※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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結晶の古老撃破ー。
なるほど、紫が本体だったのか…。
それが分かれば、囲まれないように障害物を利用して、両手持ちで速攻かければ何とかなる。
あと偽物を消すのに投げナイフ大活躍でした。


第270話

P3G月

 

 ここ最近、真面目に狩りをやってるんだが、どーもギルドから名指しでクエストを投げられる事が多い。ような気がする。

 断言できないのは、あくまで「これがおススメ」「あなたが受けなければお蔵入り」のように、言葉巧みに強制しているという形を避けているからだ。

 

 実際、そこまで危険なクエストではない(G級基準だが、G級の初心者向けの依頼だ)し、俺もそれを受けるのは吝かではない。報酬だって、見合った程度には貰える。

 分からないのは、何でそうしているかって事。自意識過剰かと思ったが、暫く観察してみると事実らしい。

 少なくとも、受付嬢達はクエストを求めるハンターに対応はしても、これがいいとかアレに行くべきとか、そういう自己主張は一切しない。シャーリー達とはエラい違いだなぁ…。あいつら、恋人関係になったとしても、お蔵入り状態のクエストを押し付けるチャンスを淡々と狙ってるからな。

 まぁ、フロンティアだもんな…危険度が段違いだもんな…。下手におススメとかして惨劇にあっちゃ、受付嬢だって気分が悪いし、ギルドの信用も失墜するか。

 

 

 んじゃ、なーんで俺にはおススメしてきてんの? そりゃ確かに他のハンターと色々違う所はあるけど、実力で言ったら一介のG級ハンターよ?

 

 

 現在、妙に強烈なプッシュを受けた依頼は…モノブロス、剛種のナナ・テスカトリ。他のモンスターもよくおススメされるが、正直言って共通点が見当たらない。

 モノブロスはもう慣れたもんだったが、剛種は苦労した…。初めて挑んだ剛種だったし。

 一体何をさせたい……あ、いやちょっと待て、狩猟記録を見返す。

 

 

 

 ……訂正する。共通点はあった。ただし、モノブロスと剛種ナナ以外で。

 勧められたクエストは、ハンターランクを上げる為の実績が多く獲得できるクエストばかりだ。…でも、G級になった以上、実際の実力はともかくとして、ランク的に上は無いよな?

 しかし、この実績に蓄積が、ハンターとしてどれくらいのレベルにいるのかを見分ける基準になるのも事実…。例えて言うと、同じゲームで全クリしていても、トロフィー全取得、各種レベルやポイントがカンストしているかどうか、って事だ。んで、俺は全クリしただけってレベルだな。やり込みはここからだ。

 

 …俺に実績を積ませようとしている? でも何で?

 

 

 考えてみれば、こういう兆しは前からあったような気がする。例えば超越秘儀の事。

 何気なく教えられて活用してたけど、あれって確か当時のランクより、もう一つ二つ上に行かなきゃ教えてもらえない技だった筈。てっきり、俺の力…霊力に目を付けての事だと思っていたが、ひょっとしてまだ何かあるのか?

 しかし、これ以上の隠し玉は……あるけど、この世界の人から見れば、全部霊力と変わりない力に見えると思うがなぁ。

 

 と言うか、真面目にモノブロスと剛ナナの理由が分からん。特にモノブロスは下位でもいいから、ってクエストだったし。下位でいいなら、トッツイと会ったばかりの頃にもう狩ってるしね。まぁG級の方でやったけど。

 うーむ……直接聞いていいものだろうか…。別段悪意は無さそうなんだが。

 

 

 

 …よし、困った時のレジェンドラスタだ。ギネルさんとかも、何かあったら力になると言ってくれたしな。…まぁ、あの人って脳筋そうだから、あんまり知恵が回るようには見えないが…。

 

 そんな訳で、いつもの酒場にやってきたんだけど…どうやら皆、仕事が忙しいらしい。居たのはチルカさんとギネルさんのみ。

 

 

