神喰月W日
今日の分の狩りは終わり、明日は神機のメンテナンスなのでオヤスミ。
アリサもオヤスミ。
後は分かるな?
にしても…ここ数日間ほどアリサとイタすようになって思ったのだが。
俺はアリサをラブっているという訳ではないのだろうか?
カワイイとは思うし、依存ともいえる好意を向けられるのは嬉しいし、お水の人以外でハジメテの相手という事もあり情は沸いていると思う。
ただ、その根っこが愛情よりも性欲や征服欲なような気がする。
愛すると言うよりは愛でる、愛でると言うよりは愉悦する…の方がしっくり来るような。
だって二人でデートとか、そういう姿が想像もできない。
元々他人に無関心なタチだったし、誰かを好いている自分自体が想像できない。
…デスワープの事を考えると、そっちの方が都合が良かったんだろうが……どうにも後ろめたさを感じる。
しかもそれで興奮してしまう辺り、俺って最低のクズね。
…流石に自分で自分を罵倒しても興奮せんな。
まぁいいや。
愛でているのだろうと愉悦しているのだろうと、俺なりにアリサを好いているのは確かだ…少なくとも今この時は。
あれこれ考えず、イチャコラネチョヌチョするとしよう。
神喰月U日
例の整備員から、試作品のパイルバンカーを渡された。
…なんで作り手に榊博士も含まれていますかねぇ?
あの人、確か怪力の種とかの研究で忙しかった筈なんですが。
興味の為なら、睡眠時間も食事も削っても不思議はない人種とは言え…。
ともあれ、性格的にアレな人が設計して、性格的にヤバい人も関わった為か、エライ物々しい代物になってしまった。
モンハン世界の素材も幾つか使っているが、何処にナニがどう使われているのかは聞いてない。
と言うか専門用語の嵐で理解できなかった。
ただ一つ言えるとすれば、虫が防具の材料になるモンハン世界の神秘は、この世界でも有効らしいという事だけだ。
ともあれ、早速テストだテスト。
アリサにかなり心配されたが、この浪漫は止められない、止めてはいけない。
念の為にミタマを防スタイルにし、タマフリ『堅甲』を発動。
天岩戸にしようかと思ったのだが、アレは難しいし、何よりダメージ完全防御だから反動がどれくらいなのかテストできない。
更にモンハン世界の全身鎧まで持ち出して、「何処から持ってきたんだい、それ」「何のコスプレで…え、本物?」というツッコミを黙殺。
忍耐の種を呑んで、体力増強剤を3つ使用。
現状、これが最も防御力が高いスタイルである。
で、実験場まで向かったんだが……重い。
マジ重い。
動きが鈍すぎる。
これ、ハンターボディ×GE強化の俺でなければ、まず一人では持ち運べないレベルだ。
アリサも試しに持ってみようとしたが、うんうん唸っても殆ど持ち上がらなかった。
…後ろから、屈んだ時に突き出された尻やらスカートの下やらを鑑賞していた俺は悪くない。
持ち上げようと体を捻った時に、こう、ミニスカートのヒップがフリフリとだな…。
うむ、いいラインだった…。
ツバキさんとは違ったセックスアピールを感じるな、と思っていたら、アリサにジト目で見られていた。
いかんいかん。
さて、肝心のパイルバンカーの試射だが。
訓練室がなんか停電しました。
撃った瞬間に意識が半分くらい飛んでたのだが、気が付けば銃口を向けてすらいなかった訓練室のガラスは粉砕され、銃口の正面だった壁にはエラい破壊跡があり、標的となっていたオウガテイル(の剥製?)は微塵も残っておらず、実験に立ち会っていた人々は一人しか意識を保っていなかった。
…榊博士は一応常人なんだからともかく、訓練されたゴッドイーターのアリサでさえ三半規管をやられて目を回していたと言うのに。
パイルバンカーを設計したあの技師だけが、大笑いしながらパイルバンカーの改良点をメモしまくっていた。
何で平然としてられるんだ。
あらゆる意味で、現状の最硬装備で使った俺は、反動で動けなくなっていた。
