GE世界でのエロの為、pixivとか見て妄想するのが日課の今日この頃。
神無月投稿前に感想返そうとすると、何て書こうとしていたのか思い出せない日
さて、リッカさんにはあんな風に言ったものの、拘束具が壊れた理由は多分もっと前にあるだろう。具体的には、前回の討鬼伝世界に。
そう、蝕鬼の触媒だ。アレは何でも取り込んで増殖に使用してしまう。
恐らく、MH世界に来た後、神機ごと変身した時に触媒が神機に紛れ込んだのだろう。そして触媒とアラガミ細胞が混ざり合い侵食しあいながら、同時に自らを拘束していた器具まで侵食し、それで拘束具がボロボロになってしまった、と。
その後、俺の生命の危機か何かを切っ掛けにして、神機が火事場の馬鹿力…つまり剣術バルドとやりあった時の超パワーアップ…を発揮し、そこで完全に拘束具はオジャン。そんな所だろう。
別にこの辺の事情がバレても別段問題はなかったと思うが、蝕鬼の触媒なんて非科学的かつオカルト一直線のモノを説明するのはかなり面倒だし、そもそもリッカさんにならバレてもいいだろうが、支部長や榊博士にループの事がバレると厄介極まりない事になる。
やはり、秘密は知らせない方がいいだろう。
とりあえず、神機のメンテナンスは終了。未知数な部分も多いが、通常の使用には耐えられる、という結論が出た。
そうと決まれば、早速狩りだ狩り。支部長からは特に命じられた訳じゃないが、特異点モドキという不確かな立ち居地しか持ってないのだから、『使える』人間だって事を早めにアピールしておく必要がある。そうすれば、例え特異点としての機能を果たせないと判断されても、暫くは支部長直属の立場を維持できるだろう。
それに、リッカさんに言われたような、捕食形態の新しい可能性を試してみたいしな。
という訳で、受付も通さずに適当に出撃。まだ正式にゴッドイーターとして登録されてないからね、仕方ないね。
はい、今日のノルマ終了。シユウ、コンゴウ、ヴァジュラ。序盤の敵としては、まぁスタンダードな連中だった。
どうやら、アラガミ達もまだまだ進化の途中の時期らしく、正直言って手応えがある奴が居ない。…この世界って、こんなにイージーモードだったっけか…?MH世界で妙な連中と鉢合わせしまくったから、感覚が狂っているだけだろうか。或いは、新しく身につけた各種スタイルや狩り技が、それだけ強力な武器になっているのか。
…確かに、考えてみりゃヴァジュラの背中に乗って乗り攻撃してたしなぁ。反撃の雷? 使おうとした瞬間に、延髄とかの急所を狙って強制的に止めたよ。
そうそう、リッカさんに言われた、忘れちゃいけないプレデタースタイル新攻撃だが、とりあえず初めてにしては順調……なのか?
プレデタースタイルを手足のように動かす、という認識でやってみたんだが、確かに捕食状態での動作の自由度が上がっている。上の方に噛みつけ、とか右の方に噛みつけ、とか思いながらやってみると、出現した口の部分が若干延びて、そっち側に体を捻って食いつこうとする。
まだその程度しか出来ないが、慣れれば…或いはアラガミ化すれば、もっとリーチを伸ばしたり、神機の動きに合わせて俺の体の方も動かし、上空に向けての飛び上がりながらの噛み付きとか、アラガミ部分を剣のように振り回しながらの複数体同時捕食とか、色々できるようになりそうだ。
が、逆に困った事になっているのも事実。自由度が上がる、と言えば聞こえはいいが、その分自力で制御する部分が多くなるのも事実なのだ。率直に言えば、今まで使っていたような通常の捕食が、非常に難しくなっている。ちょっとでも気を逸らすと、狙った正面ではなく別の所に噛み付こうとしたり、噛み付いたはいいが素直に食いちぎらなかったり。
例えて言うなら、自転車の補助輪を外したばかりの状態なんだろう。左右への旋回などはスムーズに行えるようになったが、ちゃんとバランスをとれずに真っ直ぐ進めない状態。
これが割りと洒落にならない。何せ、ゴッドイーターの最大の力であるリンクバーストが出来ないのだ。いや、上手く制御できた時には出来るんだけども。今はそれが無くても充分やっていけるくらいの力量はあるが、そう遠くない内にキツくなってくるだろう。そうでなくても、いつか来るクソイヅチとの決戦の時、リンクバーストは非常に強い武器になる筈。使えない状態は望ましくない。…MH世界のモンスターなら食いついてリンクバーストできるけど、鬼はどうかな…そういや試してなかった気がする。
