うーむ、尻切れトンボな感があるなぁ…。
書き溜めが尽きた時用にストックしておくべきだったか?
NTD3DS月
タイゾーさんから、「男はいつ大人になって、青春を終えるのだと思う?」なんて微妙にアンニュイな顔で尋ねられる今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ちなみに問いかけの答えは『年上のお姉さん』と聞かされて、年頃の美人を想像できなくなった頃だと答えております。尚、俺は某ネトラレのプロとか連想するんで、まだ青春真っ最中です。俺の方が年上? 幻想に実年齢なぞ無い。ま、リアルに年上でエッチい美人と、何人も関係持ったからねぇ。まだまだ青春かつ性春真っ最中である。
それはともかく、何だかレイラが悩んでいるようです。どったの? と聞いたら「お前のせいだ馬鹿タレ!」と罵られた。あまり嬉しくない罵り方である。もっと色っぽくやってくれ。
冗談はともかくとして、レジェンドラスタを続けるべきなのか悩んでいるらしい。…アンタ、この前着任したばっかりじゃん。
…え? 他の女性レジェンドラスタが、全員俺と肉体関係を持ったから? 自分もそうするのはゴメンだって……いや、別に誰も強制してないじゃん。と言うか、一体誰がそんな事を? 誰それと寝たなんて、俺は吹聴してないぞ。
「フラウが物凄くいい笑顔で言い触らしてたぞ」
……オアズケ決定ですな。と言うか、真面目にレジェンドラスタを辞めるつもりなのか? 何かの取引の上で任を引き受けたっていうから、何かしら目的があるんだと思ってたんだが。…いや、別にそんなに深く踏み込むつもりはないんだが。
「まぁ…確かに目的はあったし、多分この立場が一番情報を集められるが…別にそれしかできないって訳じゃないからな。これでもそこそこ伝手はあるし」
人間関係的に多少問題があったとしても、凄腕ハンターなら引く手数多だもんな。
「私が人間関係的に問題がある人種かはともかくとして…真面目な話、何でお前にそんなに群がるのかが理解できん。ただ、あいつらの事だから、私も引き込もうとして何か企むんじゃないかと思えてきて…」
…あー……やりそうだなぁ、特にフラウが…。つっても、本気で嫌だと伝えれば何もしなくなると思うぞ? フラウが俺の周りに女を増やそうとしているのにも理由があって…少なくとも、そこに不和の目を放り込むつもりはない筈だ。
どんな謀り事をするにせよ、少なくとも合意の上でじゃないと手は出さない。
「合意を『させて』手を出すの間違いじゃないのか? クロエがリアやフローラから色々聞き出されてるのを、ちょっと小耳に挟んだだけだが…」
…そうとも言う。まーなんだ、別にレジェンドラスタ辞めなくてもいいんじゃないの? ぶっちゃけ、俺に近付かなきゃいいだけの話だし、近づかれたら妙な事をされないように蹴っ飛ばせば終わりだろうに。
「そうなんだがな…。お前、例えばすぐ隣の部屋に、誰彼構わず手を出すようなホモ野郎が居たら安心して眠れるか?」
ムリっす。夜襲に備えます。
「そういう事だ。私にとっては、お前がソレに近い。…狩人としての腕は認めるし、穿龍棍の扱いも上達しちゃいるが、人間的に信用できないんだよ。……ま、そんな奴の為に、わざわざ拠点を移すのも面倒だな。お前程極端じゃないにしろ、問題がある奴はどこにでもいるし」
そりゃアンタ自身が居るんだから、どこに行っても問題はうおぅ!?
むう、蹴りのキレが増しておる…。ともあれ、レイラは今後もレジェンドラスタを続けるようだ。
ところで、何ぞ目的があるんだったら、手伝わない事もないぞ? 穿龍棍の技術習得の為にも、今度はお近づき…にはなれないとしても、繋がりは作っておきたいんで。
「妙なところで正直だよな、お前…。まぁいいか。…ある古龍を探してる。名前はイナガミ…と言うんだが、あんまり知られた古龍じゃない。…一部地域で伝承として残ってるだけらしいからな。ひょっとしたら、この辺にも居るけど、別の名前で呼ばれてるかもしれないな」
イナガミ…イナガミ…。うーん、聞いた事ないような、そうでもないような…。特徴は?
「竹を…少なくとも、竹のような何かを操る能力を持ってる。それに……そうだ、左足に骨折の跡がある筈だ」
左足? と言う事は、イナガミとやらなら何でもいいんじゃなくて、特定個体に用事があるって事か。
まぁ、ハンターが古龍を探してて、そんな傷があるって事は…お礼参りかね。
それに、そういう能力を持ってるのなら、竹林を住処にするか、或いは住処の環境を竹林に変えるかしそうだが…フロンティアにそんなトコあったかな…。
「フロンティアに居るとは限らないんだよ。私もあちこち訪ね歩いたが、目撃情報は全く無い。だから、ギルドの情報網で探すのを対価に、フロンティアに来たんだ」
成程ね。…俺には心当たりはないが、ちょっと遠いところの領主に伝手はある。そっちに手掛かりがないか、聞くだけ聞いてみる。
「妙な伝手持ってるな、お前…」
NTD3DS月
昨晩は赤毛の双子アンドロイドに、ちょっと引くくらいの熱心さでご奉仕された夢を見ました。うん、愛されてるってイイネ! 例え夢であっても!
それはともかく、トゥルートとイリスの嬢ちゃんが、礼を言いに来た。…フロンティアに来てたのか。他の村人は?
「それぞれだな。援助の申し出を受けて、その先で勤め先を見つけた者、復興する為に食料その他の援助を受けながら、村があった場所で活動している者、小遣い片手に夢を詩ってまだ見ぬ土地へ旅立つ者。…色々だが、何とか今後を選んで立ち上がれるだけの余裕は出来た。後は私達自身の、それぞれの責任だ」
「私もお姉ちゃんと一緒に、猟団で働く事になりました! これからもよろしくお願いします!」
ああうん、イリス嬢ちゃん元気いいね。花丸をあげよう。
…ハンターとして活動するのか?
