EDFプレイヤーなら一度は(多分)通るであろう道。
最初は市民や仲間を助けようとする。
人にもよるけど、そのままノーマルで最後までクリア。
インフェルノの安全なミッションで武器稼ぎし、強い武器手に入れて浮かれる。
もう一回最初からやって俺TUEEE!しようとする。
爆発武器発射の瞬間、市民やその辺の兵士が目の前に躍り出て、諸共に自爆。
市民など殲滅してくれるわー!←イマココ
実際、建物壊しまくりながら戦うほうが楽しいw
神喰月7月くらいになったら、また連続投稿しようか思案中日
ロミオの霊力こと血の力が、新たなステージに進んだ。
ような気がする。
と言うのも、ブラッドアーツを放とうとする際の光の色が、大分安定してきたからだ。様々な色が発露されていたのがゲームでもそうだったように赤と………緑色に落ち着いてきた。
緑? 何で緑? しかも世界一の汚染力を誇るあの緑の光ではないらしい。…俺がやるならいいけど、ロミオだと世界観違うしな。と言うか血の力どころじゃないから即封印されるわ。
いや、色自体は何色でもいいんだが、ブラッドアーツの赤が攻撃性の発露だとすると、緑色にも何かしらの根拠となる感情があるんだろうか?
確かに、霊力にもそういう現象はある。が、正直言ってそれを元にして、ロミオの光の元を特定するのは難しい。
極端な話、感情よりも認識の方がずっと影響が大きいと考えられるからだ。
例えば霊力の光が青かったとして、同じ色を対象にしても人によってそれを「落ち着く色」「爽やかな色」「冷たい色」等、様々な印象を保つだろう。
同様に、「悲しい色は何色?」「嬉しい色は何色?」「怒りは何色?」と問われて、万人に共通する色を見つける方が難しい。
また、同じ色に対しても複数の印象を持つ事だって珍しくない。
それでも、参考にはなるかもしれないと思い、ロミオから聞き取りしてみた。
緑色とは、ロミオにとってどんな色か。理由とか根拠はどうでもいいんで、片っ端から並べさせてみた。
曰く、「落ち着く色」「バランスがとれた感じがする」「憧れの色」「信号で『進め』の色」「5月っぽい」「調和」「縁の下の力持ち的な色」……。分かってはいたけど、あんまりアテにならないと言うか、ピンと来ないなぁ。
俺がピンと来たとしても、ロミオ本人のインスピレーションが大事だが、それもやっぱり心当たりが無いようだ。
一体この緑色の光は何なのか。ロミオのブラッドアーツと血の力とは何なのか。ラケルてんてーとレア博士に本当に血の繋がりはあるのか(おっぱい的に)。分からない事ばかりが増えていく。…最後のはDNA鑑定でもすりゃ分かるだろうけどね。
…あれ、でも偏食因子でDNAが書き換えられてるから、血族と判断されないかも…。もしそうだとしたら、ラケルてんてーのひんぬーは偏食因子投入の結果? アラガミの意思が影響している? そういえばシオもちっぱいだった。何という事だ、アラガミはひんぬー教徒だったのか。野生の哺乳類なら、母乳が沢山出た方がいいに決まっているだろうに、食料的に考えて。
…思考が脱線し始めた頃、会議の場で黙っていたレア博士が口を開いた。
どうも仮説を纏め終えたらしい。
ただし、下記のような流れだったんで、あまりアテには出来ない。ポンコツレア博士だからではなく、キバヤシ的に考えて。
「…私達は、とんでもない勘違いをしていたのかもしれないわ」
ど、どういう事なんだレア博士!?
「ブラッドアーツ、血の力を発揮する時に放たれる光が、攻撃しようという猛々しい意思の表れだとすると、当然ながらその強さは人によって分かれるわ。
誰かに対して怒るのが苦手な人も居れば、怒りが一瞬で大噴火するけど長続きしない人も居る、逆に表には出さなくても水面下で燃やし続ける人も居るでしょう。
だけど、得意…というより、馴染みの強い感情ならどう?