「む? おお、どうした凄まじき戦士」

 

 

 だからその呼び方止めてくださいって…。いやちょっと相談があったんですが…みんな出払ってるんですかね。

 

 

「相談があるなら、俺様が乗ってやるぞ。最近、お前のおかげでユウェルの妙な料理の被害も出てないしな! これを知った時、凄まじき戦士を通り越して、神に至る者とか呼ぼうかと本気で考えたものだ」

 

 

 神は下半身に宿る訳ですね。と言うか、それ多分ユウェルの料理の被害が俺に集中するって事だよな…。

 まぁ、意外と食えるからいいけど。

 

 

「…やはり神に至る…いや、それはいい。とにかく、悩みがあるなら言ってみろ。と言うか言え。この場で言え。チャンスだからな!」

 

 

 チャンス? 首を傾げてギネルさんを見ると、兜の奥でチラッと横目。…チルカさん。………が、ブンブン狩猟笛を振り回している。酒場でそんなもの振り回すんじゃありません、危ないから。

 …成程、いつものようにブン殴られそうだから、離れてこっちに来ようって魂胆か。しかしチルカさんも興味津々でこっちを見てるんだが。

 

 

「ごめんねー、楽しい事があるとつい振っちゃうんだー。そういう事ってあるよね! よくネルギーに直撃するけど」

 

 

 …レジェンドラスタの武器で何度も殴られて、よー生きとりますな…。

 まぁいいや、なんか哀れになってきたし。

 

 相談っつーのは、最近ギルドから勧められるクエストについてです。カクカクシカジカ。

 

 

「ふむ…確かに妙だな。ギルドの受付嬢は、基本的にクエストについては自分から口を挟んでこない。……錯覚でないとするなら、何かあると思った方がいい」

 

「何かってー、何?」

 

「そこまでは俺にも分からん。G級上級下級を問わないモノブロスの後は、剛種のナナ・テスカトリ。その他はG級になった後だと言うのに、ハンターランクを上げる為のクエストばかり…」

 

「それって、全部おんなじ目的の為のクエストなのかなー」

 

 

 全部……そうか、複数の目的があるってパターンもあるのか。となると……ハンターランクを上げる為のクエストと、その他のクエストに分けて考えてみるか。

 …でも益々わかんねーな。ハンターランク用クエストは、何らかの目的で更なる実績を積ませようとしているのだとして…モノブロスと剛ナナは?

 

 

「さぁ? チルカもわかんないや。ネルギーは?」

 

「…………さぁな、俺にも分からん。分からんが……ひょっとして、と思う心当たりならあった」

 

「ウソ!? 鎧まで筋肉でできてるネルギーがよくわかったね!?」

 

「おい、脳筋どころか鎧までって何だ! エドワードみたいにマッパで戦いに行くような事はしてないぞ! 大体、脳筋具合で言えばタイゾーの方が…だから狩猟笛を振り回すな!」

 

 

 チルカさんチルカさん、話進まないからちょっとストップ。俺もあんまり期待してないけど、こっちから相談した手前、話くらい聞かないと。後で何か奢ってあげるから。

 

 

「ホント!? 何にしようかな~」

 

「…お前もお前で随分な事言ってるからな。しかし、他のレジェンドラスタの女連中に比べればマシと思ってしまう俺様って…。まぁいい。俺様の心当たりが正しければ、少なくとも後1度、大物の狩猟依頼が来るだろう。恐らくは……アノルパティス」

 

 

 アノルパティス…と言うと、トゲトゲした飛龍とサメを合体させたような奴か。まだやりあった事ないんだよな…。

 でも、何で?

