元が実写かと思うような出来だったんで、PVを見る限りそこまで違和感は無い。
アクションシーンも…おお、パルクールしてる。
ストーリーは1作に収まる筈も無いから、色々投げっぱなしで終わる可能性大。
余計なラブストーリーを挟むかどうかが評価を分けそうな気がする。
アメリカで12月公開か…。
いつか近所の映画館で上映されたら見に行こう。4DXなら尚更。
ふむ、討鬼伝2vita体験版は24日…と。
神無月サザエさんのEDがあるじゃろ?日
…怒りに震えるべきか、それとも褒めるべきか。久々にのっぺらミタマがやらかしやがった。
勝手にアリサの精神に潜り込んでいたのだ。
それだけなら、アリサが魘されるのがオチで、怒り一択だったんだが……眠った俺を、アリサの精神内に呼び込んだらしい。
ナルホドね、俺全部を精神に潜り込ませるのが危険なら、俺の一部だけ、或いは精神だけを潜り込ませればいいって訳だ。単純だが盲点だったな。
どうやってんだ、とは聞くな。のっぺら連中がやらかす事なんで、理屈もヘッタクレもありゃしない。
ハンター式熟睡法すら使わず、普通に眠っただけだったんだが、ふと気がつけば廃墟の中。時々見る、どっか別の世界にでも飛んでるんじゃねーの?な夢とは違い、明らかにGE世界だった。だって目の前に黒爺猫が居たもの。そんで、男と女が一人ずつ歩いている。
…なんつぅか、夢だからこその理不尽ってカンジだな。男と女はアリサの名前を呼びながら、暢気に歩いている。黒爺猫はその背後に居るが、何故か二人は気付かない。
ま、とりあえずあのシーンだったのは分かった。感応現象でアリサの夢を覗いたシーン。この後、アリサが隠れている…クローゼットだっけ? の前まで男女…アリサの父と母が来た時、黒爺猫が動き出すって訳だ。
単なる夢とは言え、人が食われるのを見てるのも気分が悪い。それが身内の身内なら尚更だ。
さて、この黒爺猫はどんな奴なのか。アリサの恐怖のイメージの具現だと考えると、普通の黒爺猫とは違うだろう。強い弱いは別として、挙動さえも全く別物かもしれない。ガワが同じだけだと思った方が良さそうだ。
…うん、予想通りに全く別物だったよ。ただし、弱い方に。厄介ではあったけど。
アリサのイメージが反映された結果なのか、黒爺猫は噛み付きしかしてこなかった。避けるも受け止めるも余裕です。ただし、まず第一に狙うのが、俺ではなくてアリサの父母だった。これを止めるのが厄介だったな。
ああそれと、やたらとタフなのは、やっぱり絶対的なトラウマとして焼き付いているからだろうか。或いは、汚ッサンの暗示がそれを助長させたとか?
延々とブン殴ってもロクに効かなかったのは、「この程度じゃアイツは倒れない」という認識の結果だったんだろう。つまり、「これならコイツでも!」と思わせるような攻撃をすりゃいい訳だ。
アラガミ化してからの斬首一発KO。実際は、これで斬っても核を抉り出しておかないと復活するんだけどね。
で、黒爺猫が倒れるのと同時、クローゼットの中から出てきたょぅι゛ょが「パパ! ママ!」と父母に抱きついて…その辺で夢は終了。
ほほー、アリサって子供の頃はこんなカンジだったのか。うむ、流石に年齢相応にマナ板かつ低露出だな。
起き上がってすぐにやった事は、のっぺらミタマに対して毒付く事と、榊博士に連絡を取る事だった。朝っぱらから叩き起こされた博士はちょっと不機嫌そうだったが、アリサの様子を確認するとクワッ!と細目を開いた(んだと思う、雰囲気的に)。
目覚めの兆候あり。少なくとも寝返りをうった……だったが、結局起きなかったらしい。だが、これで何とか出来るかもしれない。何度も夢の中に入り込み、今回と同じ事を繰り返そう。
さて、アリサを目覚めさせる方法も…結果論的にだが分かり、割と気分がいい。荷が下りた訳ではないが、荷を降ろせる休憩所が見えた気分だ。
