※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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いきなりですが、ハーメルンさんの感想システムはよくできていると思います。
何話に感想をつけたのか分かるし、感想をつけられるのが会員だけなのか設定できるし、何より神システムだと思うのがGoodBadです。
感想に対して感想や意見をつけるのは揉める元になりますけど、単純な意思表示法を用意する事で、それを抑制して感想欄が荒れるのを防ぐ。
小難しい理屈を展開しなくても、GoodBadでどう感じたか伝えられる。(正しく伝わるかは別ですが、それは元々ですし)
意見を言われて、ケチを付けられたと思ったとしても、噛みつき返す先が無いから荒れにくい。
更にBadが集まれば、悪意を持ったコメントか、大多数が不快に思うコメントとして非表示。

幾つか小説サイトを巡っている身ですが、ここって本当に平和に見えるんですよね。
すげぇなぁ…。


第185話

 

 

 

神戻月

 

 

 味を占めたアリサがヤバイ。シエルを食っちゃった…というか一緒に俺に食われたのが相当気に入ったのか、最近何度も誘っているようだ。

 勿論シエルもOKしているんですが、あまり深くまで突き込むと翌日に響くんでセーブはしている。

 

 まぁ、今はいいんだよ、シエルが居るから。3人で体力消耗もいい塩梅に抑えられてるみたいだし。…相手に負担をかけてしまってる辺り、どうにも俺もちゃんと制御ができてないな。3年前に比べ、霊力が跳ね上がった為か。一回、見直しせんと…。

 で、予想通り、どうもブラッド隊はフライアで別の場所に移動する事になるらしい。シエルも、不承不承とは言え離れる事には納得したんで、そこはいいんだが…そうなると、またレアとアリサの二人だけになっちゃう訳でね?

 また心臓止まったりするんじゃないか、という不安があるらしい。

 

 …という名目で、アリサが新しい獲物を探している気がする。3年間もレズのタチばっかやってれば、順応するのも無理はないか…。

 俺としては止める理由はないが、上手くやれるようにフォローせねば。人間関係で失敗しまくった(現在進行形)先達として、少なくともアリサが刺されそうになった時に身代わりできるようにしておかねばなるまい。

 

 

 

 まぁ、アリサの性癖は俺が責任をもって矯正するか、利用するとして。

 

 

 

 3日後にはフライアが出発します。

 色々準備してますが……ジュリウスが、どうにかしてコタツを手に入れようとしていたな。銭湯に行ってた時に、いいモノだと吹き込んでおいたので、何とかフライアに持ち込もうとしているらしい。

 ナナは大きな浴場をフライアに作ろうと言って却下された。ロミオは……まぁ、お宝をこっそり持ち込んでいたっけな。

 ギルは酒。

 

 …その準備の間、シエルは俺達と色々遊んでいた訳ですが。お土産として大人の玩具を色々持たせました。あの年齢であの見かけの子が、あんだけエゲつないモノ持ち歩いてると思うと、つい滾ってくるなぁ。昨晩は使い方を実地で教えたから、その時のことも思い出してしまう。

 

 

 

 ま、それはそれとして…ここからゲームはどうなったっけ?

 神機兵の実験中にトラブルがあったり、ロミオが赤い雨の中で飛び出して行って死んだり、そこからジュリウスが離れてラケルてんてーに利用されたり…と大まかなところは覚えているんだが、細部というかシーンの繋がりが思い出せない。

 神機兵の実験でトラブルが出たのって極東だったっけ? そもそもロミオが死ぬのは? あの聖人かと思うような爺様婆様には是非引き合わせてやりたいが、そもそもアレも極東だったかどうか…。

 墓が作られるのはフライアだよな。でも葬式には葦原ユノも参加してたし、爺様婆様も居たし…。フライアが偶然止まった先が、あの人達の住処の近くだったのか?

 話が全く思い出せん。

 

 仮に覚えていたとしても、俺はフライアから離れて極東に残る訳だから、どうこうできるとは思えないが…。

 とりあえず、今の俺が気になっている事と予定を纏めてみようと思う。

 

 

・ロミオの元カノと、その復縁の可能性について。

・黒蛛病の治療法を模索。

・アリサの性癖の矯正……悪化?