「いや、イリスは生来体が弱いからな…。ハンターとして鍛えるにしても、普通より時間がかかる。私としてはハンターなんて危険な職についてほしくないが、それを差し引いても…。とりあえず、猟団で事務員として教育し、その合間にハンターとしての教育を受ける予定だ」
へぇ、意外だな。止めないとは。
「止めたくはあるのだが…ハンターとして育てられたとしても、ハンターしかやってはいけない理由もないだろう。鍛え上げれば、イリスの体の弱い部分だって改善されるかもしれん」
まぁ…過剰なくらいに健康だもんな、ハンターは。異常じゃないかと言われても反論できないくらいに。
「欠損はともかく、どんな怪我でも毒でもちょっと寝れば治る時点で人間として明らかに壊れてるんだよなぁ…。まーそれはともかく、エドワード殿とティアラ殿が動いてくれたと聞く。まさかレジェンドラスタのお二人に助けてもらえるとは、夢にも思わなかった…。今日は酒場には居なかったから、後日改めて謝礼に向かわねば」
あー、ティアラの相手は疲れると思うが、頑張れ。最悪、俺を生贄にしてもいいから。
…で、恩に付けこむようで何だが、ちょいと頼みがある。いや、別に口に出せないような事じゃないんだ。今回、支援を要請したのはエドワードさんとティアラだけど、何処が実際に支援をしたのかは知ってるな?
「ウェストライブ領の領主様、ですよね?」
ああ。ちょいと事情があって、その人の顔を見ておきたんだ。都合がついた時でいい。領主さんに直接礼を言う、って名目で、俺をウェストライブ領主に会わせてほしい。
「…それは…会わせるの事態は構わないんだが、言っちゃなんだが私にそうできるだけの立場は無いぞ? 確かに礼を言うべきではあるが、その為だけにわざわざ領主様の時間を割いてもらうなど、逆に無礼に当たるだろう。それ相応の何かを持っていくとか、もうちょっと別の口実が必要だと思うんだが…はっきり言って、私には思いつかない」
そこら辺はミーシャが適当にでっちあげてくれるだろ。最悪、G級ハンターが礼を言いに来たって言い張れば会うだけなら何とかなる。後の関係があんまりよろしくないと思うけど。
トゥルートには、以前探すのを手伝ってもらったよな? 妹キャラこと、ミキ・ウェストライブ。
「…そう言えばそんな話も……ん? イリス、痛い痛い、私の妹はイリスであって、妹キャラじゃないから被ってない」
姉妹仲良くて麗しいですな。ま、頼んでおいてなんだが、気楽に考えてくれ。会うだけなら、他にもルートはあるしな。
領主の娘のマキ・ウェストライブともコネができたんで、会うならそっちの方が確実だ。トゥルートからの線で行きたいのは、万が一にも色々察知されると面倒な事になりそうだから、ってだけだ。
そろそろ、定期納品の日だしな。マキ・ウェストライブも色々と探っているようだし、多分その日に顔を見せに来るだろう。その時の話次第では、この頼みも無かった事になるかもしれんな。
「そうか…なら、私の借り一つとしておこう。イリスに害を加える行為でなければ何でもする…とは言えないが、出来る限り力になろう」
……同じ事を言った女が居たな。いや別に分かれても死んでもいないんだけど。ていうか、今も付き合ってるけど。
「……あぁ、マオか…」
まーね。ったく、こんな男に惚れこんで、地獄の果てまで共をしようってんだからモノズキな女さ。
……? イリスの嬢ちゃん、どうかしたか?
「…あ、いえ……その、彼女が居たんですね…」
「………ああ、居るな…。沢山な…」
「……たくさん?」
都会には色々あるんだよ。
NTD3DS月
えらいこっちゃえらいこっちゃえらいこっちゃえらいこっちゃ。どないしよう。
とか言ってる間に、とにかく追えー!
…何とか間に合った。
NTD3DS月
はー、とりあえず勝利。
まーなんだ、フロンティアってのはまだまだ謎が多い所でね? 異常気象はもちろんの事、訳の分からない現象も沢山ある訳よ。G級領域だけじゃない、下級領域だってそうだ。
クシャが起こす嵐なんて、まだ分かる方だ。突如として変わる地形、モンスターの生息図、脈絡もなく現れる新しいモンスター…。
まぁ、それでも原因になるモンスターは、周囲のモンスターの力量とある程度釣り合ってるんだけどね。つまり、下級領域で発生した事態であれば、ヤバいモンスターであっても、下級モンスター程度の力しか無い訳だ。例外はあるが。
その訳の分からない現象が、下級領域の一角で突如発生した。発生したのは火山の外れ。外れとはいえ、まだまだ地熱だけでダメージを受ける領域が、突如として凍り付いた。しかも溶けない。
普通、こういった現象が発生したら、すぐに立ち入り禁止令が出され、クエストも受け付けられなくなるんだが……既にその場にいたハンターが撤退できるかと言われると、話は別だ。
要は、閉じ込められちまった訳だね。氷に退路を塞がれて。
…そこに、丁度ミキ達が居たらしい。ハンズ嬢ちゃんが、大慌てで俺の猟団に駆け込んできた。
ミキが飼っているホルクだけが、ひどく消耗した体で帰って来たのだそうだ。その足には手紙が括り付けられていて、ミキ達からの救援要請が書かれていた。
しかし、如何に迅速な救援が必要とは言え、すぐに動けるハンターは居ない。何が居るかも分からないのに、二つ返事で引き受ける訳がない。
そこで、個人的にも動いてくれそうな、俺の所に話を持ち込んできたと。…結果的には大正解だね。
大慌てしたのは、その手紙に書かれていたモンスターの特徴だ。多分、そこそこモンスターを知っているハンターなら、すぐにでも連想できるモンスターだったろう。ハンズ嬢も、話にだけは聞いた事があったらしい。
トゲトゲした黒い甲殻の、大型の竜。デカい顎の、白い竜。
そう、ポッケ村で言う所の「黒い神」と「白い神」こと、アカムトルムとウカムルバスだ。何であいつらが下位領域に居るのん?
