※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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次回デスワープ後の為、MHF-Zをちょっとだけプレイ。
…これはコントローラーから変えなきゃあかんな…大分古いし…。

歌姫シナリオとか超越秘儀とか型を知れればいいやと思ったけど、これは思った以上に時間がかかりそう。
ニコ動で実況とか解説とか探した方がいいかもしれん…。


ところで感想ページの事なんですが、スタイリッシュBadニンジャさんがちょくちょく出現しているご様子。
あんまりBadが付くと感想が隠されてしまうんで、これは実害ですねぇ…。
と思っていたら、GoodBadって1回付けて、もう一回クリックしたら、解除扱いになるんじゃなかったっけ?
実際、以前感想にGoodを付けた感想にもう一回Good評価をやってみたら、キャンセル状態になりました。
しかしてBadは3くらいついている。……分身の術? アカウント複数とも言う。或いは2人以上いるのか。


追記 この辺書いてた時、まだ警告が来てなかったんだよな…。
改めてみると、今まで無かったのが不思議で仕方ない。


第224話

入滅月

 

 

 マガツミカド。

 ネクチメ。

 トコヨノメノキミ(この場で名付けられた)

 あと1体、俺は見てないんだけど大型の鬼。

 

 

 いやぁ、エラい一日でしたなぁ…。 とりあえず、勝つには勝った。

 流石に無事とは言わないが…。具体的には桜花は当分絶対安静、息吹も複雑骨折、紅月は結果こそ重症ではないが、あと一歩距離を取れなかったら、即死している所だった。那木が全力で…それこそ生命力を振り絞ってでもタマフリを使い続けなければ、どうなっていた事か。

 大和のお頭も傷を負い……お頭としての責務はともかく、もう戦場に立つ事はできないだろう。…受付所のド真ん中で仁王立ちしている姿も、もう見納めかもしれない。それは椅子を使えばいいだけなんだが。

 相馬さんは無事だが、やはり傷を負い、暫く療養の為に里に留まる事となった。

 

 他、怪我人が大小多数…。

 

 

 かく言う俺も、戦いの中で幾つも傷を負い、戦闘不能にまで追い込まれた覚えがあるんだが。

 

 

 

 結果的には、物理的には無傷状態になってしまった。社会的にちょっとヤバいが。

 

 

 

 

 …そうだな、デスワープした時みたいに、順番に話そうか。

 最初はマガツミカドとの戦い。これはまぁ順調だったと言えるだろう。強いっつっても何度か観察した相手だし、上半身が無い間はこっちに狙いも付けられない。攻撃だって蹴りと足踏みくらい。カウンターと事故に気を付ければ、ここはどうとでもなった。

 上半身が出てくると流石にヤバい。強力さが跳ね上がるし、目が見えるから狙いも付けられる。俺はともかく、他のモノノフ達は一発でも喰らうと戦線離脱と言うかこの世から離脱確定状態だったんで、一旦下がらせて俺が時間稼ぎに徹する。

 目からビームとか竜巻とか口から炎とか、色々やってきたが……時間を稼ぐだけなら問題ないんだよね。上半身が出てきてるから、閃光玉も効いたしね。更に耳に音響玉まで放り込んだから、目と耳は暫く使い物にならなくなった。その間に、上半身を出していられるタイムリミットが過ぎて、また下半身のみに戻る、と。

 今思えば、上半身が出た状態ってマガツヒ状態だったのかなぁ…。

 

 

 でも、問題なのはタマハミ状態になってからだった。

 ホロウの予測、大的中。嫌な予感ほどよく当たるのは、誰にとっても同じ真理らしい。

 

 タマハミ状態になったマガツミカドの……なんだその、下半身の中?(としか言いようがない)から、こう、ニュルっと、ズゾっとね。アレだよ、アサ次郎の腹の中から、真アサシンが出てきたみたいな。

 デカくて太い触手が2本生えてきてさぁ…。そのまま…ギュウギュウ詰にされた箱から這い出てくるように、構造はミズチメに似てるけどもっとごっつい姿の鬼が…ネクチメが出てきた。

