強化素材や上級素材が店で買えるようになったのは神判断だと思う。多分、最初からアップデートのタイミングを見計らってたんだと思うけど。
…ちょっと遅かったけどな。からくり人形の強化、最後までやっちゃった直後だったよ…。
とりあえず、印も全部集め終えたし、後は任務とミタマかな。
あとシエルをムシャムシャ…いや8585した時には、エンダァァァァアアアアイヤァァアァァアアアアア!!!でオナシャス。
実際は別れを歌った歌詞らしいですが、そんなん関係ねぇ!
神逝月
一日目。榊博士の策とやらが到着するまで、あと1日。…この手の事の一日って、二日分より長く感じるんだよなぁ…。
まぁ、幸いにもアクシデントの類も、ナナのトラウマを誘発させるような重症人も出ず、極東は変わらぬ地獄を送っている。特に一般人枠が。
もういい加減アラガミを散髪する光景にも慣れたけど、まじめにあいつらゴッドイーターにできないかな…。量産型ゴットイーターとかさぁ。
適合率はあまり必要ない代わりにスペックが低く、しかしそこは数と練度で補う裏方部隊とか、いたら色々戦術の幅が広がるで。
…妄想は置いといて、ばったり会ったコウタから、アリサとレア博士の事を聞かれた。…と言っても、俺何も知らんのですが。
地球に帰ってきてから、一切連絡取ってないぞ。…と言ったら、「ダメだこの人」ってお前な…いや言いたい事はわかるよ言いたい事は。離れ離れになってた恋人(とかペットとか愛人とか)に一言も無しじゃ、愛想つかされても仕方ないよ。
でもしゃーないじゃん、あの二人の連絡先知らんもん。フライアにいた時は、迂闊に連絡とるとなぁ…。極東についてから、榊博士と支部長経由でメールは送ってもらったのよ? おかげでもうすぐ帰ってくるそうだが。
…多分、出合頭にアリサから強烈なパンチが入ると思う、と教えられた。3年前の桃毛蟻との決着の後、予想はしてたが飛びついてきたアリサが盛大にスカり、顔面から滑ったそうな。
きっかり3分はそのまま誰一人微動だにせず(リンドウさん救護部隊は除く)、無言で立ち上がったアリサの表情は…少なくとも、ヒロインがしちゃアカン表情だったとか。しかも何かロシア語の呪文付き。…その魂に憐れみを、とでも詠唱してたのだろうか。
ちなみにレアの方はというと、コウタとはあまり接点がなかったらしく、どうなっているのか知らないらしい。ただその後、申し訳なさそうなアリサに支えられて歩いていたり、寝不足だったりしたらしいので、おそらくアリサの憂さ晴らしにつき合わされたのだと思われる。徹夜で。
と、それはそれとして、コウタと話すのも久しぶりだ。3年前ってどんな事があったっけ? リンドウさん暗殺計画を潰して…その後、終末捕食に乱入した時はほぼセリフ無し状態だったな。
そんな訳で、この際だからちょっと親睦を深めようと言う事になったのだ。
なんだが…まー話のタネが湧いて来る事湧いて来る事。ロミオとは別方向で、コミュ力チート枠なんじゃないか、こいつ? 実際、ゴッドイーターや一般市民間でのコウタの顔の広さは、ちょっとしたものらしい。…一般市民の顔の広さについては、GKNGの初代幹部にしてリアルエンジェルこと、ノゾミちゃんの兄だからって理由のほうが強いようだが。
情報網の広さも大したもので、今誰がどうしているとか、どんな事をしようとしているとか、すぐに出てくる。ゴッドイーター部隊間の連携の引継ぎや調整を、コウタがする事も多いらしい。…管轄で言えば、明らかにコウタに課せられるべき範囲を逸脱しているようだが。
うーん、なんつーか、一般兵における理想の形を目指している気がするな、こいつ。いや、もうちょっと上の階級で、か。実際今では部隊長なんだけど…それを統括するくらいの地位が、コウタにとってのベストポジションかもしれない。
ちなみに、コウタ2号ことロミオとは、既にソウルフレンドと呼べる仲らしい。ただしホモではない。
