ふぅ、イヤになる程忙しい一週間でしたが、何とか一段落…だと思う。
明日は平日だし。
いやぁ、忙しくはあるんだけど、夜の客数に比べて昼は楽だなぁ…それでも今日は忙しかったけど。
店長が昼ばっかり担当しているのに、思うところが無いではない。
ま、深夜割増が給料に入ってるんだから、当然のキツさではあるんだけども。
さーて、MHX…やる時間があるといいなッ!
追記
前話の前書きと後書きに注意書きを追加しました。
鬼門月ちょっと外伝一本書き上げた日
蝕鬼。
実に厄介だ。
時間をおけば置くほど、敵の軍勢が増えていく。
増え方からして、恐らくネズミ算式だろう。
と言うかネズミ算式だったら、増えるスピードが洒落にならんほど早いぞ。
どうやって駆除する?
そもそも団体さんがどっか別の場所に行ってしまっているので、討伐に出ようにも場所が分からない。
こうして探している間にも、その数を増やしているだろう。
…それだけ多くの鬼が一斉に移動したなら、足跡が残ってる筈だよな…。
蝕鬼の痕跡は、普通の鬼よりも強く残るようだし。
よし、ちょっと探してみるか。
探索終了。
残念ながら移動の痕跡は見つからなかったが、蝕鬼と初遭遇した。
3体同時にな!
2体は以前に見つけた、小型鬼程度の二匹の猫っぽいの。
を、カゼキリ並みにデカくした奴ら。
小型鬼じゃなかったんかい!
…という事は、あの時見つけたのは子供だったのか?
何食えば、一ヶ月程度の時間で10倍くらいにデカくなるんだ…。
しかも走り回るは、迂闊に後ろに立とうとすると尻尾が連続で飛んでくるは、追い詰めると姿が見えなくなる!
鬼の目鷹の目でも見えないとか、どうなってんだ。
そしてドン尻に控えしは………ゴウエンマ並みのデカブツやん…。
棍棒持って武装した牛頭鬼。
…これ、どう見ても幹部級の鬼やん…。
討鬼伝極に突入したかどうかってタイミングでカチ合う鬼じゃねーだろ…。
流石に初見の鬼を3体同時とか危険すぎるんで、何とか撤退してきた。
いやぁ、煙幕と閃光玉とスタングレネード使い切っちゃったよ。
あと、イヤイヤながらにふくろに詰めて、そのまま忘れ去っていたこやし玉。
牛頭鬼が屈みこんだ瞬間、鼻の穴に向かってシューッ!
…そのまま感染症とかになって、くたばってくれるとあり難い。
…まさかとは思うが、こやし玉を取り込んで体の一部にしたりしないよな…。
しかし、ちょっと気になる事があるな。
どうもあの3体の鬼、何か獲物を狙って同時に行動していたように見えた。
ネコっぽい鬼…カゼヌイと名付けられた…も、遭遇時から幾らか傷を負っていたようだったし。
パッと見たところ、傷跡は弾痕に見えた。
うーむ、何者かと戦闘・追跡中だったところに、俺達と遭遇して、先にこっちを仕留めようとした…のか?
鬼達が連携してでも仕留めにかかるモノとなると、やはり人間…しかもモノノフだと思うんだが、あんな異界の奥まった場所に誰が居る?
銃を使ってるなら、千歳や虚海でもないし。
奴らを倒せずに、撤退してきたからな…。
誰か居たのか、調査する事もできなかった。
敵か、味方か、通りすがりか…。
どれでもいいから美人の女性である事を願います。
鬼門月ちょっと鍋の焦げ付きが取れない日
蝕鬼を狩ってるんだが、流石に一筋縄では行かないな。
ちゅーか何だか鬼達の姿が一定しないな。
曲りなりにも、今までの大型鬼達はミフチならミフチ、ヒノマガトリならヒノマガトリ、その亜種なら亜種と、一見して分かる姿をしていたんだが…。
蝕鬼達は、どうにも不定形な一面がある。
例えば先日遭遇したカゼヌイだけど、最初に見た時はネコのようだった。
この前遭遇した時はキツネで、その次は狸を連想させた。
更にその後遭遇した時は、なんかこう…ゴツゴツした岩の塊みたいな奴だった。
戦ってるうちに動きを見て、「コイツは姿は違うがカゼヌイだ」と気がついたんだが…なんであんなに姿が一定しないんだろうか。
虚海が人為的に生み出した鬼だからか?
