討鬼伝2ですが、話に組み込ませたとして、登場人物どうするかな…。
全員参加させるのは難しそうです。
ウタカタに連れていく(手を出して)にしても、一人か二人…。
その時になったらアンケートを取るかもしれません。
後、不思議に思うことが一つ。
話は全く変わりますが、AAってありますよね?
2chのやる夫板でお世話になってるアレ。
ドリフターズ(ヒラコー)のAAはよく見るんですが、ノブノブの「笑えよホラ こうすんだよ」のAAを全く見ないのはなぜなのか。
俺が見てる板が偏ってるだけなんだろうか。
あれこそ真っ先に使うべきだと思うんだがなぁ…。
神逝月
シエルが血の力に目覚めました。ゲームでは直覚にはホントお世話になりました。
…いやヤッてないよ。ナニもしてないよホントに! マジで! アリサとレアと俺の下半身に誓って何も! セクハラすらしてねーんだよ! それでも僕はヤッてない! 今回に限っては!
だから「またまたそんなぁ。分かってるよ」みたいな電波(感想)送ってくんなぁ! でも感想いただけるだけで嬉しいですマジありがとう!
…ふぅ、錯乱していたようだ。
マジな話、本当に何もしてない。しつこいって? そっくりそのまま言葉を返そう。いや、今までの行動を鑑みれば当然の結果なのは分かるけど。
実際、赤い雨が降ってて神機兵しかいない状況でR-18に突入なんてできねーよ。いやヤれない事はないが、色々気にしながらだからあんまり楽しくなさそうだ。何処で赤い雨に触れる事になるか分かったもんじゃない。
雨が止んで帰還した後は、シエルも俺も黒蛛病にかかってないかのバイタルチェックに直行だったし。
そもそも、ヤらなくても血の力に目覚める事は出来るしね。
さて、何故にシエルが18禁展開も喚起も無しに、唐突に血の力に目覚めたのか、だが…。これは幾つかの要因と、そして環境が組み合わさって起きた現象だと思われる。
そもそもからして、だ。あの赤い雨。一目見て気付き、実際に雨の中を(神機兵に包まれて)走ったから確信できたんだが……あの雨は『血の力と同じ物』だ。つまり霊力が宿っている。
考えてみりゃー、話が繋がりはするんだよな。
黒蛛病を齎す赤い雨は、新たな特異点を探し、生み出そうとする地球の意思…らしい。そんで、ゲームのクライマックスがそうだったと思うんだが、葦原ユノがやったように特異点として血の力の束ね、ぶつける事で終末捕食に干渉できた。少々強引な理屈になるんが、特異点として必要なのは血の力を操る為の、非常に高い素質…だといえるだろう。それを探し出す為に、地球の意思は赤い雨という形を取って、人々に感染しようとする。
そして血の力とは、俺から見れば霊力である。
…とにかくアレだ、血の力や霊力が篭った雨の中、当然その場に漂う霊力は増していく。その中で長時間過ごしたシエルは、自覚は無いが徐々に霊力が昂ぶっていたのだろう。或いは、周囲の霊力が体の中に流れ込んで留まったか。
その状態で、友達が助けに来て感極まったのがトリガーとなり、血の力を会得…と。
普段、俺がエロで人為的にやっている事…霊力を流し込み、絶頂で解放…を、偶然にも再現してしまったと言えるだろう。
この事を考えると、幾つかの予測が立てられるようになる。
例えば、アラガミの感応種。今までのループで何度かお目にかかったが…アレは、俺がばら撒いた霊力を吸収した結果、霊力…感応種としての能力を得たものと思われる。
ならば、あの赤い雨に打たれ続けたアラガミはどうなるだろうか? …これこそが感応種の始まりなんじゃないだろうか。