ロミオへの訓練にも、一層熱が入る。悲鳴を上げるロミオ。血の力の目覚めを促すものだ、とお守り(MH世界産)も渡しておいた。胡散臭げなロミオ、何を考えているのか分からない目付きでそれを眺めるラケル博士。
レア博士は……うん、お土産あげたら悦んでたよ。アナグラのアンダーグラウンド的な流通から手に入れた、大人のオモチャで。いや、ちゃんと研究はやってるけどね。
ロミオには色々やらせているが、体を動かす実技に関してはそこそこ及第点を出せるようになってきた。あくまで訓練生の範疇では、だが。
最初はヒィヒィ死ぬ死ぬ言ってたが、今では冷静に危険度と対処法を考える事が出来るようになり、不必要に腰が引ける事も…無くはないが、少ない。最近では、楽勝モード時よりもピンチの時の方が冷静な行動が出来るようにすらなりつつある。
が、その反面、座禅が大の苦手なようだ。実技にしたって、「あんな風に何もさせてもらえずに、ずーっとジッとしているよりマシ」という意識の元に臨んだ結果のようだ。そこまでイヤか。
…やり方を変えるか? 座禅や瞑想って言っても、決まった格好をしなければいけない訳じゃない。飯食ってようが寝てようが性欲に溺れてようが、いつでも出来てなければ瞑想や禅が出来ているとは言えない。
という訳で、日頃頑張っているロミオに飯奢ってやろう、という話で連れ出してきた。未成年のロミオには酒は飲ませられんな。でもリンドウさんから、助けられた礼にって貰った般若湯ならあるぞ。あの人、一応TERAの出身らしいからな。…違ったとしても、リンドウさんが渡してくれた時に「ビールじゃねぇよ、般若湯だ」って言ってたから問題ない。そーいう事にしといてくれ、と頼んでなんかいない。
久々に訓練を忘れて陽気になった(決してビールを飲んだ訳ではない。般若湯なら舐めたが)ロミオに、下世話な話を振ってみる。まー、彼女が居るとか居ないとか、そーいう話だ。
それで分かったんだが、こいつ、結構女の知り合い多いのな。子供の頃から孤児院育ちだったらしいが、その院の8割以上の名前と顔が一致しているらしく、何かしらの交流があったようだ。何気にコミュ力枠だったのか? でもゲームじゃ空気が読めないような一幕もあったような。
ただ、これは予想通りというべきなのか、精々が「いい友達」止まりだったようだ。院から離れた今では殆どのメンツと交流が無くなってしまっており、更には異性として付き合いがあった者も居ない。顔を見れば、お互いに「あっ」て感じで一目で分かるくらいには仲が良かったようだが。
その中でも、一際仲が良かったのがリヴィという少女らしい。最初はツッケンドンだったらしいが、ロミオが延々と付き纏っている内に、段々と話すようになってきたとか。
皆元気にしてるかなー、と暢気に言っているが……コイツが居た孤児院ってマグノリア・コンパスだよな。つまりラケル博士の手中にある。…無事かどうかは、正直言って疑わしいところだ。
さて、話は逸れたが、下世話な話の部分に入る。言うまでも無くロミオはDTだった。年齢が年齢だからか、ちょっとした話にもすぐに反応してガッついてくる。ちなみに、レア博士がオトナになった事にも勘付いていた…誰がやったかも。
陽気になっている為か、普段は言わないよーな欲望全開の発言すらあった。曰く、「血の力やブラッドアーツとかも使えるようになって、将来はすんごいゴッドイーターとして色んな人からチヤホヤされてモテモテになりたーい」だそうな。うんうん、青少年かつ性少年って感じだね。健全でいい事だ。
が、ロミオよ、先達として一つ忠告しておく。オンナノコにモテモテなのを楽しむのには、まず何よりも女を好きになる事だ。女性という神秘的なイメージではなく、女そのものを、だ。
