※この作品はR-18です。

狩りゲー世界転生輪   作:時守 暦

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最近、日光浴と瞑想に嵌っています。
と言っても、昼頃に何もせず、何も置いてない寝室の窓際でボケッとしてるだけですが。
むぅ、いつも感じていた眠気が消えて、部屋の片づけまでする気力が湧きました。
意外と効果ある…。




おお、北斗が如くの体験版が配信中か。
これはプレイせねば。
そしてプレミアムエディションでは、ケンシロウを桐生一馬に変化可能と。
通常版のつもりだったが…これは買わねば!

そしてその一週間後には進撃の巨人2か。
可能なら最初からオリジナル主人公で行きたいと思います。
現状、DLCはコスチュームのみ…使いたい奴があれば、個別に買えばいいか。


第336話

神逝月

 

 

 唐突でなんだが、1日のサイクルを確認しておく。

 

 まず朝。ちんこにイタズラされながら起きる。大抵は、昨晩の情事に参加できなかった者が、部屋に入ってきてイタズラしてるな。

 今日はシエルの目覚ましフェラだった。最近はすっかり人肌のぬくもりの味を覚えたシエル。前回のように友達宣言してこそいないものの、俺やアリサ、レアとの繋がりを強く実感する事で、精神的に安定してきたように思える。

 しかし、従順かつご奉仕気質なのは生来のものなのか、とにかく俺を悦ばせようと、あの手この手で媚びてくる。撫でてやると、ブンブン振られるシッポが幻視できる程に喜ぶ。可愛い。

 

 ちなみに、昨日は気持ちいいイタズラはなかったが、ちんこに名前が書いてあった。自分の物にはちゃんと名前を書きましょうってか。だったらあいつらにも名前を書いてやりたいが、落書きどころかイレズミだって余裕で受け入れる未来しか見えない。

 ついでに言えば、レアは竿じゃなくて玉に書いてた。エッチは誰としてもいいから、孕むのは自分だけ…いや、自分が最初って意味だろうか?

 

 そのまま流れるように朝の一発に移行。腰が抜けたりしないように、スローでマイルド風味のセクロスだが、隣でそんな事やってれば、昨晩遅くまで楽しんでいたアリサとレアも起きてくる。

 シエルは腹が白いので満タンになったら、シャワーを浴びに行く。入れ替わりで一人を相手にし、もう一人が朝食の支度。

 ちなみに、時々俺の相手をするのではなく、シャワー室からレズプレイの声が聞こえてくる事もある。盗み聞きしてるみたいで、これはこれで可。

 

 

 朝飯食ったら、4人で今日の予定を確認する。シエルとアリサはゴッドイーターとしてのミッション。レアは榊博士達と何やら研究している。

 俺はアイドル達へのレッスン内容を考え、また彼女達の資料を纏めている。

 レッスンの予定がない日だと、3人のうちの誰かと遊びに出掛けたりする。

 

 朝食の片づけを終え、暫し雑談。猫団子かと思うくらいに、4人でベッタリしている事が多い。

 話題としては、最近はシエルの友人と言うか弟子になったあの子の事が多い。レアとアリサも、シエルの人間関係を心配しているようだ。

 とは言え、今のところ上手く行っているらしい。師匠呼ばわりは相変わらずだが、下ネタ以外の話をする時は、むしろあの子の方が主導権を握っているようだ。

 

 膝に乗っている子を甘やかす事もあれば、膝枕してもらって甘える事もある。スイッチが入っちゃって、その場でおっぱじめる事もあるが、今日は無し。

 

 

 出勤時間(?)になったので、一旦解散。

 

 今日はレッスンの日なので、アイドル達が待っている部屋に行く。ちなみに、彼女達が受けているレッスンは血の力関連の物だけではない。本職の歌や踊りも、一流どころの講師を招いて色々学んでいる。それを近くで見る機会にも何度か恵まれた。役得役得。

 さて、アイドル達についてだが……血の力なんて胡散臭い物をどう思っているのか。それを教える俺について、どう考えているのか。割と気になるところである。

 

