※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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…………え? こち亀が…終了…だと?



そうか、ついに来てしまったか…。ずっと続くように錯覚さえしていた…。
うぅむ、最近某ガンパレSSが連続更新されていたので嬉しかったのですが、反面こんな所に…。
最近妙にツイていないのですが、それに巻き込んでしまったのかと本気で悩む…。


第186話

神戻月

 

 

 リッカさんの初体験は4Pとなりました。アリサが物凄いいい笑顔で口車を回しまくっていた。

 羞恥心云々もそうだけど、一人だけちっちゃいのを気にしてたな…いや何処とは言わんけど。その分、感度はバツ牛ン!だった。…牛ならもっとデカいか。

 

 …と言うか、リッカさんって多感症の毛があるっぽい。汗じゃなくて感。

 『自習』もあんまりした事ないらしいのに、性感が発達してるのなんのって。初めてで緊張したり、アリサとレアがサポートしていた事を差し引いても敏感すぎる。

 ちなみに自覚はなかったらしい。

 感度がいいから弄っていて実に楽しかったが、逆に戸惑ったのも事実だな。フェザータッチだけで失神一歩手前になってたし、意識を保たせるのは大変だった。…突っ込んでからは、腰をぶつける衝撃を気付け代わりにしたけどね。

 

 最初の一発が終わるまでに、何度イッてたかな…。潮吹いてたのは覚えてるんだけど。

 そんなんだから、一回終わったらもう完全にグロッキー状態だった。整備士にしてはタフで体力があるって言っても、どっちかと言うと気力の人だしね。

 

 で、そのまま朦朧としているリッカさんの前で、見せつけるように今度はアリサ&レアを貪りまくった。

 途中からガン見しつつ、自分で弄ってたよ。…そうか、ああいう手付きで普段は『自習』してる訳ね。アレが好みの触り方らしいから、覚えておこう。

 

 

 

 

 そんな訳で、少女から女になったリッカさんですが、相変わらず機械弄りが最優先です。

 …ドハマりさせてしまおうと目論んでいたんだが、失敗したかなぁ…。一生忘れられない初体験になった…と言ってたんだけど、あまりに気持ち良すぎて怖くなったらしい。

 色々な意味で忘れられないから、我慢できなくなったらまたお願い…だそうな。…なんちゅーか俺、肉の玩具的な扱いね。まぁ、そういう関係になるってそもそも承諾してたんだけど。

 それくらいの距離にしないと、本気でドハマりすると思ったのかもしれない。

 

 

 …こう書くと、普通に自意識過剰に思えてくるが…ま、いいか。

 

 しかし、俺もまだまだ未熟である。普通とはちょっと違うくらいの感度だったとはいえ、堕とし損ねたし…。多感症で加減が分からなかったというのもあるけど、それは言い訳だな。精進あるのみ。

 

 

 

 

 

 

 リッカさんとのナニは機会を待つとして、黒蛛病の話だ。

 赤い雨が降らなければ実際の治療はできないが、前回得られたデータを元に、榊博士達が研究中である。俺が色々と、本来ならまだ判明してない筈の情報を口に出したからかもしれないが、大分解明が進んでいるようだ。

 黒蛛病とは、赤い雨とは、一体何なのか、どういう原理で起きているのか。ゲームでは『特異点を探そうとする地球の意思』と説明されてはいたが、それ以上の情報はなかった。

 

 で、色々と推論が出たんで、榊博士が教えてくれたんだが…。

 

 

「黒蛛病を治せるのは、現時点では恐らく君だけだ。ブラッド隊に、君が用いている能力が発現したとしても、恐らくはできないだろう」

 

 

 うん? 何でよ? 確かに浄化させるような力の使い方は教えてないけど、あれは純粋な技術なんだが。

 難しいが、同じように浄化の術を使えば…。

 

 

「いいや、そもそも黒蛛病の模様を移動させる事すらできないだろうね。君はモドキとは言え、特異点だ。それを忘れてないかい?」

 

 

 忘れるというか、もう意識してませんでしたが…特異点が何か?