 出てくるなり、ネクチメが地面に触手を突き刺して、なんかエネルギーを取り込み始めた。…ナルホド、オオマガトキの為の塔のエネルギーをどうやって利用したのかと思ったら、コレか。こいつの能力を使って、貯めこまれたエネルギーを喰ってた訳か。多分。

 

 

 腹を裂かれたマガツミカドは流石に動けなくなってたんで、そっちだけでも仕留めておきたかったが、ネクチメがもう暴れ回る暴れ回る。

 岩石飛ばしまくってくるのはまだいいとして……なんだ、あの二足歩行。しかもご丁寧にモデル歩き、何処からから霊力籠った光源が…。つい目がいくのも仕方ないだろう。何処で覚えてきたんだ。

 

 それに目を奪われている間に、マガツミカドがまた動けるようになっていた。何と言う間抜けな不覚。

 しかも、体内に封印されている鬼がいなくなった為か、上半身が出ていられる時間が長くなり、行動スピードも速く軽やかになっていた。

 

 

 

 …あそこでこっちに襲い掛かってこられていたら、完全に終わってたかもしれん…。初っ端からマガツミカドとネクチメが殴りあってくれたおかげで、何とか体制を立て直す事ができた。

 やっぱり、争っている所を纏めて封印されていたのだろうか。

 

 しかし話はそこで終わらなかった。ネクチメのモデル歩きからの竜巻旋風脚っぽい攻撃が直撃すると、またマガツミカドが仰向けに倒れて……またしても腹が裂かれて鬼が出た。

 こいつはトヨコノキミに姿が似ていて、どことなく女性っぽい…ような気がすると言うか、そもそもトコヨノキミの姿を見た事があるのは俺だけだったんだが、とにかく命名。咄嗟だった為、ネタに走れなかったのが残念だ。

 トコヨノキミとは確か一度やりあった…か? 千歳と一緒の時に目撃したような気がするが、その辺から記憶が曖昧になってんだよな…忌々しいクソイヅチめ、毎度毎度…。

 

 と言うか、あの攻撃はなんじゃい。術主体なのはいい。俺達だってタマフリは使う。でもさ、鬼の側が破敵の法モドキ使うってそれ有りかよ…。フレーム回避もできやしねぇ。いや成功した試しがないんですがね。

 ただ、鬼の目鷹の目で注視すれば、超凝縮された小さなエネルギー弾が、誘導付きで速射されているのが見えた。…見えたからって、警告を出すのも間に合わんけどな…。富獄の兄貴も、悪寒を感じて咄嗟にガードするも、その上から吹っ飛ばされた。速攻で右手を切り落としたが、それまでに2人戦線離脱。

 

 

 そして更に更に、話は絶望的なまでにややこしくなる。

 いい加減、俺もそろそろ5分後の戦闘脱落を考慮に入れてでも、切り札を切るべきか…具体的には限界までアラガミ化戦闘するべきか、覚悟を決めた頃だった。

 

 

 まぁたマガツミカドが仰向けに倒れた。いや、確かにこれの切っ掛けは、座禅汲んで光弾を振らせて来るマガツミカドにブチ切れた初穂の空中攻撃だったんだけどね。具体的には、股間に鎖分銅が…ばっちい、エンガチョ。

 都合三度目の割腹である。こいつの腹はどうなっとんのじゃ。

 

 

 …出てきたのは、どっかで見た事がある、しかし記憶と違って金色の2本の触手。

 

 

 

 

 …だったんだけど、俺が覚えているのはここまでだ。頭の中でなんか切れるような音がした…気がするんだが、次に我に返ると全て終わっていた。

 4体居た鬼達は全て倒れ、その内の1体は原型をとどめないくらいに破壊されている。と言うかこの傷跡、明らかに鬼杭千切りなんですが。

 

 呆然としていたが、後ろから声をかけられて我に返った。…そしてアラガミ化していた事に気が付いた。……もちろん、背後にいる皆様方には、バッチリ見られてしまっております。…どないしよ。

 

 

 

入滅月

 

 とりあえず、里に帰ってはこれました。

 皆との仲も…まぁ、ちょっと微妙な雰囲気は残っているが、険悪ではない。アラガミ化(鬼化という事になっているが)の事については、紅月が無害を保証し、初穂も知っていたと言う事で一旦追及は無し。後で説明はさせられるが、正直初穂に話した程度の事しか言えない。