幻想を壊すようで何だが、女だって人間だ。汗もかくしトイレにも行くケも生えている。男とは明らかに違う芳香を漂わせているが、それだって慣れない人間にしれみば異臭にすら感じられる。ついでに言えば、生まれて初めて×××を舐めた時とか衝撃的だったぞ…こんなのを好き好んで舐める人が居るのか、って思うくらいには。甘露? モノの本にはウマイと書いてあった? 人間の体液が味覚的に美味いと思えるのなら、カニバリズムがもっと発達しているわい。嫉妬に駆られた女は、良い船まで拉致しにかかってくる事もある。拗ねて怒ってヒステリックになるなんぞ、珍しくもない。ご機嫌取りに手間隙がかかるなんて当たり前だ。そんなナマモノに囲まれて悦ぼうと思ったら、魅力やステータス云々よりも、まずは順応性を高めねばならんのだよ。
…俺? 既に半ば以上、色情狂と化しているな。
最近のお気に入りシチュエーション…ここはGE世界なんだから、ハルさんを見習ってムーブメントと呼ぶべきか…を語ってみたら割と真面目にドン引きされた。
なんだよ、ちょっと「真面目で自分にも他人にも厳しいキリッとした才色兼備の美女が、惚れた相手の(PI-)にド嵌りして、外見はそのままにどんな行為でもオッケーの都合のいい女、或いは肉奴(PI-)に成り下がる姿が見たいです…」とか言っただけじゃないか。
…え、レア博士の事かって? いやあの人の場合、才色兼備ではあるんだけど厳しくはないだろ。あとポンコツ風味。
ま、それは置いといてだな。知ってるか? エロには究極の瞑想効果があるんだぞ。男女でヤルのが効率的だが一人でも充分効果はある。
何、簡単な話さ。お前が毎晩ヤッてる、年頃の少年に必須の一人遊びの後に、訓練でやってる瞑想をするんだよ。賢者タイムって分かるだろ? まーコレにもナニにもコツがあってだな。まぁ、騙されたと思ってやってみな。ただし、口伝でしか伝えない…当たり前だろ、何で同性のナニを触りながら逐一教えてやらにゃならんねん、腐女子の妄想じゃあるまいし。
秘伝だからな、他の人間には黙っとけ。喋ったらアサシン教団の教義に乗っ取り闇系する。
ああ、これも一応房中術って術の一環だから、気をつけろよ。あんまり繰り返すと深みにハマッて、一人遊び大好きになっちゃうからな。
…さて、半ば酔いつぶれたようになっていた(どうやら話を聞いて興奮し、アルコールが回ったらしい)ロミオは自室に放り込んでおいたし、今日はもう寝るかな。
寝たら寝たで、アリサの夢の中で黒爺猫処刑タイムだけど。
神無月ネコがミカンやメロンから出てきて腰を左右するけど日
…どうやら早速試してみたらしい。訓練中のロミオから感じる血の力の昂ぶりが、一気に跳ね上がった。センサーにも一目で分かる程に現れている。
博士達も驚いて、「一体どうしたの?」なんて聞いているが……流石にG・E(ゴッドイーターに非ず)の結果です、なんて言えずに「コツを掴んだ」「朝起きたら、ふと出来るような気がしていた」と必死で言い繕っていた。
その後、ラケル博士に呼び出されて二人きりで話す事になったんだが…なんか相変わらず妙な感覚だ。インカムを取り付けられた人形相手に喋ってるような気分になる。
それはともかく、話の内容は支部長からの問い合わせ…つまり、俺の力は特異点としての働きが出来るか?という事についてだった。
結論から言うと、出来る出来ないで言えば、出来る。小難しい理屈を色々と捏ねられたから、俺なりに要約した内容を話すが…血の力とは意思の具現、つまり極端な事を言えば「言葉」、或いはコミュニケーションのツールの一つだと言える。それを用いて、人語が通じない存在に語りかける事も出来る。ブラッドアーツのような使い方は、「くたばれ」等の罵声を浴びせているようなものだ。
対して、終末捕食を行う特異点は、超高密度の情報集積体であり、星を食らうもの…アラガミが捕食しあった末のノヴァにあらゆる言語で語りかけ、それを起動させる…と考える事が出来る。