 

 

「赤い雨の中に籠められたエネルギーは、地球が特異点…その候補を探す為の力だ。当然、資質がある者にこそ強く反応する。その点、君は間違いなく極上の素質を持っていると言えるだろう。モドキとは言え、実際に特異点としての働きを無し、ノヴァとさえ繋がっていたのだから」

 

 

 …言われてみると…確かに?

 

 

「その強い素質があるからこそ、患者の中に宿っているエネルギーは君の誘導に従い、君の体に移るんだ。だが、ブラッド隊の皆にそれ程の素質があるかは…未知数だね」

 

 

 (それなら、ジュリウスにだったら出来るんじゃないかな。特異点候補だし)

 ブラッド隊の素質がわからないのに、不可能と考える理由は?

 

 

「素質があれば、黒蛛病を移動させる事は出来るかもしれない。だが、恐らく体内に取り込んだ力の浄化ができないんだ」

 

 

 そこが分からない。俺が浄化してるのは、珍しくはあるけど単なる技術で…。

 

 

「まず大前提として、『君は黒蛛病にかかっているのではない』事を理解してくれ。いいかい? かかってないんだ。『一度発病して、それを自力ですぐに治した』のではなく、そもそもかかっていないんだ」

 

 

 そう…なのか? でも蜘蛛の模様は俺に来たぞ。

 

 

「蜘蛛の模様が発生するのが黒蛛病の症例ではない。その模様はあくまで結果、副産物にすぎない。黒蛛病の病状とは、体の中に入り込んだ力が、母体を特異点に変えてしまおうとする働きだ。適正が無い者はそれに耐える事が出来ずに息絶える。そう、黒蛛病に感染するには、力が体内に入り込む必要があるんだ。だが、君の場合はそうなってない。これは観測結果から導き出された回答だが、君の体に移った蜘蛛の模様…黒蛛病の力は、君の体の表面を這い回っていたにすぎない。体内に侵入する事もできず、特異点として君を変質させる事もできない。尤も、その理由が何らかの耐性によるものなのか、特異点モドキだからなのかは分からないがね」

 

 

 

 元々特異点だから、特異点に変えようとする力が無効化されるって事か。

 確かに、言われてみればあの時は体の奥深くまで力が入ってくる感じはなかった。妙な気だるさはあったが、どちらかと言うと手足に鉄球でも繋がれたような感覚だったっけ。

 

 

「恐らくは、君が特異点モドキだから…だろうね。黒蛛病の模様は、地球から特異点を探そう…いや、作り上げようとするエネルギーが送り込まれる目印だ。君の血の力が人並み外れて強いとして、地球からのエネルギーを弾ける程だと思うかい? そうだね、ダムに例えるとわかりやすいかもしれない。ダムの中の水が、特異点を作ろうとするエネルギー。ダムに空いた穴が黒蛛病の模様。穴から出た水が注ぎこまれる先が人体だ」

 

 

 どう考えても、吹き出た水を受け止められる気がしませんな。ついでに言えば、無理に受け止めようとすれば器が壊れ…ああ、それが黒蛛病で苦しんでいる人達なのか。

 

 

「そういう事だね。相応の素質があるか、或いは君のように最初から特異点としての性質を持っていれば、器は壊れずに済むだろうけども。そうだね、この場合の素質と言うのは、『器の底に綺麗な穴が開くこと』としておこうか。そういう構造になっていなければ、器は穴では済まずに木っ端微塵だ。そして、君が自分に感染させた黒蛛病を治療しているように見えるのは、器の中に残った水滴を外に振り出しているにすぎない。対して、他人の黒蛛病を治しているのは、ダムの出口を別の場所に変えている。全く別の行為である事は理解してくれたかな?」

 

 

 実際にやるのはどっちが楽か、って比較も意味がないって事も含めてね。

 詰まる所、俺と同じような能力を持っていたとしても、特異点としての性質を持っていなければ、癒し手が黒蛛病に感染してダス・エンデって事ね。特異点候補ではなく、特異点としての性質がなければ。

 

 

「ベネ、ディモールトベネ。尤も、これは現段階ではの話だ。特異点でなくても、治療ができる方法に心当たりはある。まだ心当たりの段階だがね。…そして、治療ができない相手もいるかもしれないという事も」

 

 

 特異点候補は、俺のやり方では治療できない? 見つけた特異点に、地球が特に意思を注ぐから?

