リマスターじゃなくて3の方です。
すぐにリマスターに移ろうかと思ったんですが、中途半端な所だと気分が悪くて…。
最初の時は意地張って、白霊召喚も無し、種火も死にまくるから使わず、ネットの情報も見ずに進んでいたんですが、縛りを無しにした途端に楽な事楽な事。
つい先ほども、サリヴァーン戦で大正義・数の暴力の力を実感してきました。
それはそれとして、最近PCが不調。レジストリがおかしくなってるのか、コマンドプロンプトも起動できません。
近い内にバックアップを取ってクリーンブートやら初期状態に戻すやら試してみます。
予備PCはありますし、感想返しも出来るとは思いますが、場合によっては業者さん案件かなぁ…。
梅雨に入ってから、時間を持て余していて辛い…。
雨降ってるから外にも行けない、バイクにも乗れない、仕事があるから酒も飲めない、陰鬱な気分が加速しそうだからダクソも控えめ。
どうしたものか…。
なんかこう、明るいイメージでスカッとするようなゲームは無いものか…。
神産月
さて、何だかんだあったが、ライブツアー出発当日だ。
前回の日記から数日空いたが、勘弁してほしい。リンの調教で忙しかったのだ。俺が居ない間のレズプレイに抵抗がない程度には躾けられたから、良しとしよう。
…その過程で、知られてしまったアイドル達を何人か巻き込んでしまったが、何も言うまい。本人が納得してりゃいいんだよぉ!(世間が納得するとは言ってない)
いや真面目な話、年頃の女の子ってやっぱり興味津々なのね…。フケツよっ!的な反応をした子も居たけど、どうにもズルズルと…。いや妙齢一歩手前のアイドルも居たけどね。
彼女達がこれからどうするかは…正直分からん。流れと欲望に従って抱いたけど、依存症が出るような強い感覚は覚えさせなかったし、正直言って…あまり思い入れはない。あくまで当社比、な? 一度でも肌を合わせたんだし、それなり以上の義理と好意は感じてるし…なんか言い訳にしかなってないから、この辺でやめるけど。
いやはや、「リンがとっても幸せそうだったから、ちょっと興味が」なんて理由で処女喪失すんだから、世も末よのー。…世紀末はもう過ぎたか。北斗ワールド並みに荒廃してるしな。いつどうなってもおかしくない世の中だから、無事な内に経験しておきたいという気持ちは分からんではないが。
更に恐ろしい事に、中には不必要なまでに才能と素質がある子が居てね…。まさか、あの子が歩くセックス並のポテンシャルを持っていたとは。海のリハクでなくても見抜けぬものよ…と言うか見抜けたら普通に犯罪者だわ。
…ちなみに、そんな状況でもミカは気づいていません。リカは気づきました。
……ウブとか以前にな…。何と言うか、ミカって現実にそういう事がある、ってイメージを持ってない気がする。乱交やら爛れた不純な関係やら、そういうのに現実感が無いんだろうな。
極々一般的かつ、模範的モラルを持った男女の、結婚してからの誠実な子作りも、抽象的な印象しか持ってないと言うか…。
このご時世だもんな。性教育に限らず、ちゃんとした教育を受けられる人の方が少ないんだから、そうなるのも無理はない。その中でも、特別ウブなのは否定できないが。
……そんなミカが『いざその時!』となったら、どんな顔をするのか…すっごく興味があります。
それはともかく、ライブツアーの事だが…まず向かう先はアメリカ。
具体的には北アメリカ。俺の知識にある中では、カナダの辺りですな。後はニューヨークとラスベガスくらいしか、記憶にないけど。
「過去の繁栄も何とやら、だけどねー。アラガミ出現で、一番多くの傷を負った国だし」
そうなん、ケイ?
「ええ。私も当時の事はよく知らないけど、凄かったらしいわよ、特に穀物地帯が。あっという間にアラガミに食い尽されたって」
ふーん。面積が広くてGNP(だっけ?)が高かっただけに、アラガミの餌が多かったって事か。
割合ダメージって考えれば分かりやすいかな。
…で、ケイさんや。何で一緒に空港のVIPルームに居るんでしょうね?
