※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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年末年始はキッツいぜぇ…。
事業部が行き当たりばったりで行動してんじゃないかと思う程度には。
と言うか、やっぱ心に棚を持たなきゃいかんな…。
苛々してるとスタッフにも当たりが強くなってしまう。
八つ当たりが抑えられないタチだから猶更…。

話は変わりますが、つい先日…具体的にはこの話投稿当時、感想ページで2ページ目くらいでアンチが沸いていた模様。
某大手投稿者さんの活動報告で知ったのですが、1ページ分の感想にBadを付けていく人が来ていたらしいです。
……これ、多分やっても気付かない人が多かったろうなぁ。
無駄になりそうな事に真摯に努力できる姿勢は、ある意味尊敬に値する…擬人化されて萌えキャラ扱いされる訳だ。。


ところで、狩りゲーって基本的に自然の中ばっかりだよなぁ。
宇宙規模の狩りゲーってないかな…水中戦の演出を変えれば、意外とできるんじゃないかなーって思うんだよ。
んで、ハンターは生身で宇宙を飛び交ったり、或いはスーパーロボットがハンター役だったりしてね。


第220話

黄昏月

 

 

 そろそろ新しい月に突入するが、あんまり実感は無い。討鬼伝世界での4か月目は初めてだったっけ? どうもその辺からして記憶が曖昧だ。この年でボケが入ってきてんのかな…。それともアレか、3つの世界の情報を集めまくってるおかげで、脳ミソの容量を超えてしまい、トコロテン方式に色々忘れて行っているとでも言うのか。Dr.カオスじゃあるまいし。

 まー何にせよ、年越しならぬ月越しは異界の中で迎える事になりそうだ。GE世界だったら、棚卸とか月末作業から逃げられるから万々歳なんだけどな。

 

 そうそう、書くのをすっかり忘れていたが、博士からの手紙の事。

 異界の浄化方法は、まだ見つかってはいないらしい。だが、異界化の原因となっていそうなモノを発見したそうだ。…どーゆーこっちゃ? 異界は鬼が広げてるんじゃなかったっけ? いや、それにしてはペースがおかしい、って話をマホロバの里でした覚えがあるが…。

 何でも、異界の中を捜索していたら、奇妙な穴を見つけたとか。

 

 …穴って言われてもな。博士の手紙は、独特のペースで書かれているから翻訳に困る。基本的に自分の脳内で完結しているヤツだから、真っ当な説明が無いんだよな…。

 ただ、大量の瘴気を噴き出す、何処に続いているのかもしれない穴…らしい。確かに怪しいなぁ…。鬼の本拠地にでも繋がってるんだろうか?

 

 仮にそれが博士の言う通り、異界化の原因となっている穴なら…ウタカタの里近くにもあるって事だろうか。可能性は高いな。

 しかし博士はそれを調べるのに難儀しているらしい。瘴気を噴き出すだけあって、その近辺の瘴気濃度は普通の異界よりも格段に上。瘴気溜まりの一歩手前くらいだそうだ。

 オマケに、その瘴気に引き寄せられたのか、大型の鬼が近辺を徘徊している。

 

 これを討つ計画を、西歌のお頭と共同で練っているそうなんだが……本当に大丈夫だろうか? 確かに、異界を浄化するという計画・研究に、西歌のお頭は興味と同意を示していた。

 しかし、マホロバの里は現在色々な意味での改革の真っ最中。余計な事に割く力は無いだろうし、強引な改革を進めている為、西歌のお頭にも反発が集まっているだろう。紅月をこっちに寄越したのも、その反発に巻き込まない為だった。

 そこへ、無理に鬼の討伐を…しかも成功するかすら定かでない計画の為の討伐を、無理に組み込んだら…破綻、クーデター、監禁からのリンカーン…。少なくとも、愉快な未来は見えない。

 

 あのお頭、器量は大したもんだと思うけど、計算が大雑把だからなぁ…。余計な事に首を突っ込まなきゃいいが。

 

 

 

