今回は本編126話のエロシーンです。
本編見てない人の為に説明しますと『司』というのはグランの偽名の一つです。
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ぼんやりと光るライトが彩る廊下をカンナと司は歩いていく。司は臆することなく堂々と歩き、カンナは司から渡されたクロノススクールの制服を着こみ、顔を隠し、自身の身分がバレないようにしながら進んでいく。ここはD.U地区内に僅かに存在するラブホテル。二人は受付を済ました後自分たちの部屋へと向かっているのだ。
「何度来ても慣れません……」
「またまたぁ。カンナさんも冗談が上手い」
「冗談ではありませんッ。もし誰か知り合いにバレたらッ」
「バレたら……なんです?」
司はカンナの腰に右腕を回してしっかりと抱き寄せつつ、そのままカンナの右足の内ももをなぞりあげる。
「ッッ!へ、部屋まで待ってください!」
「そんな大きい声出して大丈夫ですか? ホントにバレちゃうかもしれませんよ?」
「!」
バッと自分の口に手を当てるカンナ。そんなカンナの様子が面白かったのかくつくつと笑う司。
「冗談ですよ。ほら、こんな声の中聞こえる訳ない」
そう言って司は一つの部屋のドアに耳を寄せる。その行為にギョッとするカンナだったが司に促されるままに耳を当てる。
『あ゛♡ イクッ♡ お゛お゛ッ♡ イク、イクゥゥ♡♡』
中から聞こえてきたのは激しく肉がぶつかり合う音と嬌声、そして僅かに水音。それは声だけなのに酷く淫らで思わずカンナも生唾を飲むものだった。ジワリ、と下腹部が疼き下着にシミが出来始めるの自覚したカンナはカッァと顔を赤くする。
「ほら、こんなに大きく喘いでる。その中じゃさっきのカンナさんの声も聞こえませんよ」
そこまで言って司はカンナの耳元に唇を寄せる。
「だからカンナさんも部屋では安心して大声、出してくださいね」
「……」
その一言にカンナの脳内ではこれから自分に対して行われるであろう、ねちっこい愛撫に執拗な責め、そしてそれらに嬌声を上げる自分の姿を思い起こさせた。もはや言葉は不要だった。ただカンナはギュッと司の手を握る。そしてそこからは早かった。今まで司に持たせていた鍵をひったくり番号を確認するとツカツカと司の手を引っ張って部屋へと早歩きで向かうカンナ。そんなカンナの変わりように思わず司も苦笑いを浮かべるのだった。
「カンナさん、部屋はそこの角ね」
「フーッ♡ フーッ♡」
「(あー、完全にスイッチ入っちゃった)」
鼻息荒く、ガチャガチャと鍵を開けるカンナ。もはや飛び込むように部屋へと入るとバタンと扉を閉めて無言で司の唇へと吸い付くカンナ。
「ん、んむ♡ んぢゅ♡ んはぁ、もっと♡ ん~、んぁ♡」
唇をこじ開け互いに舌を絡め歯茎をなぞりあげ、唾液がこぼれるのを気にしないグチャグチャなキス。司はキスをしながら片手をカンナの顎に添え、もう片方でカンナの上着をゆっくりと脱がしていく。カンナのほうも司の動きを理解していて時たま脱がせやすいように身を捩る。
そうしてカンナの衣服があとはタイツとショーツだけになると今度はカンナが司の服に手をかけ始める。
「ん、ぃ♡ れ~♡ んうぅ、ちゅ。ふふ、いけませんね、こんな所に危険な凶器を隠し持つなんて」
「カンナさんが魅力的だから危険な凶器になっちゃったんですよ」
司のズボンに手をかけたかんなはそう言いながらパンツごとズボンを引き下ろして露わになった男性器を撫でる。
「凄く熱くて、硬い……。私のような可愛げのない女に興奮しているのですね」
「カンナさん」
「どうかしまし―――」
キスから手コキへと移行していたカンナの顔を持ち上げて今度は司のほうから強引にキスをする。下は絡めない。ただ、唇を重ねるだけのキス。しかし長く思いやりを込めてゆっくりと。
「っはぁ……。自分を卑下しないで下さい。貴女は困難の中にあっても最善を尽くそうとする、気高く、優しく、美しい女性です」
「つ、司さん……」