趣味のバガラリーやアイドル、初音○クモドキとの話題から盛り上がり、まじめな戦術談義もやり、今では家庭の悩みなんかも打ち明けあう程だとか。ロミオが成人したら、一緒に飲みに行こうと約束もしている。…フラグの匂いがするが、このコンビなら大丈夫だろ。死亡フラグ叩き折れるわ。特にコウタの場合。
話は変わって、ちゃん様こと台場カノン。3年前は防衛班最大の不安要素、なんて汚名を(残念でもなく当然で)着せられていた彼女だが、今は第一線でバリバリやっている状態らしい。
…第一線っていうか最前線というか………開拓地っていうか…。
ほら、俺もすっかり忘れてたけど、なんだ…クレイドル? 人類種の天敵に叩き落されそうな名前だな。なんかアレだ、ゲームではアリサが担当してた、人が安全に住める場所を増やそうという計画。アレに参加しているらしい。つまりアリサの立ち位置? アリサは月に来る為に、宇宙船作ろうとしてたみたいだからなぁ、
なんでちゃん様がそんなトコに配属になってるかというと、戦闘スタイルが開拓向きだから、らしい。
俺が教えた隠密術とゼロ距離射撃法を更に研鑽し、コウタが最後にあった時には、大型アラガミをほぼ無音で瞬殺する暗殺部隊の鏡みたいになっていたそうな。
しかしそれでも人が近くにいれば誤射は0にはならず、数が減ったのなら質を上げようとばかりに、痛恨の一撃ばかりが飛んでくるようになったとか。というか、それターゲットをアラガミとゴッドイーターで識別してないだけとちゃうか? …裏カノン様はやっぱ故意にやってるよなぁ…。
とにかく、そんなんでも戦闘力・殲滅力・討伐数は極東でも上から数えた方が早いくらいで、色々な意味で持て余されていたそうな。で、他のゴッドイーター達のクレーム(と女王様扱い)がシャレにならない数になってきた為、懲罰人事も兼ねて支部長が開拓地行を決定しちゃった、と。
…言っちゃなんだが、それまで保った方が奇跡だよなぁ。ゴッドイーターの人手不足を考慮に入れても…。
それに、ちゃん様にとって開拓は意外と天職じゃなかろうか? クレイドルを作るため、周辺一帯のアラガミを全滅させなきゃいけない…つまり片っ端から狩っていい訳だし、人間側にも問題を起こす奴はいる。そーいう奴には即誤射が飛ぶ。
…いや、一般人相手に誤射する時点でスッゲーヤバいんだけどね。
とにかく、ちゃん様は良くも悪くもクレイドル関係者の間でリーダー扱いされているらしい。そういや、ゲームでは揉めてアリサの仲裁を受けてた大工っぽいにーちゃんが居たが……妙な趣味に目覚めてなければいいんだが。
神逝月
榊博士の策が、ようやく理解できた。いや策と言えるのかも怪しいが。
内容? 二言で済む。
アリサとレアが帰ってきました。だからレアの母性にナナを癒してもらいましょう。
これだけである。いや、筋が通っているとは思うけどね? 俺達みたいな人心や人倫をポイーしちゃってる連中より、レアの方が向いてるに決まっている。
しかもレアの母性(バストサイズや安産型とはまた別の意味で)はてんこ盛りだ。ラケルてんてーの所にいた時は、その母性が悪い方向に作用しちゃってたが、今は俺が居るし。
…厄介なのは、フライアから基本出てこないとは言え、ラケルてんてーも極東にいる事なんだが……こっちは完全に様子見するしかないわ。
まぁ、ラケルてんてーと榊博士の策の事は置いといてだな。再会シーンは、食堂でちょうどシエルと話し込んでいた時だった。
ドタバタと極東にしては珍しく大きな足音が響いて、自動のハズのドアを蹴り破って乱入してきたのは…言うまでもなくアリサだった。なんか修羅場案件警報とか鳴ってたよーな気がするが、よく覚えてない。
最初にアリサは獣…を通り越して龍の眼光(4回行動)でラウンジを見渡し、俺を発見。カカッと目が見開かれた。
その迫力に押されたか、咄嗟に俺を庇おうとするシエル、なんか障害物と見なされて排除しそうな気がしたんで、更に咄嗟にシエルを押しのけ元通りに座らせる俺。