 

 

「…悪いが、根拠は言えん。チルカも理由は分かるな?」

 

「あー……うん、大体わかった。ごめんね、言えないや」

 

 

 ……レジェンドラスタの二人が口を噤み、言えない……と言う事は、例のあの人の件か。

 …沈黙は肯定と取ります。

 

 それに関係があるモンスターを狩らせようとしている、か…。仇討ちでもさせようってのかな。

 

 

「それは無いだろう。ギルド上層部にも、あのハンターの関係者は居たが、仮にも俺達ハンターの元締めだ。目的の為に狩りを依頼する事はあっても、狩りそのものが目的となる筈がない」

 

「…ネルギー、頭大丈夫? 何か入ってない? 印照とか」

 

「俺様はまともだ! 印照って何だ一体。大体、普段からちゃんと考えて行動しとるわ! それをお前らがだな…!」

 

 

 ギネルさん、チルカさんもう話聞いてないっす。

 

 

「…俺様の話をちゃんと聞くのは、お前くらいだ…。何でこんなに扱い悪いんだ…。ナターシャには下僕扱いされるし…」

 

 

 飲み比べで負けたのが致命的っすな。機会があれば改善を狙ってみましょ。

 ま、とりあえずアノルパティスの情報、もちっと貰えませんかね。依頼が来そうなんだったら、備えておかないと。

 

 

「あ、だったらおススメの装備があるから、作りに行こうよ! 大丈夫、チルカも手伝ってあげるから!」

 

「あ、おいチルカ待てうぉぉぉぉ!?」

 

 

 ああ、またギネルさんの顔面に狩猟笛が! …ギリギリ避けたか。

 しかし、その間にチルカに連れられて酒場から出てしまった。うーん、強引と言うか、女性のレジェンドラスタってマイペースな人が多いなぁ。フローラさんくらいだろうか、常識的だったの…。

 

 

 

 

 さて、その後の狩りですが、まぁ順調だった。バフの効果が強い事強い事。自前でバフを付ける時は、大抵タマフリか神機のバーストでやってたから、狩猟笛はあんまり使わなかったが、いいもんだねぇ。

 ティガやナルガを狩りまくった。…何でこんなに沢山、乱入が来たんだ? そりゃ確かに、比較的多い場所ではあるが…。

 

 …疑問はあっさりと解決した。チルカの狩猟笛が、モンスターを呼び寄せていたらしい。

 

 

「え、だってアノルパティス用の装備を作るなら、沢山狩らないといけないでしょ」だそうな。

 それは確かにそうだが、せめて事前に一言言ってくれい。

 

 そんなこんなで狩りは終わって。

 

 

「じゃ、しよっか。この辺には宿はないから、君の部屋でいい?」

 

 

 

 

 …一般的にレジェンドラスタからハンターを狩りに誘うという行為は、今夜ドスケベセックスしようというサインである。

 

 

 

 な訳ねーだろ!

 

 

「え? でも、リアもフラウもユウェルも、狩りの後に『今日はどんな事をした』『今夜はこんな事をするつもり』って、いっつも話し合ってるよ」

 

 

 

 そりゃ一度は関係を結んだ間だから…。一緒に狩りにいくのも、仕事と言うよりデートと思ってる節があるし。

 と言うか、そうだとしても何でそんな話になってんの。態々、不誠実な男と寝ようとするとか…。

 

 

「誰にだって初めてはあるよね。チルカと君は、今日が初めてってだけだよ。ほら、早く行こう? これでも結構楽しみなんだ」

 

 

 うぬぬ…俺が言うのもなんだが、ハンターの風紀はどうなってんだろうか。俺の行動が許されてるのが、風紀もクソもない証拠と言われればそれまでだが。

 しかし、これでレジェンドラスタ4人目かぁ…。どこまで行くんだろうなぁ。

 

 

「あと、君としてないレジェンドラスタは…ナターシャ、クロエ、ティアラ、フローラ。丁度折り返しだね。ああでも、もうすぐ新しいレジェンドラスタが来るかもしれないんだってさ」

 

 

 へぇ……ん? クロエ?