 

 

「その通り。とは言え、推測で話すのはこの辺りまでにしておこうか。絶対数が非常に少ない特異点候補より、先に一般人を治療する方が先だろう。大の為に小を殺すロジックを私は認めないが、何事も段階というものがある」

 

 

 確かに、特異点候補なんぞ世界中探しても片手で数えられそうなくらいしか居ないだろうな。

 そいつらが都合よく…いや都合悪く、黒蛛病に感染するかも分からないし。

 

 

「君がそう言うという事は、少なくとも2人以上…いや君を含めれば3人以上は特異点候補が居て、恐らく近いうちに感染すると言う事だね?」

 

 

 なんでやねん…どうでもいいけど、榊博士って関西弁似合いそう。

 

 

「否定はしないんだね。あと方言で話すのは拒否させてもらうよ。さて、そうなるといよいよ黒蛛病の治療法を確立しなければいけないね。特異点が完成してしまったら、再び…いや三度終末捕食の危機が訪れる」

 

 

 特異点候補を始末するって方法はとりたくないしな。俺も、もうちょっとやり方を考えてみるか…。

 

 

 

神戻月

 

 

 葦原ユノ…本人からユノと呼んでいいと言われた…にまた会った。しかも今回は、あっちから俺に会いに来た。

 何ぞやったっけ? と思ったら、黒蛛病治療の事についてだった。仲の良かった人達が何人か完治した事のお礼とか、今後はどうするのかとか…。

 今回治せなかった人も、なるべく早く、沢山助けてほしいと念押しされました。

 ただ、どうやったって現状じゃ手が足りないのも理解しているようだ。だって治せるの、現状じゃ俺一人だし。

 

 付き人の高峰さんも、黒蛛病の治療については珍しく素直に褒めていた。代わりに、ブラッド隊に対してえらく怒っていたが…それは筋違いだなぁ。

 高峰さんは黒蛛病治療法を、ブラッドが使っている血の力だと思っていたようだ。実際俺もそうだったし、それに近い力を使っているのも事実だが。

 だから、極東を離れて何処かに行ってしまったのを見て、黒蛛病患者を見捨てたのだと思ったらしい。血の力の有用さを認めざるを得ず、この為にフライアのような…高峰さん曰くの『無駄遣い』…を作っていたのなら、と納得した矢先の話だったから、好感度が一気に降下したようだ。

 …ああ、確かにそう見えるか。

 実際にはブラッド隊の行動を決めているのは、ラケルてんてーとグレム局長で、立場的には単なる兵隊であるジュリウス達に決定権はないんだが。

 

 そもそも、この前の研究で、現状では俺以外に治療は不可能と結論が出たし。ブラッド隊が俺と同じ力を持っても、体質の問題で治療は出来ないんだよ。

 …だったらやっぱりフライアは無駄遣い、ね。

 ま、好きなように言えばいいさ。俺だって何のために作ったのかイマイチよくわかってないし、個人の好悪の感情にまで首を突っ込む気はないし。

 

 

 それはそれとして、彼女達は今後どうするのか聞いてみた。

 世界的な歌姫扱いされている彼女達だが、立場的には一人のアイドル・歌手以上のものではない。仕事をしなけりゃ飯も食っていけないし、何よりアイドル業界はミズモノだ。暫く活動してなかったら、それだけで新たに台頭した新人にとって代わられる。