・神機兵の実験失敗阻止…これについては手の打ちようがない。

・ブラッドレイジの詳細解明。

 

 

 

 他に何かあったかな………ああ、そうだ。

 

 

・神機を通じて、レンに会えないか。

 

 

 

 とりあえず、簡単にできる奴から行こうかね。

 

 

 

 

 

神戻月

 

 

 フライアが出発して行った。シエルを白い手旗降りながら見送りました。

 どーにもゲームの展開とは違う気がするが、まぁシナリオ通りに進む事の方が少ないしな。

 ぶっちゃけた話、ラケルてんてーがこれ以上俺の干渉を嫌ったから、これ幸いと置き去りにしただけかもしれない。俺が居ないところで、ゆっくりと自分の計画を進めるつもり…なのかもしれない。

 

 結局、レアに対するちょっかいも何も無かったなぁ。レアはというと、流石にちょっと落ち込んでいたようだ。今でも姉のつもりなんだろうな…。未だにわかってやれないし、してきた事を考えれば無理もないとは言え、彼女を切り捨てた事を負い目に感じているようだ。

 

 

 さて、昨日はシエルの送別会(意味深)の為に一日休みだったから、今日はお仕事お仕事…と言っても、俺自身は狩りに出られないんで、アリサを見送ってきただけだ。

 レアもそろそろ宇宙船のプロジェクトに戻らなければいけない時期らしく、何やら送られてきた資料を読み耽っている。

 

 珍しくフリーになったので、整備室までやってきた。

 

 

「お」

 

 

 あ。…えーと、お久しぶり、リッカさん。

 

 

「ほんとだね。戻ってきたって話は聞いてたけど、全然顔を出さないんだもんなぁ。私の事忘れちゃったかと思ったよ」

 

 

 すんませんね。何だかんだとイベント続きだったもんで…。

 相変わらず、俺の神機を弄り倒してたんですか?

 

 

「まーね。相変わらずおかしな神機だわ…。ま、データが色々取れるからいいけどね。…ずーっとメンテしなかったとは思えない状態だわ…」

 

 

 …3年間、やってなかったからな…。

 

 

「普通なら怒る所だけど、事情は一応知ってるし…って、フライアでメンテすればよかったでしょうが!」

 

 

 いや諸事情ありましてあそこでは出来ないもんで。武器を預けると、そのまま取り上げられる可能性もあるから。

 

 

「また妙な事に首を突っ込んでる訳か…。それで? 今日ここに来たのはどうして?」

 

 

 ちょいとした実験の為です。神機同士で感応現象を起こせないかなーと思いまして。

 

 

「それはまた興味深い事だけど…何かメリットとかある? 無くてもできるんだったら試したい気持ちはよく分かるけど。方法にアテは?」

 

 

 多分だけど、レン…もとい、リンドウさんの神機と俺の神機なら、刀身を合わすか捕食形態を触れ合わせればできる。

 リンドウさんのアラガミ化を食い止めてるのは、レンに渡した血の力みたいだから、それに呼応させれば多分…。

 

 

「また血の力、か…。解明されてない物に頼るのは、技術者としてはあまり歓迎できないんだけどね。…よし、ちょっと後で他にも実験に付き合ってくれる?」

 

 

 いいけど、何の実験に?

 

 

「その血の力を利用できないかって実験。感応種なんてモノが出てきてる以上、その対策は必須だからね。まぁ、具体的に何をするかっていうのは、まだ考えてないけど…」

 

 

 アレはどうだ? 桃毛蟻とやりあった時に、リンドウさんの神機を何かにつないでたでしょ。

 

 

「リンクサポートか…。あれ、未だに何で動いたのかわからないんだよね。あれ以来、ブラッドサージを接続しても動かなくなっちゃったし。うん、まずはそれで行こうか」

 

 

 ま、とりあえず俺の実験が先ですな。ブラッドサージと俺の神機のメンテは終わってます?

 

 

「大丈夫だよ。今からでもミッションに出られるくらいさ……無断出撃はダメだよ」

 

 

 支部長黙認だから問題ないっす。

 さて、そんじゃ実験開始。俺の神機をプレデターフォームにして、ブラッドサージに軽く噛みつかせてみる。

 甘噛みだから傷は無い。神機が体の一部と化しているからこそ出来る芸当ですな。

 

 

 

 …って、おお?