ま、とりあえず初回にしては上出来か。今はまだ噛み付きだけでも四苦八苦している状態だが、いずれは狩り技やブラッドアーツ(実際は霊力だけど)と組み合わせて使ってみたいものだ。
神無月投稿前に限らず、できる時にしようかな日
勝手に狩りに出た事で怒られた。解せぬ。前ループまでは、好き勝手に出撃していたけど怒られた覚えなんか……ああ、ヒバリさんにお小言言われた気がするな。あと、心理的に追い詰められているんじゃないかとツバキさんに心配された事もあったっけ。
しかし、支部長自らのお小言とはなぁ…。まぁ、言ってる事は分かるんだ。今回の俺は特異点モドキ…現状、俺がそう自称しているだけだが、それが事実だとすれば、支部長にとってはアーク計画の保険となり得る存在だ。一ゴッドイーターとは、その重要度が違うだろう。勝手に狩りに出て、万一の事があったら…と考えると、お説教も已む無しか。
とは言え、俺の狙い…支部長や榊博士に対する、存在価値のアピールにも気付いているらしく、そこまで酷いお説教ではなかったが。
だが狩りは止めない。神機にも飯食わしてやらんとならんでな。久しぶりに一杯運動して一杯食べられて一杯マッサージ(というかメンテナンス)されて、何だかご満悦な雰囲気を漂わせている。気がする。だが食い足りないらしい。
ま、とりあえず正式にゴッドイーターとして登録されたし、ちゃんとクエストの受付だけはしますかね。だけは。
さて、差し当たりこれからどう動いたものか。また食料革命しようにも、土地が必要なんだよな。しかも周辺一体のアラガミを狩り尽したような土地が。
………そうそう、忘れちゃいけないのが上田ことエリックだ。放っておくと死んでしまう。…いや、忘れてなかったよ、本当だよ? ただ他に考える事が色々あって、後回しにしてただけで。
何だかんだで上田とも(一方的にだが)長い付き合いだ。上田から五車多になったり、前回では何故か農園に何度も遊びに来ていたっけな。さて、どうやって助けたものか。
助ける事自体はそれ程難しくないんだが、その場に居合わせられるかどうかが問題なんだよな。時期的にはコウタの訓練が終わって暫くした頃、場所は廃工場付近、少なくともソーマと同じ任務。
なんだが…その場だけを凌いで放っておいたら、同じミスをしそうなんだよな。意外といい腕しているんだけど、致命的に間が抜けている節があるし…。
今まではどうしてたっけ? …一緒の班になってフォローしている内に実力がついてきたり…そうだ、確か「上田」のあだ名を広めた結果、上を警戒するクセがついて惨劇回避、なんてルートもあったっけ。
確実性はともかく、長い目で見ればあだ名を広めた方がいいんだよな。死角を警戒するクセがあるだけで、奇襲を受ける可能性が格段に減る。
…あだ名が一番効果的、ってのもなんか理不尽な話だけどな…。
後は…そうそう、ちゃん様ことカノンもどうにかしておきたい。ネタ的には誤射姫様から誤射を取り上げるような話になってしまうが、リアルにやられるとかなり危険だしな。何時ぞや教え込んだ、0距離射撃戦法なら誤射も無く、威力も高く、敵の悲鳴もよく聞こえるので裏カノンもご満悦。敵の攻撃を受ける危険も跳ね上がるけど…。
時期的に考えると……カノンもまだ訓練生だな。裏カノンは訓練でも出てきてただろうか? …トリガーハッピーだから、引き金を引ける状況ならいつだって出てきそうではあるが…逆に、反応が無い相手に打ち込んでも面白くないから出てきそうになくもある。
何れにせよ、流石にすぐには0距離射撃戦法は教えられそうにない。常識やセオリーを無視した、事実上ちゃん様専用か廃人用の戦法だ。実戦に出たばかりのヒヨッコにやらせようとしたって、上手くいく筈が無いし、そもそもそんな非常識なやり方を最初から教えるなんぞ、ツバキさんから鉄拳が下ってしまう。
こう言っちゃなんだが、誤射の被害者がそれなり以上に出て、他の皆に匙を投げられる頃になってから教えた方がいいか。その間、誤射の被害に苦しむ人が増えるだろうが……まぁ、それくらいしないと受け入れられないやり方だろうしな。
…そもそも、俺はカノンの教官でもなければ班長でもないから、勝手に教える事もできそうにないし。
と言うか、皆して忘却の彼方に放り投げてるだろうけど、あれでも一応衛生兵だし。