2体同時に現れて、その中でミキ達が巻き込まれてるのか…。アラガミ化しつつあるミキでも、どれだけ生存の目があるか…。
…と思ったんだが、よくよく読んでみるとおかしかった。2体が揃って大暴れしてるのかと思ったら、『ここに居るモンスターは、あの一匹だけ』と書かれているのだ。
更に、添付されていた絵を見てみると…。
右側が白くて、左側が黒いんですが。
…ポッケ村に居たよな、こんなの。氷の中で平然と、何百年も眠ってるらしいのが。
ウカムトルムじゃねーか! あの時のと、白黒の割合とか場所とか違うっぽいけど!
あかんあかんあかん、万が一にもコイツが薙ぎ払いみたいな要領でメドローアブレスなんぞ撃ってみろ! 即死技どころのレベルじゃない!
今までの例から考えても、特異個体の戦闘力は明らかに別格。ミキ達で相手できるようなモンスターじゃない。
おうハンズ嬢ちゃん、アリバイ作り頼む! 俺は酔い潰れてくたばってたんで、立ち入り禁止区域になんか行ってないし、そもそもクエスト禁止令も聞いてないって事で!
…と言う訳で、諸々の隠蔽をハンズ嬢ちゃんに任せて、鬼疾風(アラガミ化)ですっ飛んできた訳だ。
それでどうなったかって?
…うん…ミキ達、無事だったよ。逃げ隠れに徹していたとは言え、よく生きてたよホント…。ベースキャンプにも戻れなかったのに。
予想通り、モンスターはウカムトルムだった。霊力の角は見えなかったし、白黒の内訳も全く違ったが、ポッケ村の地下に居るウカムトルムと同類だったのは確かだ。
予想外だったのは、奴が使うのはメドローアじゃなかった、って事だ。一発死の危険があるブレスが無いのは助かるが……もっと厄介だったよ。
そーだよなー、メドローアじゃ直撃した相手の体が消滅しちまうから、飯の確保には使いづらいわなぁ。消耗の大きい一発技なんだし、ロマンと威力はともかく使い勝手としては下の下である。
実際に使われて、死ぬほど厄介だったのは……ズバリ、氷炎結界呪法である。
古い? でも実際イメージ的にそんなんだったぞ。奴が作ったフィールドの両端に、氷と炎のデカイ柱があったし。フィールドに入ったら即アラガミ化が解かれたし。下位モンスターのようだったけど、体感的には上位クラスに感じたよ。
熱気と冷気が吹き荒れ、嵐じゃないかと思うくらいに風が吹きすさび、地面が凍って滑ると思いきやそこだけ溶けてて、ふんばりが効き過ぎて変な所で立ち止まっちゃうし、極端な寒暖差でスタミナがどんどん削られるし、氷塊どころか雹まで降ってきてこれがまた痛い。どこに居てもジリジリダメージ喰らってさぁ…。
挙句にマグマのブレスまで噴いてくるし…。
……あの個体、ポッケ村の個体とどっちが強いんだろうなぁ…。多分、あっちはG級…だけどこっちはフロンティアの下級。図体はポッケ村の方がデカかったと思うが、センチュリースープの具にでもなってるのか、干からび始めている印象もあったし、長期間動かなかった為か筋肉も落ちていたように思う。
どうも歳経た経験豊富な個体っぽいし…。何より、あいつ多分霊力使えるんだよなぁ。どんあ形でかは分からんけど…。
…フロンティア下級個体が、氷炎結界呪法で上級個体に感じられる強さになる…。……単純に考えれば…ポッケ村のG級個体が、更に強くなる…? 恐らくは、更に別の能力まで持って? うへぇ……。
まぁ、今回はミキ…じゃなくて、一緒に居た3人のルーキーハンター達に助けられたかな。氷炎結界呪法と同じで、両極にある柱さえぶっ壊してしまえば、その効力は減衰する筈。そうでなくても、極端な寒暖差が無くなるだけでも、大分やりやすくなるだろう。
俺がウカムトルムを引き付けている間に、ルーキー達に塔の破壊に向かってもらいました。具体的には、アキャマ殿とレーゼイ嬢ちゃん。
いい度胸してんなぁ…。ウカムトルムの影響で殆どモンスターが居ないとは言え、俺とあいつとの闘いの余波の中をすり抜けていったんだから。『このくらいの地面なら、影響を受けずに走るのは簡単』だそうな。まぁ俺だって走るだけならどうとでもなるけどよ…こりゃ隠れた逸材だな…。
氷の柱の元に辿り着いて、G級爆弾の誘爆でボカン。見事に叩き折ってくれました。
…もう一人一緒だったハンター…ハナ嬢はと言うと……これが問題…。
…動けなくなったミキを庇い、看病していた。
具体的には、ミキに延々と携帯食料食わせてた。
何でそんな事にって? …あいつのフィールドに踏み込んだ途端、アラガミ化が解けたって書いただろ。俺は集中すれば再度変身できそうだったが…どうにも、あの漫画通りに色々と能力を封印する効果があったらしい。加えて、俺の中の…ミキの中のアラガミ細胞か、逆にそれを抑え込んでいる何かに影響を与えたらしく……また飢えの為に、まともに行動できなくなってしまったのだ。
ウカムトルムを討伐後、薬を飲ませて冷静にさせ、ただ只管に貯め込んだ携帯食料をリバースしないよう耐え切った後のミキ曰く、「もうちょっとであのモンスターに噛みつこうとするところだった」だそうな。尻尾の断面が美味そうだからね。仕方ないよね。
むぅ…よろしくないな。具体的にどれくらいかは分からんが、この一件の為に、ミキのアラガミ化が強烈に進んでしまった可能性がある。
暫し様子を見なきゃいかんな…。
ま、とりあえず今はいいか。この子達は死地から生還したんだ。余計な心労を与えず、まずはゆっくり休んで、腹いっぱい飯食ってもらおう。疲れて腹減らしたまま考えても、ロクな考えは浮かんでこない。
また例によって例の如く、知らない世界に居る。いや、知ってはいるんだけどね。
