※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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北斗が如くの発売も近いですが、モンハンとどっちを優先しようかなぁ…と思っているとふと気づきました。


北斗神拳=素手がデフォ。例外はあるにしても。
と言う事は、龍が如くの芸風でデフォルトで武器無し縛りがついてるのか…?
これはロマン的に嵌らざるを得ない。


第334話

神逝月

 

 

 チーム・アンツィオの家でお泊りしました。ふぅ、中々に騒がしい夜だったぜ。実は某ショタ魔法使い先生が担当するクラスメイトだったとか言われても違和感がないくらいにエネルギッシュな嬢ちゃん達だ。

 

 ん? 何があったかって……そりゃアレよ。

 昨日、タカネとアリサと一緒に、ペパロニの嬢ちゃんの店に来て、ラーメンがあるだ無いだで一悶着あって、ちょうどそこに居たアンチョビが開祖様コールまで初めて…。

 とりあえず落ち着いた頃には、もう日が沈んでいた。

 そのままお暇しようかと思ったんだが、GKNGに所属しているアンチョビが、『開祖様に来ていただいたのに、持て成しもせずに帰してはムラハチされる』とゆーので、一晩世話になった訳だ。

 

 タカネがラーメンが無いあまりに絶望し暴れ出しそうになったり、リクエストに応えて即興で作ったイタリアンラーメン(パスタとトマトが特徴)をラーメンに分類するかパスタに分類するかで無駄に熱い議論が展開されたものだ。

 その結果、なんかタカネとペパロニ嬢ちゃんの間に、熱い友情っぽいライバル意識が芽生えたようだが、まぁそれはどうでもいい。

 

 

 アンチョビとは少し話をした。普通に話したかっただけなんだが、あっちからしてみれば突然、アトリエに使っているあばら屋に、殿上人が訪ねてきたようなもんだ。緊張しまくって、本音で話す事はできなかった。

 ……それよりもアンチョビの胃が痛かった理由は、背後で俺の連れ(タカネ)と問題児(ペパロニ嬢ちゃん)の舌戦が展開されていたからだと思うが。オーディションの時、ペパロニ嬢ちゃんの店の事を宣伝した事を、心底後悔した事だろう。

 

 更には、アリサが周囲に勧められるまま、酒瓶を片っ端から空にしている。そういやロシア人だったね。肝臓強いわ。

 と言うか、色々流通するようになったとはいえ、よくもまぁこれだけ酒を揃えられたもんだ。

 

 

「あ、それドブロクです」

 

 

 自作かよ。この時代に酒税法もクソもないから、違法ではないな。

 

 ともかく、アンチョビは例のオーディションに無事合格し、その真意を知らされた今でも、動じずにレッスンに励んでいるようだ。

 休日にはこうやって、チーム・アンツィオの様子を見に来たり、差し入れに来たりと、忙しい日々を送っている。大丈夫なのか? あんまり根を詰めすぎると、体壊すぞ。

 

「だい、大丈夫です! その辺は余裕をもってやってます! …その分、元々見劣りしてたアイドルとしての実力が、どんどん離されていくのは厳しいですけど…」

 

 

 まぁ、それはなぁ…。アイドルって言っても、アンチョビはプロデューサーとか会社によるバックアップも無い状態だからな。

 チーム・アンツィオの応援は予想以上の効果があったようだけど、仕事を取ってくるとかスポンサーを見つけてくるとか、そういう事は出来そうにないし。

 ペパロニ嬢ちゃんに恩を受けた人も多いだろうが、流石にそれだけで伝手が辿れる訳もないか…。

 

 ちなみに、肝心の血の力の訓練はどうだ?

 

 

「正直な話、何とも…。開祖様の言う事を疑ってる訳じゃないんですが、本当に歌で…私の歌で病気を治せるのかな、と。他の人達も同じような印象ですね。せめて誰か一人でも、本当に習得した人が出れば現実感も湧くと思いますが」

 

 

 そこのタカネな、もう身に着けたって豪語してるぞ。

 

 

「……マジで? アイドルとして超新星だって言うのはこの前のオーディションで突きつけられたけど、そっちまで超新星なのか…」

 

 

 確認した訳じゃないが、確かに兆しはある。タカネもちょっとした事情持ちなんで、それで習得していたとしても違和感はない。

 まぁ、事実か否かは数日もすれば分かるだろ。本当だったら確実にニュースになる筈だ。

 

 

「それ、大騒ぎになりませんか?」

 

 