それに、あまり優先度は高くないが、技術を伝えなければいけないな。前回GE世界では、オラクルリザーブを筆頭にして色々な技術が開発されていた。これをフィードバックすれば、それこそ極東支部のみならず、世界レベルで戦術革命が起きるだろう。勿論、その技術を支部長が手札にする事だって出来る。
色々考えてみたが、とりあえず共通して言える事は、まずこの極東支部内での立場を固めなければいけない、って事かな。支部長直属、って意味じゃなくて、ゴッドイーターや職員達に「あの人はこういう人なんで、ここに居てもおかしくない」と思われる…要するに人の輪に受け入れられなきゃいかん。支部長直属の上、榊博士に頻繁に会いに行っているゴッドイーター(経歴不明・突如現れて任命された・神機の新機能を使える?)とか怪しすぎるわ。俺なら警戒するね。
神無月GERしながら、久々にエアロバイクで20分日
榊博士の実験に協力中なう。と言っても、まだ大した事はやっていなかったりする。実験の内容としては、変身シーンを具に記録し観察したり、よく分からないメディカルチェック用の計器にかけて体をスキャンしたり、そして色々と対話したり。
…正直、いきなり麻酔で意識を奪われ、目覚めるまでに解剖されたり…って事も警戒していたんだが。それを言ったら、『君は頭がよくないねぇ』みたいな目で見られた。あの細目マッドめ。
しかし、言われて見れば尤もな理由…「構造の分からない生き物をいきなり切開したら、死んじゃうかもしれないじゃないか」…だそうだ。つまり、構造がわかってればやる訳ね。
更に意外な事に、榊博士が最も重視している実験は、俺との『対話』だった。文字通り会話だ。主に話題になるのはアラガミ化の事についてだが、その他にも他者に対する感じ方、物事を考える時にどういった道筋を辿るか、ほとんど分からない政治や経済の話まで持ってこられた。
どういうつもりなのかと正面きって聞いてみると、
「君が本当に特異点としての役割を果たせるかは、これから確かめていくしかないけれど。そうでなくても君は非常に貴重なサンプルでもある。迂闊に傷をつけて喪失の危険に晒すより、少しでも会話して君の性質を引き出した方が多くの情報を得られると思わないかい? 幸い、君は自分の体に対して一定の理解を持ち、なおかつ会話が可能なんだしね」
だそうだ。マッドのクセして、妙に真っ当な判断で行動しやがる。
…ひょっとしたら、本当の特異点…シオが見つかった時の予行演習も兼ねているのかもしれない。支部長の目的が、終末捕食を意図的に引き起こしてアラガミを一掃する事にあるのなら、榊博士は逆に終末捕食を起こさせない事を目的としている。その為に、神を人に…特異点であるシオを、人間により近づける事で理性を持たせ、終末捕食をコントロールする。その為の実験を俺でやっているのではないだろうか。別に特に問題はないのだが。
ところで、榊博士の実験に協力…と言うか、俺の体に関するこっちの持ってる情報を吐かされていた時の事なんだが。大まかな情報は大体話したと思う。
自由に変身可能だが制限時間があり、再度変身するのにタイムラグが必要だとか。非常に回復力が高く、腕を切り落とされてもくっつけたら治ったとか。その他、何種類かのエネルギー波攻撃ができたり、変身時の装備で能力が変わったり、当社比3倍で動く事が出来たり、どうやらまだ扱いきれてない能力があるようだったり。
一応霊力の事も話はした。が、この世界で言うなら霊力ではなく…GE無印だと未登場だが…血の力だ。その名前もちゃんと認定されている訳ではなく、あまつさえ俺が知っている筈のない名前なので、「よく分からない力」で押し通したが。
で、その時に…すっかり忘れてた能力があるのを思い出した。前のGEループで発覚した能力だったのだが、使ったの一度きりだしな。あの時も、事実上GE世界限定とはいえ超がつく程有効な利用法があるのに、あまりのショックでそれに気付かずスルーしちゃったし。
その能力は…そう、俺=のっぺらミタマの集合体という事を自覚した時の能力。インターネット…と言っていいのかは微妙だが、兎に角情報と電子の海にログイン…いや、ダイヴ・インする能力だ。
GE世界限定とは言え、これほど便利な能力もないだろう。情報の海に直接飛び込み、好き勝手に暴れまわる事が出来るのだから。
更に言うなら、これは移動方法も兼ねている…と思う。まだ試した事がないからなんとも言えないが、あの時はアナグラ内の端末からダイヴ・インした。同様に出てくる時も端末からだったが、これが別の端末から出られるとしたらどうだ?
