※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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手のいぼがえらいデカくなったんで、医者に行ってきました。
魚の目だと思っていた足のふくらみがイボだったのでショック。

あと、やっぱ酒は飯と一緒に呑まなきゃいかんな。
カラムーチョをつまみにして朝からぐびぐびやってたけど、ちゃんと飯食ってからじゃないと悪酔いするわぁ…。


第294話

PS4月

 

 

 退院のOKが出た。激戦の舞台となった元メゼポルタ広場に行ってみたが…いやぁ酷いもんだ。まだ炎が燻ってる所がある。見た所、怨嗟の炎とかじゃなく、単なる炎ではあるようだが…むしろそっちの方が厄介かもしれんな。

 比較的マシな壊れ方をしている場所は、ミキの策(と幸運)が炸裂した場所。転がり落ちた巨龍砲が、ミラボレアス諸共に大爆発した場所だ。

 …まぁ『比較的マシ』って言うのは、キレイサッパリクレーターになったってだけで、何かの残骸や原型が残ってるって意味じゃないんだが。とりあえず、埋めれば元に戻るんだから、後始末的に一番マシなのは確かである。

 

 

 セラブレスとレイラは既に起き出してきて、広場の惨状を見て頭を抱えている。必死で戦ってた時は気にならなかったが、これって防衛戦失敗って事になるのかなぁ…。

 どっちにしろ、それなり以上に設備が整っていたメゼポルタ広場が一つ潰れてしまったのだ。ギルドとしてもハンターとしても、頭が痛い事だろう。ここを拠点にしていたハンター達にしてみれば、特に。

 ミキのパンツァー猟団も、ここが拠点だったんだよなぁ…。猟団部屋、まず間違いなく潰れてるだろうなぁ…。

 

 実際、ハンズ嬢ちゃんが暫く世話してくれないかって交渉に来たし。勿論OK。娘の友達(+ちょっとアブない関係)が困ってるんだから、一肌脱ぐくらい軽いものだ。

 その娘はと言うと、まだ眠ったままである。異常があるのではなく、ただ極限の気疲れ(変な表現だ)から、疲労回復の為に眠り続けているだけである。時々、腹の虫が鳴いたり、年頃の少女がすべきでないうへへへへ…みたいな寝言共に『パパぁ…お姉ちゃん…』なんて鼻にかかった声で呟いたりする。いい夢見ているようだ。呼ばれなかった母が、ハンカチ噛み締めて悔しがってたが。

 

 

 

 …そうそう、シキとの話の事を書いてなかった。一晩語り明かしてしまったよ。……ただし、本番はしてない。セクハラまでしかしてない。

 口では何のかんの言いつつ、ちょっと弄ると段々その気になってきていたが…まぁ、流石に娘が倒れてる状態なのに、母親が心配もせずにアヘ顔するのはな…。父親の方は、激戦で火照った体が欲するままに、複数の女性に種付けしたりしてたけど。

 中途半端な所で止められたシキは、ちょっと恨めしそうな顔をしていたが、真面目な話もあったからな。

 

 

 ミラボレアスの素になったと思われる男の事に関しては、黙っておいたが…他にも色々とな。

 マキや側近に色々と仕事を任せ、引継ぎして、いざ娘がいるフロンティアにやってきてみれば、メゼポルタ広場は壊滅してるし、ミキは何故か軍神コールされて胴上げされてるしで、何が何だか分からなかったろう。その状況から、すぐ様救急隊を組織して、怪我人や鎮火活動、ウェストライブ家からの援助を要請まで行ったのは流石だと思う。

 

 

 で、下記が昨日の会話。

 

 

 

~~回想始まり~

 

 

「…それで、一体何がどうなったの? ミキが無事なのはいいけど」

 

 

 何でって言われても、俺も全部分かってる訳じゃないんだが…新種の超強力モンスターが、メゼポルタ広場のド真ん中に突如出現して大暴れ。

 俺、G級のセラブレス、レジェンドラスタのレイラで対抗するも抑えきれず。ミキは広場の外に連れ出して、逃げるか隠れるようきつく言っておいたんだが、『パパが危ないのにじっとしていられない!』とばかりに、合流したハンター達を統率して参戦。激戦の末勝利。