 

 

「あれ、会った事なかった? …あー、そっか。あの子、割と真面目ちゃんだから、君みたいな人には近寄りたがらないかも」

 

 

 つまり常識人と言う事ですな。よくそれでレジェンドラスタが務まるなぁ。いや、別に変人じゃなきゃレジェンドラスタができないって訳じゃないけども。

 でもキャラが立ってないんじゃないか?

 

 

「いやいや、これが結構面白い子でねー。今度会わせてあげるね。ま、それより早く帰ろうよ。あ、そう言えばあとで何か奢ってくれるって言ってたよね」

 

 

 はいはい。飯食った後は、下半身でたっぷり馳走してやりましょうかね。

 

 

 

 

 

 はい、そんな訳でチルカを連れ込んで、しっぽりイタした訳ですが…詳細を書く前に、重要な報告が一つある。

 

 

 

 処女でした。

 

 

 

 メッチャ気楽に誘ってくるから、てっきり経験済みだと思ってたのに。

 

 

「いや~、チルカもそろそろバージンだけでも卒業したかったんだよね。ピンと来る人は居ないし、初めてはすっごく痛いって言うし、迷ってたんだけど…君なら上手に『破って』くれるって聞いたから」

 

 

 危うく、気付かずに容赦なく貫くとこだったわい。

 しかし、そんな理由か…。まぁ、確かにフロンティアに来てから、結構な頻度で破ってるけど。

 やっぱハンターなんかやってると、刹那的な生き方になるのかな…。装備の作成とかについては、かなり計画的に動けるのになぁ。

 

 

 ま、とにかくコトの次第を記しておく。

 

 俺の部屋にやってきたチルカは、相変わらず頭が軽…もとい、お気楽そうな雰囲気だった。

 行為への緊張や興奮も見られず、ただ平常心。うーむ、すごい精神力してるなぁ。

 

 「ていっ」と声をかけて俺のベッドにダイブすると、靴と上着を放り出し、かも~んとばかりにシナを作って見せた。ちょっとだけスカートを捲り上げる……見えたッ! 白とピンクの縞パン!

 

 このまま誘惑ポーズを続けさせたり、いっそ俺が見ている前でオナニーさせてみようかとも思ったんだが、やっぱ欲望は抑えられんわ。無粋だろうが何だろうが、ダイレクトに触れて貪る以上のやり方は無い。

 しかし、いきなり縞パンをひっぺがすのはツマランな。ここはオーソドックスに、上から順に責めていくか。

 

 

 俺も上着を脱ぎながらベッドの上に。頬に手を添えながら押すと、特に抵抗もなくポスッと倒れた。

 上に乗りかかり、唇を触れ合わせる。

 

 

 「イチゴの味がする」とはチルカの弁。さっきパフェ食ってたから、その味じゃないかな。

 初恋の味、なんて言ってみたら、ケラケラ笑われてしまった。……俺の初恋ってどうだったかなぁ。筆卸しは水商売のおねーさんなんだけど。

 

 そんな事を考えると、もう一回とばかりにチルカが吸い付いてきた。受け止めて、今度は舌を這わせる。触れ合った唇しか舐めていないのに、驚いたように離れようとした。

 が、後頭部を下げようとしても、そこにあるのは俺の枕。むしろ自分から追い詰められたようなものだ。

 追撃し、舌を捻じ込み撹拌する。逃げられないチルカは、観念したようにそれを受け入れた。

 

 

 

 頭を押さえ込んでいる以上、まともに動ける筈もない。チルカの肌に手を這わせる。

 服の上から、腕や脇腹に触れるだけでも、チルカはピクピクと反応する。敏感で実にいい事だ…と考えていたが、胸元に手が伸びた時、違和感を感じた。

 

 結構でかい。…じゃなかった、緊張している? この敏感さは、体質や精神的なものではなく、体の緊張によるものだ。

 でもどうして? コトに何か妙なトラウマでも…いやだったら誘ってこないよな。

 

 とりあえず、いきなり刺激が強い事をするのは危険かもしれない。リラックスさせる為にも、弱い刺激から入るべきだ。

 予定を変更し、服の上から胸に触れる。やっぱり、口の中の舌の動きが乱れた。

 