…むしろ、世界にとっては感応種こそが本命か? 黒蛛病に冒されて死に至る人間より、明らかにアラガミ、特に感応種の方が素質はあるように思える。そもそも、本来の特異点だって人間ではなくアラガミだったし。
他に考えられる事だが、例えば血の力を目覚めやすくする方法だ。
ゲームの中でも、シエルと同じ事がロミオに起きていたとすると、どうだろう。力が得られず焦っていたロミオだが、赤い雨の中で活動し、更に直接浴びた事で、充分な霊力が溜まる。そして命の危機、ジュリウスの戦闘不能、世話になったお祖父さんお婆さんへの想いが引き金になって、血の力を会得した…と考えられないだろうか。
こう考えてみると、赤い雨の中での行動は、黒蛛病のリスクが非常に高いが、血の力に目覚める絶好のチャンスではなかろうか。
ひょっとして、と思ってロミオやジュリウスに聞いてみると、血の力を完全に自覚・会得した時には、確かに前後に赤い雨が降っていたそうな。
…だが、この方法は広めない方がいいな。リスクが高すぎるし、最後のトリガーが感情による物なら、確実な方法として立証するのは難しいだろう。
何より、そこまでして力を得ても、使いこなせなければ意味が無い。
そして最後に……俺が黒蜘病に感染する可能性は、非常に低いと言う事。
勿論、これは確定情報じゃない。実験した訳じゃないからな。
あの赤い雨は、血の力で出来た毒のようなものだ。耐性や素質のない人間が受ければ蝕まれるが、充分な下地があれば、それを弾く事が出来る。
毒としての性質は、討鬼伝世界の瘴気の方がずっと強いようだし…あれくらいなら、多少濡れても自力で浄化する事ができそうだ。鬼払いの応用で間に合うだろう。
まぁ、試してみようって気にはならないけどな。微弱でも毒には違いないし、想定外の成分が紛れている事も充分考えられる。毒を甘く見てはいけない。ゲームによってはレベル体力マックスでも数ターンで死ぬからな。
ちなみに、ゲームと違って俺の営倉入りは無し。だって命令違反してないものね。命令は出されてないし。と言うか出されてない事にしたし。
グレム局長? あの人、指示を出そうと移動している途中、階段から転げ落ちて気絶してたんだよ。…勲章から電撃? ナンノハナシディスカー? ワタシサパーリワカラナイYO!
…気絶してる間に、ちょっと記憶を誘導しましたが何か? 洗脳術の中でもあまり得意じゃない分野だ…ひょっとしたら、追加で後頭部を2~3発ド突いておいたのが良かったかもしれない。
神逝月
シエルとブラッドバレットについて語り合ったりもしたけど、私は欲求不満です。
もうすぐ…もうすぐ極東だから! 溜まりに溜まったアレコレは、全部アリサとレアに叩き込むから! あとちょっとの辛抱です。
という訳で、本日の夕方には極東到着との事。さって、どうなる事やら。
ストーリー的にもそうだけど、極東入りしたブラッドの皆がどうなる事やら。ロミオも色々鍛えはしたし、極東でも通じるくらいの力量にはなってるけど、本当に極東入りするのはこれが始めてだ。
どこまで通じるか…いや、神経が保つか。
お揃いの制服来て、おめかししているブラッド達ですが…いやシエル、「君は着ないんですか?」って言われても、俺正式にはブラッドじゃないし。私服しか持ってないし。
ちなみに、月で暮らしている内に服は普通にボロボロになったので、月の植物でツギハギして直してました。裁縫よりも洗濯が大変だったなぁ…。風呂の為の湯(水だけど)溜めるのが一番苦労したっけ。
さて、そんな極東が遠目に見えてきた訳ですが…………あの、なんちゅーか、既に異常が見られます。
フライアが進んでいく荒野が、文字通り土気色ではなく、緑に溢れているのですが?
そこら辺で見かける野良アラガミも、なんか緑色なんですが?