 ま、心配事はそれくらいにして。手紙と一緒に、追加で鬼の手が一つ届いた。どうやら、徐々に量産体制も整ってきているらしい。

 それだけ里の力を博士に注いでいると言う事だし、益々持って破綻しないか心配になってくるが、正直言ってどうしようもない。ここまで動いていると言う事は「やっぱりやめた」なんて言い出せない状態だろう。丁度いいところで、区切りをつける事を祈るしかない。忠告の手紙くらい送っておくか。

 

 

 

 …紅月も、なんか色々ノロケ話を書いた手紙を送ろうとしてるみたいだしな。………一応検閲しとくべきかな…。

 

 

 更に橘花から相談を受けた。以前に書いて送ってしまった、尻遊びの手紙について、かぐやが怒涛の質問攻めを送ってくるらしい。

 幸い、これに関しては余人に知られないように、と注意書きを付けておいたから、向こうでも余計な事に気付かれてはいないようだが……どうしろと?

 

 このシチュエーションについて、少し妄想してみると、だな…。

 

 

 かぐやは興味津々で、実践しかねない=自己開発。

 どうすればいいのか、橘花が相談を受けている=「こうしろ」と言えば、素直に従う…つまり命令しているのと同じ。

 更にそれについて、俺が相談を受けている=俺→橘花→かぐやの順に命令が下る。

 

 

 ……俺の命令で、橘花がかぐやの開発をしていると解釈できないだろうか。

 むぅ、あのようなょぅι゛ょを弄ぶ橘花! ゆ゛る゛す゛! …マジな話、覚醒した橘花なら嬉々としてやりかねないんだけどね。

 

 しかしなんだな、橘花とかぐや、二人だけを槍玉にあげて考えるのもどうかと思うが、神垣の巫女ってのはそんなに尻に興味があるんだろうか。橘花に関しては、生来の素質…桜花もそうだったから、遺伝かもしれない。かぐやは…まぁ、幼い頃は前よりも後ろの方の感覚が鋭い、と言うのは割とよくある話だ。人体の構造上ね。

 それに、そうでなくても色々とガチガチに固められている生活環境だ。禁忌を犯す背徳感や、アブノーマルな行為による興奮に嵌っていってしまうのも、分からんではない。

 

 

 

 差し当たり、かぐやには「正しい」やり方を教えておいた方がいいだろう。いや、尻じゃなくてさ、普通のホラ、年頃の少女にも必須の発散行為をね。

 まだ性欲だってロクに芽生えてないだろうし、正しいやり方を今のうちに教えておけば、とりあえずそっちに行くだろう。……あの冒険心が無ければ…。

 

 

 

 

 でもね、これにも誤算があったんだ。

 

 

 

 だって橘花が「正しいやり方」を知らなかったんだもの。…そうだね、その手の情報全然知らないもんね、この子。尻を弄るのを覚えたのだって、千里眼で俺達の夜を覗き見たからだし。

 …ちなみに、やっぱりと言うかなんというか、あれからも何度か覗き見していたようだった。それでどーして正しいやり方が分からないんだよ…そりゃ尻で遊ぶのだって珍しくは無いけど、大体は前に入れてるぞ。

 

 

 

 …何? 「正しいやり方」を教えてほしい?

 

 

 

 

 ……………まず紅月と那木に許可をとってきなさい。覗き見した事も薄情して。良いって言われたら教えてあげるから。

 

 

 

 これは別に、欲望に負けて断り切れなかったんじゃない。浮気のリスクを減らそうとした訳でもない。この断り方が、一番角が立たないだろうと思っただけだ。

 

 

 

 

 

 

黄昏月

 

 

 着々と異界深部への潜入準備が進んでいる。

 …のはいいんだが………まさかのOKが出た。何がって、橘花に「ただしいやり方」を教えるのが、だよ。

 マジか、と思って確認を取ってみたが、間違いではない。

 二人とも諸手を挙げて…な訳はないが、消極的賛成…か?