 揉む、と言うよりは擦るようなやり方で、二つの丘になっている乳房を愛撫する。

 直接触れる感触には遠く及ばないが、これはこれでそそる感触だ。服と、その下のブラの感触も楽しめる。

 

 

「んっ…んぅ…」

 

 

 胸を繰り返し擦り、ちょっとずつ頂点に近付いていく。焦れったいのか、時々胸を突き出すように背筋を仰け反らせる。

 俺の指が頂点に辿り着いた頃には、既に小さな突起がブラを押し退けて自己主張している所だった。

 

 カワイイ乳首だな、とからかうようにいってやると、「君のも見せてよ」と来たものだ。

 お望み通り、上半身の服を脱ぎながら、先端の敏感な粒を弄る。

 お返しに、とばかりに、チルカも俺の胸板に手を這わせてくる。こうかな、なんて呟きながら、責められているのと同じ場所を弄ろうとしてきた。

 

 ふむ、そう来るなら…コレはどうだ? キスを中断し、胸元に顔を寄せる。あくまで服は脱がせず、ブラはズラしても付けたままで。

 その状態で、俺はチルカの乳首に吸い付いた。

 

 

「んっ、や、ん…!」

 

 

 抗議しようとしている気がするが、お構いなし。問答無用で吸い付くと同時に、唾液をたっぷり塗した舌で、服ごと乳首を愛撫する。弾き、吸い、甘噛み…。

 もう一方の乳房も手繰り寄せ、二つ一遍に愛撫する。先端は口で、根本は手で。

 更に、股の間には動けないように俺の足を入れている。体を捻ろうとする度に、この足に縞パンと敏感な部分が擦りつけられて、猶更たまらなくなっているらしい。

 

 

 好きなだけ口撃でチルカを嬲り、ようやく気が済んで離れた時、チルカは既にトロトロ状態。いつもパッチリしていた目にはモヤがかかったようになり、口元からヨダレが一筋こぼれている。

 さっきまで吸い付いていた部分は、服が唾液で肌に張り付き、ぷっくり自己主張するピンクの粒が透けてみていた。呼吸する度に、その部分が擦れて刺激になっている。

 

 ビクビクと反応するチルカ。

 …うん、この反応は…慣れてない、じゃない。コレが初めての経験だ。

 

 一体どうして……あ、いや待て、そういやフロンティアのハンターは…ふむ、ちょっとカマかけてみるか。

 

 

 …男に触られるのは、初めてか?

 

 

「男でも女でも一緒だよぉ…。チルカ、まだバージンだもん…」

 

 

 …おっふ、女同士なら経験有説も違ったか。しかし、それなら何でまたあんな気楽に誘ってきたのかな。

 気にはなるが、これ以上考えるべきではないか。

 チルカも初めての快感に酔って、気分が出てきているようだし、ここでアレコレ言ってシラけさせるのはよろしくない。感謝を込めて、全力で悦んでいただかねば。

 

 

 それでは…今度は下を責めるとしましょうか。

 愛液でベトベトになった縞パンに掌を置き、秘部全体を捏ね回す。

 切なげな声を漏らす喉に舌を這わせ、ヌルヌルとした感覚を体中に刻み始めた。

 

 チルカは、そんな所に性の快感が埋もれているなど、考えた事もなかったようだ。また驚いて体を硬直させようとしたので、動くなとばかりに指を秘部に浅く突き立てる。縞パンごと捻じ込まれた指の感覚が、彼女にはさぞかし異様に思えただろう。

 しかし容赦なく攻め続ける。オーソドックスな愛撫の知識すら足りてないチルカの体を、ゆっくりと目覚めさせていく。

 

 耳。唇。頤。首筋。二の腕。脇。ヘソ。太腿。

 

 人間の体は、何処だって性の感覚を持っている。想像した事もない場所から快楽を注ぎ込まれるチルカは、もう小刻みに喘ぐ事しかできなくなっていた。

 やれやれ、まだオカルト版真言立川流も使ってないと言うのに、先が実に楽しみ…もとい、思いやられますな。

 

 ま、とりあえず…常識と羞恥がまだ邪魔をしているようですから、それをぶっ壊すとしますかね。

 

 

 なぁチルカ。こんなトコ触られて悦んでしまう人間を、なんていうか知ってるか?