 グウェンは好奇心だか憧れだかに目を輝かせていた。相変わらず少年の心を忘れない女である。

 

 桜花が絶対安静状態なのを見て橘花がひどく狼狽えたが、無理もない。正直、一見すると敗残兵と間違えられても仕方ない有様だったもんな。

 とりあえず命に別状は無いと知って安心していた。橘花は暫く、桜花の世話をするつもりのようだ。

 

 那木は…無理してタマフリを使い続けた為、こちらも暫く行動不能だろう。オカルト版真言立川流で生命力を送ろうにも、行為に耐えられるだけの体力が無い。…まぁ、キスでの霊力循環くらいなら大丈夫か。時間をかけて体を治してもらわないとな。

 

 大和のお頭は、やはり再度戦場に立つ事はできそうにない。木綿ちゃんは「帰ってきてくれただけで」と言っていたが、これから杖を突いて歩くお頭の世話をしなきゃならんだろう。精神的なショックも大きいと思われる。

 

 

 そして俺はと言うと…顔面骨折・打撲裂傷数知れず・火傷・凍傷・よくわからんエネルギーによる、よく分からん属性やられっぽいナニカ・左腕切断・右わき腹と言うか肝臓貫通・丸呑みされて腹ブチ抜いて出てくる事2度・鬼杭千切を乱発して鬼をぶっ潰し、更に死体蹴りで素材も残らんほど殲滅した反動で全身ボロボロ・更に戦闘中に完全に理性が失われていた為、精神疾患などの疑いすらかけられている。

 まぁ、最後の1つ以外は、全てアラガミ状態の超回復で全て治っている訳ですが。ちなみに記憶も自覚も全然ないので、上記の記載は大暴れしていた俺を見ていた紅月からの証言である。

 

 と言うか、こりゃアレだな。怒りのあまりに、アラガミ状態+ブラッドレイジが勝手に起動したっぽいな。那木の証言によると、怪しげな薬を何処からともなく取り出して飲んでいたらしいが……多分、3つの世界の各種パワーアップアイテムだろう。…あ、狂竜身の薬も無くなってる。そこまでやったか。

 

 

 俺がそこまでプッツンするのも、ある意味道理と思うべきか。マガツミカドの腹から出てきた、最期の1体……カガヨウモノと名付けられたこいつは、どうにもイヅチカナタのそっくりさんのようだった。

 想像するだに悍ましいわ。そんなんが居るってだけでも、ハラワタが煮えくりかえる。

 

 俺やホロウが追っているイヅチカナタとは別物なのは確からしい。下手をするとイヅチカナタ以上の力を持っているが、周囲の因果を奪う力は全く振るわれていなかったらしい。

 封じられていた影響なんじゃないかと思ったが、それならそれでやっぱり千歳やシオを喰いやがった奴とは、やっぱり別物だ。

 

 

 

 しかし、そいつを見た瞬間に俺がブチ切れて意識記憶すら失うってなぁ…。確かにそれくらいの怒りと憎悪とその他諸々の、昼ドラがおままごとに見えるくらいのドロドロの感情を持っているとは思うが、そこまでだったか?

 少なくとも、九葉のおっさんと会った時にイヅチを見たが、意識も記憶も消えなかったぞ。他の鬼とか救助とか放り出して、たった一発叩き込む為だけに戦線を放棄したのは否定できんが。

 

 しかも、今回ブチ切れた相手はイヅチ本体じゃなくて、そのソックリさん。……なぁんかおかしくね?

 

 

 

 ま、その辺の考察は後にしようか。差し当たり、里をどうやって守るかが重要だ。百鬼隊のおかげで人手は足りているんだが、やはりエース級には及んでない。

 正直言って、人員的にギリギリである。実働班のリーダーである桜花は戦闘不能。橘花の動揺のおかげで、里の結界は非常にもろい。

 大和のお頭にしたって、知略や信頼感こそ揺らいでいないものの、覇気という点ではやはり何処か衰えがある。…逃げられない大和のお頭に、木綿ちゃんがここぞとばかりに人参食わせまくってるからかもしれないが。

 相馬さんは…戦おうと思えば戦える状態だが、木綿ちゃんの「無理しちゃ駄目です!」という一言で止まっている。

 

