暫くは仁王、討鬼伝モノノフ、ダブルクロス。
その後気になるもの…。
EDF5(夏らしいが時期未定)
世界樹と不思議のダンジョン2(8月31日)
プレステVR(購入できねぇ…)
ギルティギア(5月25日…ジョニーが居るのは嬉しいけど、ディズィーがカイとくっついてんのが…格ゲーは一人でやると飽きるし)
こんなとこかなぁ…。アサシンクリードのエッツィオコレクションみたいに、ダクソが全部入ったやつとか出してくれないかなぁ…。
追記
仁王の低レベルクリア挑戦の為、輪廻の書でカンストからレベル1に戻す。
↓
ミスって落命。全てのアムリタが…!
…いややってないですよ? やってないけどこう、破滅の衝動と言うかね…。
これをもっと性的にしたら、サキュバスにレベルドレインされて絞り殺される音声になる気がする。
さて、投稿時にはDLC解禁されてるかな?
正直、当日になるまで延期の可能性に怯えて5時間くらいしか寝られない日々だった…。
HR月
レジェンドラスタに手ぇ出して、大丈夫なのかな…と思わなくもないが、とりあえず無事帰って来た。帰りの道中、ガーグァ車に揺られて景色を眺めながらダブルフェラなんて素敵イベントもあったが、割愛する。書き始めたらキリがない。
冷静に考えると…いや冷静じゃなくても、お互いに訴えられたら負けると言うか、訴えた方も訴えられた方も有罪通り越してギルドナイト案件判定くらうような事しかやってない。
が、とりあえずこれは問題なし。手段が手段だったとはいえ、全員が『合意の上』の行為と主張する。…まぁ、今の所誰にもバレてないけども。
他にも、特筆すべきことは幾つかあったが…順番に書いていこう。
まず、特筆その1。…と言っても、割とどうでもいい事だが。
トキシの事を聞き出すの、すっかり忘れてた。ま、いいんだけど。何度も言うが、フラウ+リア>越えられない壁>トキシの情報だ。
ネンゴロな関係になったんだし、次に寝る機会があれば簡単に聞き出せるとは思うが……ま、別のいいか。
特筆その2。リアさんの事だ。
こんな事を書くのは今更な上、いろんな意味でイタい男みたいなんだが…リアさん、俺…と言うより俺のオスの部分にメロメロになったよーです。初めて達したオーガズムが、そんなに印象的だったか。
物怖じせずに対等に相手が出来る、珍しい男…と言うのもあるとは思うけど。
後は…アレだな。シモの性癖が変化したのか、それとも単に満たされたのか…。
端的に言うと、逆転モノに嵌ったようです。逆転と言うか下剋上と言うか…。最初はSなんだけど、途中で攻め受け逆転してMになり、そのまま精根尽き果てるまで…と言うのが気に入ったらしい。
……ひょっとして、狩場での戦闘狂な一面は、この性癖が満たされなかったから…なのか? 戦いの昂ぶりは性と直結してるし、多少なりとも関係があってもおかしくないが。
ともかく、アレだ。恋人認定されたかは微妙だが、セフレ以上にはなってると思う。こんなモンだから、とりあえずレイパーとして通報される事は無い…筈だ。
特筆その3。言うまでもないだろうが、フラウ。
色々書きたい事はあるんだが、心底戦慄した部分だけを記録しておこう。
メゼポルタ広場に返ってきて、それぞれ帰路につく為に分かれる際、耳元でちょっと呟いてみたんだ。
どこからどこまで誘導だったんだ?