 …なる…だろうな。考えてみりゃ、そりゃそうだ。

 黒蛛病は、世界中で猛威を奮っている病気だ。それの治療法、緩和法を体得した人間。そしてそれ以上に、それを体得させる訓練法。

 各国から情報開示要請が殺到しそうだ。

 いきなり拉致…を考えるとは思いたくないな。返り討ちにして終わりだけど、周囲に妙な事をしないとも限らん。

 

 となると、逆に…訓練を受けさせる為、或いはそのマニュアルを入手させる為に、極東に来るか。

 

 

「来ますかね? 私は極東産まれの極東育ちだから外の事はよく分からないですけど、ここって地獄って呼ばれてるんでしょ?」

 

 

 最近はその地獄具合に拍車がかかりつつあるな。まぁ、もしも本当に来たら、緑あふれる極東の有様に腰を抜かすのが目に見えてるが。

 知ってるか? この極東の緑化な、他の地区からは嘘か冗談としか思われてないんだぞ。

 

 

「それは知ってます。これでもGKNGですから…。外に流通させようとしている野菜や植物が偽物だと疑われるって、よく幹部達が愚痴ってます」

 

 

 それこそ、グレムのオッサンの出番かもな…。

 

 

「あ、こっちから一つ聞いていいですか? なんかこう、血の力をすぐに扱えるような方法とかコツとかって…ない…ですよね…。練習あるのみですよね…」

 

 

 いやあるにはあるが。

 

 

「ホントに!? タカネがいきなり使えるようになったとか言うから、もしかしてと思ったら!」

 

 

 生憎タカネにはそれは使ってないな。本人は使ってほしいみたいな事を言ってたが。

 ただ、色々な意味でリスクが高い方法だからな。下手に使うと人生破滅だ。破滅じゃなくても、色んな意味でおかしな人生になりかねん。ロミオみたいに。

 

 

「えっと…誰?」

 

 

 オーディションで乱入してきたアラガミをぶった切ってた奴の一人。最近、モトカノと寄りを戻してMに目覚めゲフンゲフン

 まぁアレだ、今回のアイドル達へのレッスンは、ちゃんとした血の力育成マニュアルを作る為の土台でもあるんだ。一気に目覚めようとせず、ゆっくりやってくれ。

 

 

「…はい」

 

「まぁまぁ開祖様~、そんな堅い事言わずに~」

 

「ドゥーチェを助けると思って、どうかこの通り! 私達に出来るお礼なら、何でもしますから~」

 

 

 ん? 今何でもするって

 

 

「ちょっ、お前らバカ止めろ! いつものノリで遊んでんじゃない! 相手は殿上人だぞマジで!」

 

「そんな事言っても、開祖様だって普段通りでいいって言ってるじゃないですかぁ。大体、ペパロニがあれだけ激しくやりあってるのに今更ですよ」

 

 

 うむ。既にイタリア料理を離れて、ワンコ蕎麦の様相を呈しているな。まぁ、見てて面白いから構わんが………タカネの食費だけでも、経費で落とすようにGKNG幹部連に言っておくか? 却下されたら、ちゃんとした料金って事でこっちが払うが。

 

 

「………オネガイシマス」

 

「じゃあじゃあ、お礼って事で私達がお酌しますね」

 

「ちょっとくらいなら、お触りも構いませんよ?」

 

 

 開けっ広げだなぁ。ついつい本当に、乳揉みそうになっちゃうじゃないか。

 音もなく背後を取ったアリサが居なければ、酔っぱらってキャバクラでセクハラしまくるオッサンみたいになってたかもしれん。

 

 と言うか、顔が赤いぞアリサ。酔ったか?

 

 

「…正直、ちょっとクラクラしてます。普段ならこれくらい、全然平気なのに」

 

「チャンポンしまくったからじゃないか? 素人の自作の酒だから、悪酔いしやすいのかもしれないし…。部屋と布団、用意するか?」

 

「いえ…この人、見張ってないと誰かに手を出しそうなんで」

 

 

 信用ゼロだね。仕方ないね。

 真面目な話、しんどいならもう寝てしまえ。俺も看病がてら、一緒に寝るから。

 

 …悪いね、皆。歓迎してもらったのに。

 この後も好きなだけ騒いでくれぃ。

 

 

「お疲れ様でした」

 

「あ、ドゥーチェ、私部屋の準備してきます」

 

「じゃあアタシは案内ですね。おねーさん、ちゃんと歩けます? 肩貸しますよ」

 