 

 

「あ……は…ぁ……え、えっち…?」

 

 

 惜しい。でもハズレ。

 

 

「……敏感?」

 

 

 遠ざかったな。ほら、もっとイヤらしい言葉を思い浮かべてみるんだ。

 例えば…スキモノ。淫蕩。セックスの為だけに男を誘った尻軽。

 

 

「ち、違う、違うもん…チルカは、そんなのじゃないよ」

 

 

 本当に? こうやって罵られてるのに、怒らずに戸惑う。悲しんでいる訳でもない。それは、囁かれる度にその気になってきてるからじゃないか?

 続けていこうか。

 

 ヘンタイ。マゾ。恥知らず。底なしの性欲。ああ、この後はセックス中毒者になるかもな?

 

 

「あ、あ、ぁ……」

 

 

 耳元に囁かれる卑語で、チルカはどんどんその気になっていっているようだ。チョロい、とは言ってやるまい。それだけ理性がぶっ飛んでいるだけだ。

 だから、最期の一言を注ぎ込めば、チルカの理性は完全に吹っ飛ぶだろう。

 

 

 …淫乱。

 

 

「ぁ……っ……は、あは、あははは…ゾクッて、すっごいゾクゾクって来た…!」

 

 

 ああそうだな。淫乱だから、こんな事されても、ここを触られても、お尻をペシペシ叩かれても、悦んでいいんだよ。

 膜を破った時の痛みさえ、チルカにとっては悦びだから。遠慮なんかする事は無い。思いっきり感じてしまえ。

 

 

「あはは、だったら、ねぇ、もっと、もっと弄ってよぉ。もっと気持ちいい事、教えて? みんなを夢中にさせちゃうくらい、スゴイのあるんでしょ?」

 

 

 はいはい、でもまずはコッチから行こうねぇ。そろそろ唾液も乾いちゃったし、服を脱がせてっと…。

 ほーら、御開帳。縞パンは惜しいけど、これ以上ドロドロべちょべちょの状態だと冷えちゃうからね。

 

 完全に生まれたままの姿になったチルカは、薄い笑みさえ浮かべている。自分の体を嘗め回す視線さえ楽しんでいるようだ。

 それどころか、挑発半分、自分の楽しむの半分で、自慰さえ始める始末。

 

 眼福ではあったが、目の前に男が居るのに、自分で弄らせても意味がない。

 どうせ弄るなら、こっちを弄りな。代わりにペロペロしてあげよう。

 

 

「はーい。うわぁ…これが男の人なんだぁ…」

 

 

 シックスナインの体勢、俺の上に寝そべったチルカは、股をモジモジさせながらもナニに興味深々だ。

 リアやユウェルに言わせると『エグい』、マオやミーシャに言わせると『初めての子に見せたら、絶対委縮するオーラがある』と言われた一品だが、チルカは全く恐れていない。いや、畏れてはいるようだが、それすら楽しんでいる。

 

 

「えっとぉ…こうかな?」

 

 

 戸惑うような声を出しながらも、絡みつく指に迷いはない。いいねぇ、初心者にしちゃ上手なものだ。

 先っちょから漏れている我慢汁を発見し、試しに吸い付いてみるべきか、それとも潤滑油代わりに使うか悩んで、チルカは後者を選んだ。しかし、思っていた程滑りがよくならない。

 

 

「ん~……じゃ、こうしよっと」

 

 

