※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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特に意味はありませんが、キーボードとマウスをブルートゥースにしてみました。
…机の上がちょっと片付いた気になったけど、代わりに使い慣れたキーボードとの差があるなぁ…。
何よりマウスが安定しない。設定を弄って、自動オフは無効にしましたが、どうも動きが…。マットが悪いのかな…長く使ってる奴だしなぁ。


世界樹の不思議なダンジョン2プレイ中。
うむ、勝手が違うな…。毎日エアロバイク漕ぎながらプレイします。

金策必須だろうと思って初期からファーマー入れてますが、そこまで必要なかったか…?
迷宮版と違って、ファーマー無しでも金策が楽だなぁ。


第291話

NTD3DS月

 

 

 レイラに付き合ってもらったまま、ミラボレアス探し2日目。確かに何か居る。それはレイラにも異論はない。

 特に何がある、アラガミやら霊力やらの残滓が残っている…と言う訳でもないのに、レイラをして『背筋が冷える』と言わしめる何かがある。

 

 正直、俺も時々だが視線を感じる事がある。だがそこには何もない…いや、単なるランポスなら数匹居たが、近付くなりさっさと逃げてしまった。

 

 

「何か居るのは確かなんだがな。背筋もピリピリするし、気味が悪くなってきた」

 

 

 同感。しかし、こういう物かもしれんな。相手が本当にミラボレアスか、それに類するものなら、何百年も前から人間に見つからずにずっと生きてきた事になる。姿を消すのもお手の物…か?

 

 

「そりゃ単に、人の生存圏に近付かなかっただけだろ。世の中、人が踏み込んでない場所がどれだけあるやら…。何が湧き出てもおかしくない」

 

 

 或いは、普段はオオナヅチみたいに姿を消しているか………オオナヅチ?

 姿を消して………?

 

 

「ていうか、アレだな。案外、バサルモスみたいに擬態でもしてんじゃないか?」

 

 

 擬態……擬態…………変身!?

 

 ちょっと待てよ? 考えてみりゃ、おかしくないか?

 仮にミラボレアスの元になる『何か』が、ジエン・モーランから採れたアレと同じものだと仮定して…あの時の紅玉は、人を操り、モンスターに喰われて体内に侵入し、また次のモンスターへ…という風に、どんどん宿主を変えていった。(と思われる。検証できてねーんだよな)

 つまり、元になる個体が必要だったって事だ。

 アラガミに変える、という現象があの時のモンスターには起こってなかったと思うが…。

 

 そう、元となる個体…素体が必要なんだ。アラガミ細胞なら、ゼロ…と言うか一つの細胞が他の何かを取り込んで、どんどん増殖してもおかしくないが、流石に一月二月程度では……あ、でもアラガミはあっという間に世界に溢れたんだっけ。

 ……穴だらけの、推測とも言えない妄想だが…。

 

 もしも、普段はただのモンスターで、いざと言う時、或いは何らかの条件が揃った時にだけ、ミラボレアスとしての姿になるとしたら?

 

 

 

 さっきから感じる視線の正体は…!

 

 

 

 …レイラ、方針変更だ。さっきから感じる視線の主、徹底的に探し出す。

 

 

「あん? …ま、依頼って事にしておくが……これ、人間だぞ」

 

 

 

 ………うぇい?

 

 

「穿龍棍を扱う上で、対人間用に練られた武術も収めてるんでな。それで分かるんだが、人間の視線とモンスターの視線は感触が違うのさ。どこがどうって言われると困るが。かなり遠くから見てる。双眼鏡か何か使ってるんだろ。視線はともかく、寒気の原因は多分コレじゃないな。………お、遠くで反射光。あの辺だな」

 

 

 えらい遠い丘の上だな。うーむ、そんじゃ関係ないか?