ならば、極限まで高めた血の力を使ってノヴァに語りかければ、本物の特異点同様にノヴァを起動し、或いは対話によってコントロールする事すら可能…なのかもしれない。
…大体こんな感じだったかな。まぁ、言わんとする事は間違いではないだろうし、大体のところはあっていると思う。俺もラケル博士の話を聞いて思い出したんだが、GE2のクライマックスシーンってそんな感じじゃなかったっけか。ホレ、名前忘れたけど歌姫の歌によって血の力…それ以外の人の意思も…を共振させて、終末捕食に対抗するって話だった筈だ。
ふむ、してみると幾つか問題が浮上する訳だ。
まず、血の力こと霊力の出力。ノヴァの大きさや覚醒状態にもよるだろうけど、単純に霊力の必要量の桁が違うっぽい。…だが、これは解決策がある。シオ同様、体と意思を完全に取り込まれてしまえばいい。…あまり気分は良くないが、コトの後にも生きられるだけのエネルギーを確保しようとするから難しくなる。
それより何より問題なのが、無表情のクセして妙に殺気を感じさせるラケル博士だ。いつ命を狙ってきてもおかしくないとは思ってたが…ナルホド、これはラケル博士にしてみれば看過できない事態なんだろうな。
ラケル博士の目的は、支部長と違って純粋かつ完全な終末捕食だ。人間を完全に消し去る事が目的に含まれるかは微妙だが、生命の再分配と言う点で考えると、人間を無理に生き残らせる理由も無いだろう。現在の生命の進化や変化が限界を迎えたと判断されたからこそ、アラガミが現れて終末捕食が起きようとしているのだから。
で、その終末捕食に妙な異物が混じったらどうなる? 混じるだけならまだいい、これで万が一にも終末捕食を本当にコントロールされたら?
ラケル博士…というよりその中のアラガミは、はジュリウスを特異点として仕立て上げ、終末捕食を起こそうとしているようだが、恐らくそれはあくまで保険。本命は天然の特異点、シオによって起こされる終末捕食だろう。それが何らかの理由で防がれた時、或いは不発に終わった時の為の次弾がラケル博士及びジュリウスって訳だ。
だが、保険に出番が回ってくる状況と言うのは、本命が失敗した事で、より崖っぷちに追い詰められている状況にあるとも言える。そう言う時の為、不確定要素は極力排除しておきたいだろう。
つまり、俺はラケル博士及び中身のアラガミ…実際は逆だな、ラケル博士が及びなんだ…にとって、俺はさっさと消しておきたいモノって事だ。
だが、その一方でジュリウスを血の力に目覚めさせる為の重要なファクターにもなり得る。事実、どうやったのか不明だが(ロミオの必死の抵抗ェ…)ロミオは既に目覚めかけている。
少なくとも、ジュリウスが目覚めるまで、或いは目覚め方が完全に分かるまでは、直接命を狙ってくる事はないか…。
でも、所詮はこれも推測だ。中身のアラガミがどういう基準で行動しているのかイマイチ分からないし、警戒を解く理由は無い。
夜、訪ねてきたレア博士から「どうやってロミオを目覚めさせたの?」と聞かれた。自分でも興味はあるし、ラケル博士にも命じられた…のかな。色仕掛けに関しては、むしろ嬉々として仕掛けてくるくらいになったし。
「こんな感じで」と押し倒したら、「…び、びーえる?」なんてホザきやがったので、いつもよりちょっと激しくオシオキしておいた。レア博士は多分、誤魔化されたと思ってるんだろーな。実際はあながちウソではないんだが。
…これを聞いて、ラケル博士は…どう考えるだろうか。性行為に意味があると判断して、体でジュリウスを目覚めさせようとするか。それともそれこそ腐女子の妄想みたいな事を実現しようとするか。ロミオとジュリウスでやるなら、茶化しながら煽ってやるのだが。…少なくとも俺にやれ、って事は無いかな。相変わらず、ジュリウスには会わせたくないと思っているようだし。