それとも、何か他に原因があるのだろうか。
この蝕鬼がゲームの討鬼伝極の敵役だとして……まぁ、そんな不定形なトコまで再現してる訳がないわな。
モンハンだって、再現できるのは敵のサイズの違いくらいだってのに。
…あと、具体名には伏せるが最初から部位破壊されていたりな。
傷ありのガルルガとか片角で黒いのとか片角で黒いのとか片角で黒いのとか片角で黒いのとか。
…遭遇したら迷わず逃げよう。
さーて、この原因だが…秋水曰く、「どの蝕鬼が何を取り込んだかによる違いではないでしょうか」との事。
つまりカゼヌイがネコっぽいのを取り込めばネコのようなカゼヌイに、狼っぽいのを取り込めば狼のようなカゼヌイにって事か。
わかりやすくはあるな。
だが結構厄介だな。
元になったモノの影響を強く受けるのか、動きも変われば習性も、耐性も変わる。
前述したゴツゴツした岩の塊みたいなカゼヌイなんぞ、動きはカゼヌイで実際風を操るような攻撃をしてきて、今まであった奴なら地属性が弱点っぽかったのに、それが全然通じない。
代わりに風を操る力は弱くなっていたが、その分風の中に石礫が混じってきてるんだから、殺傷力は逆に上昇する始末だ。
メッチャ痛かった。
ミタマ「防」でもないのに「痛い」で済んだ俺に、戦慄するような目が向けられたが……まぁ、橘花と桜花でフタマタしながら刺されてない時点で畏怖の視線が向けられているので問題ない。
樒さんの事もバラしてみようかと思ったが、割と洒落にならんので自重している。
うーん、それにしても…秋水も言っていたが、幾ら鬼とは言え、自分達の性質をこうも一気に変化させられるとは思えない。
生物(と言っていいのかは疑問だが)として安定しているからこそ、種族というものがある。
一定数以上が、一定の姿を保っている以上、何かしら性質が固定されている筈なのだ。
まぁ、蝕鬼は一定しないみたいだが…。
何れにせよ、虚海が蝕鬼を生み出した方法は、尋常な方法ではないだろう。
どう見積もっても外方と称される、或いはそれ以上にロクでもない方法なのは確実だ。
多分、鬼に何かしらの改造なり呪詛なりを埋め込んでるんだと思うが……埋め込んだはいいが、持て余すってのが虚海らしいのー。
鬼門月ちょっと遠出してヤキトリ行ってきた日
現在遭遇している蝕鬼は、カゼヌイと、まだ1度会っただけだがゴズコンゴウ(と名付けられた)。
それから遠目に空を飛ぶ蝕鬼(だと思う)を見た事がある。
空飛ぶ奴に関しては、単なるヒノマガトリかアメノカガトリだったかもしれないが。
先日、カゼヌイが単体で行動している時に遭遇したので、これ幸いと狩り取った。
大分動きにも慣れてきたが、やはり目に見えなくなるのがな…。
眼光だけだと、流石に行動予測ができん。
誰を狙っているか、くらいは分かるんだが、予備動作が殆ど無い状態で予測しなけりゃならんからなぁ。
それはともかく、倒した蝕鬼の素材を使って、橘花に千里眼の術を使ってもらえないか、と思ったんだが。
ひょっとしたら、移動していった蝕鬼の集団が何処に向かったか分かるかもしれないし、万一の可能性ではあるが、虚海がどうやって蝕鬼を生み出したのか、分かるかもしれないと思ったのだ。
…無理だったようだ。
蝕鬼の部位は瘴気が強すぎて、千里眼も繋がりを辿っていけないらしい。
なら適度に浄化してみては?と思ったが、そうなると部位と本体との繋がりが薄くなり、それはそれで繋がりを辿れなくなる。
うーむ、厄介な。
それはそれとして、他の里から手紙が届いたようだ。
救援の要請の手紙が。
…予想通り、蝕鬼の集団は別の里を襲いにいっていたらしい。
幸いと言うべきなのか、蝕鬼が迫っているのは俺が知らない里のようだ。
ウタカタとしてもそれ程戦力に余裕がある訳ではないが、これを放っておく事はできない。
現在の状況で、何処か一角でも里が崩れ落ちてしまえば、そこから鬼の侵入が激しくなって全陣営が危険に晒される。
…で、誰が行くかって話だが……まずは、戦闘力は低いが、偵察や援護に定評のある物見隊の数人。
それから、自ら志願したモノノフが…富獄の兄貴と暦だった。
…暦は大和のお頭と、富獄の兄貴に却下されたが。
凛音から預かっている者を、他の里にやる訳にはいかない、と。
…あの凛音さんが、そんな事気にしないと思うが……大和のお頭には何か考えや懸念でもあるんだろうか?
で、富獄の兄貴はOKが出た。
戦力大幅低下になるが、逆を言えばそれだけ強力な援軍だ。
…富獄の兄貴が居たホオズキの里って、そう言えばシラヌイに援軍を要請したけども…。
その当て付け……ではないな。
単純に、戦い甲斐のある敵を求めるのと、救援に応じようってだけか?