 いきなり咥えるのかな? と思ったら、ピチャピチャと音がした後、ヌルヌルした感触がナニを包み込んだ。

 どうやら、掌を自分の唾液で濡らしたらしい。そこまでやるならいっそ咥えたら? とも思うが、これはこれでいいものだ。少なくとも、初心者の口は、手ほど器用でない場合が多い。

 

 さて、俺はどうしようかな。この体勢なら、目の前にある淫靡な割れ目を責めるのが常道だが、相手は『淫乱』な『ハジメテ』だ。もうちょっと珍しい事はできないものか。

 ふぅむ……あ、そういや今、ベッドの下…。

 

 おk、道具で遊ぶに決定。どうせだから、使ったまま本番できる奴がいいな。となるとバイブは駄目だ。尻の方ならできなくもないが、触ってみた感触だと流石に馴染ませる必要がある。強引にやれば『淫乱』の暗示も解けそうだし、何より痔になったら流石に悪い。

 となると……何があったかな…まぁいいや。手を伸ばして、取り出した奴で遊ぶとしよう。

 

 手探りで取り出したのは……スポイトとローター。ふむ……。ん、プランは決まった。

 

 

 「ちんぽ~♪ ちんぽ~♪」なんて頭が緩いを通り越して間抜けな鼻歌を歌うチルカの秘部を一瞥し、スポイトを手に取る。

 狙うのは…敏感なマメ、ではなく。

 

 

「ひゃっ! …な、何? 今の何? あっ、また…今度は違うとこ…んっ、変なカンジ…だけど、ちょっとキモチイイ…」」

 

 

 尾てい骨。会陰。足の付け根。チルカの体を触って探し出した性感帯。

 ピンポイントで与えられる、吸い付かれるような刺激は、小鳥に啄まれているような感覚だろう。それがお気に召したかどうかは、目の前で物欲しげに開閉する秘部の姿が教えてくれる。

 

 だらだらと愛液を流す秘部に、スイッチを入れたローターを近付けた。振動はまだ弱め。

 潤滑液として愛液を塗り付けると、振動を与えられた秘部が嬉しそうにヒクつく。

 

 

「あ…これ、知ってる…プルプル震える奴だよね? これを…どこにどうするのかなぁ?」

 

 

 期待した声を出すチルカにちょっとだけ哂って、片手でチルカの入り口を大きく広げる。空気が入り込んでくる違和感に少し体を震わせたが、すぐに入って来た遺物にそれどころではなくなった。

 

 

「んっ……な、なかが…なんだかへんなの…。あ、あんまり奥に入れないで…。初めては、君ので…」

 

 

 分かってる分かってる。でも、チルカなら初めてでも気持ちいいだろう?

 ほーら、もうちょっと奥に居れて…おっ、抵抗があった。これが膜だな。

 

 ん? 大丈夫大丈夫、ローターに破らせるなんて事はしないよ。ただし……ローターを入れたまま、本番するけどね?

 

 

「い、入れたまま!? そんなの、そんなのって……絶対、絶対気持ちいい…! 一生忘れられない初体験になっちゃう…」

 

 

 躊躇いすらないとは、流石の淫乱っぷり。処女ビッチとはこの事か。

 まーでも、一生忘れられないかは疑問だね。まだこの後、『本気』が控えてるもんな。まだオカルト版真言立川流、使ってないものな。破られた後にそんな事されたら、初体験の事なんか忘れちゃうかもな?

 

 

「そんな事ないもん! 絶対、初めての事は忘れないんだから! おちんぽなんかに、絶対負けないもん!」

 

 

 そんな事言いつつ、どれくらい気持ちいいんだろうって期待してるのが目に見えてるぞ。

 ま、いいか。処女を破るのもチンポ、それを忘れさせるくらい蹂躙するのもチンポ。どっちにしたって、チルカはコイツに屈服するんだよ。

 

 論より証拠だ。お互い準備は整ったようだし、実際試してみようか!

 

 

「はーい! それじゃ…よいしょっと…初めては正面からで、ね?」

 

 

 ローターと一緒に、ね。それじゃ…行くぞ?