 

 

 

 …昨晩はこのような感じで部屋に引っ込んだ。尚、タカネはまだ食っている。

 

 

 

 

 

 ………いや、その、ね。本当に、ナニもする気はなかったんだよ。アリサの看病もあったしさ。まぁ、ちょっと悪酔いした程度じゃ、ゴッドイーターは数分もせずに回復するけども。

 

 

 

 

 

 アリサも落ち着いて、一眠りした後。…時間と気配で考えるに、宴会が終わって…或いは全員酔い潰れた、草木もイビキを掻く丑三つ時。

 宛がわれた部屋の前にやってくる気配。それだけなら特に何も感じず眠ったままだったろうが、カチャカチャと金属音がして目が覚めた。鍵を開けようとしている。

 

 腕枕で眠っていたアリサをこっそり起こし、侵入者に備えた。

 寝惚け眼だったアリサも、「侵入者」の一言で目が覚めたようだ。そういや、3年間レアの護衛をやってたんだよな。人間相手との闘いも、そこそこ経験しているようだ。

 

 …まぁ、警戒は無駄だったけど。

 

 

「どぅも~。お邪魔しまぁ~す」「ニシシシシ……」

 

 

 入って来たのは、見覚えのある二人。…ぶっちゃけ、アンチョビと話している時に酌をしてくれた二人だった。

 殺気は無い。物取りでもなさそうだ。

 薄目でアリサとアイコンタクトすると、様子見と返ってきた。……と言うより、こいつまだ酒が残ってるな。起きはしたけど、目がトロンとしとる。

 

 

「あら~…恋人さんと抱き合っちゃってる…」「どうする? 大人しく……帰る訳がないよね~」

 

 

 …この二人にも、結構酒が入ってるな。害意も特に感じないし、本当に何をしに来たんだ?

 …………いや、こんな時間に女が男の部屋に忍んできてる時点で確定かもしれないけど、なんでいきなり? なんのために?

 

 

「ニシシ…。テレビで見たよね、この二人ともう一人のキスシーン。間に割って入るつもりはないけど、これもドゥーチェの為って事で……イタダキマース」

 

 

 予想通りと言うべきか、俺のズボンに手をかけて御開帳しようとして。

 

 

「なにしてんですか」

 

「「アダッ!?」」

 

 

 アリサのダブルチョップに撃墜された。ついでに、俺にもいつまで様子見するつもりだったんだとジト目。

 

 

「あ、アイタタタ……あれ、二人とも起きてたんだ…」

 

 

 そら起きるわ。と言うか、何をいきなり夜這いしにきてるんだよ。酒の勢いで男に身を任せると後悔するぞ。

 

 

「景気付けにお酒は使いましたけどー、元々そのつもりでしたよー。『お礼』の先渡しって言うかね」

 

「宴会の時に言ったじゃないですか。ドゥーチェを助けると思って! この通り! 私達に出来る事なら、何でもシますから!」

 

「ちょっとイントネーション違いませんかね」

 

「細かい事は言いっこ無し! ともかく、そういう訳でお誘いで~す。どうです? アリサさんにはちょっと負けるかもしれませんけど、アタシ達も結構自信あるんですよ」

 

「別に恋人扱いしろ何て言いませんからぁ。今後、ちょっとドゥーチェに目をかけてくれればいいんです。ほら、もう二股してるんでしょ? それと同じで、ちょっと見逃してくれれば…」

 

 

 もう二股どころじゃなくなってんだよなぁ。いや、人数的にはシエルが増えただけなんだが。タカネとはまだシてないし。

 それより、これってアンチョビは知ってんのか? ……見た所、初めてって訳でもなさそうだが。

 

 

「ドゥーチェには一切秘密ですよ。今回の事も、これまでの事も、これからの事もです。…いくらドゥーチェがみんなを纏めてくれて、ペパロニがあっちこっちに恩を売ってるって言っても、それだけじゃ私達のチームの存続・拡大は難しいんで」

 

「アタシら、あんまり頭もよくないんで、これくらいしか出来ないんですよね。ああ、全員じゃないですよ。自分から志願した、ごく一部のメンバーだけです。ま、今回は単純に、アタシ達が溜まってたってのもありますけど。最後にヤッたの、ドゥーチェがGKNGに入る前だから…もう2年以上前かぁ。ご無沙汰してるなぁ。あの時のおっさん、下手だったし、あの後すぐに潰れちゃったから色仕掛けした意味も無かったし」

 

 

 あっけらかんと…。抵抗が少ないのか、生きる為の術と割り切ってるのか。どうでもいいが、アンチョビが起きてくるんじゃないか?