と言うか、初めて知ったんだが…富獄の兄貴って、霊山に命じられたんじゃなくて、自分でウタカタの里に滞在してたのな。
ホオズキの里が滅んで、ダイマエンを追いかけてあっちこっち戦い歩いていたらしい。
で、ここ最近はウタカタで戦っていて…戦も一段落ついたし、仇も討ったから、また別の里に行く事も検討していたそうな。
ひょっとしたら、今回の問題の里にも世話になった事があるのかもしれない。
ともあれ、救援要請、更に大和のお頭も認めたとあっては、引き止める事もできない。
ただ、救援が終わったら戻ってくるように、とは言われていた。
蝕鬼が生まれたのはウタカタ付近だ。
恐らく、今回もまたウタカタが激戦区となるだろう。
…メインキャラに退場されても困るし。
鬼門月ちょっとどころじゃなく怠けたい日
富獄の兄貴が援軍に出発して、はや3日。
予想以上に戦力の低下は響いたが、何とか回っている。
…あと、富獄の兄貴が置き土産を残していった。
今のところ、有効に活用できているのは初穂だけだが。
トコヨノキミと戦った時にやった、敵の背に捕まって攻撃する、乗り上げ攻撃を教えていったのだ。
俺としても、まだ会得できてる訳じゃない…その場のノリでやった事はあるけども。
で、これを受けて一気に戦力アップしたのが初穂である。
元々、鎖分銅を相手に巻きつけて一気に飛び上がり、そこから攻撃するのが鎖鎌のスタイルだったが…相手に安定して掴まれるようになった技術により、安定性・安全性が格段に上がった。
振り落とされそうになった時は、自分から飛びのいて降りられる。
いやぁ、便利なもんだ。
一箇所に定点攻撃できるし、攻撃する場所によってはダウンを奪う事も、怯ませる事も度々ある。
それに、取り付いた初穂を振り解こうとして、鬼が足元お留守になる事だってあった。
…その分、暴れて事故る確率も高かったけど。
ま、パーティ戦で特に効果を発揮する技能だな。
飛びつくにしたって相手の気を逸らす必要はあるし、成功した場合の効果を最大限に発揮しようと思うなら、無防備になった敵への総攻撃が基本だ。
リスクを減らし、メリットを増やし…。
うん、飛び乗りに限らず、やはり数を揃えるのは基本だな。
さて、新戦法がよくハマって得意絶頂の初穂はともかくとして、真面目な話だ。
正直な話、初穂の戦闘力が上がって、現在の総員の戦力を集中したとして…蝕鬼の力と数に、どれだけ抵抗できるか?
この前のゴズコンゴウがどのレベルの鬼なのかにもよるが、アイツ一匹出てきただけで大分厳しくなるだろう。
そんで、蝕鬼の最も厄介な点は、その繁殖力にある訳で。
ゴズコンゴウ、一匹見たら最低3匹は居ると思え…。
………うん、二桁じゃないだけマシだな。
でも確定じゃないんだよな、二桁行ってもおかしくはないんだよな……。
…やっぱ俺もパワーアップしないと…。
ニチアサで言えば第二形態か新武器、ロボット物で言えば乗換えの梃入れが必要だ。
うーむ、しかし、どんな手があるか…。
新武器……俺のメインウェポンって神機だぞ。
元の刀身がショート・ロング・バスターの3種類しか無かったから、討鬼伝世界・MH世界で使う武器もそれに準じた物になったし。
槍とハンマーも前GEループのクリア後で技術確立されたけど、やっぱ熟練度がな…。
ちなみにガンナーに関しても、同じ理由でライトボウガン・ヘヴィボウガンが多い。
弓は…討鬼伝世界でもMH世界でも、イマイチ…。
いや、ナターシャさんの教えをディスってる訳じゃないんだけどな。
みっちり教え込まれたし…単純に使用頻度の問題だ。
話が逸れたが、やはり俺がパワーアップするなら、ゲームの続編の追加要素を身につける事、か…。
だが、俺がまだ身につけてない新要素…。
このループが始まる前で、まだ身につけてない要素…。
ブラッドアーツ、MH世界の幾つかの武器、討鬼伝世界の……えーと、ミタマの更なる力の解放に…あと武器…そして鬼千切の共同ヴァージョンか。
現ループでどうにかできそうなのは、討鬼伝世界のそれぞれと、ブラッドアーツか。
血の力がGE世界風の霊力で、ブラッドアーツがそれを使った技だと言うなら、これを会得するのはGE世界よりも討鬼伝世界の方がいいかもしれない。