 黒蛛病の軽減という付加価値を考えれば、そうそう忘れ去れる事もないと思うが…。

 

 結論から言えば、このまま各地を巡って歌を歌い続けるそうだ。当然、黒蛛病患者が多い場所を重点的に巡る。人気取りと言われる事もありそうだが、人を助ける為であり、同時に彼女達の地位も確立できる、結構強かな方針だと思う。

 ただ、ユノが自分の限界を弁えられるかが心配だな。目の前で苦しんでいる人が居たら、喉が限界でもそれを推して歌ってしまいそうだ。で、そのまま喉を壊して、黒蛛病の進行を遅らせる事もできなくなり、歌手からも引退…。

 

 …不吉な事を言わないでください、とチョップを食らいました。まぁ、最悪の事態を想定してっからね。

 しかも、割とありそうな事態を。…その辺どうよ、高峰さん? 友人ではなくマネージャーとしての意見をどうぞ。

 

 

 …不服そうな顔をしているが、大いに有り得るとの返答。抗議しようとするユノを、「だから、私が無理だと判断したら絶対に歌わないようにね?」と釘を刺そうとした…が、「でもやっぱり私は歌うと思う」と返すユノ。…やっぱ、喉潰れるんじゃね? 栄養が過剰なくらいにタップリのハチミツ(MH世界産)やるから、これで喉を労われよ…。

 

 

 

神戻月

 

 レアから相談があった。

 ラケルてんてーについてだ。色んな意味で複雑な関係だが、それでも…いやだからこそか、気になるものは気になるようだ。

 

 極東からブラッド共々フライアで旅立っていったラケルてんてーだが、気になってレアが個人的に行方を追った所、赤い雨が降った後の場所を辿るように移動しているらしい。

 それは別に隠されている事でもなく…と言うか、黒蛛病患者を片っ端から収容しているのだそうだ。収容にはブラッド隊も力を貸しているらしい。流石に本人が拒否した場合は無理に連れ込むような事はしないが、わかっているだけでも、フライアには20人以上の黒蛛病患者が乗っている事になる。

 

 

 …何が狙いだ?

 ラケルてんてーにとって、黒蛛病が重要なのはわかる。特異点を作り上げる為の、最も重要なステップ、スイッチだと言っていいだろう。しかし、それはジュリウスに感染しなければ意味がない。

 有象無象…と言うと悪く聞こえるが、特異点足りえない患者をいくら掻き集めても、全く意味は無い筈だ。…放っておけば死ぬだけだし。

 いや、そう言えば黒蛛病患者は、ゲームでは妙な機械に繋がれてたな。…そうだ、無人神機兵を作り出すのに必要だったような…。

 でもクジョウ博士は未だ失脚してないし、何より今の状況でそんな真似をすれば、ブラッド隊が必ず反発する。少なくとも、ロミオなら有事の際に俺か極東に連絡を入れるくらいやるだろう。

 

 

 神機兵の材料にしては時期が早すぎる。布石…? 何が狙いだ?

 

 そもそも、黒蛛病の人達は何故フライアに乗ったんだろう? 感染病になっているとはいえ、その地には家族だっていた人も居るだろうし、意味もなくその場所を離れるとは思えない。ジュリウスがいきなり「一緒に来てくれ」なんて言っても、さすがに信用はされないと思う。

 患者達を無理に収容している訳ではない。自分から乗っているという事は、フライア側から何らかのメリットがある提案をしたんだろうが……黒蛛病患者が受けるようなメリットか…。

 

 同病者が多くいる? 既に感染している人となら、接触に気を付ける必要もない?