端末はあちこちにある。それこそ、極東支部以外の支部にだって。支部の中は電子ロックされていたりもするが、これこそダイヴ・イン状態でチョチョイのチョイとやればぶっ壊せる。
…マジで無双できそうなんですが。機密情報抜き放題、ゴッドイーターの戦闘現場をリアルタイムで確認可能+隠蔽・霍乱朝飯前、やり方によっちゃ給料が振り込まれている口座の金額だって操作し放題。更には汚っさんを今からステルス暗殺しに行く事だって出来る訳だ。
マジでどうしよう。とりあえず、この能力の事は秘密にしておく。
神無月ビルダーズの実況動画拝見中日
幸運と思うべきか不幸と思うべきか。ダイヴイン能力、思ってたより使えなかった。
というのも…なんと言うか、電子と情報の『海』というのは伊達じゃないって事だ。例えば船を持っているとして、羅針盤やコンパスの類も無し、海図も無しに目的の場所まで行って帰ってこれるかって話だ。
いや、海にダイヴ(潜る)というくらいだし、潜水艦の方が正しい表現かな? 更に潜っていく先は、入り組んでいる上に海流が激しく、目印だって無い海底洞窟…いや迷宮だ。このアナグラの中だけでさえ、そんな按配なのだ。下手に入って動き回ると、永遠に出られなくなる可能性すらある。
…ダイヴ・インしてそのままになったら、デスワープって起こるんだろうか。自害できるかも分からんし、ヘタすると永遠に…いや、永遠でなくても脳死とかするまで、電子と情報の海を彷徨う旅ビトになってしまうんじゃ…?
あんまり使わないようにしよう。ただ、有効活用できそうな場面は(GE世界限定とは言え)結構あるんで、ちょっとずつ実験は進めてみるつもりだ。
ところで、これだけの事が突然分かったって事は、当然実験してみたって事なんだけどね。どうやら俺、実験しているシーンを監視されてたみたいなのよね。榊博士にか、支部長にかは知らんけど。
で、監視していた側からしてみれば、端末からダイヴした俺は突然消失したようにしか見えなかった。一体何処に行ったのか、何故突然消えたのか。
呼び出されて問いただされたんだが……その、なんだ。上手い言い訳を考えてなかったもんでさ……。
「さて、何処に行っていたのかね?」(←支部長)
「……性欲を持て余して自家発電しておりました。流石に見られながらやる趣味はないんで」
「……………」(←支部長)
「……………」
「……………」(←支部長)
「……………」
「……………」(←支部長)
「……………」
「……………姿を消した方法については報告するように。以上だ」(←支部長)
…姿を消したのは隠のミタマで、血の力的な何かだと報告しましたが。
気まずいってもんじゃなかった。
神無月ローラ姫がLIVE A LIVEのアホ姫に重なるせいか、どうもアンチな視点で見てしまう日
榊博士が、俺の精子を分析する事を真剣に考えていたようなので、支部長と共謀して記憶を失わせた。具体的な手段は秘密だが、支部長も中々にマッドなお人だったようである。まぁ、色々と葛藤があったようだが、仮にも息子にトンデモ因子を埋め込んじゃうような人だしな。
それは置いといて、最近はツバキさんを筆頭に、あちこちのゴッドイーター達に顔見世に回っている。ただでさえ怪しい立場になるってのに、他人との接触も無しに引きこもったままじゃ、もっと怪しまれて遠ざけられるのがオチだしな。
とは言え、支部長直属という時点で、いい顔をしない人は何人か居る。支部長と潜在的な敵対関係にあるリンドウさん…この人はまだ表情に出さないが…を筆頭に、「新入りが偉そうに」とつっかかってくるシュンとか、「唐突に支部長直属と言われても、どれくらいのものか信頼できない。また、強かったとしても連携を取れるかはまた別の問題」と戦略的な観点から渋い顔をするブレンダンさんとか。
後は…おエライさんに絡んで睨まれるのはイヤ、という日本人特有の事なかれ主義な方々とか。日本人じゃない人も多い極東支部だけど。
ま、そんな微妙にムラハチ状態な俺だけど、まだ特に奇行をやった訳では無いし、ちょっとした手土産とかも持っていったからそんなに嫌われてはいないと思う。
土産? 普通の菓子折りだけど。MH世界で適当に買った温泉饅頭……あれ?