 反応は、大体三つに分けられる。

 一つ目は、あからさまに詐欺っぽいと思っている者。目の前で実演したとはいえ、そりゃすぐには信じられないだろう。

 血の力の実在を信じたとして、それを習得できるかも簡単に信じられるものではない。簡単に言えば、『超能力者になれるレッスン』を受けさせられてるようなもんだ。胡散臭いなんてレベルじゃない。

 

 二つ目は、怪しくも思っているが、仕事と思って割り切っている、或いは周囲に合わせて空気を壊さないようにしている者。

 年長者組に多いパターンだな。大人の対応と言うか、よくも悪くも流されているような感じだが、逆にウソか真か確かめようとしている節もある。

 もしも完全に詐欺の類だと判断したら、容赦なく攻撃してくるだろう。

 

 そして三つ目。やたら好意的なパターン。タカネを筆頭とし、特徴的な熊本弁(仮)を話す子や、以前に話した事のあるリン、ミカ。他にも何人か…。

 まぁ、タカネは分かるよ。血の力は既に体得しているようなもんだし、俺を追いかけて月から降りてきた程だ。

 熊本弁(仮)の子も……なんだ、その、異能の力に憧れを持ってるみたいだし、それが本当に手に入るかもしれないとくれば、そりゃ好意的にもなるだろう。

 リンやミカも、以前に話した分だけ気を許してくれていると思えば、分からんでもない。

 

 が、他の子達はなぁ…。やたらと好意的なもんで、ちょっと調べてみた(と言うか本人達に聞いてみた)んだが……納得。GE世界へのデスワープ直後、クァドリガに追いかけられていたバスに乗っていた子達らしい。

 つまり、成り行きとは言え俺に助けられた子達だった訳。

 その時の恩(?)に加えて、リンが言っていたように、俺から漏れ出る燐光…恐らくは因果…を浴びている。その為に、好感度補正がかかっているんだろう。

 

 

 むぅ…好感度と言うか信頼度が高いのは悪い事じゃない。こんな怪しいレッスンを、信頼して受けてくれる人が一定数以上居る。それだけで随分やりやすくなるものだ。

 特にタカネの存在は大きい。あらゆる意味で注目されているアイドルな上、既に力を体得し、黒蛛病に効果があるのかの実験段階に入っている。

 先駆者、先達の存在が実証されているのだから、懐疑的な面々もそう簡単には否定できない訳だ。アイドルとしての実力も、間違いなくこの中でトップクラスなんだし。

 

 

 このように、否定的なグループ、どっち付かずのグループ、肯定的なグループと別れている訳だが…うーん、進捗状況はドングリの背比べだなぁ。

 俺を信じているかどうかよりも、本人の資質がモノを言う段階だ。それぞれ励んでくれ、としか言いようがない。いや、それを信じさせたり、しっかり開花させるのが俺の目的なんだけど。

 

 

 

 

 

 午前中で、血の力のレッスンは終了。日によっては午後にあったりもするけど、今日はフリーだ。

 飯の時間な訳だが、一緒に食べないかと誘われる事もある。

 今日はアンチョビから誘われた。お偉いさんに進んで関わりたがる子じゃないが、向上心が高いからな。コネ作り、血の力に関しての質問、チームアンツィオについての話…要は上に行くにはどうしたらいいかって事を真剣に話したりする。

 特に深刻なのは、アンチョビの歌と踊りのレベルである。決して下手ではない…むしろ上手い方だが、周りが本職ばかりだからな…。一歩遅れを取っている自覚があるんだろう。

 ま、元々フレンドリーな子だからね。最近じゃGKNGの開祖って意識も薄れてきて、相談にのってくれるおにーさんくらいに思われてるんじゃないだろうか。

 

 

 飯が終わると、同じく午後にフリーになっている誰かと合流する事が多い。

 今日はレアが半休。アリサとシエルはミッションに行ったままだ。

 こういう時はデートに出掛けたり、部屋でマッタリしたりする。何気に、こういう二人きりの時間と言うは非常に貴重だ。………多分、これからもっと貴重になっていくんだろうなぁ。また人数増えそうだし。