普段、鬼祓いしたり、ミタマの力を引き出すのに使っている霊力を、そのまま攻撃に転化してみる。
が、実践はともかく、鬼にどれだけ効くかなぁ…。
物理的に攻撃力をブーストするのはそんなに難しくないんだが、鬼を相手にする場合は瘴気の塊を散らして、浄化せにゃならんからな…。
…確か、ブラッドアーツには剣を振ると同時に衝撃波みたいなのを飛ばして、ケツガエンショーと叫ぶ奴もあったな。
リーチの長さは戦術の広さと同義だし、とりあえず霊力や衝撃を極力少ないリスクで飛ばす方法を考えてみるとしよう。
鬼門月ちょっとだけやった事があるゲームの外伝書こうかな日
霊波、という単語がある。
大前提として言っておくが、これはモノノフ用語だ。
オオマガトキで異界に沈んだ世界にもこんな単語は認められてなかったと思うし、増して俺が元居た世界にだって、学術的・世間的に認められてはいなかった。
霊力だってそれは同じだが。
が、霊的な力を操り、時には対峙するモノノフとしては、世迷言でもなんでもなく、身近にある存在である。
これが霊力とどう違うのかと言うと……そうだな、霊力は炎、霊波は熱、と思ってくれればいい。
霊力はエネルギーの塊で、霊波はそこから伝わってくるモノ。
勿論、霊力が高ければ、そこから生み出される霊波も大きくなる。
これを応用すれば、霊力を高めて一定の動かし方をする事で、霊波を遠くに飛ばす事が出来る。
要するに炎をもっともっと熱くして、より遠くに熱を伝えようとしている訳だ。
これにより、霊力の消費を抑え、更にリーチを伸ばす事ができる。
実に一石二鳥の技である。
…はい、「ん?」と思ったアナタ。
それは正解です。
霊力を炎と思ってくれ、と言った、ココに注目。
そう、炎。
炎なんだよ。
炎ってのは燃える為に燃料を必要とするんだよ。
燃え続ける為に、何かを消費しなきゃいけないんだよ。
じゃあ、霊力の場合、その『何か』…燃料ってのは何だと思う?
考えるまでも無い。
生命力だ。
霊力ってのは命の力だからな。
どう考えたってな、炎をより強く燃やすのに、アホみたいな消耗を強いられるんだよ。
そんで対象に熱を伝えるのに、炎を直接近づけずに遠距離からパタパタ煽って熱波を飛ばしている訳だ。
そりゃー消耗は激しいは威力は期待できんは、使いモンになる訳ねーんだよコレが。
ぶっちゃけ、霊力を直接投げつけた方が、余程効果が期待できる。
熱波ではなく炎を直接投げつけるようなものだし、既に燃えている炎を放り投げるだけなんで、燃焼させるのに必要なエネルギーだって少ない。
まぁ、その分生命力が削られる訳だが。
ゲームや漫画でお馴染みの、衝撃波(ゲツガテンショ)を飛ばすようなやり方を有効活用しようと思ったら……そうだな、体内の霊力を一箇所に凝縮する事で擬似的に炎が燃え盛っている状態を作り出し、消耗を抑えて熱を届けるか。
或いは、特に高めようとしなくてもいい程に炎が燃え盛っている状態をデフォルトにするか、純粋に動きだけで熱を効率的に伝えられるようになるか…だな。
さもなきゃ、熱を伝えるのではなく、炎から飛び散る火の粉で相手がダメージを受けるようにするか、だ。
まぁ、どっちも今の俺には無理な方法だ。
強いて言うなら、アラガミ化した状態で霊力を直接投げつけるのが、一番手軽に実現できる方法かな。
…まぁ、なんだ、一日かけて試行錯誤してたが、全然上手く行かなかったからな。
ちょっと愚痴も兼ねて研究結果を記していた。
一日試した程度で諦めるのはまだ早い、と思わなくもないが、ぶっちゃけ飽きたし。
今日は俺は休みの日だったけど、周囲の人が皆仕事だったり用事があったりしてなぁ…。
橘花も神垣の巫女としての義務が色々あるもんで、流石にそれは邪魔できん。
樒さんは、何やら祭壇に向けて真剣な顔で大麻を振っていた。
桜花に限らず、モノノフは任務。
…遊べる人がいねーよ。
仕方なく近所のガキ共に付き合ってたが……うーん、子供は嫌いだ…。
俺、子育てとか出来る気が全然しないなぁ…。
まぁ、フタマタミツマタ浮気ばっかりしてる俺が真っ当な父親になれるとは最初から思ってないが。
里をフラフラしていたんだが、ふと我に返った。
何で俺は休みの日に大人しく休んでるんだ?