幸いにして、何となく俺も使えそうだけど汚染がヤバそーだから自重しているあの光っぽい緑ではない。文字通り、GE世界では死滅寸前と言っていい、自然の緑だ。
つい最近まで、緑化した月に居た俺としては珍しいモノじゃないんだが…ブラッド達に限らず、フライアの職員達は大騒ぎしている。「極東を見ろ! あれは何だ!? 迷彩か!? イミテーションか!? いや本当の植物だ!」みたいな感じで。
…極東の緑化は、知られていない事なんだろうか?
この世界で自然(人工的なモノでも)が居住区一つ覆えるくらいに繁殖していれば、大騒ぎされそうなもんだが。それも、極東は少なくとも3年前までは不毛の地だったんだし。
それに、支部長やエリックさんの一族が、食材にせよ資源にせよ、それらを極東に閉じ込めさせているとは思えない。量をコントロールしつつも外に出し、世界各地で栽培を促進しようとするだろうに。
うぅむ……。落ち着いているのはラケルてんてーくらいか。ちょっと聞いてみた。
ちゃんと答えてはくれたな。表面上の事であって、裏にどんな考えが隠れているかはわからないが…いや、案外何も考えてないかもね。これに関しては、ラケルてんてーは関わってなさそうだし。
曰く、極東の緑化は別に隠蔽はされていないらしい。が、逆に宣伝もされていない。
混乱を避ける為というのもあるが、信用されないから…だそうな。まぁ、いきなり地獄の代名詞…下手すると地獄の方が極東の代名詞…と言われている場所が、そんなあちこちに食えるモノが実っているヘヴンのような場所だなんて、普通は信じられんわな。
写真や証拠が出回る事はあるのだが、殆どがガセネタ、或いはフェンリルによる情報操作と判断される。それが真実だと理解できるのは、極東に直接訪れた人くらいだ。そして好き好んで極東を訪れる人なぞまず居ない。
結果、極東緑化現象は誰にも知られず、信じられずにホラ扱いされていく…。
「私も欺瞞情報だと思っていました」と言ってたが、これはウソくさいな。まぁどうでもいいけど。
極東近くにフライアが止まり、職員(知らない人だった)と何やらやりとりして、受け入れ作業が始まる。
俺は書類上フライアに居ない事になっているので、フケて居住区を歩き回る事にした。フライアには、俺の事は極東には一切伝えなくていいと言っておいた。アナグラに忍び込んで、榊博士なり支部長なりに直接会ってくるから。
ん、極東のこの状況は何か説明しろ? 知らねーよ、3年前まではこうじゃなかったぞ。なんだっけ、GKNG?が頑張ったんじゃないの? 知りたけりゃ極東の人に直接聞きな。ずっと離れてた俺よりは詳しいさ。
ほんじゃねー。
…シエル、後で居住区案内してあげるから、そんな捨てられそうな犬が元飼い主を食い殺してでも一緒に居ようとするよーな目をするんじゃありません。
神逝月
居住区を見て回ったが…スゲェな。たった3年でここまで繁殖するのか。MH世界の動植物の生命力の強さはよく知っていたつもりだったが、まだまだ甘かったらしい。
ネズミ算式に増えていったのかもしれないな。植物は多くの種を残す事で種族の存続を図る。それだけ動物に食われたり、人間に刈られたりの可能性が高いんだが、極東ではそれがあまり無い。
以前は根こそぎ奪われて食われたり、なんだかわからない内に有らされて枯れたりしていたんだが、どうやらGKNGがそれを防いでいるようだ。直接的な危害を加えれば、巡り巡って自分達の食い扶持が減る…実際、どういう手段を使ってか下手人が突き止められ、食料配給が減る…事もあり、極東の植物達は実にノビノビと育っていった。本来であれば、枯れたり食われたりして数が減る筈だったのに。