「私も帰国するもの。元々、私はアナタとネンゴロになって、血の力の習得法を調べる為に派遣されたんだからね。これまで大した結果も出てないし、もう戻ってこいって事よ」
うん、それについては何も言わないけど。
「聞いてない? 私は護衛役って事よ。あなた達は…特に貴方は、血の力の専門家って事で、世界でもトップクラスの重要人物扱いなのよ?」
……まぁ、言わんとする事は分からないではないが。アリサ達と居るとあんまり実感はしないが(と言うかニート強制扱いだが)、一応俺って、血の力の専門家、人為的に目覚めさせる力を持った数少ない人間なんだよね。それこそ、全世界で5本の指で数えられる程度には。
つまり、最近急増している感応種…通常のゴッドイーター達を無力化するアラガミに、対抗できる手札を増やす事ができる人材。
ただでさえ追い詰められているこの世界の人類にしてみれば、何が何でも確保したい人材だろう。
…そういや、アメリカのアラガミってどんなのが居るんだ? 極東に比べて、どんな感じ?
「ん~、そうねぇ」
ケイは俺の正面で足を組み、顎に指を当てた。脚線美が眼福です。この世界の女性ゴッドイーターの例に漏れず、露出度高いのよねこの人。
「極東のアラガミが、コツブでもゲキカラなら、あっちのアラガミはダイナミックで大雑把、かしら? サイズだけで言えば、極東の大型アラガミの2~3倍はザラに居るわね。クアドリカだって、1.5倍はあるわよ。だからって、強いかと言うとそうも言えない。小回りが効かないし、何より攻撃手段が少ないの」
ふむ…そんだけデカいと、上部を狙うのに苦労しそうだな。
で、攻撃手段と言うと?
「極東に来て一番驚いた事なんだけど…いえ訂正、極東が緑に溢れてたのが一番驚いたわ。とにかく、炎、氷、雷、空気大砲、その他諸々…。アラガミ達って、色んな攻撃をしてくるじゃない? アメリカのアラガミの殆どは、エネルギー弾…無属性のオラクルバレットを飛ばすだけなのよ。さっき言ったクァドリガにしたって、跳躍からの衝撃波とか、排熱器官による攻撃なんて全然やってこないし」
頑丈さに極振りして、ゴリ押しをしてくる訳ね。いなせるだけの技量が無ければ、磨り潰されて終わりか。
「そ。だから、アメリカのゴッドイーターの基本戦術は、『数を揃えて遠距離から封殺』よ。私みたいに接近戦もやれるのは数少ないエースって訳。ちなみに、巨体の上の方を狙おうと思ったら、敵の体を足場にして駆け上がるか、廃ビルの上から奇襲するのが基本ね」
物量大国でダイナミックなアメリカらしいと言うかなんというか。いや、それも過去の話なんだっけ。
安定性を求めるなら、一番のやり方だろうな。戦術だけじゃなく、戦略的に考えても。
「結果として、ゴッドイーターの保有数は世界でも有数になったって訳よ。その代り、適正が低い子が沢山いるんだけどね。突出した戦力が確保し辛いなら、平均的な戦力の数で埋めればいいじゃない。…その分、維持費で火の車らしいわ」
今はどこもケツに火がついてるだろ。ふーむ、しかしそれだけデカい連中がいるなら、実際に見てみたいな。
キンキラヴァジュラ並と考えていいか。
「ところで、黒蛛病の治療についてちょっと聞きたいんだけど。本国からも問い合わせがあったんだけどね、植物の治療って可能?」
…植物? が、黒蛛病にかかるのか?
いや、有り得ない事じゃないか。植物だって一種の生命だし、赤い雨を浴び続けて、それを根っこから吸収していけば、公害みたいに毒素を貯めこんでもおかしくない。
うーん…多分、人間の治療をするよりは簡単かな。試してみないと何とも言えないが、鬼の手を使わず、鬼祓だけで充分だろ。
ただ、鬼祓の効果自体、あまりに広範囲ではないからな…。汚染された農場を丸ごと浄化しろ、なんて言われたらどれだけかかるか分からないぞ。
「なら、歌で浄化はできない? 人間よりは簡単で、歌でも黒蛛病の症状緩和はできるんでしょ? 昔の研究にあったらしいわよ。音楽を聞かせながら植物を育てると、それに影響されて実りが多くなったり、逆に毒素を含んだりっていうのが」
成程、可能性はある。鬼祓や鬼の手よりも遠くまで響くし、実現できれば救世主扱いだろうな。
…カエデさんは微妙なところだが、タカネは多分出来るぞ。元より、アイツの血の力はソッチ方面だからな。(と言う事にしておこう)
…そうだな、飯で釣ればなんとかなるか。特に小麦系統はラーメンの麺に重要だし、それで攻めれば本気出すだろ。
それにしても、あいつら遅いな…あふ、眠い…。
「仕方ないんじゃない? スターの旅立ちだしね。インタビューだって熱が入るでしょ。…随分眠そうね。ツアーが楽しみで眠れなかった?」
別の事が楽しすぎて眠れなかった。暫く会えないと思うとつい熱が入って、おかげでレア達が見送りにこれなくなっちゃったし。
リカも来てはいるけど、オネムなんだよなぁ…ちょっと悪い事したか。
「…え、リカってあのちっちゃい子に? ……ワォ」
アレな人を見る目を向けるのはやめてください。いや見られても仕方ないとは思ってるけど、あの子の事は色々想定外な事が…言うだけ無駄か。
話を露骨に反らすけど、ケイはアメリカに到着したらどうすんの? そのまま護衛任務続行?