次の瞬間には、アリサが転生2tトラックもかくやという衝撃と共に抱き着いてきていた。ふんばっといて良かった…後で見たら、足元エライ事になってたし。
最も、その次の瞬間には、唇がもっとエラい事になってた訳ですけどね。それはもう、ただいまおかえりの挨拶すらすっ飛ばして、この場でおっぱじめる気かと思うようなディープキスが展開されました。止めようとしていたシエルが、間近で見てフリーズするくらいに濃厚なのが。
…コウタとロミオがムツミちゃんを担いで、エリックとエミールがエリナを宇宙人みたいに持ち上げて出て行くのが見えたが、それはどうでもいい。
まぁ、俺としても久々に会った上、別れ方が色々な意味で気まずかったし、再会した時何を話そうかなー、とか思ってたんだよ。全部台無しですわ。キスしてる間にも流れ続ける涙とか、口を離したら胸元に顔を埋めて泣き始めるとか。何も言えねぇよ。
その後、レアも追いかけてきて…こっちはまだ落ち着いていた。ただし超涙目の笑顔で、「ずっと待ってた…おかえりなさい」と言ってから、アリサと同じようにハグとキスの嵐です。
色々な意味で視線が集まってたなぁ…。修羅場を期待する視線だったのか、二股(公認)野郎を呪い軽蔑する視線だったのか、あるいはピチャピチャと艶事めいて響く音に反応してたのかはわからんけど。
まぁ、そーいう訳なんで、泣き喚いたりシクシク泣いたりしながら抱き着いて来る二人を宥めつつ、シエルに「すまんけど、また今度な」と声だけかけて、自室に向かったのだ。
そして気が付けば2日ほど経過していた。
…何してたかなんぞ語るまでもないだろう。お互い、3年間分の爆発は凄かった…。レアなんぞ、イキすぎて文字通り心臓止まったし。腹下死しかけたし。蘇生が間に合ってよかった…。ちなみにアリサが無事だったのは、ゴッドイーターとしてそれだけ強化されてたからだと思う。
でも、あれはあれで得難い快感だった…とはレアの弁。快楽のために命を賭けるのもなんだが…アレかな、ランナーズハイとか首絞めプレイをもっと悪辣にした、臨死の恍惚ってやつかな。パピ! ヨン!
まぁなんだ、ヤってばっかりいた訳じゃないよ? 俺は基本的にも応用的にも欲望に忠実なケダモノだけど、自分の所業のせいで泣いてるのを無視して、肉欲に走る訳じゃない。
色々語って……まぁ、その後の行為の時間に比べると、極端に短かったのは否定できないが…お互いに盛り上がったところで、行為に雪崩れ込みました。
あと、ピロートークの時間もしっかりあったし。
それにしてもアレだな、やっぱ3年は短いようで長いな。二人の変わりようを実感したわ。以前からもそうだったけど、アリサもレアも母子プレイが板についてるのなんのって。
ナニの最中じゃなくても、二人きりなら当然のように「ママ」と呼んでいる。時々立場が逆になる事もあるそーな。
3年間、色々あったんだなぁ…。ちょっと疎外感を感じかねないレベルの絆を感じる。
なんちゅーか、母子家庭に再婚で入ってきた夫的な立ち位置? まぁ、その母子はどっちも色々な意味で熱烈歓迎してくれる訳ですが。
…そうそう、何が驚いたってさぁ、レアが母性を拗らせすぎて母乳体質になってたのも驚きだけど、アリサの料理下手が治ってたのが、性欲を一時減衰させるレベルの驚きだった。
どうやら、母親ことレアが徹底的に仕込んだらしい。なお、和食はやった事ないそうなので、味噌汁はできない。アリサのボルシチ、結構美味かったわぁ…。性欲魔人の俺にも愛情って物を感じさせてくれる味でした。
具体的には、あーんとかで。口移しはしなかった。味わからなくなるし。
話が逸れたが、二人は今まで俺を迎えに行くためのロケット開発に力を注いでいた。勝手に帰ってきて台無しにしちゃったのは悪かったが、これからどうするのか。
尋ねたところ、プロジェクト自体は続行らしい。というか、結構大がかりな規模でやってるらしいので、今更二人の一存で「やーめた」なんて事にはできないのだとか。もしやったら、経済がちょっと変動するレベルの負債が発生するとかなんとか…サモアラン。
