普段の3倍近い文字数になってしまった。
かなり強引な展開になってますが、お察しの通り巻きに入り始めています。
同時に色々展開しすぎて、話が進まないんですよぉ!
この後、霊山編だけで同じく濡れ場回を少なくとも1回予定しています。
今まで手を付けた事のなかったシチュなので、かなり手古摺ると予想。
そこに至るまでにも既に手古摺ってますけどね。
それにしても、タイマニン界近辺できらら先輩が大ヒットしておるようですなぁ。
おっぱいでっかい、タッパもでっかい、強気だけとチョロい。ヤキモチ妬いてる言動が可愛い。
ウチにも来てほしかった…。
ピックアップガチャで先に石を溶かしたのが致命的だったな…。
属性限定ガチャが来るなら、そっちに使うべきだった。
うーむ、日ごろ「何となく戦力強化できないかな」で使っちゃアカンのだな。
必殺技もネタも石も、使いどころが重要だと知った今日この頃です。
……課金の誘惑を退ける力を与えたまえ…。
堕陽月参日目
草木も眠り、護衛も微睡む丑三つ時。人が動く気配で目が覚めた。
今日は道場の広間で、皆で雑魚寝。布団が足りないので、掛布団に包まったり、二人とで一つの布団を使ったりしている。
夜遅くまで話し込んでいた美麻美柚文美の3人も、今日はここまでとしたのか、ぐーすか眠っている。…文美さんと二人の微妙な距離が、完全に和解したのではない事を示しているようだ。
…てっきり、美麻と美柚で同じ布団を使うのだと思っていたが、何故か美柚と雪風、美麻と直葉ちゃんで眠っていた。いや別に文句はないんだけどさ。
周囲を見回してみれば、姿が見えない者が数人。明日奈と、神夜と……直葉ちゃんも居ない?
気配を探ってみると、3人は同じ場所に居るようだ。揉め事とか、暗殺者がやってきたって訳じゃなさそうだな。トイレ…でもないな。
3人が居るのは多分、負傷者を運び込む為の医務室だ。
よからぬ事を考えているとは思わないが、様子見しに行くか…? と考えていたら、気配が一つ離れて、こちらに向かって移動を始めた。これは…明日奈の気配だな。
「…あ、やっぱり起きてた。静かに静かに…」
別に意味も無く騒ぎ立てるつもりはないが。こんな夜更けにどうした?
直葉ちゃんも一緒に居るみたいだが。
「百聞は一見に如かず、よ。来てみれば分かるわ。むしろ、あなたなら来なくても分かりそうだけど」
そりゃ、こんな夜更けに明日奈から誘われるとなれば、いつものお楽しみくらいしか思いつかないけど。
まぁいいか。とにかく行けばいいんだろ。
誰も起こさないように、こっそりと抜き足差し足…。ふと気になって、雪風と美柚を見たが、本当に眠っているようだ。狸寝入りではない。
妙に上機嫌な明日奈に手を引かれ、医務室へ向かう。
…この上機嫌さは、神夜と同じだなぁ。何を企んでるんだか。
「企むって程じゃないわ。そろそろ、私達だけじゃ受け止めきれなくなってきたし、援軍を探そうかなと思ってた所に、鴨が葱…もとい、渡りに船だったからこれ幸いと乗っただけだし」
何のことを言ってるのか大体予想はつくが、何でそうなったのかが分からんなぁ。
この先に誰が居るのか分かるし、何の為にそこに行くのかも予想がつくが、あの子が鴨になる程俺を好いてたか…?
「んー、色々積み重ねはあるけど、多分それって貴方が想像してるようなのじゃないと思う。人間関係の積み重ねじゃなくて、気になってつい見ちゃうのと、顔が赤くなるのと、狙撃から守られたのがこう、結びついて」
…気になってつい見ちゃってた理由は?
「……前に泊りがけで遊びに行った時、普段やってる事を色々話してたから…かな?」
1(PI-)歳を相手に何を猥談かましとるか!?