他に実験台寄越してくれないかな。具体的にはナナとかシエルとかを。…年齢考えると、手ぇ出すのは流石にマズいかな…GE2の数年前だもんな…。ナナはいいチチしとったけど…。
さて、今日も眠って黒爺猫処刑+ょぅι゛ょアリサの鑑賞タイムである。
神無月アレが妙に卑猥な動作だと思う俺は壊れているんだろうか日
昨晩の黒爺猫処刑+ょぅι゛ょアリサ鑑賞タイムだが、ちょっと変化があった。黒爺猫処刑+アリサ鑑賞+ロリに感謝されるタイムだったのである。
また夢の中でアリサ父母が食い殺されるのを阻止したんだが、その後クローゼットの中から飛び出してきたょぅι゛ょアリサが、父母に抱きつくのまでは今までと同じ。一頻り泣きじゃくった後、「ありがとう!」と涙の後が残る顔で礼を言われた。
…だからと言って、何があった訳でもないんだけど……うん、がんばろうって思えたよ。ちびっ子の感謝や声援は、そっち系の趣味の人じゃなくても元気が出るよ。
さて、現実での話だが、ロミオの霊力はまた強くなっている。どうやら昨晩もヤッたらしい。ま、この年頃の夜なんざそんなモンだよな。
でも、ちょっと頻度を抑えなさい。お前、昨日一人で3回くらいしたろ。…見れば分かるよ、力の昂ぶりもそうだけど、動きに出るんだよ。結構スタミナ使うんだぞ、アレ。持久力、集中力の減衰、瞬発力の欠如…。教えたアレが上手く行ってればその辺はかなりカバーできるけど、一人でやってる上に素人なんだからな、お前は。
繰り返し延々とやってると、男女でするよりも一人でヤる方が好きになっちゃうぞ。いやマジでマジで。特殊な性癖の人間なんざ何処にでも居るし、ちょっとした切っ掛けで目覚めるぞ。こんなのまだ軽い方だって。
ちゅーかだな、よーく考えてみろ。もしもどうやって力を高めているのか気付かれたら、どうなると思う? 2~3日に1回程度なら普通だと思われるだろうけど、ラケル博士とかレア博士に「ああ、毎晩だったんだ。若いわね」とか思われたいのか? 机の上にエロ本並べられるよりも、ずっとキツいぞ。
…そうだな、そのくらいの頻度にしとけ。あんまり繰り返すと体にも良くないし、普通のに比べて感覚がダンチだから、中毒性もあるからな。
それは置いといて、今のロミオくらいに力が高まっていれば、ブラッドアーツとは言わないまでも、その片鱗くらいは出てもおかしくない。例えば、剣を振ったらこう…ちょっと光る感じがするとか、5センチくらい衝撃が飛ぶとか。
それが全く見られない…見たところ、体の動きに連動して霊力も動いているし、本人も体の中を流れる力をぼんやりとだが認識しているんで、やり方自体は間違って居ない筈。
となると……考えられる原因は三つか。一つ目、自分にそういう力があると思えず、自分でブレーキをかけている。二つ目、単純に集中力が足りない。三つ目、どういう形で力を使うのか、イメージが固まっていない。
ロミオの場合、どれに当てはまってもおかしくない…と言うより、全てに当てはまりそうなのが厄介だ。
本人に詳しく聞いてみたところ、意外な事に1つ目の線は薄そうだった。俺のおかげ…と言っていたが、どっちかと言うと俺のせいだと言いたげだったな。だって主張が「俺にそんな力があるとか無いとか、あんな訓練の最中に考えてられませんて。やらなきゃ死ぬんだから…」だそうな。…まぁ、余計な悩みにリソース振るよりは、何でもいいから集中してた方がマシではあるな。
二つ目、三つ目についてはかなり心当たりがあるようだった。相変わらず座禅…座らなくてもいい方式に変更したが…は苦手でちょっと時間が経つとソワソワソワソワし始めるし、一見しただけで雑念満載だと分かる。
三つ目については、思っていたより重要だった。以前は単純なイメージを持っていたそうだが、最近はそれに悩みが出てきたのだそうな。