しかし、このご時世によくロケット作成なんてプロジェクトを立ち上げられたものだ。人類存続だけで限界ギリギリな状況な上、あらゆる意味で資源を圧迫するだろうに。
…そう思っていたのだが、どうやら鍵は前回のアーク計画。失敗に終わったとは言え、あの宇宙旅行を忘れられずもう一回、なんて考える能天気な金持ち共も多いらしい。
もちろんそれだけではなく、真面目に別の星へ脱出してアラガミのいない世界で暮らすとか、それどころか飛ばした宇宙船を戦闘機変わりにして、超高度からの砲撃でアラガミを吹っ飛ばすとか、そういう話も出ているらしいが。
そっちのプロジェクトでかなり重要な位置に居るようなので、暫くしたらまた戻らなければならないそうだ。
正直、無理矢理にでも引きちぎって、手元に置きたい気持ちもある。しかし各方面に迷惑がかかる上、金の問題となると俺の力も及ばない。それに二人も遣り甲斐を感じてはいるようだ。
…あと、社会的地位のある女性を侍らせるって優越感あるし。なんつーかこう、プレミア感的な? あくまでオマケだけどね。この場合、オマケがメインになる事はありえんけど。いやだってレア or アリサとプレミア感を天秤にかければ、前者に傾くよ、比較するまでもなく。
そういう事なら仕方ない…休暇はちゃんととれるらしいし、俺からそっちに行くのも…時期によるけどアリだし。
…そう言ったら、「また妙な厄介事を巻き起こすつもりね?」とレアにギロッと睨まれた。かーちゃんにガチギレされたレベルで怖かった。レアってば、いろんな意味で母親役が板に付いているね。
ま、とりあえずは二人の休暇が終わるまで、戯れ続けるとしますかね。エロい意味だけじゃないぞ。
…話を冒頭まで戻すが、ナナの事は既にレアに話してある。可能な限りの協力を約束してくれたが、さすがにちょっと面白くなさそうだ。
それも無理はないか。3年ぶりに会った男が、逢瀬の後に他の女(最初っから3Pしておいてなんだが)の話題を持ち出してくるんだから。とは言え、放っておく訳にもいかない事は理解してくれた。
既に本人に会わせてみたのだが、少なくともお互いに第一印象は悪くないようだ。レアはナナを猫みたい(絶対髪型で判断したろ)でカワイイと言ってたし、ナナは…なんだその、母親に重ねてみている節があるな。…スタイル的に似ているんだろうか? 筋肉の付き方とかは、ゴッドイーターと研究者で真反対だと思うんだが、スリーサイズ的な意味で似ているのかもしれない。
で、そこからどうするのか…だけど、俺も榊博士も具体案は何も考えてなかったりする。俺らが人としてかなーりアカン人種だという事を差し引いても、人の心は複雑怪奇。素手で扱うには脆く繊細すぎる。
ならば妙な算段を立てるのではなく、レアとの付き合いの中で、徐々に癒されていく事を期待しよう…という事になった。歯がゆい話だが、仕方ない。
さて、真面目な話はこの辺にして!
お待ちかねの、エロ語りの時間である!
いや派手にやったわー、本当に思いっきりハッチャけたわー。
満たされたというか、逆にカラッポになるまで出して注いで解消したというか。
我に返って落ち着いた時は、迂闊にドアも開けられない状態になってしまっていた。もう性臭が籠りまくってたもの。換気扇フル稼働させても、まだ匂いが消えてない。
というか、換気扇から抜けていった匂いがあちこちに振りまかれ、異臭騒ぎになる寸前だったそうな。あちこちの「栗の花の匂い」で誤魔化せたらしいが。
二人とも、3年前に比べるとなんちゅーか、カラダの深みが違うな。熟成されている。
勿論熟れただけじゃなくて、メンテ(意味深)も互いにしあっていたらしく、お互いの体を隅から隅まで知り尽くしているようだった。下手すると俺より詳しいんじゃないかと思うくらいに。
うーん、不思議な感覚だったなぁ…。この二人以外だったら、例える言葉も見つからないくらいに不愉快で、怒り狂って絶望するレベルの感覚だったと思うんだけど。
どういう事かって?