いやマジで体全身が痺れて動けなかった。
体力増幅剤も使っていたと言うのに、ライフの8割近くを持っていかれた気分である。
しかもダメージではなく、マガツキュウビが使う殺生石みたいに最大HPの方を削られたような気さえした。
幾らなんでも、威力デカすぎでしょう……というか、威力よりもバックファイアが酷すぎる。
最高硬度の俺じゃなかったら、確実にリンクエイドが必要なレベルだ。
騒ぎを聞きつけてやって来たシックザール支部長に、超説教されました。
減給とか罰則とかも喰らって、更にパイルバンカーの開発は凍結、試作品は没収されて何処かの倉庫で埃を被る事になってしまった。
…だがあの様子だと、榊博士も巻き込んでコッソリ作り上げるだろうなぁ……。
ちなみに、こっそり回収してふくろに仕舞い込んでいる試作品の名前をどうしようか悩んでいます。
…もう日替わりで名前変えちゃ駄目かな。
日替わりといわずとも、デスワープする毎に名前を変えても誰も困らない気がするし。
神喰月F日
なんちゅーか、こんな事を言うのは自分でもどうかと思うのだが、オオグルマの汚ッサンがアリサに手を出さなかった理由が分かったような気がする。
どういう経緯を経たものであれ、アリサの好意は非常に強い。
それはもう、依存がどうのと言うのを議論する気も無くなるくらいに。
向けられている当人が言うのもなんだが、アレはもういっそ崇拝とか心酔とか表現した方がいいくらいだ。
口では何だかんだいいつつも、俺の要求は殆ど受け入れる。
おかげで耳年増なガキの妄想みたいな事を片っ端から………いや、それはともかくとして。
やっぱりアリサのこの性格は、催眠による調整が大きいんだろう。
で、こういう好意ではないにせよ、『アリサを好きに操れる』という立場にあの汚ッサンは居た訳だ。
…誰かを思い通りに出来るという全能感は、下手な麻薬よりもタチが悪そうだ。
あの汚ッサンは、アリサの肉体を弄ぶような直接的な快楽より、この全能感の方にハマったんだろう。
正直な話、俺もちょっとハマりかけている。
冗談でやったペットプレイが………いち、にの、さんで『お手』『お座り』はもう完璧だ。
それはそれとして、最近アリサはオオグルマには接触させてない。
昼間は狩りと訓練、夜はまぁ、二人の時間と。
別に、欲望に身を任せきっている訳ではない。(全く無いとは言わないが)
オオグルマが使っていた催眠は、多分、何度も繰り返して掛け続けないと続かないタイプの物だ。
原作ゲームを元に考えると…アリサは一度、オオグルマの催眠に逆らう事に成功している。
アリサの精神力による物かもしれないが、俺としては催眠が予想以上に薄れていた、という線が強いと思うのだ。
どっちにしろ、アリサを他の誰かに好きにされるのは何だかムカ着火以下略。
とは言え、一応立場的には主治医だからなー。
アリサも特に不信感を持っている訳じゃないし、接触が防ぎきれる訳じゃない。
二人きりにしなければ催眠はかけられないだろうから、何かと乱入するようにするのが関の山か。
オオグルマからの接触が増えてきたら、多分それは催眠狙い。
つまりリンドウさんの暗殺が近いと考えていいだろう。
それまでは、今までどおりの狩り暮らしか。
…戦場の後は色々と昂ぶるっていうが、アレは本当だな……アリサの感度も興奮度合いも上がってるから、反応が分かりやすい。
何処をどうつつけばいいのかよーく分かるので、コッチのテクも進歩してるっぽい。
でもなー、やっぱり独学になるから、教本というかハウツー本が欲しいよな。
アリサも段々気持ちよくなってきてるみたいだけど、まだ仮の後の興奮や雰囲気とかに酔ってるからって側面が強いし、まだ一番上まで上り詰めた事は無い。
アラガミが現れる前の書籍とか動画なんて、殆ど残ってないらしいしなぁ…。
神喰月U日
久々のソロ狩りだー!