「それに普段はキリっとしているのにベッドの上で鳴いてるところなんか凄く可愛いですよ♪」
「司さん!!」
『雰囲気台無しです!』と言いたげなカンナのジト目に司は笑顔を浮かべる。それからカンナは眼を少し逸らして頬を赤く染めながらぼそりと呟く。
「本当にそう思ってるなら、ちゃんと可愛がってください……」
カンナのあまりの可愛さに一瞬フリーズする司だったがすぐに笑顔に戻りカンナをお姫様抱っこして部屋のベッドまで運ぶ。そしてベッドの上にカンナを横にさせ、覆いかぶさるような体勢になる。
「ん♡ っう……はっ♡ くふぅ♡」
「凄くビンビンですね」
横たえたカンナの首筋に顔を埋め、舌で汗を舐めとりながら片手でカンナの胸を愛撫する司。胸全体を揉みこんだり、乳輪の淵をツツとなぞったかと思えば時たまちくびをカリカリといじくられる。与えられる快楽にカンナの身体は時折ビクビクと震え、反射的に司の手を掴もうとするがカンナの両手は寝ころばされた時に司の方てにがっしりと捕まえられてびくともしない。結果としてカンナは抵抗できずにただ身悶えするしかなかった。
「おいしそう……んむっ」
「あ゛っ♡ お゛~~♡」
パクリと司がカンナの乳首を咥えて舌先で転がし始める。指とは違いぬるぬるとした舌が敏感な部分を擦りあげる感覚にカンナは無意識の内に腰を跳ねさせて今までとは違う種類の嬌声を上げ始める。
「はっ、んッッ♡ そこは♡」
「んれェ……。ぢゅる。
「そんな、訳ッ♡ うっ、あ♡」
司の責めに次第と腰は跳ね内腿を擦り合わせるカンナ。女性器からはとめどなく愛液が溢れ、ショーツとタイツはすでにその役割を放棄しており染みはベッドのシーツまでに広がっていた。
「こっちもびちゃびちゃですね」
「あっ♡ 布上からでも気持ちいぃ♡」
「それじゃあ、こっちも失礼しますよっと」
そう言って司はタイツとショーツの間に指を滑り込ませ膣内に指を沈み込ませる。既に濡れぼそっていた膣は抵抗なくヌポっと司の指を飲み込む。
「あんっ♡ く、はっ♡ ゆびぃ」
「これなら二本入りそうですね」
「いひぃ! あッ、音、わざとたててッ!♡」
ぢゅぷぢゅぷと音を立てながらカンナの膣内をかき回す司の指。カンナはビクリと身体を震わせ、顎を上げて悶える。
「ま、まって激しッ♡ も、もうイッちゃいます!」
「イッて。カンナさんの可愛いところ沢山見せて?」
そう言いながら司は最後の一押しとばかりにカンナの特徴的な耳をコリっと甘噛みした。瞬間カンナの脳内にスパークが走る。
「お゛っ、いっイクゥゥゥ♡♡」
カンナは絶頂して潮吹きが手マンをしていた司の手のひらにびしゃびしゃと打ち付ける。
「あ゛っ♡ んっ、や、やぁ♡ い、イッてます、から手を♡ 止め、止めてくだ、さぁ♡ いぃ♡」
「だめー、このままもう一回イッて」
「そんなっ、あ、うう♡」
絶頂しても司は手を止めずそのままカンナの膣内を攻め続ける。止まらない刺激にカンナの膣口は半ば崩壊状態で汁をダラダラと垂れ流し放題になっており、部屋中に淫臭が漂う。
「い、イキます♡ また、またイックッッ♡ あ、ああ゛あ゛♡ ひぃああ♡」
ガクガクとしながらブリッジに近い体勢で腰を高くしてブシッブシッとほとんど霧吹きのような潮吹きをしながらカンナは再び絶頂する。
絶頂の波が引いたころ、カンナはクタリとベットに倒れこむ。今度は司も責めの手を止めてカンナの痴態を隣でニコニコと眺めている。
「ふぅ、ふぅ……。気持ち、良かったです」
「それは良かった。けど、これで終わりじゃないからね」
「当たり前です。私も……その、まだまだ……シタいですから」
「ホント、可愛い人。 少し準備するんでカンナさんの体勢変えちゃいますね。失礼しまーす」
そう言いながら仰向けに倒れていたカンナの身体をうつ伏せにして膝を立たせ、尻を高く上げる司。そしてもう仕事のしていないタイツとショーツをずり下ろし、カンナの性器を露出させる。
「こ、この姿勢は……。というかその手にあるものは?」
「特性ローション。ほらもっとお尻上げて」
「はい。……きゃ! ど、どこ触って!?」