そりゃーさ、ずっと会えなかったとは言え、自分の女が他の人(と言ってもやっぱり自分の女だが)と寝て、しかも自分の色から上書きされちゃってるようなもんだぞ。
自分が一番よく知っていて、よく扱いを心得ている、他の誰にも触れさせたくない体が、会えない間にもっと上手く扱える人間が現れてしまった。
一種のネトラレじゃないかコレ。
実際、ある種の嫉妬とか焦りとか、興奮に入り混じってそういう感覚が沸いたのは事実だ。
もっとも、それを上回る愉悦がすぐに押し寄せてきたけどね!
だってネトラレと言ってもプレイ止まりだし。自分の色を上書きするように二人が染まっていると言っても、それは俺に差し出される為に自分で自分を開発したようなもんだ。
言うなればアレだ、後ろに興味がある女の子が、恥ずかしいのを我慢して自己開発してから「お願い、こっちも貰って」って言いだすよーなもんだ。
勿論、既に後ろは開通済みな訳ですが。
しかも3年越し。二人の努力(とレズプレイ)の結晶がどんなモノか、私、興味あります!
ちなみにその「結晶」ですが、軽く並べただけでもこれだけあります。
・3年前とは比較にならないレベルのコンビネーション。
・基本テクもレベル・バージョン共に数段アップ。
・玩具やコスプレ衣装も充実。
・感度。しかもお互い道具を使ってイタしてはいたが根本的には乱されず、「やっぱりコレが好き…」な感想付。
・ヒンヒン善がらせながら、二人でプレイした内容の告白(というか懺悔)させる。
・お互いを責める技術も向上。俺に奉仕するレアを、バックからアリサがスムーズかつ邪魔にならないように突くとか。
・締りが違うし、以前よりももっと奥に突き込めるようになった。特にレアは運動不足気味だったのを解消する為に、ナニ以外にも訓練したりしているらしい。
・二人の体に残る、お互いが弄り続けた痕跡を上から蹂躙する愉悦。
・何より、会えない3年で俺を求める欲求が限りなく膨れ上がっているらしく、とにかくべったりで従順。
もう五感どころか第六感まで駆使して堪能いたしました。夢中になってる2日間に限れば、黄金聖闘士のセブンスセンシズまで到達していた気がする。そー言えばレアは腹下死しかけたし、そういう意味ではエイトセンシズも?