 イチャイチャして、真昼間から退廃的なエロエロを楽しむ。

 具体的には、部屋の中で何もせず、ただ只管に貪りあったり、荒縄を持ち出してきて緊縛したレアを弄り回したり、淫具を仕込んで散歩に出掛けたり。

 ちょっと時間をかけたプレイを楽しむ事が多い。

 

 特に今日は、以前アリサと一緒に楽しんでしまった、チームアンツィオの所に行く予定だ。

 俺達に対しても怒ってたけど、それ以上にアンツィオに対して怒ってたもんなぁ…。

 何でって? 旦那と娘に一服盛られて逆レかけられれば、そりゃ怒るよ。

 

 とは言え、正面から突っ込まれても話がややこしくなる。チームのリーダーであるアンチョビは現在フェンリルの中でレッスン中だし、そもそも団員が体を売ってる事なんて、彼女は知らない。

 仲間の名誉を侮辱されたと怒るかもしれない。とは言え、何もしないようでは腹の虫が治まらない。

 

 なので、例によってエロでレアを丸め込む事にしました。何をするって?

 そりゃチームアンツィオのアジトに行く前にセクハラ(ただしレアは悦んでいる)してムラムラした気分にさせて、バイブも突っ込んで街を歩かせ、真面目な話し合いなんて出来ない雰囲気にしただけだよ。

 前もって副リーダーに連絡を入れておいたおかげで、事は実にスムーズに進んだ。

 アジトに到着して奥の部屋(恐らく、チームメイトを近付かせないプレイルーム代わり)に通されるなり、スカートを捲り上げてバイブ発見。

 痴女だ痴女だと囃し立てつつ、俺も交えてレア総受けの乱交が始まりました。

 

 勿論、出迎えてくれた枕営業チームも丸ごといただきました。

 レア? アリサと違って最後まで受けだったし、完全に力尽きていた。 まぁ、アレだ。途中から「マンマ、マンマ」って甘えながら乳首に吸い付いてた子の頭を撫でてたし、この子達の娘認定しちゃったんじゃないかな。

 

 

 気絶したレアの後始末をして、抱えて帰る。アンツィオからのまた来てコールに手を振りながら歩いていると、ミッションから帰って来たアリサに遭遇した。

 どっちから来たのか見て、レアの様子を見て、何があったのか理解したアリサに白い目で見られる。

 ご機嫌取りに適当な路地裏に連れ込むと、待ってましたとばかりに吸い付いてきた。今日のミッションは少々手古摺ったらしく、戦闘の余熱が残っているらしい。レアを起こさないように、周りに気付かれないように声を抑えて悦ぶアリサ。

 コトが終わった辺りでレアも目を覚まし、二人を引き連れてアナグラへ戻る。

 美女二人を従えているから、野郎共の嫉妬の視線が心地よい。……「テレビでキスしてた人だ」って声も聞こえるが、まぁ何も言うまい。

 

 性臭の残るまま、ペパロニの嬢ちゃんの屋台で飯食った事があったが…ありゃ悪い事したなぁ…。気づいてる子と気付いてない子がいて、嬢ちゃんは気づいてない側だった。ただ、匂いだけは嗅ぎ付けてしまって、「何だかおかしなニオイがするっすね」と首を傾げられ、色々な意味で目を背けたものだ。

 営業妨害になっちまったかな…。そそくさと引き上げる客達も居たし。

 

 

 

 アナグラまで帰ってきたら、また集まって今日あった事の報告会・雑談。大抵は猥談になってしまう。

 自分だけ朝からシていない、とちょっと寂し気なシエルを、背後からイタズラして慰めながら……何処までヤるかはその日次第……の雑談。

 レッスンがある日は、大抵『アイドル達にセクハラしてないか』『口説いてないか』の尋問になるね。

 と言っても、口説いてはいないけど、なんか妙に仲良くなりつつあるよな。タケウチ社長のところのアイドル達は、因果を浴びたと思われるから、ある意味仕方ないと納得されている。