「あはは…何の事かな? でも、流石に3人でって言うのは予想外だったよ。…そうなるかな、と思ってはいたけど」
×そうなるかな
△そうならないかな、と思っていた
〇それでもいいな、と思って誘導していた
…流石に全部が全部「計画通り」じゃないが、意識して煽ってはいたって事か…。妙に積極的だとは思ってたが、やっぱこの人小悪魔だわ。俺じゃまだ太刀打ちできん…いやベッドの上では勝てるけど、それ以外で封殺されると言うか操られると言うかね。ま、それでもいいけどさ。
特筆その4。流石はレジェンドラスタと言うべきか、それともヤりすぎちゃったと悔いるべきか…。肉体関係になった二人とも、霊力をかなり明確に探知できるようになったっぽい。
そう言えば、前ループでもウカムの調査をする時、ぼんやりとだが霊力を認識していたような…。
ま、別に問題は無いな。レジェンドラスタであっても、戦力増強は有難い。機会があれば、扱い方を伝えるのもいい。…下半身以外での伝達方法でもな。
さて、リアとフラウの事はこの辺でいいだろう。濃厚すぎるエロで忘れかけていたが、混沌茸を集めなければならない。
とりあえず、猟団に戻って懸賞金をかけますかね。
HR月
混沌茸、とりあえずあと4つ。思ってたより持ってくるのが早いなぁ。とは言え、難しいのはこれからか。多分、初日で持ってこられた混沌茸は、どっかで見つけて、使い道が無いから適当に保管しておいたものなんだろう。
ここからは真面目に探さなきゃいかん。…まぁ、何処にあるかは大体わかってるから、人海戦術ですぐ見つかると思うが。
それは置いといて、デンナーの治療にちょっと進歩があった。未だに霊力は安定して感じる事はできないようだが、単純に足の治療の方がね。二本足で立てるようになったのだ。
タマフリによる後押しがあったとは言え、この短期間でよくぞここまで…。
流石にハンターとして復帰できる程ではない。足の筋肉も衰えているし、暫くの間はリハビリに集中しなければならないだろう。リハビリってのは、ただでさえ苦しいもんだが……ハンター式なんだよなぁ。俺もやった事は無いんだが、肉体操作術を学ぶ一環として聞かされた事はある。…率直に言って拷問だ。少なくとも、真っ当な医者に見せたら、限度を考える云々以前に即辞めさせるくらいには。
まぁ、それぐらいやらなきゃハンター本来のスペックは取り戻せない、と言うのも分かるんだけどさ…『凄いね、人体』を前提としたようなリハビリはどうかと思うな、ボクぁ。
それは置いといて、マオとミーシャが会いに来た。今日はサーシャはお留守番らしい。
…で、その後の経過はどうよ?
「うむ、実に気分爽快だった! 目の痛みも頭痛も全く感じないし、霊力とやらも以前に比べるとはっきり分かるぞ!」
わっはっは、と例によって大笑いするマオだが、ちょっと顔が赤い。…まぁ、あんな艶姿晒したらねぇ。いやエロい事したつもりは…あるけど、それは結果的な物だったと言うか。
「あー…その辺はあまり触れずにいてくれると助かる。不快ではなかったし、事前に通告もされていたが、やはり気恥ずかしいというかなんというか」
うん…。で、今日はどうしたよ? その後の経過の報告だけ?
「いえ、そろそろ一度、猟団の方に戻ろうと思うの。マオの事で心配をかけているでしょうし、向こうの様子も見ておかないとね」
「随分長く休んでしまったからな。カンを取り戻さなければ…。この力の使い方を、完全に覚える事ができなかったのは残念だが。…また来た時、指導を頼んでいいか?」
そら別に構わんけど…。指導って…。
「そ、そっちを考えるな! …効率がいいのはよくわかったが、私とて乙女だぞ」
乙女なのはよくわかると言うか、あんな事したからこれ以上ないほどよく分かると言うか…いやセクハラじゃないストップストップ。
地道な奴にせよ、それ以外にせよ、指導をするのは構わない。
「ありがとう。…猟団には、何人か同じような症状を起こしそうな子がいるから…。ところで、何だかんだで今まで世話になりっぱなしだったし、何か出来る事は無い? 出来る限り力になるわよ。……その、口に出せる真っ当な事なら」
犯罪とセクハラを封じてきやがったな…いやするつもりはないけど。
…と言うか、サーシャが来てない理由って、もしかしなくても先日のアレで恐怖心を持ったから?