それが何なのかまでは分からないけど、ともかくロミオがブラッドアーツを使用するに当たり、怒りなどの攻撃性よりも、そちらの意識が引きずられたとは考えられないかしら。
加えて言うなら、無理に攻撃的な意識を高めるよりも、個人個人に合った感情を意識して力を振るおうとした方が、効果も高くなると予想されるわ。
つまり…ブラッドアーツにせよ血の力にせよ、光るとしたら赤だという前提が間違いだったのよ!」
な、なんだってー! ……いや、この流れだし、ちょっとミックスして。
なん・・・・・・だと・・・・・・。の方で。
んで? 人類は滅亡すんの? 割と秒読み状態だけど。
「何でいきなりそこまで話しが飛ぶのか理解できないけど、こう考えると色々納得できるのよね。
今まで色が安定していなかったのは、集中しきれずに色々と雑念が混じって、それに対して何かしらの感情が湧いていたから。赤ではない色に落ち着いてきたのは、ロミオの精神状態の…そうね、『本来の色』『性根の色』、率直に言えば『素質』が色としてモロに出ているんじゃないかしら。
赤い色にも光るのは、これは単純に慣れの問題ね。そういう精神状態になりやすくなった…一種のトランスかしら」
「ええと……だとすると、要するに俺はこれからどうすればいいんでしょう?」
「そうね、無理に血の力やブラッドアーツを発動させようと意識せずに、何も考えずに力を振るってみるのはどう? 血の力発動に必要なエネルギーを高めたりする感覚は、もうわかっているのよね?」
「はい、そこは散々叩き込まれましたんで。結局、赤く光らなくてもいいんですよね?」
「ええ、赤く光るのはあくまで結果。目の前の敵を倒すという意思を思い切り高めれば、結果的に赤くなるだけよ。そうなった方が効果は高いと思うけど、使いやすさという点では、思うように発動させた方が高いんじゃないかしら」
うーむ、レア博士が賢く見える。俺から聞いても、割と説得力ある説だ。
…知的な女、いいなぁ…。欲望が高まってきた。そんな事を考えていたのがバレたのか、レア博士は「後でね?」と言わんばかりに軽くウィンクしてくれた。
へいへい、真面目に考えるとしますかね。
そういう事なら、これからもちょっと訓練方法を見直さないといけないな。と言っても、ロミオの感覚頼りになるなぁ…。どうしたものか。
神喰月スパロボの新作発表キター!日
夢の中でょぅι゛ょアリサから、子育ての愚痴を聞かされている。膝の上に乗っているょぅι゛ょから、母親初心者みたいな愚痴が出るとは斬新な。
…シオに結構手を焼いているみたいだなぁ…。
暴れまわるような事はないが、大食いだし、騒ぐ時は時間を考えずに騒ぎ出す…つまりは夜泣きか。
ちょっと目を離したら、匿っている部屋や榊博士の研究室から出て行こうとするし、とにかく目が離せないらしい。
まぁ、それも仕方ないだろうなぁ。シオにしてみれば、今居る場所はワケが分からない場所だろう。今までずっと一人だけで、野生のアラガミの中で生き抜いてきたんだし。鉄板やら何やらで囲まれた部屋なんて、見た事もなかったろう。
更に、自分が匿われているというのも分からないから、どうして部屋から出て行ってはいけないのかも理解してない。
大人しくしているのは、ご飯をくれる人がこうしろ、と示しているからだ。
だが、それもそう長くは続きそうにない。と言うのも、シオは既に言葉を覚え始めているからだ。
まだカタコトではあるが、明らかに意思疎通を図ろうとしており、更にはアリサ達の名前ももう覚えてしまったらしい。ちなみに、一番最初に名前を呼ばれたのは、ご飯をあげている榊博士ではなくソーマだったそうな。博士がちょっとショック受けてたって。