以前にも訪れた事がある、モンスターが女の子ばっかりで、お手軽にエロエロ出来る世界だ。考えてみれば、同じ世界に二度現れるってのは初めての現象じゃないか? いや、それを言い出したらMH世界・GE世界・討鬼伝世界を何度も廻ってるか。
しかし、そのループとは違い、以前訪れた事がある時の事はリセットされてないようだ。立ち読みした、バトルファッカーの特集雑誌に、俺の事が書いてあったからね。
まぁ、ここ暫く行方不明になっている、という扱いを受けていたが。
あの時鍛えてやった……えーと、ルク? ルッカ? いやルカか…と、ソニアの事が何か書かれてないかと調べてみたが、残念ながら何もない。まだあの村に居るのか、それとも特集される程の功績をあげていないのか。
とりあえず、前回と同じであっちこっちブラブラし、バトルファックで女の子の下半身を口説いてヒモ同然の生活をしている訳ですが。
ふーむ、前回来れなかった辺りを中心にフラついているのですが、中々の強者が居りますな。フェティッシュなテクを持っているバトルファッカーが非常に多い。相変わらず色欲塗れで楽しい世界である。
一番長く滞在した場所? 現在、闘技場で出場常連になっているグランドノアを除けば、サキュバスの村に決まってるでしょうが。
いやー、普段なら絶対にできない遊びが出来て楽しかったなー。具体的には、名前も知らない村人(サキュバス)を、その辺で真昼間の衆人環視の中で、真正面から押し倒して強姦プレイとか。される方からも、アヒアヒ言わされるばかりの男と違って新鮮で良かったと太鼓判を押されました。
…ただ、サキュバスの皆さんからは大好評だったんだけどねー。大好評すぎてねー。他の男がおざなりになりつつあったからなぁ…。まぁ、サキュバスの村なんてとこに好き好んで住んでるだけあって、絞られるの大好きな男ばっかりだった。「お前が居るから、俺達が相手にされないじゃねーか!」ってね。
まぁ、そっちはどうでもよかったけどな。寝取られるのが悪い、オスとしてのレベルが違うのだよ…という気分になりました。流石に口には出さなかったが。
…真面目な話、その辺を散歩するだけで、あっちこっちにアヘ顔した男が転がってんだぞ…。見てて楽しいもんじゃないわ…。
あと、イモばっかりで食い飽きたんで、適当なトコでまたフラフラし始めた訳だ。こっちのもん娘は、前回と比べてかなり強いなぁ…。いい訓練になる。集団戦闘でも、エロ的な意味でも。
まぁ、世の中段々と物騒になってきているらしいが、現状では明らかな問題は噴出していない。その分貯めこまれてるって事なんだろうけども。
酷いトコはあったからな…ラダイト村とかさ…。
やらかしちゃった訳ですが。色々あって、現在はサン・イリア王国から指名手配を受けております。ま、本気で追いかけられてる訳じゃないけどね。
何やったかって?
…まぁ、アレだよ、ラダイト村に寄ってみた時にね。こりゃアカンと思ったんだが、どうにかする手立てが思い浮かばなかったもんで…。
胸糞悪い話だが、村の男から「一緒に虐待しようぜ?」みたいな事言われたんだよ。虐待コピペみたいな奴ならまだしも、マジな話で。
とりあえずその男は気絶させて、後頭部に神機の銃撃(ダメージのない奴だけど)山ほど合わせて記憶を飛ばした。で、肝心の村については、一計を案じた訳だ。証拠を残さずMI・NA・GO・RO・SHIも朝飯前の連中でしかなかったけど、今後のフォローを考えるとそれだけじゃな…。
虐げられていた女の一人に『目印』を握らせ、その場では一旦退避。………反吐どころか、バケツ一杯のゲロを飲み込んだ気分だったけどな…。
続いてサン・イリア大聖堂に参拝しに向かい、途中でアサシン式に場内を探索して、法王を発見。……まさか、自前のレーダー持ってるとは…見事にバレた。
予告状を置いてさっさとバックレるつもりだったが、意外と話の分かる法王だったので、計画を正直に話す。
計画の内容?
ラダイト村に予告テロするから、その警護という名目で乗り込んで、不当な虐待なり、あそこの村長の不正の証拠を偶然見つけてくれって話だ。
それだけでは村に拒否された時に強制力が足りないので、国際指名手配中の誘拐犯(という設定の俺)が村に潜り込んでいるという情報を渡す。ちなみに誘拐された女性達は、何故か異国のサキュバスの村で発見されるだろう。
指名手配犯が村に潜り込んでる証拠? 何の為に『目印』渡したと思ってるんだよ。
…で、後は決行当日、予想通りに村が拒否してきたんで盛大にドカン。ガチの爆弾テロをやらかした。
何人かは俺が直接、ハーピーの羽を使ってサキュバスの村に送り出した。俺の紹介だし、あの村は逃げてきた者を拒まないから、いい暮らしができるだろう。残った女達は、サン・イリアに保護された。
村の男達は……あの法王の判断次第じゃないかな。
それだけだったら、法王が指名手配云々も適当に誤魔化してくれそうだったんだが……ドカンとやったのがマズかった。
あの法王、以前に爆破テロに狙われた事があったらしい。皆大好き・大樽爆弾Gはヤバかったか…。それで、その犯人と俺との関係の疑惑が炎上してしまったのだとか。
うーん、慣れない事はするもんじゃないなぁ…。とりあえず、法王さんには適当に挨拶して、別の国にトンズラした。
そのままグランドノアまで逃げてきた訳です。
最近じゃ、狩りの腕を鈍らせない為にも、生活費を稼ぐ為にも、闘技場で暴れ回る毎日。ちなみにジュリアの家に居候してます。バトルファックで勝ったからね! 毎晩楽しませてるからね!