ま、結果的にはこれでいいんだと思うけどね。普通であれば過剰な数の植物も、この世界じゃもっと増えてくれないと全く足りないくらいだし。
あっちこっちに食べられる物があるから、一般人の不満もそこまで高まらない。勿論、フェンリルに対する不満も多いようだが、GKNGが間に立つ事で、色々と緩衝材になっているのだそうな。
意外と重要なポジションに居るな、GKNG。単なるネタ組織かと思ってたのに。
さて、極東緑化現象についてはまた今度書くとして、戻ってきた俺への対応についてだ。
忍び込んでもよかったし、最初はそのつもりだったんだが、ちょっとイタズラ心が出た。居住区を歩いている内に、カメラを見つけた。
思い出すのは、今回のループの最初の頃。
…という訳で、適当な場所で、かつてと同じように変身シーンを撮影し、支部長達に送りつけました。待ち合わせ場所もあの時と同じ場所。特に意味は無い。その場のノリだ。
ちなみに荒野だったあの時の場所は、今ではスタジオジブリが書いたのかと思うような巨木が生えていました。これ樹齢3年の大きさじゃねーだろ。…MH世界に言っても無駄か。
そんな無意味にデカい木の下で、俺と支部長と榊博士は約3年ぶりに顔を合わせた訳だが……色気ねぇな。ヤローばっかで出されてもなんだが。
でももうちょっと驚いて欲しいよ。淡々と話が進んだからなぁ…。
実際のところ、俺が何時か自力で戻ってくる、と言うのは二人にとっては予想の範疇だったらしい。生身の人間がどうやって自力で月から帰ってくると思ってたんだ…と言ったら、グウの音も出ない正論を叩き付けられた。
生身の人間は月で生存できない。生存できたとして、ノヴァのサポートがあったとしても地球に分身を出現させる事はできない。意思疎通した上、アリウスノーヴァというアラガミを相手に戦うなど論外。そもそも君は生身の人間ではなくてアラガミだろう、と。
うん、全く反論できないネー! アラガミな上にハンターでモノノフで蝕鬼で情報生命体で…あと何があったっけ。そろそろ自分というナマモノが何なのか、本格的に分からなくなってきた今日この頃。
まーとにかく、手段はともかく何かしらの方法で地球に干渉してくるのは、二人の中ではほぼ確定事項だったらしい。
更に言うなら、先日隕石が落ちたと情報があったのだが、それが月の方から落下してきたと聞き、或いは? と疑っていたそうな。
実際にそうなったから何も言えねぇ。
ともあれ、俺はまた支部長と榊博士の下でゴッドイーターとして登録される事になった。指揮権とか命令系統がどうなってるのかはよく分からない。多分、わざと曖昧にしてるんだろう。俺もあんまりそこは追及しないようにしたし。
気になっていた事は色々あるが、とりあえず支部長は、今のところ再度の終末捕食などを起こすつもりはないようだ。
別に世界を滅ぼしたい訳じゃないから、当然と言えば当然だなあの時の終末捕食だって、千人だけとは言え人間を確実に生き残らせる算段があったからこその計画だったんだし。
とは言え、支部長ほどの人が黙って文字通り支部長だけやってる筈も無く。今も何やら、世界に対して社会的な働きかけを行っているようです。アーク計画しくじったのに、それだけの発言力をもう確保しているのは流石である。
目的はどうあれ世界を滅ぼそうとしない為か、榊博士との反目もあまり無いらしい。むしろ、シオをソーマの嫁としてどう育てていくかで議論する事もあるとかナントカ。
…ソーマは無駄にシャイで自分から行動しそうにないから、むしろシオが旦那でソーマを嫁にしたら? 多分、世話焼き良妻になると思うよ?