ちょっとおかしな日本語になったような気がするが、気にしない。
前ループまでの俺は、休みの日であってもライフワークだとばかりにホイホイ狩りに出かけていたというのに。
ぐぬぬぬ…メリハリをつけていると言えば聞こえはいいが、このままでは堕落してしまう。
よし、出撃じゃ出撃じゃ!
秋水から教わった術で無限討伐……は禁止されてるから、そこらの鬼を狩りつつウロウロしてみるかな。
何だかんだで普段の巡回も、似たようなルートばっかり通るからな。
普段とは違う視点で巡れば、何か発見もあるかもしれない。
鬼の溜まり場とか、奇襲しやすい場所とか、外でオタノシミに使えそうな暗がりとか。
さー、何が見つかるかな?
鬼門月ちょっと掃除ができてない日
懐かしいものが見つかった。
結界石の洞窟だ。
いつだったか、デスワープ後に異界から出たら雪原で、そこで見つけたこの洞窟を抜けてここまで来たんだよな。
確か、矢印とかが書かれてて……そうだ、誰かが洞窟に居た痕跡もあったっけ。
あの矢印は誰がやったものなのか、洞窟に居たのが誰なのか…今以て不明なままだ。
…狩りに行くつもりだったけど、見つけたらなんか気になってきたな…。
調べてみたかったが、確かあの洞窟は歩いて丸一日分くらい続いていた。
矢印があったとは言え、分かれ道も多くて結構入り組んでいたし…見つけた時には既に昼を過ぎていたので、今回は見送った。
人が居た形跡があった雪原側の入り口を調べるには、道を往復する必要がある。
連休の時に行ってみるかな。
一人での行動は怒られそうだし、桜花も一緒に連れて行きたい。
…あっちで一晩明かす必要がありそうだしな。
人肌で暖めあいたいもんだ。
偶には桜花と二人きりでヤるのもいいだろうし。
しかし…討鬼伝シナリオが終わって、もうすぐ3ヶ月になる。
蝕鬼という新種の敵も出てきたし、そろそろ討鬼伝極のキャラが登場してもいいと思うんだが。
やはり暦や千歳、虚海がそうなんだろうか?
だとしたら、もうほぼキャラが出揃っている訳で…うーむ、どこから何処までがゲームのシナリオに含まれるんだろうか…。
いや、シナリオかどうかより、次回も同じ展開になるのかって方が重要だけど。
唐突でなんだが、日記を中断して一戦終えてきた。
蝕鬼…カゼヌイが、里の近くに侵入してきたのだ。
大分動きを把握できてきたけど、里の近くで姿を消されると厄介すぎる。
俺達が警戒している間に、スルーして里に殴りこみとか冗談ではない。
幸い、ふくろの中にあったペイントボールを度々投げつけてどうにかなったけど。
あまり頻繁に使える手じゃないな。
咆哮とかして全身から力を放出する度に、ついていたペイントが吹き飛ばされたし。
ふーむ、しかし蝕鬼が里の近くにねぇ。
最初に出現したのは北の方だったし、その後も集団を率いてどっかに行っちゃった(まだ見つかってない。恐ろしい話だ)し、今までも北の方をウロウロしているだけだったんだがな。
何でまた、いきなり里にまで出張って来
なんかまた警鐘が鳴ってるからまた明日
鬼門月ちょっとエアロバイクから音がしてきた日
富獄のアニキが帰ってきました!
おかえり~お土産は?
…饅頭買ってきてくれました。
ハチノコ饅頭?
食える食える。
にが虫だろうがスパイスワームだろうが加工して食っちまうハンターだぞ。
ウマウマ
で、蝕鬼達との戦いはどうだった?
…「手応えあったぜ」って笑ってたが、この人がそう言うって事はかなりの激戦だったみたいだな。
フンドシ締めてかからないと。
…で、富獄の兄貴と一緒に、ウタカタに到着した方々がゾロゾロと…。
また懐かしい人に会ったな。
相馬さんとその一行…百鬼隊の皆サマだ。
いつぞやのループではお世話になりました。
出会って5秒で抱きつかれた事や、腐女子が混じってる事を忘れちゃいませんよ。
…今言っても、キ○ガイ扱いされるだけだけどさ。
昨日の警鐘は、百鬼隊の到着を知らせるものだった。
危うく敵襲と勘違いして、奇襲をかけるところだった。
…相手が相馬さんじゃ、生身でやっても…腕一本か、隊員数人潰すのが限界だったと思うがな。
まーとにかく、このタイミングで里を訪れるって事は、相馬さんも極キャラ?
じゃあ百鬼隊の皆様は?
…というか、なんだってまた突然ウタカタに?