さて、そんな最近ですが…友人が出来ました。……………人…?
「あら、一応人で通ってるわよ?」
この世界じゃ普通にモン娘も人扱いだし、不思議じゃないね。
にしても……また負けたぁ…。
「私としては勝った気がしないわね。淫魔の女王としてはセックスでも、拳でも人間に喰い付かれるって言うのはねぇ…。しかも、まだ鬼札があるでしょう。吸い取るのと同時に、サキュバスクィーンの私が吸い取られる日が来るとは…」
何でわざわざ人目の前で鬼札切らなきゃならんのよ。しかも殺し合いでもない、因縁らしい因縁もない試合で。
いやエロに関しては特に躊躇いなくガンガンやってるけど。
「…御尤も」
……はい、なんか淫魔の女王とか魔王の四天王とか、そーゆー異名を持ってるらしいアルマエルマさんです。闘技場では異名を使っていますが。
ちなみに、この前何故かセーラー服を着ていたので「うわキッツ」と言ったらガチの殴り合いになりました。こっちが顔狙ってないんだから、股間を蹴りにくるなよ。「だがそれがいい」とも叫びましたが。…蹴りじゃないよ、キッツいのがいいんだよ。
初めて戦った時には、切り札も神機も無しとは言え善戦するも敗北し、衆人環視の前で辱められ………ながらオカルト版真言立川流でエネルギー回復、そのまま連戦。…ま、アルマエルマもパワーアップした状態になったんで、また負けたけどさ。
んで、また押し倒されてエネルギー回復してもう1セット。延々と繰り返されるので、コロシアムの方が引き分け(実質俺の負け)判定を出すという異例の事態に陥った。
尚、その後意気投合して朝まで飲み明かし、気付いた時は3人揃ってジュリアと同じベッドに寝てました。ジュリアがアルマエルマを師匠扱いしてるけど、まだ弟子入りは叶ってないようだ。
ああ、ところでさ、アルマエルマってこの世界の強い奴には詳しい? エロじゃなくて殴り合いの方で。
「そこそこね。まぁ、強さの基準にもよるけど…。私が強いって判断するのって、片手で数えられる程よ」
言っちゃ悪いが、ガチでやると確実にアルマエルマより強いぞ。一対一でもだ。俺も………言いたかないが、勝てる気はせん。
いや俺の戦闘スタイルの場合だと、隙をついてチクチクやるのを最大効率でやるもんだから、回復手段さえ封じれば削り切れん事はないと思うが。
「…へぇ?」
ネロっつー胡散臭いメガネと、ネリスっていう………服装に関しちゃ、あの3つの世界ですら足元にも及ばないよな、この世界……女の子。多分だけど、二人とも蛇……ラミアっぽい。
の割には、キツネの臭いもしたような…。
「…聞いた事ないわね。と言うより、多分蛇って?」
俺、これでも狩人だぜ? 相手が獣の類なら、見なくても直感で分かるわ。
擬態…いや、あれも本来の姿の一つだと思うが、普段は人間、全開状態ならそれ以外の要素が浮き出てくる。本人にも聞いてみたら、メガネの方がアホみたいに動揺してたから間違いない。
「アンタ狩人って割には、弓とか使わないわねぇ…」
使えるけど、正面から斬りに行く方が性に合ってるし。
で、そいつらが、自分の胡散臭さを棚に上げて、「貴方は何者ですか」みたいな感じで接触してきてね。
ちなみにネロが作ってくれたツマミは美味かった。残りになるけどコレです。
「唐揚げ1個しか残ってないじゃない。…あら美味しい。いい腕してるわ」
我儘な狐師匠の無茶振りに応えようとしている内にこうなったとか。
いきなり斬り合うつもりもないようだから、飲みながら色々話して酔い潰したんだけど、訳アリっぽくてな。パラレルワールドがどうの、正史がどうのと、面倒くさそうな話でよ。
詳細は分からんが、そーゆー連中がマジで居るなら、未来を変えようとしているか、並行世界に多大な被害が出そうかのどっちかだと思うんだよなー。
「……逆にこっちから聞きたい事もあるんだけど」
ん?
「初めて会った時から疑問だったんだけど、貴方なんで無職なの?
ニートじゃないよ!? 確かに企業には就職もアルバイトもしてないし、ヒモと言われても仕方ない生活してるけど、コロシアムでちゃんと金稼いでるよ!
「そういう意味じゃないわ。何で祝福を受けていないのかって言ってるの。貴方なら………あ、ごめん、やっぱりまた今度。ちょっと用事が出来たから行くねー」
あいよー。相変わらず自由なやっちゃな。
さて、今日はどうするかね。コロシアムの受付期限は過ぎちゃったし…。女王杯とやらに出てみようかと思ってたが、サキュバスの村でエロエロしてたらすっかり忘れておったわい。
「あ…師匠!?」
…んぁ?
「え、師匠って…あ、先生?」
……おお、ルカとソニアか。何だ、こんなところで会うなんて奇遇だな。コロシアムに参加しに来たのか?