あの世界の食い物って、この世界から見れば超高級品の天然モノじゃなかったっけ? いつぞや、カノンを躾けた時にも天然モノの砂糖で釣ったし、前ループに至っては天然食材で世界レベルの経済変動を巻き起こしてしまったような…。
つまり、俺って極東支部に金をバラ撒いたように見える訳? そういや、挨拶回りの途中から妙に強い視線を感じたり、プレッシャーというか何かを期待されていた気配が…。むぅ、あの時にフラウさん直伝の内面観察術を使っておけばよかったか。
しかし、そうなると既に怪しい人物、或いは美味い物食わせてくれる人って事にならないか? …うん、前回同様、食い物で釣るか。
支部長の手札になれば、と思ってたが、どう考えたって重要度は支部長<超えられない壁<俺だし。まぁ、支部長の事だから、俺が好き勝手やってても上手いこと利用するだろう多分。
よし、そうと決まればさっさと農業農業。そういえば、アナグラの中にも植物を栽培している施設はあるんだよな。…まぁ、天然モノとは言い辛いし、それで出来上がるのがジャイアントトウモロコシなんだから、味はお察しだけど。
アナグラの中だけでやると、できる数にも問題があるし、ゴッドイーターがそれを独占していると思われるのも面白くないな。前回のループじゃ、結局一般市民でも食えるようになる程には行き渡らなかったし…。
…よし、今回はアナグラに入れない人達の居住区でも栽培させてみるか。スラムそのものだから、絶対にかっぱらおうとする奴が出るが…ある程度は目溢ししよう。それを超えたら、トラップは勿論タカの目追跡術からの闇系コンボが待っているが。。
となると、何処でやるかだ…アナグラ周辺は、アナグラに収まりきらない一般人達の家で埋め尽くされている。それでも、対アラガミ防壁の中で暮らせているならまだ上等…つまり、農業やりたいから立ち退いてくれって言ったって、誰も聞きやしない訳だ。一人二人上手く退いてくれたとしても、たったそれだけの土地じゃ栽培できる量なんてたかが知れてる。
やはり、アラガミを狩りつくして何処かいい場所を手に入れるか? うーん、いい案がイマイチ浮かばない…。
神無月世界観がアレだから無理ないかもしれないが、自分から石になって生きるの止めてたしな日
天啓を得た。即ち逆転ほーむらーん(大阪風)。
いい場所を確保できないのなら、確保せずにどこでもいいからやっちゃえばいいじゃない。
意味が分からないって? そうだな…。まず、フェンリル周囲の居住区を出歩いていると…植物があって…………皆死んどる…じゃなかった。
アレだ、MH世界の一部の植物に限定した話だが、あいつらはとにかく育つのが早い。土壌の問題もあるが、そこは前回の事を活かして飛竜(しかも古龍)のフンやら釣りミミズやらを山ほど持ってきたので問題ない。気の弱い人にふくろの中を見せたら、失禁するレベルの量だ。
で、まずはこいつらを居住区周辺に適当にバラ撒く訳よ。ミミズは地面に埋めればいいんだし、フンは完全に発酵しているから、そうそう気付かれないと思う。半日もすれば土壌改良完了だ。…農薬使うのがアホらしくなってくるな。
その後、そこら辺に適当に種を埋める。これはかなり多数にしなけりゃならんな。正直言って、数撃ちゃ当たるならぬ数植えて当てる、というのが今回のキモだし。
そして後は数日かけて、居住区を歩き周りながら、芽吹いた苗の世話をする。
MH世界の植物なら、こんな適当極まりない管理でも無闇矢鱈と元気に育ってくれるだろう。
無論、雑草と間違われて、或いはその実を食い物として狙われて持ち去られる事も計算に入っている。それならそれで好都合。謎の植物が…しかも食える上に育つのが早い植物が…この世界にしてみれば夢のような植物が、そこかしこに突然出現したという証左になる。
そこでこの一言ですよ。
『アレをもっと欲しければ、俺の指示に従いなさい』。
証拠として苗やら何やらを予め準備し、更にはあちこちに種を埋める段階で目撃者を多数作っておけばモアヴェター…ベター。
そしてその後は自分達から農業する場所を提供させ、ゆくゆくはアナグラ以上に美味い飯を食える居住区を作り上げるのだッ!