アリサが居ないから梃子摺るが、その分多く出撃してきたぜ!
…ちなみにアリサは月のお客様でお留守番す。
よく考えると、これってヤバくね?
と思ったら、案の定オオグルマが主治医として接触してきたらしい。
うーん、休暇じゃないからどっちにしろ狩りには行かなきゃいけなかったんだが……サボッた方が良かったか?
まぁ、催眠されてしまった(多分)ものは仕方ない。
今日はちょっと激しい夜にして、寝物語に『あいん、つばい、どらい』をやってみますか。
あと、最近アリサと二人で居ると、道行く人々に微笑ましい目で見られたりする。
それ以上に多いのが壁ドンしたいと目で語っている人々な訳だが。
凶星月身日
デスワープ。
また同じところで失敗しちゃったよ。
…あの黒爺猫、いつか殴っ血KILL。
油断はしてなかった。
幾つか想定外の事はあったが、それも対応可能な範囲の筈だった。
それでも失敗してしまったのは、単純に俺のミスもあるが、それ以前に、敵が強力すぎると断言しよう。
大体の流れはこんな感じだ。
汚ッサンからの接触もあったし、次の任務が食材もとい贖罪の町近辺だった事もあって、「ああこりゃ来るかな」と思って準備していた。
で、予想通りにミッション終了後にリンドウさんグループにバッタリ会って、ヴァジュラの遠吠えが多数。
アリサが錯乱しないかと思って様子を伺っていたが、若干呼吸が速くなっていたものの、落ち着いていた…やっぱり動きはロボットダンスっぽくなっていたが。
で、あれよあれよと言う間にプリキュア・ヴィヴィッドの群れに囲まれる。
丁度良く殆どの奴の目がこっちを向いていたので、全員に合図してモンハン世界式閃光玉。
目がくらんでいる間に脱出しようとするものの、黒爺猫が出現。
リンドウさんが囮になり、同時にアリサが暴発しそうになるものの、日々仕込んでいた「お座り!」で正気に戻った。
…この為に仕込んでたんだよ、本当だよ?
まぁ、これで戻らなければミタマスタイル『癒』でド突いて治すつもりだったが、効果があるかは……でも「お座り」よりは効果ありそうだな。
どっちにしろ正気に戻ったんだから、別にいいけど。
それよりも、こんなので洗脳が弾かれたと知った時のオオグルマの顔を見てみたいもんだ。
それはそれとして、アリサが正気に戻ったのはいいものの、今度はプリキュア・オールスターズが眩暈から復帰。
俺とアリサが他の皆と分断されてしまった。
しかも俺らの相手が黒爺猫…。
そして俺達、教会の中。
…リンドウさんが死亡した状況じゃないですかヤダー!