「あ、はい。女王杯で優勝しないといけなくなって。…ひょっとして、師匠も参加するんですか?」
いや、俺は今回はパス。用事があって出かけてたら、参加登録し損ねた。
にしても………随分とまぁ、死線を潜って来たようだな。ルカにしろソニアにしろ…正直、見違えたぞ。しかも大所帯になっちゃって。
「へへ、そうですか? 自分でも強くなったと思いますけど」
「調子に乗らないの。…でも、成長を認められるのは嬉しいわね」
「…師匠? こいつが?」
「ほう…。配下に欲しいですね」
む? ……連れ合いか。ふむ…。
「む………」
「ああ、アリスとイリアスです。アリスの本名はもっと長くて、イリアスは…その、名前は色々あるんですけど。それと連れ合いなのは片方だけです。行く先々でよく会いますが」
…二人そろってなんかロリっぽくなってるけど、本来はワガママ大人ボディの、非常に強くてエロいかなり高貴な人と見た。人じゃないけど。
「やはり分かる人には分かってしまうのですね。まだまだ私の威光は失われていないようです。見る目がある人が残っていて嬉しいですよ」
「ほう、見る目があるな。そちらも良い使い手のようだ」
お褒めに預かり、恐悦至極。
で、何だっけ? 女王杯で優勝すんの? …大分強くなってるようだが、キツいぞ。
「大きな大会ですし、強い人が居るのも分かってます。でも、力を合わせればきっと!」
鉄火場で楽観論を持ち出すな。精神論は、最後の最後で力を引っ張り出す為の一助にしかならないって教えたよな? 力を合わせて戦うのが、自分達だけではないとも。
確かに、ルカチームの実力なら、いい線行くだろう。第一・第二師団の隊長チームとやりあっても、相当なミスが無ければまず間違いなく勝ち上がれる。
連れ合いさんの方は……まぁ、チームメンバーとの連携次第かな…。
「侮られている…と言う訳ではなさそうですね。そう断言できる程の強者が、この大会に出ると?」
ああ。問題はキュバの奴だ。
「キュバ…。予想屋…の隣の老人が言っていたな。出場すれば負け無し、圧倒的な力を持つ無敗の女王…だったか」
何分気紛れな奴なんで、どこまで真面目にやるかは分からんが、それでもここに居る全員を纏めて蹴散らせるだけの力はある。
「…それを、唯一引き分けにまで持ち込んだ自分は強い、とでも言いたいのですか?」
嫌味に聞こえたなら謝罪するが、客観的に見ての話しだ。
…まぁ、これも所詮は予測でしかない。
キュバが面倒くさがって危険するかもしれないし、俺が思いもよらないくらいにいい連携で喰い付くか、突然秘められた力に開花して不意を打てる可能性だってある。
一番ありそうなのは、女王杯どころじゃないトラブルかな…。
「何かあるんですか?」
何かあるのはソニア、君達だろ。女王杯で優勝「しないといけなくなった」。それが必要な理由があると。それに、随分と連れ合いを増やしてるみたいじゃないか。俺もあっちこっち渡り歩いたが、ルカはあっちの大陸の各地に居るもん娘を仲間にしてる。それだけ歩き回ったんだろう?
…前々から何かありそうな子達だと思っちゃいたが、想像以上だったみたいだな…。
まぁいいさ。これはお前達の物語だ。俺があんまり出しゃばるのもおかしなもんだろう。
…下手な事すると、あのメガネと嬢ちゃんがまた絡んできそうな気がするし…。
「あ、そうだ(唐突)。以前は聞けなかったんですけど、師匠の職業って何なんですか? イリヤスヴィルの神殿に来てたから、てっきり転職しにきたんだと思ってたんですけど…。話を聞いてみても、神官様は知らないって言うし」
あん? 俺は一応狩人だけど。他にもモノノフ…サムライとか、ゴッドイーター…は分からんか。
「そうなんですか? 私はてっきり、バトルファッカーが本職だったんだと…」
それで飯食ってたのも否定できん。(と言うか完全にヒモだったし)
「…見た所、完全に無職なのですが」
アル…じゃなかった、キュバにも言われたけどニートじゃねぇよ! ちゃんと自分で金稼いでるよ!
「…イリアスが言っているのは、そういう意味ではない。貴様、何故職業の加護を受けておらんのだ?」
「そもそも、貴方は一体何者です。今はこんな姿ですが、私は創世の女神。この世界の全ての人間の顔と名前を記憶しています。貴方はその中にない…。このような事は二人目です」
一気に言うな一気に。
と言うか、あの神殿ってダーマ神殿的なアレだったのか…。また今度訪ねてみるかな。魔法使いとかその辺の職に就けば、魔法が覚えられるらしい。タマフリと似たようなものっぽいからそこまで執着はないが、ルーラみたいなファストトラベル能力を得られるなら是非欲しい。
ハーピーの羽、買ってたっけ? …単なるアクセサリだと思ってたから、買ってなかった気が…。
「ハイ? …職業転職の為に必要な事、ですか? 職につくだけなら、特に必要な物はありませんけど…と言うか師匠、知らなかったんですか? 常識なんですけど」
…信じられない者を見るようなルカの目はともかくとして…本気で羨ましい話だな。誰でも職につける、履歴書も要らない、就職浪人も無い…。問題なのは職場環境だけか。まぁ、それで食っていけるかは別問題なんだろうが。
後は…ふむ、上級職に就くには下級職(と言うより一般職)の下積みが必要で、その更に上の最上級職や一部の職には転職アイテムが必要と。
「これも何かの縁です。私が貴方の状態を見てあげましょう」
「出来るのか? 今のお前に」
「侮らないでください。こんな姿になっていても、元も職の祝福を与えるのは私の権能ですよ。祝福を、と言われると厳しい部分もありますが、見るだけなら問題ありません」
「ふん…」
「貴方の転職可能な職業は………狩人、バトルファッカー、娼婦に………慈愛の聖娼、傾国の魔娼!? 淫忍くのいちまで!?」
おい待てい(江戸っ子)。
狩人は当然。
バトルファッカーも分かる。
娼婦はいい。男娼だって居る。
傾国の魔娼もこの際構わん。
淫忍くのいちも、百歩譲ろう。
だが慈愛って何だ慈愛って。百歩譲っても聖ではないだろう。
と言うか、それ明らかに上級職だろ。俺、転職した覚えも無ければ、転職アイテムとやらも持ってないぞ。
「慈愛の聖娼、傾国の魔娼の転職に必要なアイテムは確か………淫らな魂」
「多くのバトルファッカーに勝利すると与えられるという、アレですか…」
…ごめんなさい、それずっと前から持ってました。自前で持ってました。下手するとこの世界に来る前から。そして各地を渡り歩いている間、あっちこっちでバトルファックしまくってました。
と言うか、今懐を探ってみたら、普通に持ってました。
「…流石というかなんというか…。師匠、欲望塗れですね」
やかましい。……ああ、そろそろ第一試合開始の時間だな。俺は今回は見物に回るわ。
……そーだ、物のついでだ。この淫らな魂っての、やるよ。
「ええ!? ちょ、先生それって超レアアイテム……だけど、なんかあんまり嬉しくないような…。前に貰った、あの指南書だけでも充分な気がするんだけど…」
気にすんな。多分、俺は自前の魂で代用できそうだし。でっかい役目があるんだろ? 弟子を支援するのも、師の務めだ。
「…ソニア、素直に受け取っておこう。どっちにしろ、これは今の僕達じゃ、とてもじゃないけど使えないアイテムだよ。相応しい力を得られたら、その時に転職すればいい」
「…それって、もっとエッチな体験を進んでするって言ってる気がするけど…まぁいいわ。試合の後に、みっちり聞かせてもらうからね。それじゃ先生、ちょっと行ってくるわ。ソニア流の棍棒裁き、見ててよね!」
おう。……あ、ソニアだけちょい待ち。
「え?」
これは完全な野次馬根性から聞くが……その後のルカとは、どうだ?