「今からその1(PI-)歳に何をするのかしら? むしろしたくないの?」
します。1(PI-)歳とかまだマシな方でした。ペド野郎と呼ばれても反論しません。
…マジでな。GE世界で色々と…。
シオの事じゃない。あれは最初は逆レ喰らったようなものだし、普通の人間ではないからギリギリセーフとする。リカもまぁ、事情が事情だ。血の力に当てられて暴走しちゃったから、俺の中ではセーフ。
………直前のループで、ありすを始めとしたロリっ子アイドル達と、な。あの子が篭絡して連れ込んできたロリっ子達まで食っちまったもんで…。
要するに直葉ちゃんは、猥談を思い出してつい胸が高鳴ったりするのと、狙撃から守られた吊り橋効果で、俺の事が好きだと思いこんじゃった訳か。
チョロいというかなんというか…。
元々、そういうのが好きな子でもあるんだろう。初めて会った時も、グウェンに守られた事を物凄く語られたのを覚えている。
体を張って自分を助けてくれる強い人。それが彼女の憧れか。
…にしても、狙撃を受けて半日程度だぞ。よくそこまで突っ走ったな。
「離してみて分かったんだけど、あの子は結構…私が言うのもなんだけど、肉食系よ。思い込んだら一直線、好きな人の為なら何でもする、その人がやる事なら大抵の事は好意的に考える、好き嫌いに時間なんて関係ない」
まぁ、あんだけ男好きのする体てるんだし、肉食系なのは分からんでもない。
…そういや、桐人君って直葉ちゃん相手ですら体が竦む事がある、って言ってたな…。トラウマの原因になった明日奈と共通する獣性を感じ取って怯えていたのかもしれない。
一つ聞くけど、直葉ちゃんを誘ったのは?
「誘ってないわ。自分から頼み込んできたの。色々話してた時に、その、嬉しいんだけど、色んな意味で体が保たないって言ったから、援軍要りませんかって。どこから持ってきたのか、音を消す為の結界の準備までして」
………自分から食われに来る肉食系、か。結界は多分、コスプレする時の為に自前でそろえていたんだろう。
つーか、ヤる気満々の俺が言うのも何だけど、直葉ちゃんは俺達の事情を知ってるのか? 少なくとも俺は、近日中にウタカタの里に向かうんだぞ? やる事やって、そのまま放り出されるんだぞ?
「うん、まぁ、そこは…私達も気になったから、ちゃんと言ったんだけど…『だったら、猶更今すぐ突撃しないといけませんよね!?』……だって」
………まぁ…確かに…幸運の女神は前髪しかないと言うし、俺と何かしら関係を持とうと思ったら、今しか機会はないんだけども…。ウタカタに向かった後、どうなるにせよ霊山に戻ってくるかは分からないのだから。
それでいいのか、直葉ちゃん…。徹底的に前に進む事しか考えてねぇな。むしろ、もの考えて生活してるのか心配になるくらいだ。
人を起こす事が無いよう、ゆっくり歩いていたが、とうとう医務室に到着した。
明日奈と神夜が上機嫌な事だけが妙に引っ掛かるが、この先に直葉ちゃんが抱かれる為に待っていると思うと、色んな事が頭からすっ飛んでいく。
今までそういう目で直葉ちゃんを見た事は…まぁ、あんまり無かったが…うん、余裕でイケるイケる。桐人君にも、「妹をよろしくお願いします」って言われてるし。あんだけ成熟したカラダなら、幾らでも美味しくいただけます。
では、参ります。
「「いらっしゃ~い」」
そこで出迎えてくれたのは、当然神夜と直葉ちゃん。
ただし、実に過激なランジェリーに身を包んでいる。
ほぉう、これはこれは…。舌なめずりしながら、二人の体をじっくり鑑賞する。
まずは直葉ちゃん。こうしてみると、本当に年齢不相応なスタイルをしている。同年代ではこんな肉付きの良さを醸し出す少女はまず居ないだろう。
むっちりしたフトモモ、括れたウェスト、突き出した問答無用のおっぱい。
普段の恰好が野暮ったいものが多いからか、こうして脱いだ時のインパクトが凄い。そしてそれを飾り立てる、赤を基調としたランジェリー。下着としての役割を放棄し、体を卑猥に彩る為に特化したデザイン。
…これ、確か神夜に着せようと思って渡した奴の一つだよな。神夜は赤より黒が好みらしいから、未使用のランジェリー。
だが何よりも素晴らしいのは、直葉ちゃんの表情だ。
この世界、下着と言えば褌とサラシくらいで、ランジェリーなんて言葉すらない。シノノメの里だと、練の姉御が作ってるけどね。
当然、直葉ちゃんにとっても未知の存在だ。よく分からない、なんだか複雑な模様が入った布切れ、くらいにしか思わないだろう。
大事な部分を隠してこそいるが、直葉ちゃんにしてみれば裸よりも恥ずかしい恰好だろう。
彼女の感覚で言えば、初めて異性に体を見せるのに、よく分からないオモチャや落書きで体を飾り付けているようなものだ。
神夜と明日奈に唆されて身に付けたのだろうが、滑稽に見えてないか、本当にこれで俺が滾るのか、そもそも恥ずかしくて仕方ない。
それでも俺の為に羞恥に耐えながら笑顔を浮かべ、しかしやっぱり恥ずかしくて体をモジモジさせている。
君ぃ、その恰好で胸を隠そうとしても、強調にしかなりませんよ?