その一方で、ソーマはと言うと…シオの扱いを決めかねているらしく、すげない態度を取る事が多い。にも関わらず、何度もシオの顔を見に来ている辺り、やっぱり気になるんだろう。
そして、どうやらこっそりとシオの名付け親になっていたようだ。…この辺を話す時、アリサってばとっても楽しそうにニヤニヤしていましたとさ。ラブコメ万歳。で、その名前も予定調和と言うべきか、子犬こと『シオ』。…ま、元はソーマの名付けた名前だしね。
で、何より大変なのが、やはりと言うべきかシオのご飯の確保である。アラガミの例に漏れず、シオもとにかく大食いだ。
先日の特訓(?)で身につけた、死角からの一撃必殺とか、ゼロ距離射撃戦法改とか、ドサクサを起こしてドサクサに紛れて仕留めてソソクサと去っていく戦い方とかで、割とご飯(アラガミのコア)にストックはできているらしいが、そこまでやっても徐々にストックが減っていっている。
つまり、戦力アップしたアリサ達が総出でアラガミを狩っても、シオが消費する方が早いのだ。
シオがちゃんと言葉を理解し、言う事を聞いてくれるようになり…というより連携を取れるようになり、更に神機(モドキ)を作り出すようになれば、シオを連れて行って「自分のご飯は自分で確保しなさい。働かざる者食うべからず」とかも出来るだろうけどなぁ…。
ついでに言えば、支部長もとうとう極東に帰ってきたらしく、あまり派手に動くと一部のゴッドイーター達が何か隠しているのを察知されかねない。特にリンドウさんは色々な意味で目をつけられているからな。
とりあえず、また暗殺されるような事はしないように。
……言っても止まるかなぁ…。シオを隠す事で支部長の陰謀を阻止できるとは吹き込んでおいたけど、そもそも陰謀の正体自体も明かしてないし、無条件で俺を信じてくれる筈もないし。
ま、とりあえず…多分、俺ももう暫くしたら、フライアでの研究を一端切り上げて、極東支部に戻る事になると思う。
ん? いや確定じゃないけど、多分ね。血の力に関する研究も色々進んで、そろそろ纏めの段階に入るし。そうでなくても、支部長が俺をフライアに派遣したのは……まぁ、極秘的な理由があるんだが、それも必要最低限は済んでいる。
極東支部に戻ったら、多分暫くは支部長の使い走りになるんじゃないかな。(ノヴァもまだ完成してないだろうし)
そのついでにシオのご飯を確保するくらいなら、何とか出来るだろう。
…? どした?
「いえ…なんと言うか、シオの名前を妙に呼びなれているような…」
言ってる意味がちょっと分かりませんね。(今まで何度も呼んでるからな、名付けられる前にも)
「………やっぱり幼女趣味なんでしょうか…」
おい聞こえてるぞ、膝の上で呟けばそりゃ聞こえるよ。
確かにツルペタから熟女までオッケーだけど、ソッチ方面には限定してねーよ。
「…本当なんですね?」
なんか今日は疑い深いな、アリサ…。
と言うか、ちゃんとお相手居るぞ、俺。お互いに好き合ってるだけとは言い辛いけど。
「ああ、レア・クラウディス博士ですね。見た事がありますけど、凄い綺麗な人ですね」
…何で見た事あんの? (と言うかなんか危険な気配を感じる…) …だったら、そういう趣味じゃないって分かると思うんだけど。
「こういう時、極東では何と言うのでしたか……ええと、それはそれ、これはこれ? それともニジとサンジは別物?」
おい後者、誰から聞いた。
「うーん、でも確かにこうしていてもおかしな事はしませんし……大体からして、あなたは何故こんないたいけなょぅι゛ょにあのような事を…」
引っ張るね…いやそりゃ現実にやったら犯罪そのものだし、ここが夢の中であってもお前にとってはリアルに感じられるから、立証できないだけで犯罪には違いないが。
と言うか、そもそもそんな疑惑持ってたんだったら、どうして毎晩こうやって膝の上に座るんだ。…襲われたいのか?