出入り口は封鎖されてはいないんだが、その道を黒爺猫が塞いでるのでどうしようもない。
とにかく、この群れを統率している黒爺猫をどうにかしないと話にならない。
だからと言って、黒爺猫は俺等が勝てるような相手じゃない。
原作でも、負傷して一人だったとは言えリンドウさんでも負けた相手だし、現に向き合った時の威圧感が半端ではなかった。
が、今の俺には、コイツをどうにかできる(かもしれない)一発技がある。
そう、一度使ったら行動不能確定のパイルバンカー君だ。
暫定的に、彼の名を『杭』と名付けたいと思う…ネーミングセンスは気にするな、なんか天啓が来てしまったんだから仕方ない。
とにかく杭以外に通りそうな攻撃は無い。
無論、ミタマの『迅』スタイルを考慮に入れてもだ。
素早い逃げ足を得る為に、このスタイルにしておいたんだが……せめて『防』『隠』にしときゃよかったと気付いたが、後の祭だ。
杭を何処から出したのかと聞きたそうなアリサを前衛役に、クッソ重い杭を叩き込もうとした訳よ。
狭い場所で巨体に暴れられると、逃げ場が無いのでとんでもなく苦労するものなのだが、今回ばかりはそれが有り難い。
逃げ場が無いのはあちらも同じなので、超がつく鈍足状態でも接近はできた。
何度か前足で、嬉しくない(しかも強烈過ぎる)猫パンチを食らうも、アリサの援護のお蔭で何とか密着。
渾身の一撃が叩き込まれました。
そして俺もぶっ倒れました。
…やっぱ浪漫武器じゃなくて、これ自爆装置だな……使えるように色々考えてるけど。
多分アリサも三半規管をやられて倒れていたと思うのだが、何とか動けるようになっていた。
どんな奇跡なのか、老朽化していた教会は杭の反動に耐え切った。
ゴッドイーターの訓練所ですら機能停止したのに…これが神のご加護と言う奴か?
それともゲーム的に考えて壊れないからか?
とにかく、黒爺猫が倒れて、アリサが俺をリンクエイドしようとして…まだ黒爺猫が動き出した。
俺とアリサが気付いた時にはもう遅い。
黒爺猫は既に電撃のチャージを完了していた。
俺を庇おうとしたアリサに声をあげるヒマもなく、ピカッと光って。
そして俺は討鬼伝世界の、ここに居る。
凶星月診日
流石に丸二日ほど落ち込んだ。
あの状況では、アリサも死んだろう。
あの時の装備で、黒爺猫の(しかも確実に怒り状態の)電撃を叩き込まれて、無事で居られる筈が無い。
仮に無事だったとしても、もうあのアリサには会えそうにない。
うーん、予想されていた事ではあったけど、恋人と分かれさせられた悲しみと言うより、可愛がっていたペットが居なくなってしまった苦痛的な感情が過ぎる辺り、要するに俺ってそういう人種なのだろうか。
それにしても、まさか杭の直撃を喰らっても、まだあれだけの生命力があるとは…。
どうしろと言うのだ、まったく。
ボルグ・カムランなら一撃粉砕でも、黒爺猫には通じないとでも?
いやでも腹に穴開いてたしな……衝撃が足りんのか。
…それもあるが、多分最初の一発を撃った後、メンテもせずに使ったのが悪かったんだろう。
思い返してみると、訓練場で放った一発よりも大分弱かった気がする。
しかし最大火力だったらだったで、奇跡的に耐えていた教会がそれこそ崩落したような気がする。
あんな風に弱体化してるんだったら、脇腹に叩き込んだのがいかんかったか、リスクを承知で脳天を狙うべきだったか。
と言うかあの黒爺猫、絶対に上位依頼の奴だって。
あんなのがストーリーモードで出てきたら、勝てる気がせん。
アレとは真正面からぶつかるのは愚策以外の何者でもないな。
今度のGE世界ではアレはリンドウさんに何とかしてもらうしかなさそうだ。
不利な要素を極力取り除いておけば、リンドウさんなら多分自力でどうにかできるだろう。
さて、それはともかくとして、現在は異界の中を彷徨っております。
なんか妙に瘴気が強いような気がするんだが…まさか強い鬼が近くに居るのか?
でもそれらしい姿は見えないな…。
あと、なんか俺の中のノッペラボウのミタマが、妙に元気になっているんだが。
相変わらず何も喋らないし、ふらふら歩いているだけなんだが、妙に足取りが軽い。
雰囲気も心なしか、ちょっと明るくなっている気がする。
何故?