 

 

「箇条書きは本来分かりやすいんでしょうけど、何が何だか分からないわね。もう少し詳しく話なさい……ちょっと、この手は何?」

 

 

 顔付が厳めしくなってるんで、おっぱいから緊張を解そうかと。

 

 

「大きなお世話よ。……話を、先に…しなさい」

 

 

 触ってもいないのに、もう息が荒いですな。真面目に話させてもらうが、俺とミキを狙っていた、アラガミ…特殊なモンスターが入り込んできたんだよ。

 3人がかりで相手したけど、ちょっと歯が立たなくて…そしたら、ミキが合流した猟団仲間やら、その辺のハンターやら職人やらを引き連れて乱入。即席の移動バリスタとか大砲とか作って援護してくれた。

 

 

「バリスタ作りに大砲の運営…。確かに、ウェストライブの研究にあるわね。教えた事は無かったと思うけど…」

 

 

 門前の小僧なんとやら、だな。いやはや、見事なもんだったぞ。集団行動が苦手なハンターを大勢統率して、モンスターの動きを牽制する、煙幕を張る、更には幸運に頼った奇策ではあったが、致命傷までもぎ取りやがった。

 軍神扱いされるのも無理ないわ。

 

 そうだな、もうちょっと詳しく話すか。

 ……ちょっと待て、さっきまで日記書いてたから、これを(都合の悪い所だけ抜き出して)読めば…。

 

 

「その日記ごと、見せてくれればいいじゃない」

 

 

 …読めるか? かなり遠方の辺境で使われてる言語を使ってるんだが。

 

 

「………暗号?」

 

 

 間違いではない。まぁ聞け。偶には日記を人に読み聞かせるのもオツなもんだろ。

 変な表現とか入ってるけど、そこは気にするな。

 

 

 

 

 キング! クリムゾン!

 

 

 

 という訳である。

 

 

「……何と言うかまた、凄い事になったのね。ウェストライブ領から戻って、一週間も経ってないのに…」

 

 

 と言うか、こっちから聞かせてもらうが、お前どうしてフロンティアに来たんだ? 俺に犯されたいとか体が疼くとか、その辺の事は置いといて。

 ミキがフロンティアに戻る事は……まぁ、俺とミキとのチームプレイで無理やり了承させたが、シキが来る理由にはならないだろ?

 

 

「…正直、それを抜け抜けと言う貴方の頬を張ってやりたいのは山々ですが…ミキの為、と言うのが一番大きな理由です。訳の分からない体に変化し、あまつさえあのような突然の変身。目に見えた変化を遂げたミキを、あの子の猟団仲間が受け入れるのかという心配もありました。…杞憂だったようですが」

 

 

 むしろ受け入れ過ぎて、ちょっとアレな関係を構築しているのであるが、これはまだ秘密にしておこう。ばらすならアブノーマルなプレイの中で。

 

 

「経緯はどうあれ、了承してしまった以上、ミキのフロンティア行は止められません。また、ハンターとしての修行をやり直すにしても、ウェストライブ領にはその訓練をやり直せる教官は居ないのです。普通のハンターの訓練ならまだしも」

 

 

 まぁ、ミキは色々特殊だからな。任せるならフロンティアの教官が一番確かか…。

 身体能力の高さで訓練課程を見誤って、早く卒業させてしまったという失敗を犯してもいるが、ならば猶更丁寧に訓練をつけてくれるだろう。

 

 

「そういう事です。そして、私としてはミキが心配ですし、無能な母親でも出来る事があるとすれば…とにかく傍にいてあげる事かと。親子のスキンシップも、一からやり直さなければいけません。……その、あの夜のような異常なやり方ではなくてですね」

 

 

 2日あったけど、どっちの夜の事カナー?

 ま、理由は分かった。ミキはフロンティアで訓練を受け直し、自分はその保護者としてやってきた訳ね。確かに他の方法は無いな。

 

 とりあえず、ミキが住居にしていた猟団部屋が、今回の騒ぎで壊滅しちまったから、パンツァー猟団全員を俺のトコで世話する事になってる。そうなると当然、シキもこっちに来る訳だが……ミキと同じ部屋でいいよな?