「襲った相手に対して、随分とデリカシーのない質問ですね。…そうだと言ったら?」
大人になりなさい。おっぱい大きく、尻を柔らかく、フトモモをムチムチな感じで。
「元の姿に戻ったら、貴方がロリ…いえ、ペドだと証明できないじゃないですか」
証明してどーすんだよ、夢の中の事だから誰にも伝えられないぞ。榊博士なら感応現象の事を知ってるだろうが、他の人にしてみれば単なる夢だ。
噂を流しても、誹謗中傷としか聞こえないだろう…菜園でノゾミちゃんに近付かないように、コウタが警戒するかもしれないが。
「ええまぁそうなんですけど、私にも色々と考える事感じる事…というより、意地がありまして。正直自分でもどうかと思う形になっていますが、意地に対してそれを問うのも意味の無い事でしょう。
…さて、色々と考えもしたのですけど、正直我慢の限界です。ついでに言えば、色々と状況が揃ってしまいました。
私のモノになってもらいます、моим героем」
はい? моим ……確か「私の」…私の、何? ロシア語ワカンネ…おい待て、何故俺の服に手をかける。
ちょっ…おい待てって!
「動かない。抵抗しないでいてくれたら、あの時の狼藉は水に流してあげます。尤も、今から全く同じ事をするんですけどね。ただし私主導で」
あの時のを水に流しても、これを受け入れたら同じだろーが! ちょっ、嘘っ、抵抗できねぇ!?
「今までは好き放題にアナタが変えていましたけど、私の夢でもありますから。そうですね、最初の訓練の時の言葉を変えて言うなら…。どうして抵抗できないのか? そんな事、私がアナタを欲しいと思っている意思が、アナタの抵抗しようとする意思よりもずっと強いからに決まっています」
…今まで見た事もない程目が据わっとる。ハイライトが消えてるとかいうレベルじゃねえ。何だかんだでアリサとは付き合いが長い(と言うのもちょっとおかしいが)が、これは初めて見る表情だ。
…ヤンデレか? ヤンデレの領域に足を踏み入れたのか?
でも言ってる事は尤もっぽいと言うか的を得ていると言うか。実際、切羽詰って感じる程真剣に抵抗しようとはしてないからな。
「ふふっ、やっぱり抵抗しないし…ほら、もうその気になってる。やっぱりロリコンなんじゃないですか? ああ、そういえばそっち方面もオッケーと自分で言っていましたね。それでもいいです。絶対、私のモノにするんですから…」
…う~む、忠犬アリサがこうまで性格変わるとは。色恋沙汰絡みというだけじゃなく、やっぱり夢の中でアレコレしまくった結果なんだろうか。
まぁ、差し当たり言える事は、だ。
夢の中でしか経験が無いからなのか、それともその辺も夢だから融通が利いているだけなのか。
夢の中ならアリサの処女を何度でも奪えるという事実が判明しました。幼、小、中、高、更には今後の成長した姿(願望込)で破り分けてみました。うむ、どれもいい感触だった。
アリサがどうなったかって? 俺が今まで何度アリサを躾けてきたと思ってんだ。確かに今回の豹変は色々な意味で意外だったけど、何処をどうすればどう反応するのか、大体分かる。フラウさん直伝の内面観察術もあるからね。夢の中だから最初は分かりにくかったけど、延々と訓練させてる内に、むしろ現実よりも分かりやすくなってきた。
ちゃーんと妙な事をしでかさないように、釘を刺しておきましたとも。男の体についてる釘だけどね。
交換条件…というのもおかしな言い方だが、ちゃんといい子にしていれば、極東に行ったら現実でも抱いてやる、と囁いたら、それだけでビクンビクンしていた。…キャラがブレてるような、むしろ一環しているような…。