「………え、えへへへへ…」
おお、ガッツポーズ。あのロリ二人が超強力ライバルになりそうな感じだったが。
「幼馴染の強さは速攻にあり。先生の教え通りです!」
そーか。まぁ、ルカは一途に見えて誘惑に弱そうだからな。しっかり繋ぎとめておくこった。或いは、多少の浮気や逆レは多目に見るかだな…。
…行ったか。
アルマエルマ、これでよかったのか? なんか顔見世するとヤバい事でも?
「そうでもないんだけどね。どうせなら、決勝戦で会った方がドラマチックでしょ」
はーん。まぁ好きにすりゃいいさ。助けを求めているでもない友人の背景にまで、首を突っ込もうとは思わんよ。
「そう? 私は興味あるけどね。…異世界人の貴方が、この世界で何をしているのか。薄々感じてはいたけど…やっぱり、って感じよ」
別に。ぶっちゃけ、偶然ここに流されてきたから、観光+風俗天国みたいな気分でフラフラしてるだけさ。個人レベルならともかく、国家や世界の行く末の云々に積極的に関わろうとは思わんよ。
…いや、ラダイト村は見かねてちょっとやっちゃったけども。
ふむ、淫忍くのいちか…。確か、東の方にはヤマタイ村っつー和風な村があるんだっけな。くのいちの淫技、見物しに行こうかなー。
「私を前にして、下級な忍者のテクに興味を示すの? ま、好きにしなさいな。そういう事なら、私からどうこうする必要はないわ。数少ない友人を減らしたくもないしね」
さよか。ま、この後どうなるにせよ、一戦交えるようだが…気張ってこいや。
…その夜。ある意味予想通りの展開になった女王杯はともかくとして、ルカが部屋までやってきた。
ショタっ毛はないが、ルカにもホモっ毛はない。万一あったら、ソニアがあらゆる手を使って矯正しているだろう。
で、どしたよ。
「その…以前に指導してもらった時の、上級版が知りたいと言うか…。淫らな魂を素で持ってる師匠なら、何とかしてくれると言うか…」
シモの相談をするのが気まずいのは分かるから、はよ言えや。そろそろソニアが、腐女子的な発想の元に殴り込んできても不思議はないんだぞ。
「………ぼ、僕に淫技を教えてください!」
…あん? 淫技? ってアレだよな。お前らが使ってる、勇者技とか魔技とかのアレだよな。そりゃ確かに使えるけど…お前ら、普通に転職して覚えられるんじゃねーの? 遊び人から娼婦、バトルファッカーその他で。
「女ならそうなんですけど、男だと…。その、色々と技が覚えられなくて…。人間だと尻尾も無いし」
ああ、サキュバスお得意の尻尾吸精な。ヤローにも尻尾モドキはあるんだし、そっから吸い取るも注ぎ込むも自在なんだがなぁ。出力はともかく。
あと、絶頂無効とかもあるんだっけ? イきたくてもイけないのは普通に拷問だから、悪用もできそうだし。そもそもここの連中、一度イッたら戦闘不能扱いとか、いくら何でも虚弱すぎね? 何度かアルマエルマとの闘いでイかされた事あるけど、構わず戦ってたらゾンビ扱いされたし。
「そうです、そういうのを知りたいんです! バトルファックでこそほぼ確実に勝てるくらいになりましたけど、何と言うかその、やっぱり満足させたくて…。その、ソニアに絞られるのもいいんですけど」
…やっぱ、根は真性マゾかな…。下手すると斧で殴られて射精するとかも有り得るんじゃね?