ところでさ、話は変わるんだけど、辛い物の途中に甘いものが欲しくなる事ってあるよね。逆に、熱い物食べてる時に冷たい物とか。
人や状況にもよるだろうけど、逆に甘い物を食べてる途中に辛い物が欲しくなる事ってあまり無いと思う。辛さってある種の痛みだからだろうね。
…何が言いたいかっていうと、嫌な事や面倒な事の間に楽しい事が欲しくなっても、楽しんでいる間やその後に辛い事なんて欲しくないんだよ。
具体的には、落ち着いた二人から超説教とか。まぁ、アリサには再会の瞬間に全力パンチかまされる事も覚悟してたし、マシな方かな…。
神逝月
「二日間…大体予想した程度の長さだったね」とは榊博士のコメント。どうやら再会早々おっぱじめて、ナナの事とか色々後回しになってしまうのを予測してたらしい。ダメ人間な上、レアやアリサまでダメダメな人にしちゃう俺でごめんなさい。
ちなみに、俺の性欲ではなく、二人の体力を基準にして予測を立てていたそうな。どうでもいいわ。
ともあれ、当初の計画通り、レアはナナについている。俺が一緒に訓練した時に観察した限りだが、徐々に良い方向に向かっているとは思う。ただ、なぁんか嫌な予感もするんだよな…。
レアがナナとの接し方のさじ加減を間違える可能性も無いでは無いが、もっと根本的な何かを見落としているような気がする。
ラケルてんてーから、レアへの接触がないのも不自然といえば不自然だ。今までは手元から逃れてしまったから、また始末し損ねたから面倒になって放っておいたんじゃないかと思っていたが、今はやろうと思えば車椅子でも会いにこれる距離にいる。
…いや、距離はあんまり関係ないか。直接顔を合わせたとして、ラケルてんてー自身に戦闘力は無いに等しい。何かちょっかいを出すなら、直接触れ合わない場所からだ。そう考えると、むしろ今の状態は、レアに手を出したくても出せない状態なのかもしれない。
うーん、やっぱり心の問題は苦手だなぁ…。昔に比べれば、人間関係にもそこそこ機微が効くようになってきたと思ってたんだが。単に内面観察術の効果で情報を多く持てているだけで、判断の仕方や基準はあんまり進歩してないっぽい。
同じ人外外道の類だというのに、何故にラケルてんてー(というか中のアラガミ)はあんなに人の心を操るのが上手いんだろうか。割と真面目にコツを教えてもらいたいもんである。
さて、ナナの事はレアに任せておくとして、アリサの事だ。休暇はもう暫く続くんで、その間は俺と一緒に一ゴッドイーターとして活動するつもりらしい。
俺の部屋に入り浸って、新婚気分に浸るのもアリだったらしいが、腕が鈍りそうだから、と強く希望された。…その実態としては、ミッション終了後の青カンとか、二人でサバイバルミッションという名のお散歩とか、色々計画していたらしいが…ほぼ無に帰している。
何故なら、アリサに張り合うようにシエルがくっついてくるからだ。物理的にも、ミッション的にも。
どうやら初めての友人を取られまいと必死になっているようだ。や、まぁそれ自体は構わんのだけどね。「友達のシエル・アランソンです」「恋人のアリサ・イニ(略)です」みたいな感じで、確保したいスタンスが微妙にズレてるからか、あんまり衝突しないし。
ちなみに、アリサには「え、あの子にナニもしてないんですか?」とガチで驚かれた。…まぁ、自分の今までの行動を考えると確かに意外だろーけど、今回ループではそこまで節操無しなつもりはないぞ。……すまん、3年で記憶が色々風化してた。レアを手籠めにして、夢の中でロリサを凌辱し、更にアリサとレアを完全調教とか、普通に節操無しだったわ。
ま、シエルに関しては、暫く構ってやった方がいいだろう。先日も、アリサとレアに再会して、そっちを優先しちゃったもんな。事情は後から聞いて理解できているようだけど、感情はまた別物だろうし。
アリサが何やら吹き込んでいるのがちょっと気になったけど…悪いようにはならないだろう。というか、アレはエロい事考えてる顔だな…。アリサがエロい事企んでるなら、多分俺にとっては役得な事だろう、うん。
と思ったら、予想以上にシエルの行動は早かった。アリサの煽りが上手かったのか、それだけ焦っていたのか、あるいは世間知らず故の行動力か。
「セックスフレンドという友達もあるそうです」って、あの純粋そうな顔で言われると色んな意味でダメージがデカいんですが。背徳感が半端ない。
というかアリサ、貴様何を考えてシエルにこんな事を吹き込んだ! GJ!(GOD JOB。Oが一つ少ないのにワンランク上の褒め言葉。俺的に。)
…レアの為? 負担の分散? …確かに、この前ガチで心臓止まったしな…。あれはオカルト版真言立川流の加減をミスったからで…というか、人数増えた方が効果は高くなるから、安全性で言えば逆効果な気もする。
何、レアにも許可はとってある? というかシエルのランジェリーはレアが選んだもの? …撮影機材まで持ち込んで、ノリノリだなおい。
ただ、少なくとも言える事は。
目の前で、ランジェリー姿で、捨てられないか不安になっている子犬のよーな目のシエルを拒む事はできんっちゅう事だな。アリサが唆した時点でチェックメイトだった。