
「えぇ、日々激務との戦いですよ」
リンは手元のコップに視線を落とし少し自嘲気味な笑顔を浮かべる。脳裏には今の自分以上の仕事を完璧に仕上げて顔色一つ変えずに笑っていた超人の姿。
「やっぱり私は彼女のようにはなれないですね……」
「何を当たり前の事を」
「っ」
弱音を吐いたリンに隣の声は冷たく返す。
「人はどれだけ外見を似せても、その人と同じように行動しても、結局そいつであって、なりたい人間になんてなれないんだ。それでも憧れだから、その人の隣にいたいから努力をし続けるしかないんだ」
「……辛いですね」
「だからほら、偶にはこうやって休んで自分を思いっきり慰めてあげないといけないのさ」
そういって
「暖かいです……。ん?」
そこまでしてようやくリンは事態を把握し始めた。瞬時に暖かいと言っていた身体は冷や汗が流れ出て、恐る恐る顔を上げる。
「ん? どうかしたか、リン」
「あっ、あっ、あああああ、ああぁぁああぁぁッッ!?」
目があえばリンに向かってほほ笑みを向けてくれる
次回、本番
一応の質問。皆さんってスカ系は……?
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全然余裕
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無理だよ
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ゼリー系なら……
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濁して描写するなら マコト回感想参照