 今まででも、俺達が到着してなんとかギリギリで戦線を保っていたと言うのに、これに欠員が出るとな…。

 

 

 

 

 

 俺の狩魂が覚醒してしまうではないか。最近は性欲の方にエネルギーが行っていて、キチガイみたいな狩り方はしなかったと言うのに。…息吹に言わせると、イヅチモドキを滅殺している俺は今までに見た事がないほどキチっていたらしいが。

 

 

 

 まぁ、フロンティア行の前哨戦と考えれば、狩魂覚醒もいいんじゃないかなーとは思う。…それでどうやったら死ぬのか分からなくなってしまうが、どんだけ強くなっても死ぬ時は死ぬのが俺クヲリテヰだ。俺じゃなくても死ぬときゃ死ぬが。

 差し当たり、アラガミモードも知られてしまったし、自重しなけりゃ里の防衛も出来るだろ。幸い、鬼達も指揮官級が軒並みくたばっているようで、里を大挙して襲撃してくる気配はない。

 異界を散策して、デカブツを優先して狩ってりゃ戦力補充も追いつかないだろう。

 

 …アレだな、大戦争の後に、両方とも戦える力が無くなって、事実上勝者無しって状態が一番わかりやすいか。

 そういう時って大抵アレだよな。他所の第三者…か、足元で燻ってた火種が燃え上がるよな。鬼……が動けないなら……霊山の不穏分子か、陰陽方か…触鬼…は一応陰陽方だな、作ったの虚海だし。

 

 

 ふーむ……霊山の方は九葉のおっさんに、大和のお頭を通して聞いてみりゃよかろ。俺が直接聞くより、多分そっちの方がいい。なんかよく分からん信頼関係とかあるっぽいし。

 虚海は…そもそもあいつ、何処にいるんだ? 

 

 虚海の目的が、自分の呪いを解いて元居た時代に帰る事、と言うのは本人に吐かせた。シモ関連の尋問で。そんで、その鍵が「暗黒翡翠拳奥義ホロウがいただきます」………ん、なんか違うぞ?

 とにかく、翡翠の無駄飯喰らいこと「ホロウおねえちゃん」が時代を飛び越える鍵だと考えているようだ。

 その本人が里に居ると言うのに、全く接触が無い…。

 

 考えられる可能性としては、まだホロウの事を知らないか、或いは実はもう接触していて、俺が知らないだけなのか。

 何にせよ、一騒動ありそうだなぁ…。

 

 

 

 

入滅月

 

 

 那木の生命力回復という名目で、イチャコラックス(ポリネシアン風味)している最近、皆さまどうお過ごしでしょうか。ワタクシは那木に優しくじっくりねっとりシている分、他のメンバーにはそれはもう悪辣なイヂワルを施しております。でも悦んでるから別にいいよね。

 

 戯言はともかくとして、霊山とかに不自然な動きが無いか、大和のお頭に聞いてみた。枕元に置かれた、ニンジンのお菓子が哀愁を誘う。

 

 

「ふむ…。お前は、また何かしら得体のしれない敵が出てくる、と考えている訳か。…年に見合わん実力を持っているとは思っていたが、そういう所もあるのだな」

 

 

 ? …どういう事だ、お頭?

 

 

「問題と言うのは、マガツミカドのように明確な形で出現するとは限らないと言う事だ。いや、むしろ確たる形を持っている分、その方が余程対処しやすいと言えるだろう」

 

 

 …そうかぁ?

 

 

「簡単に対処できる、とまでは言わんがな…。そもそも、問題と言うなら里の現状こそが問題だろう。戦力が半減し、里の守りが非常に手薄。それ以前に、人間は徐々に生活圏を異界に奪われ、間違いなく破滅に追いやられている」

 

 

 …まぁ、そういう問題に比べればマシではあるか…。

 

 

「そもそも、マガツミカドのような規格外との遭遇なんぞ、オオマガトキの真っただ中でも無かったぞ。だからと言って、今後一切ないとは言わんが……敵とは、明確な形を持って現れる者とは限らないのだ」

 

 

 ……う゛~~ん゛………。

 