 いやでも、多分この寒気の原因は近くにいる。

 

 

「…そこは同感だな。それに、自分で言い出して自画自賛するようで何だが、擬態ってのはいい線行ってる気がする。さて何に化けてるのか…」

 

 

 …一日中歩き回るも、手掛かり無く終了。

 

 

 

 

NTD3DS月

 

 ここまで来ると、協力者は普通、「いったんここまで。手掛かり見つけたらまた呼んでくれ」みたいになりそうなもんだが、レイラは逆にムキになったようだ。

 何が何でも見つけ出す、と息巻いている。自他共に認める、頭を使うのは苦手な人種なんで、探索方針や見つけ方は俺に丸投げしてるけども。…まぁ、レジェンドラスタって基本そういうもんよね。どんだけ強くても、行動は雇い主がメインと言うか。

 

 しかし、なんだろなぁ…。近くに居るのに見つからない。一方的にこっちは監視されている(ような気がする)。

 …一番手っ取り早いのは、囮? 俺かミキ、或いは両方を餌にして釣り出すか。…ミキを危険に晒すのは気が進まんが…俺が餌やってる間に、ミキに向かう事も考えれば、一緒に行動した方がいいか?

 いや、万一ミキが戦いに巻き込まれたら…はっきり言って勝ち目は無くなる。将来はともかく、今はまだ足手纏いにしかならないだろう。

 

 

 

 

 それにしても…なんだろ、何か一つ見落としてる気がする。いや、元々穴だらけかつ『何その妄想』ってレベルの話でしかないんだけど、何かこう……凄まじく致命的な『何か』を取り違えてしまったような…。

 考えれば考える程分からない。ドツボに嵌っとるな…。

 

 

 ちょっと気分転換するか。そろそろ飯時だし、酒場で一杯引っ掛けるとしよう。

 

 

 

 

 …あれ? セラブレス? こっちに来てたのか。

 

 

「ん? ああ、お前か。奇遇だな」

 

 

 レイラも来てるぞ。ヤバそうなモンスターがウロついているんで、その調査でな。

 

 

「それはアレか、ギルドが調査している奴か? 猟団ラサマのシトサがやられたと言う…。奴が一方的に重傷を負ったとなると相当だな」

 

 

 知ってるのか。何だかんだで、叩き上げだから評価は高いんだな、あいつ。

 しかし調査してるのはいいんだが、全く見つからなくてな。この辺に居るのは間違いなさそうだし、俺かミキを狙ってきそうなんだが。

 

 

「妙な因縁でもあるのか? モンスターが特定個人を狙うなど、相当な事でもなければ考え辛いぞ。…まぁ飲め。とにかく今は飯時だ。腹を満たさねば、狩りなんぞやってられん。スタミナ的に考えて」

 

 

 全くだ。今日も一日、動き回って腹減ったし。

 ところで、そっちはどうだ? 合コンやら何やら忙しいんじゃないか?

 

 

「私が合コンに参加しまくってるみたいに言うな。まぁ、忙しいと言えば忙しいな。全く、何で私が合コンのセッティングなんぞせねばならんのだ。どう考えてもハンターの仕事じゃないし、私の領分でもないだろうに…。年寄り勢からの、お前をとっ捕まえろコールがうるさいくらいか」

 

 

 しがらみ多いと大変だねぇ…。いや俺だって女絡みで、どんどんシガラミ増やしてるんだけどさ。

 

 

「それはどう考えても自業自得だ。……そうだ、一昨日、一族の元に戻った時に聞いたんだが、この近辺に不審者が出るという話は知っているか?」

 

 

 不審者ぁ? このバケモノ揃い(モンスター・ハンター共に)のフロンティアでか?

 どう考えたって自殺行為だろ。フローラの爺さんみたいな、ギャグ補正で殺してもタイーホしても死なないような人種でもなきゃ、あっという間にモンスターの餌だぜ。

 仮にその不審者がG級ハンターだったとしても、ギルドナイトが出張るなり、酒飲んで喧嘩になったとでも主張して袋叩きにすれば…。

 

 

「関わった女、全てに不埒な真似をするチャラ夫の事なんだが?」

 

 

 くっ、なんて卑劣な! そう言うのは俺一人で充分だ!