 

 

「ええ、勿論」

 

 

 家賃は体でいいよな?

 

 

「くっ……わ、私なら好きにしなさい。ですが、娘と友人に手を出す事は許しません」

 

 

 (むしろ、アラガミ化した娘が友人に手を出しそうだし、母親にも手を出しそうなんだよなぁ…)

 そんじゃ、そういう事で。

 流石に娘が心配だろうから、今日は無しでいいよ。結構濡れてるみたいだけど。真面目な話しながら、テーブルの下で足で弄られてるのにねぇ?

 

 

「っ……」

 

 

 止めようともしなかった時点で、反論の余地無しよ。

 今日はしっかり母親やってな。明日から存分にメスにしてやるからさ。

 

 

 

~~回想ここまで(ただし日記にも書いている)~~

 

 …こんな感じだったかなぁ。

 まーシキに何を仕込むかは今後の楽しみとしておこう。一度その気になってしまえば、どんな屈辱的かつ変態的な命令にもシッポを振って服従するシキだが、平時は割と以前通りだ。何でって? ギャップがいいんじゃないか。気の強い女を捻じ伏せる愉悦も味わえるしな。

 

 それはそれとして、問題が2つある。

 一つ目は…大したことではない。セラブレスの一族に、一度遊びに来てほしい、と言われている事。

 要するに、トンデモモンスターを撃退したG級ハンター&異能の扱いにも精通した男の囲い込み・コネ作りだろう。本当にセラブレスの旦那として考えている可能性もあるが。

 …それに関しては、セラブレスも以前ほどの拒否反応は見せてないようだ。

 何だかんだで何度も一緒に狩りに行き、今回も死線を共にし、信頼関係を築けていると思っていいんだろうか。

 

 

 

 それとも、合コンの打ち合わせに来たミーシャが散々『夜の凄いコト』を吹き込んだ結果、ついつい興味が出てしまっているのだろうか。

 3日近い死闘を繰り広げれば、生存本能だって騒ぎ出すだろうしなぁ…。

 

 

 

 …で、問題は二つ目の方。レイラがなんか刺々しい。いや、理由の予想はついてはいるんだ。

 レイラとプリズム。二人の関係というか、ね…。以前にも二人が姉妹じゃないか、そして会わせると危険なのではないかと危惧していたが、結果的には大当たりだった訳だ。

 

 俺とプリズムが…仲がいいと言えるかはともかく、何くれと世話を焼いたりした事は、すでにレイラにバレてしまった。

 あの戦いの後、帰ってこないプリズムを探しにやってきた猫3匹衆が、タイミング悪く見事にレイラの前で俺を呼んでしまったのだ。

 

 「知り合いか」と問われて肯定したら、今度は「知ってたのか?」と聞いてきたが…主語がないから分からん、と返した。

 しかし、これでは何かを知っていたのは明白だよな。

 

 

 レイラとはそこそこ仲が良かったと自分では思ってたんだが、それを裏切っちまったかなぁ…。

 

 

 更に話がややこしい事に、プリズムはレイラの事に気づいていない。ま、戦闘中は歌に集中して、顔や声がわかる程近付いてはこなかったし、戦いが終わった後には喉に限界がきて、猫3匹衆に連れていかれた。新聞配達も途中だったらしいし。

 どぉ~したもんかな、コレ。

 

 俺個人の心象としては、感情的に言えばレイラ、理性的に言えばプリズムを支持する。

 

 感情の理由を言えば、そうだなぁ…。

 プリズムは最近色々頑張ってるし、今回は歌の力で援護を行ってくれたとはいえ、最初の印象がマイナスすぎた。対するレイラは、何度か狩りを共にし、背中を任せた事もある友人だ。気難しい性格も、俺にはそこまでじゃない。狩人として信頼している事もあり、好感度は高い。

 

 逆に理性で言うと…。

 彼女達の里が壊滅した事は、別にプリズムに責任があるのではないと思う。確かに、トキシを追って森を出奔したようだが、どのみち力は失われつつあったし、森に留まっていたところで結果に大した違いがあったとは思えない。歌に力があるのは確かだが、それで古龍を退けられるというのは、今でも懐疑的だしな。…でもミラボレアスを抑え込んだし、あれは感応現象っぽかったし…。