 いやね、大和のお頭が言ってる事も分かるよ。現状は問題だらけだけど、それらはこれまでの行為の積み重ねで出来上がったものだ。面倒事や問題だって、明確な世界の危機よりも、徐々に徐々に腐敗して壊死していく方がよっぽど厄介だ。

 某それも私だマンみたいに、全ての元凶を自称するようなヤツが居るとは限らない。むしろ、そういう事の方がよっぽど少ない。

 全くないとは言わないが、低すぎる可能性に対して多大な労力を注ぎ込むのは浪費以外の何物でもない。 

 

 

 でもね、それは普通の状況ならの話なんだよね。

 

 

 大和のお頭が楽観主義に走っているとは思わんけど、揉め事は起こる。確実に。何者かが黒幕として引き起こす形で。

 だって俺ってそういう状況に居るんだもの。この世界がゲームに酷似している上に、そのストーリーをなぞるように進行……進行…………うんまぁ大体の流れではなぞるように進行しているのは間違いない。

 と言う事は、とてつもない危機が襲ってきて、何かしらの倒すべきボスが居て、それらを打倒して感動の(かどうかは保証できんが)エンディング。この流れはほぼ確定したようなものだろう。…俺がデスワープしたりしなければ。

 

 とにかくアレだ、俺が揉め事を引き寄せてるのか、それともシナリオの都合なのか知らんが、間違いなく知らない敵が、2段3段と続けて出てくる筈だ。

 

 

 

 とは言え、これを根拠にして説得しろと言うのも無茶な話だ。時間を飛び越える力を持ったホロウや、常人では理解できないオツムを持った博士は割と信じてくれたけど、大和のお頭が信じるか、と言われると…。仮に信じたとしても、里の指針を決める為には、もっと明確な根拠が必要だろう。

 ……やはり、先手を打って虚海を捕縛すべきだろうか。今この時期にどうなのかは微妙だけど、アイツが行きそうな所なら心当たりがある。

 

 いつぞや、俺が虚海如きにデスワープさせられるハメになった場所…あの雪原へ続く、結界石の洞窟だ。

 あそこには、触鬼の触媒が埋めて隠されていた。俺が迂闊にそれを取り込んじまったもんだから、また一歩人間から遠くなったんだよな…。取り敢えず 行くだけ行ってみるか。もしも虚海に遭遇したら、その場でフン縛るって事で。

 

 

 

 そのような算段を立て、出発の準備。あの洞窟までそれなりに距離があるが、鬼疾風マジ便利すぎる。あそこなら半日あれば余裕で往復できそうだ。

 そんで、さぁ出発…と言ったところで、相馬さんに捕まった。

 いや別に、初対面の時みたいにいきなり抱き着かれた訳じゃないけどさ。どったのん?

 

 

 …何? 連れていけ?

 

 

 

 

 そんな訳で、ノコノコとお耽美系英雄殿と一緒に、結界石の洞窟まで出かけてきたのだった。もしも相馬さんが本当にお耽美系の人で、こっちにそれを向けてくるようであれば、冷たい洞窟の壁の中に死体が一つ埋まる事になっただろう。

 しかし幸いにして、ソッチのケはないらしく(モノノフの間では、衆道は廃れているらしい)どうやら探し物の為にここまで来たらしい。

 

 探し物…探し物……相馬さんの探し物っていうと、オオマガトキの生き残りの一般人? そういや、結局誰も見つかってないんだよな…。初めて会った時は、俺がその立ち位置に収まったけど。…あのループの、霊山の会議で何をやらかしたのか、未だに思い出せない。

 他に何か言ってたような気もするが…思い出せんな。

 

 

 そっちも見つからなかったが、俺の探し物も見つからなかった。虚海は居ないし、地面に埋められた触鬼の触媒もない。うーむ、完全にハズレか…。

 残念ではあるが、見つからんものは仕方ない。

 考えてみれば、何かが起こるのは確定としても、それが文字通り間断なく続くとは限らないのだから、今は休息&準備の時間と割り切るしかないか。

 

 

 

 

 後はオタノシミの時間ですな。

 

 

 

 

 と言う訳で、今日のエロ語りのお時間である!