…という事を、もうやっちゃったんだよね。いや、アナグラ以上の飯は流石にまだだけど。
別にやろうと思ってやった訳じゃないんだよ。どっかいい農地無いかなーと思って居住区内をフラフラしてたんだけどさ。
その時に、種とミミズが入った袋を落とすか置き忘れるかしちゃったみたいなんだよ。俺からスリできるような奴が居るとは思えんしな。
…そう言えば、散策中に遠くからゾーキンを割くような悲鳴が聞こえてきたな。そんなに満載のミミズが怖かったか。
で、翌日に置き忘れたと思しき小さな袋が道端に転がっていて、そこに一つだけ小さな芽が生えていたのを見て思いついたって訳。
思い立ったら即吉日、その日以降は全て凶日とはよく言ったもの。その瞬間から行動に移りました。
支部長の許可? 話を通したか? してねーよ。下手な事言ったら止められるかもしれないじゃん。沈黙は金である。
まぁ、仮に話したとしても誇大妄想狂を見る目を向けて「やってみたまえ」の一言かもしれんけどね。それで万一結果が出たら、存分に利用すると。
しっかしまぁ、流石のスラムと言うべきなのか。あちこちに芽生えた苗達は、半日もせずにもぎ取られていた。それだけ食料が…食料に限らず、何もかもが足りてないって事か。
農地探しや種を埋めるための散策の間も、何度も何度も絡まれた。どうやら、俺が腕輪持ち…ゴッドイーターだからか、アナグラに入れない人達に敵視されているようだ。つまるところ、終末世界によくあるやり場のない不満をぶつけようとしているんだろう。
ゴッドイーターは、基本的に一般人に手出しできんし。それを許していたら、超常の力を持った『人間のような何か』が反乱を起こす切っ掛けになりかねないんだろうな。例え、偏食因子を抑える薬という鎖で飼い慣らしていても、そう遠くない内に自滅覚悟で反撃する奴らが出てくるだろう。
この辺はMH世界なら、ギルドナイトという執行者が居る…あいつら、ハンターが一般人を傷付けるのにも、その逆にもジャッジメント!権限を持ってるんだよ…。ハンターの監視者であると同時に、一般人からの守護者でもあり、調停者でもあるのな。これが討鬼伝世界だと、各里の規律でどうなるか決まってくる。
まぁ、俺がそんなパンピー連中にそうそういいようにされる筈がありませんが。
一例、戸愚呂弟張りの『喝!』で一蹴。
一例、取り囲んだ奴らの頭を足場にして屋根の上まで逃げ、ついでに立ちション。
一例、背後に回って声真似で仲間割れを誘発。
一例、フェンリルの監視カメラがあるところまで誘いだし、証拠映像を使って後から脅迫。ちなみにボコられるフリして身代わり。
一例、目の前で寝取る…いや流石にこれは冗談だが。
ぶっちゃけ、証拠を残さない反撃方法なんか山ほどあるんだよね。特に、この世界の人間が想定してない能力を幾つも持っている俺なら。
正直な話、こいつらを菩薩のような心で『彼らも追い詰められて必死なのです』とジヒをくれてやるような気分にはならない。仮にも必死こいて人類の最前線で戦っている連中に、ちょっと待遇がよく見えるからと言って後ろから石を投げつけるような連中は知らん。まぁ、俺だって政治家とか貴族とか、そういう連中が何か苦労しているのを知らずに毛嫌いしている部分もあるから、あまり他人の事は言えないが。
が、人間が理性だけでそんな真っ当な行動を取れる生物でもない。ソースは俺。何度色事に流されて死んだ事か。自分の事をあんまり棚に上げるのもなんだから(心の棚は図書館の本棚よりも多くあるが)、多少の酌量はしようと思う。
という訳で、農業(まだ家庭菜園って規模だが)のノウハウを教える際に、逆らわないように叩き込んでおこうと思います。俺に絶対服従…とは言わないまでも、頭が上がらない程度に躾けて、尚且つそいつらは優先的に野菜が食えるようにする。それを嫉妬して略奪とかしようとしたら、そいつに対しては一切供給を回さない。要するに、台所を抑える訳ね。独裁者を気取る気か、と言われると反論も出来んけどね…。
そんな訳で、居住区のあちこちに「食いたきゃここに来い」という看板を立ててきた。幸い、識字率はそれなりに高いらしい。さて、どれくらいの人間が集まるかね…。