…何やら天啓を与えてしまったようだが、俺に被害は来ないので気にしない。どうせ実態は今と変わらんだろうし。頑張れソーマ。
対外的な俺の扱いは、終末捕食の後、アリウスノーヴァのような新たなノヴァが生まれる可能性を刈り取る為、世界各地を回っていたという事にするらしい。死んだ事にしていたのは、新たなノヴァを始末する為なら、非合法な手段を取る場合も多かった為…だそうだ。
言い訳にしちゃベタだが…腹を探られても、今まで月に居たんだから痛い腹も無いしなぁ。そこまで頭捻らなくてもいいって事か。
ちなみにアリサとレアは、現在何やら任務の為に、二人とも出張しているそうな。ぐぬぬぅぅう、極東に来れば溜まりに溜まったイライラを発散できると思っていたのに!
これ以上我慢するのは危険だ。限界に近い。ナニが欲望のあまり、アラガミ化したり蝕鬼になったり触手になったりしてしまいそうだ。流石に精神的にだが。物理的になるんだったら、その形態を会得する為に我慢するわい。
下手なセクシャルシーンを見ると、そのまま誰かに欲望をぶつけてしまいかねん…どうしたものだろうか…。
神逝月
おまたがひゅってなった。
…うん、リンドウさんとサクヤさんにね、会ったんだ。もう結婚してたよ。サクヤさんのお腹も目立ってきてます。…いや服装変えなさいよ。お腹冷えちゃうでしょ!
サクヤさんのお腹は、まだ膨らみ始めって感じだったね。つまり、3年前のあの一夜じゃ妊娠してなかった訳だ。良かった良かった、大丈夫だとは思ってたけど、心配事が一つ減ったわ。
じゃ、何にひゅってなったかって?
…リンドウさん、一瞬だけど俺を疑いの目で見てたもの。
それが浮気…と言うか酔姦に冠する疑いなのか、それともまたも支部長の下に現れた怪しい奴への疑いなのかは微妙だけど…。とりあえず、出会い頭に殺気をぶつけられるような事はなかったんで、暫くは大丈夫だと思う。
で、色々と口裏合わせとか、確認しておきたい事があったので、俺、支部長、榊博士、リンドウさんの4人で会議。
…なんちゅーか…リンドウさん、ほぼ機密の塊状態になってるんだけど。
何せ右手が右手だ。ゲームとは少し違い、右腕の肘から先のみが篭手で覆われている。その形がハンニバルそっくりなのは、何の皮肉だろうか。篭手の上に篭手つけてるよーな形になってるらしいが。
と言うか、これってサクヤさんのお腹の子、大丈夫なんすかね? 今のブラッドには、ゴッドイーターチルドレンも居るんですが…血の力なんて素質持ってますよ。しかも、割と厄介なのを。
「ブラッドに所属したのは最近の筈なのに、妙に内情に詳しいね?」
そこはまぁ、かつての弟子に色々聞いたり、独自の情報がありまして。…ナナの事は、調べるトコ調べれば出てきますから。
「ゴッドイーターチルドレンに関しては、私も聞いている。…ソーマの事もあるしな。察するに、彼女の素質はアラガミを惹きつけるようなもの、と言う事か」
でしょうね。シオが懐くかもしれませんが…。
「最悪の場合、シオを匿っていた部屋に閉じ込めて、力を溢れないようにさせる必要があるな。…まぁ、その辺は頭脳労働担当に任せるとして……ちょっと聞きたいんだが、レンって奴を知ってるか?」
…ええ、知ってはいますが。何人か居ますが…察するに、神機のレン? あの、そのレンと何か気になる話でも…?
「ああ…大した事じゃ…いや、大した事ではあるんだけどな」
(…この場で斬りかかられるピンチ…? 今ならリンドウさんも地力で圧倒できそうだけど、ハンターがモンスターを倒す要領で削りに来られるのが一番やばい…)
「…レンに変わって言っておく。セクハラは重罪だ」
……はい?