 

 タカネについてかなり揉めたけども、結論は「寝た子を起こす必要はない」。あれでもノヴァだからな…。アラガミとしての体は月に置いてきた筈だが、現在の肉体だけでも生身の人間としてはハイエンドのスペックだろう。血の力まで使えるし、敵対したら何が起こるか分からない。

 …俺とお突き合いする関係になりたい、という意思についても保留。タカネは人の営みと言うか、『どのような行動で好意を伝えるのか』等にも興味津々らしく、俺達がひっついたりイチャイチャしたりするのを、興味深そうに観察しているのをよく見かける。その後になって、同じ事を俺に試してみようとする。

 セックスについても、好意を伝える為の手段程度にしか思っていない節があり、そのやり方に拘っている様子はない。

 要するに、今のタカネは、チャンスがあれば接近するが、そうでなければ強引に割り込んでくるつもりはないと言う事だ。

 …単に、人間(=犬猫同然)が伴侶にジャレついても、そう目くじら立てる必要はないと思っているだけかもしれないが。

 

 晩飯は当番制。

 メニューがラーメンだと、何処で嗅ぎ付けたのか…ああ、俺との繋がりで感知したのか…タカネが乱入してくる。いや来るのは別にいいんだけど、あっという間に食い尽されるんだよなぁ…。

 

 今日はレアの当番で、料理を覚えたいと手伝いをするシエルと一緒だ。

 二人のエプロン姿を眺めてほっこりしながら、余計な手出しをしようとするアリサを貫いて動きを封じています。

 だから! ソイソースと味噌ペーストは万能調味料だが、使い方と量を選べっつーに!

 

 

 

 夕食は、基本的に和やかに進む。飯は大事だ。エロと同じくらい大事だ。

 特にシエルは、他人と食事を摂った経験が殆ど無いからなぁ…。情操教育はしっかりやらないと。

 

 夕食後はそれぞれ、思い思いに過ごす事が多い。何でもかんでも何時でも俺と一緒に行動している訳じゃない。

 酒が飲みたくなったと何処かのバーに出掛ける事もあれば、女同士の込み入った話をしていることもある。

 …ま、一番多いのは夜のお楽しみの為の準備だけどね。手の込んだ趣向で時間をかけようと思うと、どうしても休日か夜でないとなぁ…。

 

 

 

 そして、一日最後の締めにして、大事な大事な日課にして、更には霊力もとい血の力を扱えるようになる為のトレーニングが始まる。

 時間にして、大体23時くらいからか。アラガミの多くも眠り、フェンリル職員達も一部の夜警を除いて寝静まる頃。俺の部屋(時には他の誰かの部屋とか、誰も居なくなったエントランスとか)は熱気と性臭に埋もれる。

 最近ではシエルも随分染まってきて、潤んだ目で自分から股を開き、他の二人よりも自分に挿れてくれとオネダリする事も覚えてきた。

 

 一瞬とも永遠とも思える狂熱の時間が過ぎ去り、体と精神力は精根尽き果てているのに、オカルト版真言立川流のおかげで生命力は満タンという状態になった彼女達を風呂に入れて後始末をし、4人で絡み合うようにして眠る。

 

 

 

 これが最近の流れである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …この一日を見直してみて、気付いた事が二つある。

 まずその一。

 

 

 

 俺、狩りしてないじゃん! なんかこう、タイトル詐欺になってる気がする!

 

 ……今更か。MH世界はともかく、前も色に溺れて狩りを放り出してた時期はあったし。……いや、MH世界もそうだったと言われると反論できんが、フロンティアでは色に溺れつつも毎日狩りしてたんだよ?