 でもそれって隔離病棟に入ってくれって言ってるようなものだ。そうするべきかどうかはともかくとして、皆が素直に受け入れるとも思えん。

 

 移動要塞なら、赤い雨から逃げられる? …さすがにフライアでもそこまでの速度は出せない。ラケルてんてーが詐欺して受け入れようとしても、やっぱりジュリウスがそれをするとは思えない。

 

 何か他に………と考えていると、レア共々支部長から呼び出しを受けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 …ナルホド、解決。いや狙いが分かっただけで、解決したんじゃないが。

 

 支部長に呼び出された俺達は、新聞を見せられた。発行元は、フェンリルの息がかかっている新聞社だが、ズブズブの関係という訳ではない…有体に言ってしまえば、あちこちからの支援で成り立ち、同様にあちこちからの圧力を受ける、それなりの大きさの新聞社だ。

 当然、ラケルてんてーの一派の影響も受けている。

 

 その新聞には、こう書かれていた。「黒蛛病の治療法を発見。極東で完治した例が多数」と。当然、俺達が漏らした訳じゃない。

 黒蛛病完治の事は極東でもトップシークレットだし、患者にも他言しないよう言い含めてある。

 ……つまりは、ラケルてんてーがリークしたって事だろう。新聞に証言者として出ている写真(目線隠し付)の人間にも見覚えはない…ガセネタか。ただし証拠が捏造なだけで事実を書いてはいる。

 

 ラケルてんてーがこれをやったという事は…そんで、黒蛛病患者を集めているという事は?

 

 

「当然、彼女は患者達を極東に連れてくるつもりだ。我々にも、病棟の増設要請が寄せられている。色々な意味で厳しいが、突っぱねる訳にもいかん」

 

 

 やっぱりか。しかし、何でそんな事を。

 

 

「君をここに釘付けにする為なのが一つ。我々に対する、何らかの牽制、あるいは布石なのが一つ。それから、このニュースを見たまえ」

 

 

 …速報?

 ………黒蛛病患者を収容中、警備の無人神機兵が故障…対応に向かったジュリウスがアラガミに襲われた…?

 (クジョウ博士、結局ダメだったか…)

 

 

「先ほど流れた情報によると、襲ってきたのは巨大な四足歩行のアラガミだ。強烈な光線を放ち、長く太い首の先端に人を連想させるような顔があった」

 

 

 そりゃまた…懐かしいな。極東に来る時、レアと俺を襲って以来か。

 …って、レア、しっかりしろ!

 

 へたりこんだレアは、すぐにわかる程顔色が悪くなっている。…無理もないか。色々な事をやらされてきたが、父親を暗殺してしまった罪の象徴みたいなもんだからな。

 大丈夫、大丈夫だから。知ってるから。嫌いになんかならないから、安心してくれ。震えるレアを落ち着かせる事暫し。

 

 

 しかし、このタイミングでアレを繰り出してきたって事は、ラケルてんてーはジュリウスまで切り捨てようとしたって事なのか…?

 

 

「逆…だろうな。彼女がジュリウスを切り捨てるなら、アラガミに襲わせるよりもブラッド隊長としての立場を奪ってしまえばいい。それをせず、自分の名声にも傷がつく行為を行ってまで何か策謀を仕掛けたのだとしたら、すでに目的を達成しているかもしれん」

 

 

 襲われた黒蛛病患者に死傷者多数、か…。ジュリウスの事だから、思い詰めるだろうな。他のブラッド隊員もだけど、ジュリウスは特に。

 救えなかった命の事もそうだが、次世代の共同体として注目を集めていた自分達が失敗する事で、ラケルてんてーの評判にも関わるし。

 

 

 

 

 …それが狙いか? ジュリウスを使った何かの計画があったとして、それを次段階に進める為に、ジュリウスに罪の意識を植え付けようとした?

 

 

「…君がそう思うなら、それが正解に近いのだろうな」

 

 

 なんか意味深な言い方っすね、支部長。榊博士みたいですよ。

 

 

「………その言われ様も、もう慣れたな…」

 

「それを目の前で言われる私の身にもなってほしいね」

 

 

 …ちょっと傷ついた様子だった。この程度でこの二人が傷つくなんて、不思議な事もあるものである。

 とりあえず、レアは受け入れ病棟建設の責任者になった。

 

 

 

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