「あー…まぁ、何だ。どうにもアレで性を自覚してしまったらしい、と言うかなんというか…」
…トラウマ作っちまったかな…すまん…。
とりあえず、今の所必要な事は特にない……んだが…あ、二つあったな。
「二つ程度と言わず、いくらでも…と言いたいところだが、流石に限度はあるからな? ミーシャも私も、猟団を守る義務がある」
一つは大した事じゃない。トキシの情報を集めてほしい。
歌姫に会った、って話は覚えてるよな。あそこのアイルーが、トキシが歌姫に呪いをかけた、って言ってるんだよ。
「トキシが? …少なくとも、私が知る中でそのような行為をした、というのは聞かないが…」
「そもそも、呪いって…私達みたいに、普通じゃない力を持っているって事?」
どうかね、怪しい話だ。トッツイが勘違いしているだけって線が一番強そうなんだが、少なくとも面と向かって聞けるような剣幕じゃなかった。
仮に特殊な力を持っていたら、モノによっては本当に呪い染みた事ができてもおかしくない。逆に、そんなもの無くても、陰から人に害をなそうとするのは難しくも珍しくも無い。
少なくとも、何かしら秘密はあると思うんだよ。レジェンドラスタのフラウさん、知ってるよな? 聞いたら誤魔化そうとしてたんだ。
「……ああ、知っているが。よく彼女を問い詰める、なんて事ができたな。レジェンドラスタという立場もあるが、それ以上に彼女の言動は…そうは見えないが、曲者だぞ?」
色んな意味で特殊な関係なんで、ちょっと特別扱いされていると言うか………あのマオさん、なんか無表情になってません?
「…いや、自分でも少々感情の処理に困っただけだ。大した事ではない。私がどうこう言う筋では…まぁ、多少はあるが」
どっちなんだよ…。とにかく頼む。分かる範囲でいい。どっちにしろ、真実はトッツイ達と歌姫本人しか分からん。むしろトッツイの方も分かってないかもしれん。
「ええ、引き受けたわ。…もう一つは?」
あー…こっちが本命と言うか、非常に曖昧で申し訳ないんだが…多分、これからメゼポルタ広場…いや、フロンティアに色々な異変が起きてくると思う。理由や理屈は言えないが、少なくとも俺にはそういう確信がある。
もし、トンデモない異変が起きて、それに俺が立ち向かわなきゃならん、なんて状況になったら、出来る限り力を貸してほしい。
「なんだ、そんな事か。確かに曖昧だし、未来がどうなるか分からんが、少なくともお前一人を戦わせるような事は無いぞ。恩も義理もあるし、異変から逃げるようではハンターなんて名乗れないからな!」
「そういう事ね。何が起こるか分からないなんて、フロンティアじゃ日常茶飯事だし、手に余る何かを嫌でも対処しないといけないのは、フロンティアだけじゃなくて人生の常時よ」
いやな常時だな…。まぁ、そう言ってくれるなら有難い。…本当に、出来るところまででいいからね?
「分かってるわ。私達だって、犬死する気はないしね。…さて、それじゃ、今日も指導をお願いできる? 出発は明日の予定なのよ」
了解。
…あと、書き残すべきか迷ったが、一応記す。
デンナーが、「そんなに効率的な訓練法があるなら、さっさと教えてくれてもいいだろうに」と零していた。
…言いたい事は分かるし、わざわざ効率の悪い訓練をやる理由も無いが……霊力を扱えるようになる為に、男をアンアン言わせるのが死んでも御免だ。
…そう言ったら、「…それでハンター復帰が早くなるなら…いやしかし…プライドと生理的嫌悪…でもなぁ…」と延々迷っていたようだった。それだけハンターとしてすぐ復帰したいって事なんだろうが…とりあえず、後頭部に一発入れて記憶を飛ばした。
HR月
混沌茸が集まった。うむ、流石は人海戦術だ。思ってたより沢山採取してこられて、ちょっと財布に痛かったけど。
準備ができたので、トッツイ達に会いに行く事にした。ついでだから、ストライカーの3人と一緒に行けないか…と考えていたんだが、生憎進路が逆だった。
…しかし、我ながら大丈夫かね、あっちのメゼポルタ広場に行って…。リアとフラウに訴えられて闇系されるとは思ってないが、あそこフラウの取り巻きが多いんだよなぁ。金曜日されたり、トチ狂ったファンに闇討ちなきゃいいんだが…。