 

 

「大丈夫ですよぉ。ドゥーチェにもちょっと強めの飲ませたんで、明日の昼頃まではお漏らししても起きてきませんから」

 

 

 した事あるのか、お漏らし。と言うか本気で常習犯か。

 とは言え、これでOK出したらアリサに殺されかねんし、アンチョビにも「……いいんじゃないですか」……はい?

 

 

「いいですよ。私もしたくなったけど、他所の家だから我慢してただけですし。でも、メインは私ですからね」

 

 

 …あの、アリサさん。貴方、浮気阻止の為に俺を見張ってた筈では………あかん、目が半分以上眠ってる。酔っぱらいすぎだ。

 

 

「そりゃ、その為に呑ませまくったんですからね! 酒代はかかりましたけど、成果あり! 死んだお婆ちゃんから教わった、エッチぃ気分になるお酒もしこたま飲ませました!」

 

 

 媚薬じゃねぇか! ぬう、一般人相手だと思って油断しすぎたか。これで悪意があったら……いやまぁ、普通に返り討ちできるけどさ。気付けなかったって時点で論外である。

 

 

 

 で、どうしたって? そりゃまぁ…ご無沙汰だった二人を、「もう無理」って黄色い悲鳴をあげるまで可愛がりましたが。

 いやぁ、美味かった美味かった。なんだ、こう…アリサやレア達とは違った味わいで………気軽に食える、ちょっと高級なB級グルメみたいな味わい?

 見た目と年齢にそぐわず経験豊富でエロい事そのものも好きみたいだったが、所詮は小娘よのー。テクにもそこそこの自信はあったらしいけど、比較対象が最悪だわな。

 

 最初はメインを張ってたアリサも、小生意気ボディの二人を平らげるのに夢中になった。二人が持ち込んでいたペニバンを付けて、誰にどう使うつもりだったのか、根掘り葉掘り前後の穴掘り吐かせたもんだ。

 後になって冷静になり、頭を抱えて後悔するアリサ曰く、「いつもあなたやママとばかりしてたから、一方的に弄べるようなシチュエーションは初めてだったんです」だそうな。つまりアレか、指先でメスをヒィヒィよがらせる楽しみに没頭しちゃった訳ですな。うむ…確かに、レアが相手だと、受けも責めも勝手知ったる相手だから、一方的に嬲れはしないか。

 傍から見ていた感想としては、援交上等の調子こいたJKを、レズAV女優(ガチ勢)がオシオキしてるよーな感じだった。

 

 途中からは声を抑える事もできなくなってたんで、グチョグチョに濡れたパンティを口に押し込んでギグボール代わりにするという非道も行ったが、まぁ悦んでたからいいだろう。

 

 

 …ん? アンチョビにどう思われるか? 

 そりゃ最初は躊躇ったが、媚薬なんぞ飲ませてた時点で非はあっちにある。

 

 ……とは言え、こんなやり方ではあるが、前払いの『お礼』は受け取っちゃったんで、アンチョビに目をかけてやる必要はあるな。

 黒蛛病の治療…強い感動を引き起こす、という意味では、本職のアイドル達以上の見込みがあるし、気に掛けるのはおかしな事でもなんでもない。顔見知りだしね。

 

 

 

 

 

 

 今日の朝、頭を抱える(二日酔ではなく後悔で)アリサをおんぶしてアナグラに帰ろうとすると、昨晩の二人と、あと数人に呼び止められた。多分、体を売る…と言うより、援交していたと言った方が、如何わしくて雰囲気は出る…ていたメンバーなんだろう。…うん、少なくともここの子達は非処女だ。

 二人が昨晩言った通り、アンチョビが全然起きないので、副リーダー的なポジションにいる子が代わりに見送りに来た……という建前。

 

 

「それじゃ、ドゥーチェをよろしくお願いしますね。……もし、ちゃんと目をかけてくれたら……今度はここに居る子達を指名してもいいですよ。……凄かったって聞いてます。期待してますからね♪」

 

 

 囁かれた後、昨晩の二人からは両頬にキスを貰った。こっそりズボンの上からスリスリされた。アリサは拒んでいた。

 …むぅ。JK専門の違法風俗店を見つけてしまった気分である。

 

 

 

 

 

 

 帰った後、レアから割とガチでお説教された。 

 

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