司はまんべんなくたっぷりとローションをカンナの尻に塗りたくったかと思うと、今度はカンナのアナルに中指を入れて愛撫を始める。突然の刺激に体が強張るカンナ。
「あれ、嫌でした?」
「……いきなりは驚きます」
「それはごめんね。ほら、カンナさん力抜いてリラックス」
「んくっ、かき回さ……れ、て♡ んん゛っ」
くにゅくにゅとかき回せるカンナのアナル。カンナは口から漏れる声を我慢しようと枕を噛んで堪える。
「腰もへにゃって来たし、音も凄いことになって来ましたね。そのままか漫せずにもう一回イッちゃってください、カンナさん」
「んむっ、ンググッ♡ ん、ん゛~~♡ ッッングッッ!♡!♡」
司の手によって今度はアナルで絶頂に達するカンナ。顔を枕に押し当て両足をバタバタとしながら勢いよく噴いた潮が水鉄砲のようにシーツに吹き付ける。
「ぅっは。……はー……はー……」
「カンナさん……」
「ん……」
絶頂が収まり顔を離し深呼吸して体を休ませようとするカンナ。そんなカンナの顔に手をそえて一つキスをする司。キスを品がらカンナの身体に手を添えて仰向け体勢を変化させる。
「全身トロトロですね。……そろそろいれますよ」
「……はい」
司が自身の男性器を握り挿入しようと声をかけるとカンナは自然に自身の性器に手を伸ばしくぱぁと入り口を広げて見せる。そこに司は戦端をあてがいゆっくりと腰を進める。
「あっ、く♡ あぁぁ……」
カンナの膣内を押しゆろげつつゆっくりと入ってくる司の男性器。先ほどまでのように激しい快楽はない、ただ暖かいぬるま湯のような快楽がカンナの全身にゆったりと広がっていく。そしてカンナの腰と司の腰がピッタリとくっついて塗られていたローションが水音を出したとき、カンナの全身はぬるま湯の様な快感が広がり切っており絶頂が100とするならば80の快感が常に襲ってきているよう状態だった。
「全部入ったよカンナさん」
「その、ようですっね♡」
「カンナさんのなかグズグズで、でもギューギュー締め付けてきて凄いおねだりしてくるよ」
「ふふっ、そうですね♡ 私は、とても欲しがりなんっ、です♡ だから動いてくれますか? キス、しはがらっ♡♡♡」
「了解です。お嬢様」
司はカンナと所謂恋人繋ぎをしてキスをしながらゆったりと腰を動かし始める。ピストンの速度は遅いがその分長いストロークで、カンナの膣内を味わいつくす様に。カンナの膣に番のモノの形を教え込むようにじっくりねっとりと交わり合う。両者の身体は汗にまみれ、何ストロークかする度に噴き出すカンナの潮ですでに濡れていないところが見つからない程だった。自分の身体の下で『狂犬』とも言われるカンナが快楽に沈み、ほぼ白目を剥きながら体をビクビクと震わせ、それでもキスも手も離さず、女性器は貪欲に肉棒を刺激し射精をねだる。そんなシチュエーションに興奮が高まりぞくぞくと射精感が高まり、限界まで高まった性欲のままにカンナの中に精を放出する。
「ん゛ん゛ヴヴッッッ♡!♡!」
カンナの喘ぎ声が合わさった唇から司に伝わってくる。無意識の行動なのかカンナはグリグリと司の腰に自身の腰をこすりつけ貪欲に精をねだっている。その行動のあまりの愛おしさに司も腰を押し付け、限界まで精を吐き出そうとしたのだった。
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「すぅ……すう……」
「いてて」
そのあと何回戦かしたシャワーを浴びて体を洗った後カンナはぐっすりと眠ってしまった。『狂犬』の名からは想像もつかない程可愛らしい寝顔を見つめながら司は自身の身体に着いた噛み痕をどうやって誤魔化すか思案していた。最初の交わりの後の何回かはカンナ主導の回もあったのだが彼女には激しく絶頂するときに何かを噛んでしまう噛み癖があるらしく、よくよく部屋を見れば司の体以外にも枕やベッドのシーツが悲惨なことになっている。
「……ここがウチの傘下で良かったよ。……ホントに」
修理代金のことを考えなくていいホテルにして良かったと司は思うのだった。