 

 そして二つ目の気付きだが……そのフロンティアの事も絡んでくるんだけどね。

 毎回毎回、女と抱き合う時は…まぁ、真摯にやってるつもりだ。スナック感覚、なんて言う事もあるけど、おざなりにヤり捨てたり、適当に済ませた事は一度もない。そーゆープレイならあったけど。

 で、一度誰かと抱き合う度に、少なく見積もって30分以上は時間がとられる訳だ。ナニかしながらとか、隠れてコッソリとかになると、多少短くなるけども、それでも相応の時間はかかる。一発では収まらない事だって多いんだ。性の悦びを骨の髄まで叩き込まれた彼女達も、充分に貪欲と言えるくらいで、それをしっかりきっちり満たしているのだ。。

 

 ……で、冷静に考えてみれば…その平均30分以上かかる行為を、一日何度やってる訳だ?

 それだけの回数をこなしていて、レッスンやら日々のアレコレやら睡眠時間やらを、どうやって確保している訳ですかねぇ?

 MH世界でも、あれだけの人数を相手にして、ご無沙汰な相手を作らない程度には彼女達の体を渡り歩いていたのだ。どう考えても、物理的、時間的におかしい。

 

 

 

 

 つまりだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エロの時間中、俺は疑似的な時間操作が出来るようになってしまったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 何を言っているのか分からない? 俺だって訳が分からないよ。いや本当に。

 

 心当たりがある能力はあるんだよなぁ…。いつぞやの夢で使えるようになった、相手のスピードに合わせて時間間隔を調整できる能力。

 

 集中力って言葉があるよね? 正式な意味と定義はともかくとして、あれって要するにトランス状態だと思うの。対象の事しか意識に入らない。声をかけられても頭が認識しない。アドレナリンがドバドバ出て、何だかよく分からないけど取り敢えず、気持ちよさすら感じる。

 これって、エクスタシーとよく似てない?

 …異論反論は置いといて、俺はこう考えた。

 

 

 相手がエッチに夢中になって、文字通り時を忘れる程熱中すれば、それだけ俺と、相手の時間間隔は圧縮されるのだと。

 …これって早漏になるのかなぁ…。その気になれば1分間に10回くらい射精とかもできそうなんだけど。でもこれ三擦り半で…って話じゃないし。そもそも早漏の定義自体曖昧で、女をイかせた後に出してる訳だし…。

 

 

 

 ……考えても仕方ねーや。お楽しみに仕える時間を増幅できるんだと思っておこう。

 にしても俺、やっぱ狩人じゃなくてエロ魔人なのかなぁ…。今でも根っこはハンターのつもりなんだが。

 最近じゃ狩り甲斐のあるアラガミも居ない…と言うのは言い訳か。狩り甲斐があろうとなかろうと、必要だから狩るのがハンターだ。必要がないなら、必要を見出して狩るのがハンターだ。…いや乱獲するって言ってんじゃなくて。

 

 いかんなぁ…。以前のGE世界に居た頃には、ミッションも命令も無視して狩り三昧だったってのに。今の俺と当時の俺。狩りの技量はともかく、勝負したらあの頃の俺の方がきっと強い。狩りに必要なのは強さよりも上手さだし、そもそも勝負なんてどうやって決めるんだと言われると困るが。

 必死さと言うか、テンションと言うか、真剣さが違うんだよなぁ…。今の俺は、手入れを怠った業物で、あの頃の俺は死ぬほど研ぎ澄まされたナイフってトコか。

 

 

 …イヅチを思い起こして、殺意を取り戻すか? 

 あかんなぁ、アリサやレアが心配する。シエルだって気付くだろう。

 どうしたもんかな…。クサレイヅチを前にすればブチ切れて殺意全開になるだろうが、それすら話にならん。余計な殺意は狩りに歪みを生むだけだ。

 殺意で満ちるなら満ちるで、冷静に狂えるくらいに至らねば。

 

 ………ゴメンだけどね。そうなったら、多分千歳が人質にされようがシオを盾にされようがフラウとの子を見せしめにされようが、『予想の範疇』と割り切って叩き斬りかねない。クサレイヅチはいつか斬るが、それはあいつらを引っ張り出す為の手段でしかない。

 そうでなければならない。

 

 

 

 むぅ…なーんかこう、程よい緊張感の相手とか出てこないかなぁ。

 

 

 

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