 

 おお…これは…思った以上にイイね。チルカの締め付けは、処女特有の物と言うだけじゃない。『破られる』ことに反応して、ひたすらキツく締め付けてきたかと思えば、その一方で異物である筈のローターごと俺を受け入れ、奥へ奥へと誘い込んでくる。

 体重をかけると、強い抵抗感に突き当たる。ぶるぶると震えるローターがあるその場所は、言うまでもなく処女膜だ。

 流石に破られるのには痛みがあるのか、チルカの体が少し緊張した。

 

 が、その表情は恍惚の一言。痛みは既に悦びに変えられている。ならば遠慮する事は無い。痛みを慮って一気に貫くより、ゆっくりと、文字通り震える処女膜を裂いていく。

 腰を進める毎に、チルカは嬌声を上げ、もっと早くと言わんばかりに腰を突き出してくる。

 

 最後の抵抗を突き破ると、その勢いで一気に最奥まで潜り込んだ。先端に振動が伝わってくる事からして、ローターも一緒に押し込んでしまったようだ。

 …ならば…えい。

 

 

「っ! あ、お、おなか、ふるえ、るっ!」

 

 

 腹の上から子宮を、俺が潜り込ませたナニを抑えてやれば、ローターの振動を逃がす事ができなくなる。

 ピストンではなく、グラインドで最奥をねちっこく責めてやると、チルカは涎を撒き散らして悦んだ。

 全身で悦びを表すチルカを抑え込み、もっと押し付けると、どんどん膣内の感覚が熱くなってくる。チルカの悦びに比例しているかのように体温が上がっていく。

 

 いいね、滾って来た。催してきた。もっと耐えて、チルカが何処まで上り詰めるか見てみたい気持ちもあるが、残念ながらそろそろ限界のようだ。

 俺もそうだが、チルカの方が。精神は何もかもを悦びに変えているようだが、そうだとしても許容量はある。堪える術も、受け流す術も知らないチルカでは、このまま責めると気絶して終りになってしまいそうだ。

 一度、クールダウンさせて、そこから『本気』で責めるとしよう。

 

 乱暴にローターを引き抜き(突然の事に、また悲鳴と嬌声が上がった)、チルカの腰をがっちり掴む。

 グラインドとは一転、容赦なく突き刺さるピストンに、体をエビゾリにして悶えるチルカ。

 正気が失われた目で俺を見つけると、強請るようにチロチロと舌を突き出してきたので、思いっきりディープキスで応えてやる。

 背中に腕を回して密着してきた。ピストンする度に、互いの体が擦れ合う。

 

 最後の切っ掛けは、絡みついた舌の応酬から。

 初めてのオルガズムを迎えたチルカの爪が、俺の背中に突き刺さった。

 勲章ともいえる傷を刻まれて、俺も我慢の限界を超える。滾りに滾った熱が、先端から抜けていくのが分かる。しかしただ抜けるのではなく、噴き出した分だけチルカの中から熱湯を浴びせられたようだ。

 どうやら、射精を受けたショックでまたイッたらしい。

 

 うむ…処女卒業と同時にイキッ放し。上出来だな。淫乱の名には充分か。

 

 

 

「はーっ、はーっ…………す、すご…モンスター討伐だって、こんなに疲れないよ…」

 

 

 そりゃ慣れの問題ですな。ま、普段使ってない筋肉とか使いまくったんだし、ちょっと体が落ち着くまで(ちんこ弄らせながら)ピロートークでも…。

 

 

「何言ってるの…」

 

 

 へ?

 

 

「もーっとスゴイの、あるんでしょ? それこそ、チルカが気絶しても、叩き起こされるようなのがさぁ? 今度はチルカが色々するのもいいしね」

 

 

 ……はっ、成程、淫乱だね。

 オッケーオッケー、そういう事なら遠慮なく。淫乱から淫乱ドMにレベルアップさせましょう。今度はオカルト版真言立川流も使ってな!

 

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