 覗き見していた事を薄情した橘花は、ノロケも混じらないガチ説教二人掛りを受けたらしいが、これは仕方ない。むしろ穏便に済んだ方だ。

 

 んじゃ、一体何を考えてこんな許可を出したのかと言うと……那木は医者としての観点からだった。

 物凄く今更な上に、自分達の行為を棚上げしまくっているが、不浄の穴を弄るのは衛生上好ましくない。ヤバい細菌に感染する可能性が普通にある。また、性の欲求を抑え込むのも、精神衛生上あまりよろしくない。だったら、「正しいやり方」を覚えてもらうしかないじゃない。特に橘花…神垣の巫女が病気にでもなったら、里がエライ事になってしまう。

 

 で、紅月はと言うと、マホロバの里長候補として、神垣の巫女の扱いについて考えた結果だ。いや、かぐやにまで話が及んでいるのは、秘密にしてんだけども。

 アレもダメ、コレもダメでは神垣の巫女の反発は免れない。それは里全体を危機に陥れる結果に繋がる。

 ならば、ある程度の我儘は許容し、好きにさせるか…そもそも不満だと思わせないか、だ。普通は後者の手段をとる。マホロバの里だってそうだ。しかし大和のお頭は、前者を選んだ。そして、何だかんだと問題を起こしながらも、上手くやっている。

 紅月は、その手腕に習ってみようとした…らしい。

 

 

「紅月様、本音は?」

 

「……妬いてはいますが…その、私達だけでは体が保たなくなってきているので…。初穂を巻き込むのも悪いですし」

 

 

 ああ、初穂はまだ受け入れてる訳じゃないんだよな…精神的には。

 と言うか、そんなに保たないか? そっちにも霊力の増幅・供給はしてるから、体力がなくなるって事はそうそう無いはすだし、いつも最後までついてくるのに。

 

 

「いえその、確かに気力……と、せ、性欲……は休憩しながらならついていけるのですけど、腰砕けになって動けなくなってしまいますし、それに普段使わない筋肉を使うので、翌日が…」

 

「私達もその、締りをより良くしようと鍛えてはいるのですが……突き込まれると、どうにも勝てずに我を忘れてしまいまして…」

 

 

 

 …いったん会議中止。橘花がこっそり(千里眼を使わず)覗いていようとも構わん! 可愛がってくれるわー!

 

 

 

 

 

 

 …ふぅ、落ち着いた。

 

 足元では色々酷い事になっている二人が転がっているが、とりあえず体を拭いてやらねばなるまい。

 

 

 

 …そこの、ダイレクトに覗き見している橘花………………………と、何故かいるグウェン、手伝ってくだちぃ。

 

 

 

 

 

 

 …とりあえず、なんだ、その、な? 教えるの事態には許可が出たけども。誰にも言うなよ。特に桜花には言うなよ。絶対斬りかかってくるからな?

 それと、実際に教えるのは異界の探索から戻ってきてからだ。も明日には出発だから、ちゃんと教えるには時間が無さすぎる。

 

 

 

 

 

黄昏月

 

 

 なんかゴイスーでデンジャーな揉め事フラグを立ててるような気もするが、とりあえず異界の探索に出た。これは逃避ではない。ちゃんとした任務である。仕事に逃げてるってゆーな。

 ていうか、その程度の揉め事フラグなら常に立っている。

 

 さて、現在は異界を警戒しながら進んでいる訳だが、まぁ順調かな。戦闘は避けているし、やむを得ない場合でも基本的に俺が瞬殺。手古摺る場合は、ホロウが鬼の手を出してくる。

 基本的に銃は使わない。音が響いて気付かれるからね。

 鬼の断末魔の悲鳴は、器用にもホロウが抑え込んでいる。口を鬼の手でこう、グッと抑えて。…アレだな、気分的には背後からアサシンしたような感じだ。

 

 ただ…問題があるとすれば。

 

 

「…寝不足ですか?」

 

 

 ああ、昨日ちょっとな…。ま、これくらいなら全然問題ないけど、出発前に、ハンター式熟睡法でしっかり睡眠はとったし。

 

 

「体調管理が出来ていませんね。貴方にしては珍しい」

 

 

 俺一人ならともかく、なぁ…。昨日は紅月と那木が寝かせてくれなかったんだよ。

 いつもだったらノックアウト余裕なのに。

 

 

「そうですか。詳しい事は聞かないようにしておきましょう。よくわかりませんが、詮索するような事ではないようです」

 

 

 …グウェンよりはその辺に機微が分かるのね。

 でもホロウには男女の交わりとか全然興味が無いようだから、「もうこれ以上増やしたり浮気したりしないように」とか言って搾り取る必要はなかったと思うんだけどなぁ。いや、受け身一辺倒ってのも中々よかったが。