ロミオはバスターブレードを使う事もあり、特に攻撃力が強いチャージクラッシュをブラッドアーツとして使いたい、と思っていた。その使用法も、攻撃力を高めて叩き切るという単純極まりないものだ。イメージ的には、ヒーローの必殺技かな。威力が高くてピカピカ光って見栄えがいい技。
俺としては、単純な事は悪い事ではないと考える。扱いや前提能力が高度な技ほど、咄嗟に出せなくなるからな。逆に単純な技であれば、咄嗟に出せるし応用も効く。ロミオもその点には異論無いようだが、どうせ「普通じゃない攻撃」なんだから、自分の欠点をカバーできるような技、或いは一緒に戦う仲間の助けにもなるような、特殊な効果を臨めないか…と考え始めているらしい。
ふむ…確かに、考えとしては分からない事は無い。以前にやって見せた波動拳こと追駆だって、ある程度敵をホーミングしたり、物質を擦り抜ける事が出来るからな。例えば攻撃に状態異常効果を付与できれば、大きな助けにもなるだろう。
が、そうなると俺には正直、あんまり助言はできない。その手の技は、多分本人の資質や感性が重要になってくる。特に、ブラッドアーツは血の力を応用した技だ。ロミオが持つ血の力の性質がどんなモノなのか、またそれをどう応用するかで、効果も威力も大きく変わってくるだろう。
ブラッドアーツの模索もいいが、複数の技を同時に習得できる程ロミオは器用じゃないだろう。まずは単純な技を一つ作って、特殊技は血の力がどういうものなのか計測してからの方がいいと思うぞ。
そう言うと、ロミオは益々考え込んでしまった。
…これはドツボに嵌りかけてるな。暫くは血の力云々を意識していられないように、訓練で追い込むか。生命の危機も感じるだろうから、放っておいても霊力上がるしな。
また夢を見ているようだ。
しかし、いつもの夢とはちょっと違うような…。だって今までの夢は、知らない世界に飛ばされてたみたいなんだが、今の夢は…まぁ、知らない世界なのかもしれないが。
でも目の前に天狐が居るんだ。
そう、討鬼伝世界の天狐。
相変わらずモフモフしていて、ケモナー特攻があるのが丸見えだ。
別に天狐が居たっていいんだが、この……なんだ、この…天狐と一緒に居る、人形みたいなのは一体何ぞ?
編み笠に緑色の単眼、黄色い服に短い手足。…本当に何なんだ?
と言うか、この夢もいつもの夢とはちょっと違うのか?
首を傾げていると、一匹と…一人? 一体? が何やら小さな手足を細々動かして、何やら話しているようだった。
どういう理屈か、声は聞こえない。天狐の言葉なら、ある程度わかるんだが…そもそも鳴き声どころか、足音すら聞こえない。
何だろ? いつもの妙な世界に飛ばされる夢でも、感応現象の類でもない、単なる理不尽な夢なんだろうか?
…悩んでいるが、答えは出ない。ついでに手も出せない。
夢の中だからか、体が無いようだ。金縛りでもない。
そうしていると、ふと天狐と緑の単眼がこちらを向き、こんなメッセージが出た。
「天狐に持って来てほしいものは?」
1.まるいもの
2.かたいもの
3.おいしいもの
4.かっこいいもの
5.うれしいもの
6.ながいもの
7・かわいいもの
俺の選択は…。
………8、えろかわいいもの
9のへんなものなら、金の延べ棒とか持って来てくれるかもしれないな、ガンパレ的に考えて。
おおう、天狐ったらそんなに大きく育って、顔も半分ワニみたいになっちゃって。
ナニをそんなに怒ってんの?
ん? 生放送? シモネタは禁止?
おぅふ!?
あっ、天狐のお稲荷さん見えた。オスだ。
火炎を纏ったビックリテンコボンバーを、更に単眼の人…いや人形? から鉄砲式鬼千切を食らって目が覚めた。
天狐があんなになるなんて、文字通りの悪夢だったな…。俺、疲れてんのかなぁ…。