 

 

 

 

べろんべろんびちゃびちゃぬるぬるじゅるるるクチャクチャズビズバにゅるにゅるにょろろ

 

 

 …俺の体の一部だって…制御できない時くらい、ある。具体的にはエロ関連の時。別に下半身の事に限定する訳じゃねーし。

 

 

「うわ……うわぁ…神機が神機を嘗め回してる…」

 

 

 そう、リッカさんの言った事がまるでそのまま。甘噛みさせるつもりで噛みつかせた神機は、歯こそ軽く当てる程度に噛みついただけだったが、やたら伸びる舌を伸ばして好き放題に嘗め回していた。

 それこそアイスクリームでも舐めてんのかと思うくらい…いや、俺の場合はアイスは噛みつくけども。

 どっちかと言うと犬が飼い主を嘗め回すくらいの勢いだな。ただし…。

 

 

「…あのさ、気のせいかもしれないんだけど、なんか舐め方がいやらしくない?」

 

 

 気のせいじゃないっす。犬は犬でもバター犬の舐め方っすな、しかも超絶訓練された。

 …この動かし方は……俺のヤり方がほぼそのまま、かな? 舌使いとか間の取り方とかが。やはりこいつも俺の一部らしい。

 と言う事は…無理にひっぺがそうとすると危険だな。ナニしてる最中の俺は色々とストッパーが降り切れてるから、本気で何するかわからんし。

 

 となると…。

 

 

 リッカさん、俺ちょっと意識失うかもしれないから。

 

 

「何する気?」

 

 

 経過はどうあれ、俺の神機とレンが接触してる訳だから、感応現象を使えば会話くらいは出来るんじゃないかと思って。……あと、レンにセクハラで訴えられたら、業務上の事故って事でフォローしてくれると嬉しい。

 

 

「私も女だから、それはちょっと聞けないな。どうしてもって事なら……うん、興味はあったし、研究にも使えそうだし。私の頼みを聞いてくれたらね」

 

 

 頼みの内容が気になるが、なんかブラッドサージがビクビクしてるみたいだから、ちょっと行ってくるわ。

 さて、上手くいくかな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戻月

 

 

 アリサのパンチで目が覚めました。神機まで女(?)好きとか、ドン引きですされた。

 流石にこれには弁論の余地もねぇよ…。

 

 えー、結論から言うと、感応現象は成功。俺が神機を握った途端、嘗め回していた舌は引っ込んで、逆に俺は気絶してしまったらしい。

 で、その一方で俺の意識はと言うと、レンと向かい合っていた。

 

 

 

 

 ピンクの触手で満たされた、巫女とか退魔師を不思議空間に取り込む凌辱系エロゲのような…いや、下手すると丸呑み系エロゲのような空間でな!

 ちなみにレンは触手に絡まれたりはしてなかった。残念。

 

 

 ただし巨乳になっていた。

 外見そのままで、巨乳になっていた。

 大事な事だから2回言ったぞ。

 

 

 

 目を見張っていたら、レンに全力パンチ叩き込まれたけどな! ものスゲー霊力が籠ったいいパンチだった。

 と言うかあの霊力、普通の霊力じゃない。俺が3年前に渡した力とも違う。まだ数える程しか発動させてないが、ブラッドレイジ発動時の霊力とよく似ていたような……。

 まぁ、その辺の考察は後にしてだな。

 

 

 まず第一に、俺の神機が超セクハラしやがった事について土下座しました。俺の神機って、言ってみりゃ右手みたいなもんだからね。ふと気が付いたら電車の中で、見知らぬ相手の乳揉んでました、なんて普通に警察沙汰だ。

 これについて色々言いたい事があったようだが、レンは妙に切羽詰まったような表情で、「その件は後回しにします」と言い切った。正直、死刑執行の猶予をもらったような感覚で、ありがたいのかありがたくないのか分からなかったが……。

 

 レンが言うには、3年前同様にまた霊力の補充が必要らしい。

 と言うのも、リンドウさんのアラガミ化は完全に止まった訳ではないらしく、未だに僅かながら進みつつあるらしい。現在はレンがそれを抑えている為、榊博士等も気付いていない。

 だがレンが限界を迎えれば、リンドウさんの右腕を元に、浸食が始まる。右腕を切り落としてもどうにもならない。

 

 アラガミ化を抑える血の力、霊力は俺から渡された分しかない。レンが自分で生み出す事もできない。

 どうにかして補充しなければならない…と思っていたところに、俺が戻ってきたらしい。

 はー、まぁご都合主義…いやある意味必然ではあるか。

 

 

 しかし、さっきのレンのパンチは霊力籠ってたぞ。アレは?