相手が一般人なら鉄砲や包丁持ち出されてきたってどうとでも出来るけど、ハンターだったら相手次第ではちょっとヤバいな。
一応、襲われる前提で行くか…。鎧つけるのは、メゼポルタ広場や酒場内でも禁止されてないし。おかげで酒場の床や椅子がよく痛みます。
そんな塩梅で、トッツイ達が居るメゼポルタ広場までやってきた。早い所、バッシに混沌茸を渡そう…と思ったのだが、やっぱ広場が殺気立ってるっぽい。鷹の目で見てみると、そこかしこ、バラバラにだが赤く光る人…敵意を持ってるハンターが居るようだ。上から下まで、男女を問わず…だな。女性にも意外とファンは多いらしい。あざとい系で、同性には嫌われてるんじゃないかと思ってたが。
…こんな状況だと、安心してトッツイ達の所に行けないな…。下手すると、敵意を持ったハンターがあそこに入り込むことになる。
厄介だし面倒な状況だ…。これも自業自得なのかね。
とりあえず、酒場に行ってみるか。敵が一番多いとすればあそこだろう。情けないし、あまり気が進む手段ではないが、フラウに頼んで手を出さないよう厳命してもらおう。…それでどこまで効果があるかは微妙だが。
むしろ、更に嫉妬に駆られたり、フラウのイメージが損なわれて悪化する可能性もあるしね。
…ちゅー訳で、アサシンブレードを仕込みつつも酒場にやってくると……確かに敵は多いが、思った程ではないな?
と言うか、フラウが居ない。
「フラウなら、今日は居ませんよ」
あ、リア。居ないって、狩りに行ってるのか?
「…いえ、多分寝坊です。暖かい時期になりましたし」
…いいのか、レジェンドラスタ。
「狩りに遅刻するのでなければ、別に問題はありませんね。一日に一定時間待機しておけばいいので、定時は定められていません」
そら何ともいい御身分ですな。…ところで、あっちこっちから敵視されているようなんですが、ひょっとしなくてもバレた?
「…いえ、恐らく何かあったと察してはいても、何が起きたかまでは確信していないでしょう。元々、貴方はフラウに目を駆けられて嫉妬されていましたから」
ああ、確かに…。それが高じてきたって事か。やっぱり、このままだと遠からず襲われるな…。
「それは大丈夫だと思いますよ」
? リアらしからぬ楽観論。狩場ではともかく、こっちではそんなお気楽な性格だったっけ?
「いえ…。理由は二つあります。まず一つは、貴方が私の『お気に入り』だと知られていると言う事です。自分で言うのも少々悲しいものがありますが、私の獲物を横取りしたら、何が起こると思います?」
うわぁ……何と言う抑止力…。と言うか、俺ってまだモンスター扱い?
「さて、どうでしょうね。一種の怪物であるとは思っていますが、『お気に入り』の意味は先日までとは少し違います。…二つ目の理由ですが…フラウです」
フラウ? ひょっとして、俺を庇う為にもう何かやってくれたのか?
狙われる原因はフラウ、庇ってくれるのもフラウ。しかし庇われた状態でこれだとすると、厄介だな…。
「…話は最後まで聞きなさい。貴方との狩りから帰った翌日、フラウの様子が明らかにおかしいと騒がれました。何があったかはともかく、容疑者は貴方でほぼ固定。一部の取り巻きが、すぐにでも貴方を囲んで吊るしあげようと息巻いていたのです」
…ほんとに取り巻きとか追っかけってのは…。そういうのが居るから、アイドルオタクとか真っ当なファンまで変な目で見られるんだよ。
「そのコメントについてのコメントは差し控えます。いよいよヒートアップしてきた時に…フラウが、ボソッと口にしたのです。……『彼に何かしたら、ボク何するか分からないよ?』と…。あれは本当に恐ろしかった。古龍を初めて相手にした時よりも、背筋が冷えました…。あのフラウが、真顔で、目が限りなく本気だった…」
…えぇと、それだけ? 確かにフラウさんがマジレスしたなら効果はあると思うけど、世の中そんな物分かりのいい人達ばかりじゃないぞ?
「……あの顔と声を直に感じていない貴方には分からないでしょう。ヤンデレとかメンヘラとかそんなモノじゃありません。フラウの本気を垣間見ました…」
…………うん、それだけ気に入られ…いや愛されてるって事でFA! はいこの話終了。実際、俺が手綱取ってば、そこまで暴走する事は無いと思うし。
そしてリアの手綱も勿論手放しません。…リードの方がいい?