大和のお頭も、来るって話は聞いてなかったらしいし。
…そんで、なんか如何にも悪人面のエラそーな爺さん……爺さん?
大和のお頭の同期…みたいだが…?
んー、なんか見覚えがあるような…。
霊山に居た人らしいから、会ったとしたら相馬さんと一緒に霊山に居た時か?
お偉いさんと会う状況はそうそう無かったから……ああ、そういや記憶も無ければ意識も無い、何をやらかしたのか未だに定かでない会議に出席してたな。
そこで会っているのかもしれない。
だが既に記憶に残っているのは、オカルト版真言立川流との出会いだけですな。
さて、相馬さん達がウタカタにやってきた理由だが……やはりというべきか、懸念されていた事が現実に起きてしまったようだ。
即ち、増殖した蝕鬼の大群による襲撃。
襲われた里は、大和のお頭からの警告の手紙もあって何とか追い返す事が出来たが、今度は蝕鬼達がウタカタ付近に向かって移動し始めた、との事。
成程、あのカゼヌイは残留組だったが、移動していた強力な蝕鬼達の軍勢に追いやられて里の近くまで出てきた訳か。
なんにせよ、一気に状況が加速し始めたようだ。
これは既にゲームシナリオに乗っていると見て間違いあるまい。
…どんなシナリオか分からない以上、言っても意味ない事であるが。
さて、そんな事言ってる間に、早速敵襲のようだ。
今度は飛んでるな…飛び方を見るに、ダイマエンじゃなくてヒノマガトリ寄りの鬼か?
さーて、以前は相馬さんの実力なんぞ、サッパリ測れなかったが……あれから随分と俺も腕を上げたと自負している。
相手には記憶も無いのが残念だが、いつぞや世話になった礼も兼ねて、一丁俺の成長振りを見てもらうとしますかね。
はて、今度は一体どこじゃろな?
何だかすごく………わ、和洋折衷…いや、現代風と古風と言うか…。
とりあえず日本じゃない。
日本じゃないが、現代社会っぽい。
ひょっとしたら近未来かもしれない。
と言うのも、なんかえらく高いビルばっかり見えるのだ。
俺が居るのも、一際高いビル…いや、もう摩天楼って奴だろうコレ…の一角である。
外である。
夜風がキツい。
寒くはないんだけど、高い所に居るから風が強いのなんのって。
普通こんな所に生身で人間出てこないよ。
だと言うのに、何故か今俺が居る場所は、なんか…寺? 武家屋敷? を連想させるような、和風テイスト満載。
超高層ビルのテラスに、何故か和風庭園があるこの違和感。
…違和感だらけだが、まぁ美麗っちゃ美麗だな。
一見して分かる程に手入れは丁寧にされているし、この強風の中、何故か桜が咲いているし。
背景になっているビル群の明かりで、妙に妖しい雰囲気が醸し出されている。
夜の桜には魔が宿るとはよく言ったものだ。
そして真に怪しいのは、その辺をウロウロしている……ニンジャである。
アイェェェェ!?
ニンジャ!?
ニンジャナンデ!?と本気で叫びそうになった。
幸いにしてニンジャリアリティショックは発症しなかったが、もう訳が分からんね。
超高層ビル、これはいい。
そこに日本風庭園、これもまぁいいだろう。
だが絵に描いたような覆面ニンジャ、これは一体なんだ。
ニンジャスレイヤーさん、早く来てくれ。
と言うかどうせニンジャが出てくるならタイマニンがいい。
ただし俺がTSしてフ○ックされるのは無しで。
現代なのかニンジャが現役で活躍していた時代なのか、どっちかハッキリしろよ。
ついでに言うと、庭園のあちこちには日本語で「獅子脅し」とか「盆栽」とか書いてあり、その下には英語で解説らしきものが書かれている。
…鹿威しの間違いだろ、と言ってやりたいところだが、そこまで異国で求めるのは酷か…。
と言うか英語がメインになっている辺り、やはりここはアメリカか?
そーいえば、ビルの間から自由の女神が持ってるソフトクリームっぽいのが見えるような見えないような。
という事は現代・未来である筈だが、何故にニンジャがここに居るのだ。
時代も地域も全く違うじゃないか。
しかも全員殺気立っている。
イクサの最中か?
ニンジャとして殺気を振り撒いていいのかと言いたくなるが、そんな事をわざわざ口にした日にゃ、あっという間に全員に見つかって血祭りに上げられる未来しか見えない。
今でさえ、アサシン技能にミタマ隠にハンターとしての技術で何とか隠れていると言うのに。
ちょっとでも移動したら、まず間違いなく発見される。
こいつら、かなり手練のガチニンジャっぽい。
よりにもよって、何でこんな所に居るかね。
そんな事を愚痴っていたら、「そんなにご不満ならもっと不条理にしてやるよオラァン!」と言わんばかりに新手が来た。
…あの、その明らかに生命活動をしていないのに動いているワンコはなんですかねぇ?