 …セクハラされた怒りのあまりに、妙な力を得てしまったらしい。少なくとも、自力であんな力を生み出せたのは初めてだそうだ。

 

 恐らくだが、神機単体でも霊力を生み出す事は可能だ。アラガミという生物である事には変わりないからな。

 だが、明確な意思も知性も無しに霊力を操る事は出来ない。そこまでやれるレンが特別なんだろうな。…それだけ、神機のセクハラが腹に据えかねたのかもしれないが。

 

 

 

 

 

 まぁ、そういう事なら協力するのに吝かではない。今回はこれ以上のセクハラ無しで尽力しよう。握手くらいでも、霊力を渡す事は出来るぞ。効率悪いけど。

 

 しかし、そう告げるとレンは、どういう訳か逆に口ごもった。

 育ちに育った、風貌にマッチしてない爆乳…いや魔乳を抱え込むようにしてモジモジと体をくねらせて…「………逆です」と。

 

 

 …逆?

 

 

 

 「あなた達が…あなたとリンドウが悪いんですよ…。リンドウは、スキルインストールで僕を散々弄り回すし。知らない味を幾つも知ってしまったし、この胸だってスキルインストールで後付けされたものです」

 

 

 …スキルインストールって、神機の側から見るとそーいうもんなのか?

 

 

「どうでしょう。僕は明確に意識があるから、イメージが反映されてこうなったのかもしれません。この胸だけじゃなくて、背が伸びたり、声が変わったり、髪型が変わったり、口調が変わったり、ホクロができたり眼鏡がついたり、あとは…無くなったりもしましたか」

 

 

 …ああ、棒と玉がね。なんというカスタム彼女。

 

 

「…あの時は玉だけでした。それはともかく…酷いですよ。あの時みたいな、あんな感覚を教え込んでおいて…アラガミを斬ったり食べたりするより、ずっとずっと気持ちよかった。それを、今までずっと忘れたフリをしてきたんです。僕は、ただの神機ですから」

 

 

 ……う、ん? え? おい?

 

 

「リンドウが時々くれる、初恋ジュースで満足してたのに…してたと思い込んでたのに。あんな風に舐めまわされて、思い出しちゃって…僕の空間までこんな、いやらしいモノだらけにされちゃって、我慢できる筈ないじゃないですか!」

 

 

 

 お、おおおおお!?

 レンが! なんかレンがブラッドレイジっぽく光り輝いて! でもなんかラブホのベッドを照らすピンクのような光だ!

 

 超スピードで間合いを詰めら…いやこの程度ならまだっ、足がとられたぁ!?

 

 

「ふふふふ、逃げようとしても無駄ですよ。この触手だらけの空間は、あなたの神機から注ぎ込まれた力の具現です。ですが、この場所事態は僕のプライベートスペースのようなもの。僕の空間の中にあるなら、僕の支配下に置くことだってできるんです。さぁ、僕に悦楽という感覚を教え込んでおきながら、完全放置していた罪、償ってもらいます! ええ、勿論あなたの血の力だっていただきますよ! これは罰と実益を兼ねた行為ですから!」

 

 

 

 触手が! 触手が絡みついてくるんですが!?

 普通にスルだけならそれは必要ねーだろが! 逃げずに付き合うから、服の下に潜り込ませてくんな!

 やめ、ヤメロォ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …ちょっと掘られそうになったけど、逆転しました。場所がレンのプライベートスペースだからって、霊力の扱いにかけてもエロにかけても年季が違うわ。逆に触手を乗っ取って、男の夢を叶えてやりましたとも。いい塩梅に、レンの体はムチムチ状態だったし。

 …触手はナイスバディに…いや、ロリはロリで背徳感があるんだけども…。

 

 

 

 で、レンが完全屈服した辺りで、アリサのパンチで目が覚めましたとさ。どうやら感応現象を起こして、俺が見ている夢の中を覗き見したらしい。

 ちなみにブラッドサージは色々活発化している状態…多分、ブラッドレイジ状態…だから、リッカさんがデータを取っているそうな。

 

 

 

神戻月

 

 

 予想外。リンドウさんが、ブラッドアーツを会得しました。更に、まだ実用化はできていないが、ブラッドレイジさえ可能になるかもしれない。

 …マジ?