しかし、最終的にはノリノリで躾けておいてなんだけど…レア博士どうしよ。こればっかりは、アリサに「待て」しても確執が消える訳じゃないし。と言うか俺が悪い…んだよな、夢の中とは言え確信犯的に浮気したワケだし。しかも最初はょぅι゛ょを相手に。強姦でない事だけが救いだ……真っ当な和姦とも言い難いが。
レア博士はダメな男に引っかかるタイプだが……相手が浮気したと知ったらどうだろうなぁ…。少なくとも、無言で見捨てるという事はしない。むしろ怒りを爆発させても、最終的には相手を自分の懐から放すまいとするタイプだと思う。
そんで、今のアリサは…えーと、ゲ、ゲロ……アレだ、あの時言ってたロシア語、『私のヒーロー』って意味だったらしいが。そのヒーローを奪い取ってでもモノにしようという、ヒロインにしてはエライ肉食系な女になってしまっている。むしろ悪の組織の女幹部がヒーローを洗脳しようとするノリか。ただし、当の本人はヒーローに食われたがっているのだが。
まぁ…なんだな。とりあえずイの一番にやるべき事は、やっぱアレだ。アリサが姿を変えられるなら、俺だって似たような事が出来る筈。触手・分身・ナニを二本とかの特殊プレイ、挑戦してみっか。
神変月しかし、スパロボが延期せず討鬼伝2が延期とは日
3ヶ月目突入。時期的にも、そろそろ無印終了の頃合ですな。
何だかんだで色々予想外なルートに進んでしまったが、全体的には…まぁ、及第点かな? リンドウさんも無事生きているし、アリサの洗脳も解けている(別の意味で洗脳してしまったが)、汚ッサンも排除して後顧の憂いも断っている。後は終末捕食とシオがどうなるかだけだ。
このペースで行くと、ロミオの血の力の正体を解明できそうにないのが残念だ。ま、こっちはまたチャンスもあるでしょ。
さて、この度支部長が極東支部に戻ってきたワケだが、それに合わせて俺にも帰還するよう辞令が飛んできている。残念ではあるが、本来の目的を考えると反抗する訳にもいかない。
意外だったのは、ラケル博士が俺を引きとめようと、支部長に交渉したらしい事だ…これはレア博士から(寝物語に)聞いた事なんだが。
ふーむ、どういう意図だろうな? 血の力が思っていたモノと違うんで、もっと研究する必要が出てきたか? 本来の特異点であるシオが居る極東に、異分子である俺を置いておきたくない? …それとも、支部長が起こす終末捕食をさせない為?
まぁ、何にせよ、色々理由をつけたものの、滞在延期を取り付ける事は叶わなかったようだ。数日間の準備期間の後、俺は極東に帰還する事になった。
そうなると、当然やらなきゃいけない事がドバッと出てくる訳だ、主にロミオ絡みで。
今まで教え込んできた狩りの技術が鈍っていないか、血の力について結局どこまで分かったのか、またそれを自分で考えて自分で纏めるだけの思考力があるか…。
特に血の力については、俺が居なくなった後も自力で訓練を続けられるよう、今後の訓練法も伝えておかねばならない。
…考察について自力で纏められるだけのオツムだけはどうにもならなかったが、ロミオもそう頭が悪い訳じゃないだよな…。俺と同じで、難しいことを考えるのに苦手意識があるだけで。あと、小難しい理屈を捏ねていると思考が明後日の方向に飛んでいく。
さて、それはそれとして、極東に戻ってどうするべきか。方針としては、相変わらずシオを隠し通す、終末捕食の特異点の役割を俺が乗っ取る、の2点だが…。とりあえず、今のうちにフライアでないとできない事ってあるかな?