多分、このミタマはこの世界の異界の中で俺に宿ったものだから、ある意味ここはホームなのかもしれんけど…。
でも多分、このミタマも鬼に食われてここに居たんだろうし、もしそうだとしたら厳密な意味ではホームではなくて…。
あ、そうか瘴気か。
人間にとっては毒でも、妖怪にとってはこれくらいの瘴気なら心地よいのかもしれない。
ちょっと試してみる。
瘴気の濃い方向に行くと、やっぱり反応を示す。
どうやらノッペラボウにとって、瘴気は居心地の良いものらしい。
注意深く観察してみると、俺の中に溜まった瘴気を吸い上げているらようだ。
…これってどういう事なんだろうか?
瘴気を食わせてやれば、ノッペラボウは元気になるのか?
という事は、タマフリもパワーアップするのか?
いや、そもそも俺の中に残してある瘴気は、アラガミ化を抑え込むのを期待して残しておいた代物だ。
体の中にあれば、ある程度は増殖するようなので、多少喰われても問題ないと言えば問題ないのだが…。
考えても仕方ないか。
こっちからノッペラボウの行動を制限する事はできないんだし、届いているかも分からない声をかけたところで、反応があった試しはない。
何か発覚したら、そのときに対応するしかない。
とりあえず、人里を目指さないとな。
凶星月魅日
異界の脱出に成功。
例によって見知らぬ場所だ。
…にしても、『隠』のミタマが地味に便利だ。
何度か大型鬼に見つかりかけたが、何とか逃げ切れた。
ミフチ程度なら戦えば勝てるかもしれないが、油断は禁物。
最初の一度くらいは、出来れば先輩モノノフとかと一緒に戦いたい。
……そう考えると、何で俺はモンハン世界で、初めて戦う相手でも毎度毎度ソロなんだろうか。
そりゃ神機とか異世界の物は隠した方がよさそうだが、初戦の一度くらいはモンハン世界の装備で行けばいいだけなのに。
まぁいいや。
とにかく人里人里。
凶星月彌日
うー、人里人里。
今人里を求めて全力疾走している僕は、デスワープを繰り返すごく一般的な男の…子じゃないな。
強いて違うところをあげるとすれば、男に興味がある訳ねーだろ。
余計なネタ入れたら、なんかケツがむずがゆくなってきたので中断。
……ふと思い返して日記を見たら、初回から男の娘に掘られる夢とか見てナニやっとんだ俺は。
いや実際にはやってないが。
……アリサの締め付け、良かったなぁ…。
さてそれは置いといて、今回はどうしよう。
堅悟さん曰く、一応モノノフとしての修行は8割方終わってるらしい。
残りの2割はミタマを宿す事とタマフリだと聞いていたので、練度はともかく修行は終わっていると思っていいだろう。
モノノフでもない一般人がどうしてそんな事が出来るのか?
………。
ケース①。
既に壊滅した里で、モノノフの修行を受けていた。
まだ届出などが終わっていなかった為、モノノフを管理する霊山にも知られていない。
…そこそこ説得力はあると思う。
壊滅した里で…という所以外は、特に嘘はついていない。
問題は、壊滅した里がどんな所にあって、本当にそれらしい場所があったのか…だ。
「ここ数年、里が壊滅した例は無い」と言われればそれで疑われるかもしれない。
ケース②
元は一般人だったが、どうやらモノノフの血を引いていたらしい。
実家に伝わっていたよく分からない技術が異界の鬼達に有効だったので、それで生き延びられた。
ちなみに伝わっていたのは技術だけではなく、妙な武器と防具(モンハン世界の奴)も。
……説得力は今ひとつ、かな?
オオマガドキで異界に沈んだ世界の中で偶然生き延びたのが、モノノフの血筋で、しかも現役で使えるような技術を保っていた家系。
いくらモノノフが人知れず鬼と戦う為の集団だったとしても、外に流れている人は居ただろうから、そこは問題ないとして。
可能性的には非常に低い。
…が、オオマガドキから生き延びただけでも十二分に低確率だしな……。
逆に、こういう技術を持っていたから生き延びたんだよ!って感じで説得力が出るか?