 

 

「お前な…。冗談はともかくとして、不審な男の目撃情報が相次いでいる。どうやらハンターらしいが、狩場でも狩りを殆どせずに、ボーッと突っ立っていたり、双眼鏡で何処かを眺めているらしい」

 

 

 別にそう珍しい事でもないと思うが? 目の前にモンスターが居るならともかく、双眼鏡で景色を眺めたくなる気持ちも分かるだろ。自然は見てて面白いからな。

 

 

「異様な風体をしていてもか? 具体的には、いつ風呂に入ったのか分からない酷い匂いと、これまた洗っていない装備。ハンターとしては致命的だろう? ついでに言えば、メゼポルタ広場の中でもその恰好のままらしい」

 

 

 …そうだな。強い匂いが残っていると、それだけでモンスターに感知される。広場の中でも鎧姿は珍しくないが、エチケットとしてな…。

 しっかりした身なりをしてないと、ハンターでもそれだけで不審者扱いされるんだよなぁ…。世知辛い世の中と言うか、マナーに厳しい世の中と言うか…。

 

 

「そこらへんの感想は任せるが、怪しいだけで捕縛する訳にもいかん。しかし偏見を差し引いても、純粋に怪しいのも事実。お前がそうそうどうにかなるとは思わんし、一遍刺されろ女の敵めとも思うが、お前の身内に何かあったら寝覚めも悪い。特にミーシャには世話になってるし…」

 

 

 ああ、そういや合コンの相手を紹介したのはミーシャだったな。実際問題、ハンターって人間相手の警戒心が薄い所があるからな。同格の相手に不意を打たれると危険はあるか…。

 と言うか、時期が時期、近くにアレが居るだけに聞いておくが……赤衣だったりする?

 

 

「いいや? 手入れもされてない、駆け出しが使うような貧弱装備らしいが、ちゃんとした鎧だったそうだぞ。何か心当たりでも?」

 

 

 違うならいいや。あのモンスターが近くにいるって事は、謎の男とやらにも会えるかもしれないと思ったが。

 むしろ、そっちを仕留めた方が楽にあのモンスターを止められるかと思ったが。

 

 

「あれ、パパ?」

 

 

 あん? …今度はミキか。なんだ、アラガミ化解けたんだな。

 …一人か? 一緒に飯食う?

 

 

「食べる。…えっと、こちらの方は?」

 

「セラブレス。これでもG級の端くれだ。こいつにはちょくちょく世話になっている。よろしく頼む」

 

「よろしくお願いします」

 

 

 …ミキ、珍しいな。こんな所に一人でいるなんて。まだそんなに遅くは無いが…。

 

 

「あ、あははは……。その、アラガミ化が解けて冷静になったら、自分が何やったのか自覚できちゃって……顔が合わせ辛いと言いますか…」

 

 

 暴走が解けたか…。もっと深刻に落ち込むかと思ってたが、元気そうで何より…なのか?

 最悪、もう一回アラガミ化して思考をエロ化させる事も考えてたけど。

 

 

「あっちの姿になるのはいいけど、あんまり暴走するのは困るなぁ…」

 

「よく分からんが、君も異能者と言う事か。ああ、私もそうだし、こいつが使っている力の事も知っている。口外はしないよ」

 

「お願いします。ところで、何の話をしてたんですか?」

 

「ああ、飯が不味くなるような話で申し訳ないが、妙な奴が目撃されていてな…」

 

 

 …パパと呼ばれている事を完全にスルーしているセラブレスは、俺との付き合い方をよく分かっているよーだ。

 しかし何だな、これならレイラとも遭遇しそうだな。

 

 

 

 

 

 あれ、何か覚えのある寒気と視糸――√V\__ノ~~~

 

 

 

PS4月

 

 

 新しい月に突入。

 

 

 

 しつつ超展開ィィィィィィッッッ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

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