「そう言ってくれるなら、フラウも本望でしょう。…ところで、それはお誘いですか? 狩りの? それともプライベートの?」
リアの趣味に合わせれば、どっちにしろ狩りになるんじゃないかな。昂ったままでするのが好きでしょ。
ま、今日はちょっと用事があるから、明日になるけど。
「明日は…フラウはレジェンドラスタとしての仕事が入っていた筈です。放り出してあなたの元に行かないよう、釘をさしておく必要がありますね」
好かれてるなぁ、俺…。ま、嬉しいけども。「ちゃんとやってればご褒美」とか言っておきます?
…いや、取り巻きを挑発してる訳じゃないよ? 聞こえないように声を抑えてるし。
…他のレジェンドラスタには聞こえてるみたいだけどね。エドワードさんとかタイゾウさんとか、なんか勇者を見る目を向けてきている。ガチで驚いているようだ…。
あ、一人立ち上がって近付いてきた。全身鎧でガチガチに固めた…ハンマー使いか。
「…ギネルだ。何かあったら言ってくれ。出来る限り力になるぜ、凄まじき戦士よ」
凄まじき戦士て。確かに変身も出来るけど。仮面ライダーアラガミやってたけど。
「改めて自己紹介しよう。エドワードさ。今は姓は無い」
「タイゾウさ! 本当は他に太刀使いのキースが居るんだけど、今日は仕事でね!」
お、おう。とりあえずリアが「どういう意味だ」って顔してるから、その辺にした方がいいんじゃねーかな。
…そんな塩梅で、酒場から抜けてきたんだが…大丈夫かな。リアが暴れ始めてなければいいんだけど。最悪、明日行ったら臨時休業になってたり…?
ま、明日の無事(天国でな)を祈っておいて…おーいバッシ、トッツイ。混沌茸持ってきたぞ。
「ニャ! 待ってたニャ!」
「ニュフフフ…確かに、混沌茸20個…いえ38個…?」
ちょっと予定外な所でゲットした。問題あるか?
と言うか、これって試験だったけど、混沌茸は今後使うのか?
「いえ、今後の薬にも使う予定はありませんニャ。大変失礼いたしましたニャ。混沌茸はトッツイが見込んだ通り、素晴らしいハンターですニャ」
「だから最初からそう言ってるニャ! なんでこんな事したんだニャ」
「前にも言ったニャ。『天』『地』『人』を兼ね備えないと、この特効薬は作れないニャ。その深淵を覗き込む覚悟があるニャら…」
ここまで来たんだから、突き合うわい。あ、でも必要な素材は纏めて言えよ。フロンティアじゃ何処に何がウロついてるか分からないから、突発的に遭遇する事もあるかもしれないし。その時はついでに狩ってくる。
「ニュフフ、わかりましたニャ。まずは、魚竜のキモ。これは大きく新鮮であればある程よろしいですニャ。そうですニャあ…ドスガレオスを3体。それで充分ですニャ」
ドスガレオスか。左程強い相手じゃないが、そうやって油断してたら逆撃喰らうのがフロンティア。
…と言うか、フロンティアのドスガレオス、逃げ足特化が多いんだよな…。そりゃブロス系のモンスターがウロウロしてるところだし、戦闘能力にリソース割り振るより、生き延びる事に重点を置くのも当然だ。
ゲームの狩りと違って、どこまででも逃げるからな…。初撃で逃げ道を封じられるかがカギである。
と言うか魚竜のキモって、微妙に出辛い…物欲センサーで。まぁ、これについてはギルドへドスガレオスのキモ採取を依頼する、という形にすれば、俺の手には渡らなくても確実に採れるだろう。
で、次は?