 レイラの師匠と思われるトキシが死んだのだって、ハンターが狩りに出た以上、それは自己責任だ。

 …こう言ってはなんだが…レイラの理屈を聞いた訳ではないので、一方的な物言いになってしまうが、彼女の感情は八つ当たりなのではないかと思う。

 

 …と、長々と日記の中で語ってはみたが、こんな事をレイラに面と向かって言える訳もなく、プリズムに話を直に持っていくことも出来ず。

 久々に、人間関係で頭が痛くなる問題だ。

 

 

 

 

 かつての俺なら、『様子を見るしかない』とあきらめていたか、誰かに丸投げしてただろう。

 丸投げはともかく、得意な人に任せるのは間違っていないと思うが、この場合、二人の接点になれそうなのは俺だけだ。任せられる相手が思いつかん。

 

 ならば様子見か?

 

 

 答えはノー。

 

 

 こんがらがった人間関係が苦手で、いっつもエロで解決する事ばかり考えている俺だが…以前より、多少は進歩しているのだ。

 断言するが、こういった捩じれ拗れた人間関係は、放っておいて緩和される事などありえない。むしろ、時間が経てば経つほど、雪だるま式に話がややこしく、根深くなっていくのだ。

 人は、直接接触してなくても、頭の中でイメージを作れる生物だ。一度嫌いになったり、憎んだりしてしまえば、自分の中の虚像をその感情に従って変化させ、より嫌な奴、憎むべき相手としての面を強化してしまう。そして、それをさも事実であるかのように捉え、益々悪感情が募っていく。

 

 どの道、このままでは一切接触せずにレイラが距離を取ってお別れか、何らかの切欠で接触して大爆発を起こすかの二択しかないのだ。

 だったら、無謀だろうが無責任だろうが修羅場だろうが、引っ張りこんで引っ掻き回して連れ回して、どうにかして和解の目を作り出すしかないじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 という訳で色々話したいから狩りに行こうぜボンバー!

 

 

 

「ラリアットしながら何言ってやがる!」

 

 

 見事なカウンターを食らいました。腕を取られて、危うく虎王完了されるトコだったぜ…。

 ついでに言うと、けんもホロロホルルに蹴っ飛ばされ、狩りの誘いも断られてしまった。う~む、今まで何んだかんだで断られる事はなかったんだがな。

 話すらいたくないくらいにお冠らしい。

 

 だが、相撲に学んで曰く、引かば押せ、押さば押せ。とにかく前へ進むのみ。余計な計算するから、後が面倒になるのだ。

 とにもかくにも、突撃あるのみである。

 

 

 

 

PS4月

 

 レイラがレジェンドラスタの仕事で狩りに行ってしまったので、今日は突撃はお休み。

 代わりと言うのもおかしな言い方だが、ミキが無事に目を覚ました。目覚めと同時に軍神コールが巻き起こったが、シキが一喝して黙らせた。半病人の周りで騒ぐものではない。

 

 まぁ、半病人と言っても元気なもんだけどな。眠りっぱなしで腹が減ったと言ってはドカ食いし、満腹になったら俺に抱き着いて甘えてくる。

 ご褒美のだっこ? うむうむ、幾らでも。まぁ抱っこだけで済む筈がない。

 ミキはまたしてもアラガミ状態になって大人の体になり、代わりにシキが『らめぇぇぇぇ』しながら失神した。失禁もした。

 

 ミキを抱きながら、シキを前戯で力が入らないくらいに感じさせておいて、ディルドーで3穴責め+輪姦されるシキを見るのもオツなもんだなー。ヒィヒィ喘ぎながらイキまくって、それでも俺のナニでないと満足できないとは、因果な体になったもんだ。夜を共にするのは、まだ3度目なのにねぇ。

 

 

 更に、エロエロモードになったミキがパンツァー猟団に『ご褒美』を上げたりしてたが、それはまぁいいだろう。俺の娘なのだからして、何も不自然な所はない。

 

 

 

 それはそれとして、考えるべき事は色々ある。傘下に収める形となったパンツァー猟団の事もあるが、それ以上に重要なのは、俺の個人戦闘力についてである。

 別に他人を信用してない訳じゃないが、最後の最後に頼るべきは自分自身の腕なのは変わりない。

 