神機兵も興味深くはあるんだが、まだ形になってないしなぁ…。………結局、レア博士についても確実にラケル博士から奪えている訳じゃない。
戻ってからの問題としては、アリサか。夢の中では抱いてやる、なんて大上段から言ったけど、どーしたもんかな。いやもう抱くのがイヤな訳じゃないし、フタマタミツマタにも抵抗がなくなってるダメ人間な俺ですが…。
問題はある。
だってレア博士が極東についてくるらしいから。
…なんで? いや、そりゃー理屈は分かるよ。元々、支部長がフライアに俺を派遣したのは、霊力(血の力)の検査の為だ。報告するにしたって、専門家が居た方がいいに決まってる。
俺個人としても、レア博士がついてくるのは嬉しい。個人的な感情を抜かしたメリットだけで言っても、胡散臭くはあるが学説として認められてはいる(ロミオという2人目が現れた事で、本格的に注目を集めつつあるらしい)血の力だと説明してくれる専門家が居るのはありがたい。何せ、霊力を隠さず大っぴらに使う事もできるんだから。
しかし…アリサと衝突した時、どうなるかが本気で分からん。俺に愛想を尽かす…とまでは言わなくても、ラケル博士の下に戻ってしまうようでは意味が無い。
ここは、いつも通り済し崩しに3Pに持ち込んで誤魔化すか? その場凌ぎにしかならない。やるなら、やっぱりラケル博士の下から完全に分断してからでないと…。
神変月時守的には逆がよかった。話のネタ的に考えて日
結局、有効な手立てを考え付かないまま、極東に戻る日が来てしまった。
アリサの方は、今まで散々躾けてきた経験を活かし、「ペットでいいです…ペットがいいです。私を飼ってください」と言い出すくらいに躾けたから…多分、修羅場までは発展しないと思う。
やっぱ問題はレア博士とラケル博士なんだよな…。
極東に戻るに辺り、どうもレア博士は何やら吹き込まれたようだった。ラケル博士の手元から暫く離れるから、頚城を打ち込んでおこうとしたんだろう。一見すると普段と変わらないが、少しばかり表情が暗かった。
寝取りにくくなったかな…。人間の機微なんぞ殆ど理解してないだろうに、よくもやってくれるものだ。
さて、そういう訳なんで、レア博士と一緒に車で出発。出発して3分後に、「忘れてたわ、あなたに運転なんてさせられない」とハンドルを奪われたが、それはまぁいいとして。
車で進んで、極東までは軽く一日くらいはかかる。夜は適当にアラガミが少ない所に車を止めて野宿かな。カーセックスも考えたけど、周囲が廃墟でアラガミも少数ながら居て、文明が灯す明かりも殆ど無い状況じゃ雰囲気出ないなぁ…。
ところでさ、考えてみれば、支部長の意図した終末捕食では、ラケル博士の目的は達成できないんだよな。地球の命が全てリセットされたとしても、人間が残っていれば……まぁ、新しい環境で生きていけるかという問題はあるが。
…あれ待てよ、それって…つまり俺を素直に帰すと、ラケル博士にとっては危険って事で……始末しにかかってくる?
と言うか来た。
ズシン、ズシンと妙な足音。普通のアラガミとは違う足音。即座に気付いて、寝惚け眼のレア博士を連れて車の外へダッシュ、そのすぐ後には車が極太レーザーを打ち込まれて爆発炎上した。
流石に跳ね起きたレア博士だったが、騒いで気付かれると面倒だ。抑え付けて…パニックを起こしかけていたんで、仕方なく眠らせた。
…あのアラガミ、遠くだし明かりが無いからシルエットしか分からないけど…多分アレだよな、ラケル博士の『お人形』。もうちょっと近付いてくれば、車の炎で照らされて詳細が分かるのに。
だが、お人形さんは遠吠え一つ上げると、そのまま足音を響かせながらまた何処かへ行ってしまった。
…当面の危機は去った、か。しかしどうしたものか。
細々考える事はあるが…とりあえずどうやって極東に帰るかな。車が壊されてしまった。フライアも極東も、ここから歩いていける距離じゃない…俺ならともかく、レア博士は。
と言うか、それ以前に炎上する車と、お人形さんの遠吠えに惹かれて、アラガミが集まってきているようだ。こいつらを一掃するまで、迂闊な行動はできないな。気絶したレア博士を抱えたままお人形さんを追跡して、待ち伏せにあったら目も当てられんし…。
さて、お荷物抱えた状態での暗闇乱戦か。アリサやカノン達に叩き込んだ手前、この程度のハンデなら軽々乗り越えられなきゃな。
一丁やったるか。