 

 突っ込んだり愛撫されたりすると負けちゃうから、と言うより負けたくなってしまうから、と言って、俺からの行為は一切禁止。裸で横たわっているだけだった。

 浮気しないように搾り取る為だから、自分達の欲望を抑えて、俺をイかせる事だけに集中していた。

 

 その分、紅月と那木が趣向を凝らして色々やってくれたけどね。

 耳年魔二人と、まだ回数は少ない(俺を相手にしたにしては)割には濃厚な経験の悪魔合体により、二人がかりでの奉仕がレベルアップ。

 こっちからナニもされない…つまり、prprして肉欲が刺激されて体が熱くなってきても、それが満たされない事が一層拍車をかけたのか、それはもうねちっこいご奉仕でした。

 二人係で全身嘗め回されたよ…。今までに仕込んだアレやコレやを思いっきり使って、知識でしか知らなかった事も積極的にやってきた。唇・舌・手は勿論、触れられる所ならどこでも使って、二人が体を合わせて俺のを挟んだり、逆に全然別の部分を責めてきたり。

 

 尤も、結局途中で…と言うより朝方近くまで奉仕し続けて我慢できなくなったらしく、寝転がったままの俺の前の前で大開脚+くぱぁとかして挑発してきました。ああ、しかし悲しいかな、俺は一切の動きを禁じられている身! どんなに珍しい棒がビクンビクンエレクトしていても、ナニもできないのだ! 紅月に挑発されても、吸い付いてる那木を振り払えないし、那木に子種をせがまれても、全身で絡みついてあっちこっち押し当ててくる紅月には逆らえないのだ!

 二人に完全に任せて、何発出したっけなぁ…。

 最終的には、一晩中焦らされた二人が自分から跨ってきて、「お願いだから突き込んでください」と泣いて懇願され、最期の一発ずつだけはいつも通りにね。

 

 

 まーそんな訳なんで、一晩絞られて寝不足気味な訳ですよ。ドMに調教中の二人に縛られて、一晩中ご奉仕されるとか新境地…いや、MH世界のベルナ村のアレに近いか? と言うか責められてるのか奉仕されてるのかわかんなくなってた。

 

 と言うか、正直二人が心配だな。夜伽の片付けや後始末をして出てきたが、そろそろ起きる頃だろう。

 …いつもナニする時には、それこそ体力が尽きるまで弄び続けてたからなぁ…。今回も最後の一発はそれなりに濃厚だったけど、いつもの責めに比べると物足りないだろうに。

 俺が異界の探索から戻るまで、悶々とした性欲を抱えて待ち続ける事になりそうだ。今回はレズプレイも仕込んでないから、二人で欲求不満を慰め合う事もできないだろう。

 

 つまるところ…帰ったら報告よりも先に、あの二人を押し倒して可愛がってやらなきゃならんのね。今回のお返しも考えないと。

 うむ……今回は俺がマグロってた訳だから、ネギトロめいた…じゃなかった、二人に一切動かないように命令して、完全な玩具扱いしてみるか? 或いは、「動いたりビクンビクンしたらお預けだぞ~。どっちが我慢できなくなるかな」プレイか。

 よし、色々と滾ってきた。

 これが終わるまでは、死んでも死ねないしデスワープもできん。

 

 

 と言うか、こういうオイシイシチュエーションを間近にしてデスワープしたら、俺以外の色々な所から怒りの声が上がりそうだ。例えば俺の中ののっぺら連中とか。

 

 

 そんな何らかの都合と言うか、世界からのバックアップを受けている気がするので、何があっても死にはしないと思います多分。

 

 

 

 

 ともあれ、異界の中を進んでいる訳ですが、やっぱりと言うかちょくちょく異変があるな。

 一番わかりやすいのは、鬼達のナワバリ争いだ。大中小全ての鬼が入り乱れて、心地よい寝床を奪い合っているようだ。それはまぁいつもの事なんだが、珍しいのは…と言うより、危険を感じさせるのは、小型鬼・中型鬼が徒党を組んで、大型鬼の寝床に襲撃をかけている事だ。偶然一緒にいたのではない。明らかに、連携して攻撃、侵略を仕掛けている。