 マジな話、俺の攻撃はミラボレアスに有効打を与えたとは言いづらい。トドメを刺したが、それは積み重なったチクチクとした打撃が顔の皮膚を裂き、その隙間に鬼杭千切を叩き込んでようやくである。

 この後、更にミラバルカン、ミラルーツが控えていると思うと……戦術や地力も問題だが、最低限の火力が無い。

 

 格上と戦うのに必要な物は何か? と言われると、俺は火力と答える。総合火力じゃない、瞬間的な火力だ。

 動きを捕らえられない。攻撃を当てられない。当てても防御を貫けない。どう足掻いても、まともなやり方では勝てない。格上と言うのは、格下に負ける要素が無いからこそ格上なのだ。

 それをどうにかひっくり返そうと思ったら、何でもいいから一撃で決めるしかない。上記の記述と矛盾しているようだが、ワンチャンをモノにしなければどうにもならないのだ。

 

 だから、そのワンチャンで勝負を確実に決める必要がある。色々と手段はあるだろうが…単純な火力こそ、最も汎用性が高いものだ。と、俺は思っている。

 

 

 

 

 要するに、鬼杭千切を強化したいってだけなんだけども。

 

 

 

 

 現状、最大火力である事は間違いないんだけども、なんつーかねー。物足りなく思えてきちゃってねー。

 今まではなんだ、ホラ、どの場面で使っても、物凄い反動が俺に返ってきてた訳よ。それこそ、反動のダメージだけで気絶したりデスワープしたりしちゃいそうなのが。

 アラガミモードになって、気力と根性とタマフリの効果で何とか連発できた事はあったけども、それだって相当にキツかったもんだ。

 

 

 ところがだ。この前のミラボレアス戦の時はどうよ。タマフリどころか、アラガミモードにさえなっていなかったと言うのに、ブッパした後も平然と戦闘続行できるし、大したダメージ受けないし。

 

 いや、喜ぶべき事ではあると思うんだ。手に余っていた道具に、体ないし技術がようやく追いついたのだと思えば。

 でも、逆を言えばそれは天井が見えてしまったと言う事でもある。安定した強さを求めるなら、天井まで行きついたら、今度は幅を広げるべきなんだろうが…今後やってくるであろうトンデモモンスター達の事を思うと、安定よりも先にとにかく突き抜けた力が必要だ。

 

 

 

 

 

 と言うのは建前で、大ダメージを喰らうくらいの反動がないと、鬼杭千切を撃ったって気分にならないんだよなー。

 こう、拳が砕けるのにも構わないくらいに腕力籠めて、フルパワーで振り抜いた時のスカッとする感覚が…。おかしな事を言ってるのは自覚してるんだが、有り余るくらいの破壊力と、それを台無しにするくらいのデメリットが無いと鬼杭千切とは言えないのだよ!

 

 そうだ、きっとこの感覚はアレだ! ソシャゲで『無料で何度でもガチャを回せる!』って言われてもあんまり面白くないのに、何万円も課金してガチャ回して爆死した方が何故か楽しいというあの現象だ! 

 

 

 …シャレになってねぇよ。

 

 

 実際のところ、どうしたものか。実現可能かは別として、少なくとも一つはアイデアがあるんだよね。鬼杭千切に限定しなければ、もう一つ。

 そのアイデアとは、巨龍砲。正確に言えば、それに使われているという高密度滅龍炭。

 もう一つのアイデアは、個人の戦闘能力に拘らず、アラガミ化したミキに対してリンクバーストを使うというアイデアだ。

 

 …正直、リンクバーストについては気が進まない。ミキはもう立派なハンターであるとは思うが、これを使う必要がある相手はまず間違いなく超ド級の古龍クラス。娘をそんな奴の目の前に連れ出すような事はしたくない。

 まぁ、いざという時にミキを救援できる手段でもあるので、一度は試してみるつもりだが…。

 

 

 差し当たりは、高密度滅龍炭の入手を考えますか。それから工房の親方達に相談だな。

 レイラと話もしないといけないし、忙しいねぇ。

 

 

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