「そうね。交代するにしても、すぐではないと思うわ。その後は…多分お別れね。極東に行くとしたら、何年か先になると思う。これでも結構重要な地位に居るし、何だかんだで目的だった血の力体得法は殆ど理解できなかったから」
あー、任務失敗って事になるのか。まぁ、ハニトラしろとか言われたけど、最初から従うつもりはなかったようだが。
大丈夫なのか? 人類名物、足の引っ張り合いとか。
「あるかないかで聞かれたら、『ある』の一択だけど、大丈夫よ。それくらい捌けないようじゃ、アメリカのエースなんて名乗ってられないわ。失敗を覆して有り余るくらいの手土産もあるしね」
手土産?
ケイが見せたのは、小さな袋だった。モノ自体はその辺の雑貨屋で売ってるような、ありふれた袋。
が、その口紐には珍しいタグがついている。…GKNGのタグだ。これが付いてるって事は…?
「そ。極東を覆っている植物の種よ。GKNGから直接分けてもらったの。世話の仕方のマニュアルももらったわ」
おいおい、マジかよ。まさか、それを持って帰ってアメリカで繁殖させる気か?
「オフコース! 上手く行けばすっごい事になるわよ。極東支部の限られた土地でやってアレだもの。アメリカ全土でやれば、食糧問題だって大幅に解決できる! アメリカが超大国に戻れるかもしれない、ビッグチャンスよ!」
正にアメリカンドリーム、か。
…しかし、確か植物の持ち込み持ち出しって、規制がなかったっけ?
「そこらへんは心配ないわ。グレアム局長が、その辺りの調整はやってくれたもの。『今後の販路の為だ』って」
海外との貿易、コネ作りまで視野に入れてんのか、あの人…。金儲け方面にバイタリティが溢れすぎだ。
アレで見た目と言動にもうちょっと気をつけてれば、要らんヘイトを稼ぐこともなかろうに。…それこそ、本人に言わせると『無駄な事』だろうけども。
別に止めやしないし、成功を祈るが…気をつけろよ。ソレを食ったアラガミが超進化、なんて可能性だってあるんだからな。
「分かってるわ。ま、その辺は専門家の学者達に任せるわよ。とにもかくにも、まずはライブツアーの護衛…あら、インタビューは終わったみたいね。そろそろ飛行機に乗り込みましょうか」
さて、乗り込んで、既にフライト中な訳ですが…うーん、なんつーか、落ち着かないな。
タカネ、カエデさん、ミカのアイドルチームが固まった席に居るのは、おかしな事でもなんでもない。ケイが俺の近くにいるのも、護衛だから分かる。アンチョビは俺の世話役としてついてきているが、リカと一緒に窓の外に興味津々だ。ついでに、チームアンツィオは修学旅行の学生かと思うくらいに大騒ぎしている。こら、窓を開けようとするんじゃありません。
…タカネとカエデさんの、関係者枠は居ないのかな?
…で、俺達の席から少し間を開けた所に、記者達が大量に座っている。
一応、カーテンとかでスペースは区切ってあるんだが…こっちの様子を何とかして探ろうとしている気配が丸わかりだ。
有象無象に見られてもどうって事は無いが…純粋に鬱陶しいな。
おいアンチョビ、お前平気なのか?
「…え? あ、うーん…まぁ、見られるのには慣れてるし…。チームアンツィオを纏める時とかに」
そういや、何だかんだでチームリーダーだったもんな…。
「あなた様、鬱陶しいのであれば適当に散らしてきますが?」
やめて。やめろ。絶対物騒な事になる。大分人間との付き合い方を理解してきたけど、価値観は相変わらずだもの。付き合いのある人間ならともかく、見ず知らずの他人なんて石ころ程度にしか思ってないもの。
ちょっとカエデさん、酒飲んで笑ってないで止めてよ…。
「無駄だよ。こうなったらこの人、笑い上保で甘え上戸で止まらないから…」
ミカが黄昏ている。外は真昼間なのに、何となく夕日が見えた気がした。
一応、アラガミの襲撃の可能性も考えて気を張っていたが、特に何も無し。飛行機が墜落するなんて事もなく、へべれけを一人抱えて飛行機は飛ぶのでした、まる