「いや流石にそれはちょっと。ただ攻撃されて興奮するって、M以前に変態か、純粋に異常者じゃないですか。そうじゃなくて、こう……責められながらも責めたいと言うか…上手く言えませんけど、師匠なら分かってくれると思うんですが!」
Mの快感を味わいながらも、Sの愉悦も貪りたいって事だろー? 分かる分かる。極端なプレイばっかしてると、逆に走りたくもなるんだよな。要はスイカに塩で甘さが引き立つとかそーゆー話だけど。
「あ、僕は塩はかけずに種ごと食べる派です。…連れ合いは皮まで食べ尽くしてましたが」
スイカ娘もペロリかな? しかし、淫技ねぇ…。転職で覚えられる技は、多分俺には教えられないぞ。
……まぁ、そうだな…。戦闘用の特技が覚えたいんじゃなくて、もっとエロい事を楽しめるようになりたい訳だな。それなら淫技じゃなくて、単純に楽しみ方を教えてやればいいか。
以前にルカに教えた、オカルト版真言立川流簡易版だって、こいつらは明確な技として覚えている訳じゃないし…。
…ここは一つ、また指南書を書いてみるのもいいかもな。あの頃に比べて、俺も何だかんだで上達してるし、色々試した中伝の考察もまとめておきたい。
ああ、アルマエルマと共同で執筆するのも面白そうだ。あいつが何処まで真面目に付き合うかは分からんが、友人の頼みを無下にするような奴でもないし。…本を読み書きするという行為に、あいつが退屈しなければ、の話か。
ま、いいや。話は分かった。ただし、指南書を書くだけだ。前の時もそうだったろう? やり方だけ教えて、自分で鍛えて、自分でモノにしろ。
いくらシモ方面の弟子の頼みとは言え、野郎のナニをマジマジと見つめる趣味は無い。
「僕もありません。もん娘が相手だと、ちょっと嬉しいですけど」
後でソニアにチクったろ。
「…そ、ソニアが相手だと、もっと嬉しいです。見られただけでおっきくなっちゃうし…」
うるせぇよ。今日はもう帰って、ソニアのケツでも揉んで寝ろ。
明日から、また妙な密命があるんだろ? あいつもまた、キッツい恰好してたからな…。
「殴られますよ」
もう殴り合ってるよ。昨日も含めて、あの恰好では3度か。1回はコロシアムに着てきやがったからな…。色んな意味で大荒れしたぞ。
暫くアルマエルマとも遊べそうにないし、俺はイリアス神殿の方に足を向けるよ。転職ってのやってみたいしな。その間に指南書を書いておくから……そーだな、書きあがったら神殿に預けておくか。具体的に何時頃になるかは分からんが。
「わかりました! 転職する時、司祭様に……司祭様に………」
エロいHow To本が届いてないか、毎回確かめるのか。……割と笑える絵面だな。
ヨボヨボのじーさん司祭でも、ついついオッキして現役復帰した挙句に、ショタの道に踏み込んでしまいそーな内容にしておくか?
と言うか、お前もん娘にケツ掘られそうな顔してるしな…。尻で忍法筒枯らしができるようになるか?
「うわぁぁぁぁん!!!」
……やろうと思えば俺も出来るんだよなぁ…。オカルト版真言立川流の中伝に、それらしい記述があって、試しに動かしてみたらできちゃって…。幸か不幸か、今まで試す機会には恵まれないけども。野郎に掘られるのは御免被るが、ネンゴロになった女達なら、ギリギリ許容範囲。だと思う。
…その後、なんか大国同士の間でデカいトラブルがあったとか、各国に色んな種族のもん娘がカチ混みかましてえらい被害が出たとか聞いたが…当時の俺は、イリアス神殿付近に居たので詳しい情報は分からなかった。
イリアス神殿で何をしてたか?
ルカから聞いた、死神とやらと会ってたんだよ。死神に会うの事態は副産物と言うかついでで、目当ては混沌の回廊だったけどな。異世界に通じる回廊…によく似た空間が、イリアス神殿の奥の扉から繋がっている。
どうやらルカにしか見えず、ソニアや連れ合い達は今一信じてないっぽいが、俺にはしっかりと目に見え、そこに入る事もできる。近場の人に頼んで見てもらったが、そこに入るとテレポート(この世界のスキルだが)したかのように姿が消えるらしい。
この辺もルカとは違うな…。あいつの時は、ルカだけボーッと突っ立ってると言う、ペルソナのベルベットルームに行ってる時のような現象になるらしいが。
混沌の回廊…3つの世界を行き来している現象の手掛かりになるかと思ったが…うーむ、サッパリ分からんな。
正直、いつぞやのライドウと出会った時に見た、アマラ回廊と何か関係があるかとも思ったが、それすら分からん。
ルカに頼まれた指南書については、イリアス神殿に辿り着くまでの間にある程度書き上げ、混沌の回廊をフラフラする合間に書き上げた分を司祭さんに渡している。…時々続きを催促されるが、単純に読み物や技術書として続きが気になるのか、オスとして現役なのか、或いは読んでるうちに復活しちゃったのかは不明だ。
…さて……混沌の回廊を歩き回るうちに、最近はアポトーシスと呼ばれているナニカに遭遇する事が多くなってきた。或いは、今まで出会ってきたモンスターやアラガミや鬼とも。望めば、奴らと戦う事もできる。
できるが…負けたらどうなるんだろうな。ルカの言によると、あいつは負けてもデメリットは無いようだが…俺は体ごと、この空間に入ってきているようだし。
…ま、考えても仕方ないか。まぁた何か来やがったな…。さて、随分と強敵や初見殺しが増えてきたが、今度も勝てるかな?
…イリアス神殿には、とある本が保管されている。
その名を抹消されたバトルファッカーが記した、幻のアイテムと言われた指南書…その続編と言われている本だ。
残念ながら、この本は未完…途中で筆者であるバトルファッカーが、突如失踪してしまったのだと言われている。彼が寝床にしていた、とあるバトルファッカー(レベルは低いと言わざるを得ない)の家には、草稿と思しきものが残されているが、明確な章立てはされておらず、どのような順で執筆されているのか、全くの不明である。また、多くの造語(弟子であるルカとソニアは、明確な意味を持った言葉だと主張している)が使われている為、その真意を理解する事は非常に困難だ。
だが、もしもこの本が完成していたなら、新たなる転職アイテムが生まれただろう、とバトルファッカーの誰もが口にする。それも、上級職、最上級職どころではない。今や伝承に謳われるだけの、神々に封じられたと言われる『封印職』。或いは、未だかつて存在すらしなかったであろう、未知の職。
その道を閉ざした不運が、一体どのようなものだったのか。今となっては知る者は居ない。
外伝:もんむす・くえすと! ぱらどっくす中章編