 鬼と言うのは基本的に単独行動が基本。だからこそ、人間は対抗できていた訳だが…小・中型の鬼だけなら、まだいい。大型鬼が徒党を組むようになったら、悪夢の一言では済ませられない事態になるだろう。 

 

 

 …で、その原因となっているのが…多分コレだろうなぁ。異変その2。どう見てもマガツミカドの仕業です本当にありがとうございません。

 あっちこっちに散らばっている、でっかい破壊跡。適当にサッカーボールキックでぶっ壊した岩山とか、炎とか氷とか雷の残滓とか小さくなっても残っている竜巻とか。…本当に見境なく暴れ回ってるっぽい。

 こりゃ鬼達からも迷惑がられる訳だわ。そして多分、その迷惑なヤツに対抗する為に、鬼達は珍しくも協力(或いは利用しあう)したんだろう。それによって、組織やコンビネーションの力を学習した小・中型鬼達が誕生、今に至る…と。

 

 

 

 …ヤッバいなぁ、マジでコレ…。イレギュラーって事で、最初に変身してでも問答無用で仕留めておくべきだった。ま、今更考えてもしょーがないけど。

 とりあえずマガツミカドは、痕跡を追えば大体の居場所は分かる。異界の奥へ奥へと進んでいるようだ。

 

 

 

 

 

 …待て、進んでいる? 自分の遺志で、って事か? あの鬼、下半身だけしか無いから、周囲の状況は理解できてない感じだったぞ。

 また何かに乗っ取られてるのか……或いは、上半身が解放された? あまり考えたくないが、それを裏付ける…かどうかは知らんが、また別の異変も起こっている。

 

 俺もホロウも知らない鬼が、ちょくちょく沸いて来るのだ。女の姿……と言うよりは、何となくデビルマンレディを連想するような羽を持った鬼。猿面の、歌舞伎みたいな仕草をする獣人のような鬼。そして、二本脚で四本腕の人型の鬼…。

 最後の人型の鬼な、下半身が気になるんだ。いやアッーな意味じゃなくて。

 

 どーにも、マガツミカドの下半身に似ているような気がしてならない。サイズで言えばマガツミカドの方がずっと大きいし、「下半身なんてみんな同じだろ」という意見もあるが…鬼の場合、それは当てはまらないからなぁ。人間みたいな下半身を持ってる鬼って、種類が少ないから。

 

 

 

 …ま、まさか…マガツミカドの子供!? もしもそうだったら、マガツミカドの雌型の鬼が居るかも…いやいや、考えてみればあのマガツミカドがオスだとも限らん。いずれにせよ、もう一体いる事になる。

 と言うか、どうやって子供作ったんだ下半身のみで。そりゃー下半身があれば子種はあるけど…あ、でも子宮は無いな。と言う事は、やっぱりあの下半身はオスで、体全体が出てきている雌のマガツミカドが居るんだろうか。

 子作り風景を見てみたいような見たくないような…。きっとオスの下半身を蹴っ飛ばして転がして、ケムクジャラの雌型マガツミカドが圧し掛かったんだろうなぁ。或いは、穴に向かってオス型マガツミカドが延々と腰振ってるか。…重心が安定しないと思うけど、ヘドバンの要領で降ればスムーズに前後運動できるんじゃないかな。

 

 まぁ、鬼が人間同様の行為で増えるとは限らない訳ですが。

 

 

 冗談はともかくとして、この鬼達の情報は里に伝えなければなるまい。マガツミカドに似ている(ような気がする)鬼も気になるが、俺としてはデビルマンレディ(仮名)が気になる。別に乳がどーのスタイルがどーのではない。あの滞空能力…スピードとかは鳥形のヒノマガトリの方が上のようだが、ずっと空を飛び続けて苦にもしてない。しかも、見た所攻撃力もかなり高い。

 里を奇襲するにあたって、あのデビルマンレディ以上の鬼はそうそう居ないだろう。今は鬼の手による結界強化があるからいいが、そうでなかったらと思うとゾッとする。

 

 天狐に頼んで手紙を持ち帰ってもらう。

 

 

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