「次に、龍殺しの実を10個ですニャ」
「龍殺しの実? なぜか龍たちが嫌うあの実かニャ?」
その龍殺しの実なら、10個どころじゃなくストックがあるぞ。俺、基本が剣士だから、そこらを採取してれば勝手に溜まっていくんだよね。
後で持ってくるわ。
「ニュフフフ、やはり『天』をお持ちですニャ。素材的には『地』ですがニャ。では最後に…『人』の素材。龍薬石ですニャ。龍殺しの実と魚竜のキモでは狂走エキスにしかニャりませんが、この石を加わる事によって、呪いを解く妙薬が完成するのですニャ」
龍薬石…つーと、ラオシャンロンか。
「その通り。ラオシャンロンの甲殻からのみ採取できる、貴重な生薬…。これを採取する為、そうですニャぁ…ラオシャンロンを2体ほど討伐していただきたいですニャ」
「ラオシャンロンを2体!? ……」
トッツイ、そんな不安そうな顔するなって。まぁ、ラオを討伐するの自体は大丈夫だろ。積極的に攻撃してくる相手じゃないし、もしメゼポルタ広場に近付いてきているなら、また広場総出で防衛戦になる。そうなりゃまず間違いなく採取できるだろう。
…問題は、そう都合よく来るか、そこらをウロついてるラオシャンロンを見つけられるかって事だが…。
「そうですニャ。ワタクシもそこが問題と思い、古龍観測所に発見次第連絡してほしいと頼んでいるのですニャ。しかし、フロンティアの深部であっても、ラオシャンロンはまだ発見されてないニャ」
しかも2体、か…これから探さなきゃならんのだな。そういや、前ループでラオ2体を同時に…いやダメだ、あいつら狂龍ウィルスに汚染されまくってる。どう考えても、調薬に影響が出まくりだ。
どうにかしてやりたいところだが、こればっかりはな…。無い袖は振れない、居ない獲物は狩れない。
結構長く待たせてしまう事になるぞ。
ついでに言えば、魚竜のキモは新鮮でないといけない。と言う事は、今のうちに狩って預けておく、という手法は使えない。龍薬石を確保してから、ドスガレオスを狩らなきゃいかん。
「…それで歌姫様の呪いが解けるニャら……どうかお願いしますニャ!」
土下座するかのように頭を下げるトッツイ。しかし四つん這いになっているようにしか見えぬ。
ともあれ、これを断る訳にもいかんしね。出来る限りの事はするが、気長に待ってくれぃ。
…あ、そうそうバッシ。ちょっと教えてほしいんだが、このやり方で呪いが解けるって話、ソースは何処だ?
「ニャ? とある地方に伝わる伝承ですニャ。自己紹介の時にも申し上げましたが、ワタクシは各地の伝承や民話の研究をしていますニャ。その中に、呪われた装飾品を送られた娘を、この薬で助けるお話があったのですニャ」
民間伝承…。詳細を教えてくれるか?
「ハイですニャ。…この際ニャ。歌姫様と、トキシの事についてもお伝えしますニャ」
「バッシ! あの大悪党の事なんて、言う必要ないニャ!」
「だまらっしゃいニャ! 全てお話するのが、せめてもの筋ですニャ」
アイルーが筋とか言ってるよ…いや別に偏見は無いけど、人間とアイルーとじゃ考え方が違うからな。筋って言われても困る。
まぁいいや。で?
「トキシというハンターを知っていますかニャ? とある地方では伝説と呼ばれたハンターで、フロンティアでも名は知れていましたニャ…」
…バッシの喋り方だと、ヒジョーに時間がかかるんで短縮。
端折って言うと、トキシは最初は普通のハンターとして、歌姫が居た村で活動していた。歌の力の恩恵を受け、その返礼として幾つもの贈り物をしたそうだ。しかし、その中に呪われた装飾品が混ざっていた。それを身に着けてしまった歌姫からは力が失われ、解呪の為に歌姫と共に各地を奔走するも、トキシは見つからず。悲嘆に暮れて里に戻って来た時には、里は古龍に襲われて壊滅していた…と。
言っちゃ悪いが、フロンティア付近じゃよくある話だ。一夜にして滅ぶ村とかな…。
で、バッシの解呪方法のソースは、その間に聞いた民間伝承。話の内容は聞かせてくれたが、人間の価値観とアイルーの価値観、そしてバッシの考えというフィルターを通してだからな…。どこまで額面通りに受けていいやら。
まぁ、これも手がかり程度にはなるか…。
とりあえず、ラオシャンロンは発見次第狩る、龍殺しの実は近いうちに持ってくると約束し、本日は終了。