 

 原因はどう考えても、昨日のレンとのアレだよな。霊力を過剰なくらいに詰め込んでやったからなー。ブラッドサージを手に取ったリンドウさんに、その分の霊力が逆流して、血の力…とまでは行かなくても霊的な力に目覚める切っ掛けになったんだろう。

 幸いな事に、レンはリンドウさんには何も伝えていないっぽい。と言うか、霊力の量や圧力がレン>越えられない壁>リンドウさん状態なもんで、感応現象も全然起こせない状態になっているらしい。

 …レンのあの様子なら、仮に直接聞かれたとしても余計な事は言わないと思うが……リンドウさんからの疑惑の視線が痛い。

 

 

 その辺を上手くフォローしてくれたのは、リッカさんだった。俺の神機がブラッドサージをベロンチョズビズバした事実は完璧に隠蔽。

 神機のプレデターフォーム同志を接触させて感応現象を起こしたものの、それ以外には何もしてないと証言してくれた。実際、リアルにはそう見えただろうけども。

 

 で、フォローしてもらったからには、リッカさんの頼みも聞かねばなるまい。

 

 

 

 

 

 

 「血の力ってやつを理解したいから、私に注いで。エッチでいいから」と言われて、「そーいや感応現象内での触手の感覚を覚えたから、アリサやロリサ相手に使えるかな」と思考がバグってしまいました。

 

 

 

 

 なしてそうなったのん? 何? アリサにはもう話を取り付けてある? ナニその超展開。

 …と思ったが、どうやら今まで水面下で色々話が進んでいたらしく、実際にはそんなに急な話ではなかったらしい。リッカさん側にとっては。俺にとっては晴天のアオカンだよ! …セイヘキだよ! …もといセキヘキだよ! …ヘキレキか。

 一見、技術者一筋で色気より神機に見えるリッカさんだが、実際はさにあらず。ロマンチックなラブコメ…にはあまり興味が惹かれなくても、行為そのものには興味があるし、性欲だってある。どっかにいい人居ないかなー、とぼんやり考える程度だが。

 最近では、「機械弄りを辞めるつもりなんかないけど、このままだとオイル漬けの灰色の青春になりそうだなぁ」などと、心配も出てきたらしい。…3年前は、そんな風に考えてる様子は見られなかったが。

 

 で、リッカさんの近くにいる男性と言えば、同類の性欲<機械な人々が多く、ゴッドイーターの男性はイマイチピンと来なかったり、性格的にカッ飛んでいる人ばかり…リッカさんも大概だけど。

 ついでに言えば、リッカさんも機械弄りの方が優先なタイプなので、男女付き合いで時間を取られるような事はあまりしたくない。適当な相手に声をかけて体験しようにも、自分にだってプライドはあるし、何より文字通り下手な相手に当たると嫌な思い出しかできそうにない。

 

 そこで白羽の矢が立ったのが俺である。俺が居なくてもリッカさんなら、希望通りの相手を見つけるのもそう難しくはなさそうだけど、本人評価ってそーいうもんだしな…。

 とにかく、ちゃんと付き合っている(ちゃんと…?)相手が居て、しかも二人を相手にしてケンカもさせずに乗りこなし、3年間放置しても見放されてない。個人的にも神機の使い手としての興味の方が強いが、好意的ではある。

 更には、アリサにちょっと悪い噂が……女性を見る目が少し妖しいという噂があった為、上手くやれば公認で認められるのではないか、と思ったそうな。この噂に関しては事実っぽいけど、目が妖しいとかはレアとベタベタしていた事からくる誤解が主な原因だと思う。

 

 まーとにかく、リッカさん的に俺は後腐れがなさそうな都合のいい男で、なおかつ血の力を理解する為にもなる、一石二鳥の相手だったらしい。

 

 

 

 …うん? ちょっと待て、血の力をエロで与える事が出来る、なんて一言も言ってないし、やってもないぞ?

 …ああうん、ウス=ヰ本のお約束だからって言われたら納得するしかねーよ。実際、注ぐだけならやってるし。それで血の力に目覚めたりはしないけど。

 

 

 いやそれよりも、だ。何だこの展開。リッカさんがそれで納得できるのかとか、そーいう事はこの際考えないとしても、話が何やら強引すぎませんかねぇ?

 メタ的と言うかループの経験的に言えば、やたらと関係を持つ相手を増やしていくのは色々な意味で死亡フラグだ。人間関係が拗れる兆しという事もあるし。

 

 

 

 

 まぁ、だからってNOと言う筈もないのですが。

 

 

 しかしリッカさん、君には色々と誤算があるよ? 確かに一度関係を持ったからと言って、リッカさんを束縛するつもりはないが……どハマりするのは俺の責任じゃないからね。俺の行為が原因だとしても、ヤってみたいって言いだしたのはリッカさんだし。

 

 




現在のレンのイメージは、AAで言えば魔乳ささきーです。
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