そしてそれを率いている、人外…というか討鬼伝世界の鬼テイストなのに人語を話している方々はなんですかねぇ?
あの人外=サン、1名はどー見てもデカい蜘蛛+人間なんですけど。
そして2名は…マッパでマッチョで体が長細い、なんかヤバい薬(和名・傘製薬)を明らかに摂取していそうなのが2人。
…いかん、動揺して気配がバレたか?
突然騒がしくなった。
くっ、明らかに敵地、しかもニンジャという名の死兵の群れのド真ん中だが、やるしかないか?
最悪、下がどうなってるかサッパリ分からんが、キリモミ崖下落下しても無傷で済むハンターボディに全てをかけて、そこら辺からI can't flyする覚悟も決めなければ。
が、それは杞憂だったようだ。
何時の間にやら現れた黒い影。
それがニンジャ数体をサクッと叩き切り、そのまま大乱戦を始めたのだ。
…おいおい、この人数相手に真正面から押してるよ、アイツ…。
にしても容赦が無い。
あの黒い影もそうだが、ニンジャ達も、だ。
腕やら足やら叩き切られるグロシーンが展開されている訳ですが、その叩き切られた方が更なるグロ行為に及んでいる。
自爆だ、自爆。
体の一部を失って戦えなくなったと思ったら、逃げるどころか黒い影に取り付こうとする。
死なば諸共ってか。
一対一ならアラガミ化無しでも渡り合えそうだが、アレはあかん。
強いとか弱いとか以前に、ヤケになっているとかではなく、目的の為なら自分の命まで捨石と…恐らくは理性と心の両方で…割り切ってる、本物の死兵だ…。
特殊能力とか忍術とか、そんな派手で見栄えがいいだけの漫画版ニンジャじゃない。
本物の、狂信的なまでに統率されている忍者だ。
戦いたくねぇ…。
戦いは数分に及んだ。
長いと見るか短いと見るかは微妙なところだろう。
とにかく人外勢が非常にタフだった。
普通のニンジャは、脳天潰したり首とかカットしたり、自分から自爆したりで割りと早く全滅してたが。
そこで俺は、ようやく黒い影の正体を見る事ができた。
アイエェェェェェ!?
ニンジャ!?
こっちもニンジャナンデ!?
こいつは黒尽くめだ!
でも忍んでない!
片っ端から残虐ファイトしてる!
あ、いや、考えてみれば不思議はないか。
ニンジャに対抗できるのはニンジャのみ、とニンジャに関する最新の研究書・東海道中膝スネ毛にも謡われている。
それを考えれば、ニンジャ達を次々にサヨナラ!させていった黒い影がニンジャでない筈が無い。
む、そう考えると、ニンジャではなく鬼にK.Oされる速鳥は、やはり自分で言っているようにニンジャではなくモノノフなのか。
…いや待て落ち着け、それは忍殺的世界観だ。
これはニンジャリアリティショックを受けた俺が錯乱しているだけだ、落ち着け。
うん?
でもニンジャリアリティショックを受けたと言う事は、ここはやはり忍殺世界…だが最初のニンジャたちにはリアリティショックは…?
…お?
今の、なんだ?
倒したニンジャ達の…霊力の残滓を吸い取っていたような…?
「何者だ、出て来い」(と、英語で言っていると思う)
はぅあ!?
…どうか敵対的ではありませんように。
観念して出て行ったところ、刀を納めはしないものの、殺気もないようだった。
悟られないように抑えてるだけかもしれないが。
えーと、ナニが何だか分からない内にニンジャ達の戦いに巻き込まれた、ちょっと特殊な一般人なんですが…?
「…奴らや魔神ではないようだな」
お、日本語。
…というか魔神…?
「ここで何をしている」
何をしていると言われても、さっきの連中から隠れてたとしか言いようがない。
と言うかここ何処?
なんか家で寝て起きたら、突然ここに居たんだけど。
「……恐らく、魔神の何らかの術に巻き込まれたのだろう。
悪いが、俺はこの事態を治める為に行かねばならん」
アッハイお気になさらず。
どうせ夢ですから。
「そう思い込んでいた方が、気は楽ではあるだろうな。
道中の奴らは排除しておいた。
まずはここから逃げる事だ」
えーと、さっきみたいな連中が新規で来てた場合は?