「俺が皆に救出された後も、アラガミ化の問題は続いてな…。意識が戻るまで、結構時間がかかったんだ。その時に、夢の中でレンに会って話をしたんだよ。俺のアラガミ化が食い止められているのは、ブラッドサージの中に宿っている、お前の力…ブラッド風に言うなら、血の力のおかげだってな」
はぁ…心当たりはありますが。アリウスノーヴァの戦いの最中に感応現象っぽいのが起きて、俺もその時にレンと話しました。
で、霊力を譲渡するのに…所謂口移しだったんで、セクハラと言われても反論しにくいな…。でも手段についてはレンの指定だったし、承諾も得ていますが?
「……口の中を啜られ嘗め回され、股座を弄られて尻を撫で回された挙句、デリケートな部分に指を突き込まれたと言っていたぞ」
…………棒も穴もありました!
ちなみに棒はブラッドサージを連想させるよーな凸凹感が強かった。
「…確かに男か女か俺も気になったが、触って確かめるとか人としてどうよ…しかも神機相手に…」
武器を弄り回したってセクハラにゃなりません。
「意識の無い武器ならな。…ああ、そういや伝言があったっけ。何の事だかよく分からんが、『リンドウが無事だったので、黙っておいてあげます』だそうだ。…何やらかした?」
…リンドウさんのビールを何本か失敬した事ではないかと。
「間が怪しい。それに、俺の部屋からビールを持っていったとして、何でブラッドサージがそれを知ってるんだ? …まぁいいか。お前の御蔭で助かった訳でもあるんだし、これについては聞かないよ」
ドーモ。(…寿命が縮んだぜ。)
「…一応言っとくが、娘に手を出したらレンと二人係で殺しに行くからな。まだ娘か息子か分からんけど」
流石に赤子に手ぇ出しませんって…。未来から育った娘がやってきてアタックかけてきたとか、ラブコメみたいな話になればともかく(ピコーン)
「自分でフラグ立ててんじゃねーよ。ピコーンじゃねーよ。と言うかアリサとレア博士にチクるからな…。冗談はともかくとして、これからどうするつもりだ? 極東で普通にゴッドイーターやるのか?」
暫くはね。…俺としては、フライアに居た方がいいんじゃないかとも思うけど。
支部長はどう思います?
「…ラケル博士は、血の力の出現を予言し、それを運用できる体制まで作り出した、今や時の人だ。だが君も感じているようだが、彼女は得体が知れない。目を放すのは危険だ」
その得体の知れなさの原因、予想ついてるんじゃないですか? …ソーマの親としては。
「だが確証がない。彼女が表舞台に立つ前に手を打つべきだった…今となっては迂闊な手出しが出来ん。彼女は各方面から注目を集めている」
…そう言えば、レアを守ってくれたようですね。ありがとうございます。
ラケル博士からのちょっかいはありましたか?
「いや、何も無い。私も色々と準備していたのだが、肩透かしになったな。…君は、ラケル博士が今まで何をしてきたのか、把握しているかね?」
レアから聞いた訳じゃないですが…父親と孤児院の事までは。証拠がある訳じゃありませんが…。
「ならば、暫くは極東からの出向と言う扱いでブラッドに貼り付きたまえ。彼女にとって、ブラッドが何らかの重要な役割を担っているのは明白だ」
はいはい。ああ、レアとアリサが極東に戻ってきたら教えてください。
「うむ…黙っていると怖いからな、あの二人は…。具体的にどこがどうとは言わんが、君を迎えにいくのだと言って物凄い勢いで行動を続けている」
……事故みたいなもんでしたが、自分で勝手に戻って来たと知ったら怒られるかな…まぁいいか。
ところで、この3年で極東がエラい変わってるんですが、それについて何か伝達はあります?
「ああ、面白い事が幾つもあるよ。アラガミだけじゃなくて、一般人にもね。その辺は私から教えてあげよう」
…という訳で、会議は一旦終了。榊博士からの、10分で語る極東3年の軌跡なる講義を受けたんだが……思った以上にスゲェ事になっていた。