………うーん……ここはケース②で行こう。
説得力云々は受け取り手の解釈に任せるとして、こっちのプランなら別世界の道具が使えるのがいい。
残念ながら、神機は瘴気のおかげで正常作動しないので、ふくろにしまっておくが。
出所を聞かれても、「実家に伝わっていたので、詳しい話は知らない。これはモノノフの道具ではないのか?」で白を切りとおす。
よし、決めた。
ところで、この辺は自然がまだ豊かだな。
喰える物が沢山ある。
具体的には、遭遇した熊とか。
この世界じゃ天然記念物並みなんじゃないかと推察した事があるが、知らんな。
俺の栄養になれ。
凶星月観日
足跡を見つけた。
これは多分……馬、かな?
しかも一匹ではない。
どう見ても5匹以上、下手をすると10匹以上が群れを成して走った跡だ。
…ここ、獣道じゃないよな?
どう見ても、アスファルトとかではないけど、森の中で舗装された道だよな?
こんなトコを野生の馬が駆け抜けるとは思えん。
騎馬で森の中は自殺行為だって、あっちこっちの漫画で言われてる。
仮に馬じゃないとしても、複数の生物が統率された状態で駆け抜けたのは間違いなさそうだ。
異界の外に妙な鬼が飛び出てきてるんだったらともかく。
うーん、何事だろう。
馬を使ったと仮定して考えるが、この世界では馬は多分貴重だ。
馬に限らず、家畜は殆どが貴重だろう。
それを複数所持している集団が居て、一直線に駆け抜けて行った。
どう考えても有事ですね。
まさか山賊の類ではないと思うけど……だってそれなら、こんな風に足跡を残すような事をするとは思えないし。
この世界でそれだけの力を持っている集団っつーたら……やっぱりモノノフか?
うぅむ……とにかく、この足跡の先に人が居るのは間違い無さそうだ。
異界に向かっている足跡なのかもしれないが、その時は逆行するか、異界から出てくるのを待てばいいだけの話。
追いかけてみますかね。
凶星月み日
人里到着。
今回の里はロウマンの里というらしい。
……ロウマン、ろうまん、ろまん…浪漫?
観察する限り、割と豊かな里のようだ。
食料も充分ありそうだし、住んでいる人達からも何処かマホロバの里と似たような印象を感じる。
それはともかく、ナニやらエラい事になってしまったようだ。
里に辿りついて、守衛の人に見咎められた。
素直にバケモノだらけの世界から脱出してきました、と伝えたら……うん、簡単な持ち物検査の後、医者に通されるのはいい。
精神科医であっても納得できる……普通に元モノノフらしいお医者様だったが。
それはいいんだが……なんかお偉いさんらしい人が出てきたよ?
なんか頭に角が付いてる兜を被ってる、ヒャッキタイの隊長とか言う、相馬さんなる人が面会に来ました。
本当に異界から逃げ延びてきたのかと問われた後、頷いたらいきなり抱き付かれました。
ついぶん殴って距離を取り、ケツを庇って警戒していたら……なんか男泣きに泣き出した。
ゲイの人なのか?
拒まれたのがそんなに傷ついたのか?
そーいう人に特に偏見は無いつもりだが、いきなり求愛して受け入れられると思う方がどうかしとるぞ。
意味がわかりません。
暫くは討鬼伝世界の話を進めます。
オリジナル展開状態ですが…。
月末で徹夜
呑まなきゃなってられないんで、朝8時まで呑んでる
12時ごろに起床
17時に出勤したら、「業者さんと上司が来るから、朝5時まで居てね。やる事は沢山あるから、ヒマはしないでしょ」
人が居ない為、出勤時間の半分くらいをフォローで使い潰す
朝6時くらいまで仕事
呑まなきゃやってられるかと、朝9時まで呑んでる
14時ごろに起床
今から出勤
…これでまた朝まで居ろ、とか言われたら流石にキレそう。
ハンター式熟睡法、マジ欲しい…