「…見たところ、それなりに腕に覚えはあるだろう」
まぁ、ありますけどね確かに…死兵の相手はキツいぜ…。
はぁ……助けて助けてと喚いたところで意味は無いか。
じゃあ、そっちもご武運を。
「うむ…すまんな」
それだけ言うと、黒いニンジャさんは走っていってしまった。
……庭園の池を何故か態々突っ切り(勿論水面走りだ)、壁を走って一つと隣の離れた一角に進んでいった。
更に狭い柱の間で宙返りを繰り返し、上へ上へ…。
おお…ニンジャアクションを見た…。
真似できるか?
水面走りはともかく、壁走りなら何とか…。
宙返りを繰り返して上に跳ぶのも、条件が揃ってればできなくもなさそうだ。
あと、さっき見た、死んだニンジャ達から霊力っぽいのを吸い取るのは興味深いな。
この夢から覚めたら、できるようになってる事を祈ろう。
出来なくても、やり方やメリットを研究する価値はありそうだ。
さて、いつまでもここに居て、さっきの死兵や人外を相手にするのも御免だし、とりあえずここから離れますかね。
ビルから出たら、やっぱりアメリカンな感じの都市だったが…半ば廃墟と化してるな。
バケモノとニンジャだらけだし、こりゃ店なんてやってないな。
夢とはいえ久々の現代社会だから、色々飲み食いしたかったんだが。
金が無いか。
異界で拾った金塊ならあるが。
そんな事を考えてたら…痴女が出た。
しかも二人。
一人は和風のエロコスチュームニンジャ、一人はアメリカン。
二人ともナイス露出。
アメリカンに至っては、どー見てもボンテージそのものだ。
スバラシイ!
…ボンテージってさ、SにもMにも使えるけど、このおねーさんどっちだろう。
手を出したらヤバい雰囲気がプンプンしてましたが、実に眼福でございました。
ここで俺が例えばショタボーイであれば、不安がったり甘えるフリして役得できたかもしれん。
この状況でそんな目を向けられるのは、いっそ感心する、と正面切って言われたけどね。
嫌悪が無いのは、色を武器にするクノイチだから慣れてるんだろうか?
まーそんな事を考えつつ、安全な場所とやらまで護衛されている。
さっきのニンジャさん…リュウ・ハヤブサというらしい…に俺の事を頼まれたらしい。
さて、二人に護衛されつつ(気配の消し方がやたら上手いと言われました)、何とか安全な場所に移動できた。
二人はまた戦いに行くらしい。
お世話になりました。
夜中にお世話になるのは辞めておきます、お世話になっても仕方ない格好してるとは思うけど、流石に助けてくれた人に失礼なんで。
今回の俺、結局一度も戦ってないな。
完全に一般人ポジか…まぁ、偶にはそれもいいか。
そんな事を考えてたら。
…あの、対岸に見える自由の女神が、なんか電撃まとって巨大ロボみたいに動いてるんですけど?
ロマンだな!
自由の女神にあんな機能があったとは…後は目からレーザーを撃ってくれれば完璧なんだが。
そんな事を考えていたら、なんか流れ弾で電撃がバカスカ飛んできた。
電撃はいい、ビームにしろビームに。
そもそも、電撃なんぞ今更何するものぞ。
陸亀の電撃から黒爺猫の放電にキリンの落雷(しかも直撃)を潜り抜けてきた俺に、単なる電撃なんぞどうって事は無い…。
と思っていたが、これ普通の電撃じゃねーな(見れば分かるが)
何だか知らんが、えらく強力な霊力…いや、魔力が篭っている。
ヘタな鬼よりもずっと強力だわ、コレ。
あのニンジャさんは一体何と戦ってんのやら。
そんなお気楽な事を考えていたら、自由の女神が一際大きく仰け反った。
どうやら倒してしまったらしい。
ニンジャパネェ。
どうやってあんなの倒したんだ。
ニンジャだし、やっぱりスリケンか?
爆弾か?
流石に弓矢って事はないだろ。
やっぱりここ、忍殺世界じゃないのか?
という事はカラテか。
ピストルカラテだってあるんだし、スリケンカラテも爆弾カラテも弓矢カラテもあるかもしれん。
カラテは実際奥が深い。
ああ、自由の女神が海だか池だかに沈んでいく……。
バイバイ、リバティー。
なんて暢気に見物していたら、沈んでいく余波で津波が起こって押し寄せてきた。
逃げ切れずに暗転。
夢から覚めた後、ニンジャアクションが何かできないかとwktkしながら試してみたが、残念ながら今回は何も使えるようになってないようだ。
でも壁走りとかは純粋に技術でやってたみたいだし、面白そうなアイデアもあった。
ま、収穫ありって事にしておこうか。
108話だからって煩悩系の外伝だと思った?
残念!
NINJA GAIDEN Σ2の外伝だよ!