 最近は一対一での行為が多め。那木の体力がまだ戻り切ってないんで、あまり激しい事はできないしね。那木と一緒に過ごす夜は、手を出さずに添い寝で終わる事もある。

 橘花、グウェンはまだまだ経験値が足りてないので、仕込の最中。

 自然と、初穂と紅月に欲望が集中する事になる。

 

 最近は奇をてらっていたと言うか、ちょっと特殊なプレイが多かったからな…。初穂に使う囁きの術なんぞ、その最たるものだ。

 …そうそう、エロ語りとはちょっとズレるが、俺の声一つで初穂が発情状態になってしまうのが、一応の解決を見た。要は、特に力の乗ってない俺の声にも過剰反応してしまっているから、発情状態になってしまうのだ。

 なら、力を載せた声ならどうか? …試してみた所、強制力付の命令になってしまう事が発覚した。興奮、沈静、混乱、喜び、悲しみ…ある程度であるが、感情や思考までも操作できる。

 …殆どマインドコントロールだ。オカルト版真言立川流中伝、思っていた以上に危険な技のようだ。

 

 しかし、こういう事なら話は簡単。(後遺症が怖いが)一言二言命令してやればいいだけだ。「日常生活では過剰に興奮するな」「戦闘には集中しろ」。これだけでいい。

 後者のお陰で、集中力や精神力が跳ね上がったのは予想外だったが。

 

 

 話がズレたが、紅月へのオタノシミは、ややノーマルなモノに戻っている。原点回帰と言うやつだ。…最初の方から足を使うとか、紅月自身が割とアブノーマルだったが。

 行為が普通のものに戻った為か、紅月の羞恥心が強くなっているようだ。普通だからこその、真っ当な恥ずかしさ…なのか?

 正面から抱き合って、行為の最中に顔を見ると、顔を赤くして声を抑えようとする。それを文字通り突き崩すのが、実に楽しくて堪らない。

 

 更にいうなら、先日の観音様クチュクチュプレイで緊縛…と言うより拘束プレイに目覚めかけているらしく、両手を押さえ込みながら突き上げ抉ってやると、各段に反応が良くなった。

 うぅむ、流石は熟女ボディ。エロい事どんどん覚えていきますな。

 翻弄されて身悶えする姿が実に様になる。一方で貪欲な姿も似合うんだから、中々にエロい才能を持っている。

 

 

 一方で、初穂はと言うと…激しくされるのがお好みのようだ。M気質…と言うよりは、激しいプレイ=大人なイメージがあるらしく、ちょっと煽ってやるだけで大抵の行為に乗ってくる。俺の声による相乗効果もあると思うが。

 尤も、それで羞恥心が消えるかと言うとそうでもなく、以前のように我を忘れる訳でもなく。

 …我慢できずに、自分からどんどん激しい行為を求めてくるようになった。

 リアルJC年齢相手に、ここまでやるっていいのかな…いや倫理面がアウトなのは今更なんだけど、肉体的には充分ついて来れるってのが恐ろしい。考えてみりゃ、この年で鬼なんぞと渡り合うモノノフ一人前なんだもんな…肉体的なポテンシャルはトップクラスなんじゃないだろうか。子供なのはシモのケだけか。

 …そのトップクラスJC年齢に、今から仕込んでいったとして……将来どうなるのか…考えただけでオッキするわい…。

 

 

 うん、いいのかなーなんて考えてたけど、よくなかったとしても別にいいよね! どうせ俺の欲望が止まる筈ないんだし。デスワープしても。

 精々楽しんで楽しませて…まぁ、将来何らかの理由でフラれちまったとしても、後から思い出して「多少は良かったかな」と思える程度になればいいか。…どんだけ気持ちよくて興奮できたとしても、俺みたいなのに弄ばれた記憶が全うな思い出になるとは思えんしね。まぁ、それを決めるのは俺じゃないんだが。

 

 

 

 

 橘花? 流石に姉が絶対安静状態で、そっち系に走るつもりはないようだった。看病している間に、余計な事を口走らない事を願う。まぁ、そうなったらそうなったで、かつてのループでこっそり確保していた、橘花同様の遊びに興じる桜花の写真が繰り出されるだけだが。そのままヤる事やるか、くっころ展開に発展するかは知る由もない。

 

 








追記 エロが解禁されたら、度々エロ描写挟みたくなって歯止めが効かない件。
大歓喜?
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