勿論、神夜だって負けてはいない。俺の好みを体に叩き込まれている上、元々極上だった体は雌の本能に目覚めて、磨きに磨かれている。
黒のセクシーランジェリー…直葉ちゃんのより数段過激で卑猥な衣装に身を包み、しかもそれをどう魅せれば一番いやらしく映るのか、知っていてやっている。
こちらは満面の笑みで、羞恥心を殆ど感じさせないが、それがまた神夜の可愛さを引き立てている。と言うより、全身から構ってオーラと大好きビームを放ちまくっている。
卑猥さが滲み出る姿なのに、それ以上に可愛さが強調されている。その奥にある雌の本能を引き出してやる事を考えると、今から先走りが止まらない。
肉付きのいい二人が並ぶと、4つの柔らかくて丸い塊が強調され、実際以上に密度と圧力を感じる。
何と言うか、ステーキとハンバーグが同時に目の前にあるような気分。
背後でカタンと音がする。扉の鍵が閉められたのだ。
そして僅かな衣擦れの音の後、背後から明日奈に抱き着かれる。首を回して見てみれば、明日奈も下着姿になっていた。
背後から感じる、柔らかさと既に硬くなっている感触。二人程の大きさは無いが、美しさと感度で言えば明らかに二人の上を行く事を、身を以て知っている。
何か言う暇もなく口付けられ、自分達がどれ程この時間を待っていたのか、舌の動きと唾液の粘度で伝えてくる。
一頻舌を絡ませ合うと、明日奈は俺の前に回った。横目で少しだけ、直葉ちゃんの様子を確認する。…顔を真っ赤にしてガン見していた。
改めて明日奈に目をやると、青いセクシーランジェリーに身を包んでいる。流石に普段からこれを着けている訳じゃないので、皆が寝静まった後に着替え、普通の服で隠して俺を呼びにきたんだろう。
明日奈には二人のような肉感はないが、それは彼女の魅力を損なう事ではない。スレンダーながらも出るとこ出ている彼女は、貪り付きたくなるような肉ではなく、一種の芸術品のような風格を備えている。
研磨され、整えられた宝石を連想させる体。属性で言うなら、明日奈がビューティ、神夜がキュート、直葉ちゃんはセクシーかな。
そんなビューティ明日奈だが、その内に潜む獣性、貪欲さは言うまでもない。野生の獣のような美しさ、と言うと明日奈は腹を立てそうだが、実際似たような印象はある。
その野生の獣をペットになるまで屈服させ、美しさを汚しつくすのが何よりの楽しみだ。
「ほら、直葉ちゃん、こっち来て。今日の主役はあなたなんだから」
「へ、はへっ!?」
「そうですそうです。私達はお手伝いに回りますから、ね?」
「か、神夜さん達は」
「私達は直葉ちゃんが大人になるのを齧り付きで見学させていただきますから。二人で絡み合ってますんで、お構いなく」
「二人でって……女同士!?」
「抵抗がなくなるまで、この人に仕込まれちゃったのよねぇ…。そのうち直葉ちゃんも、同じようにされちゃうわよ」
ズズイっと真ん中に放り込まれ、俺の前に突き出される直葉ちゃん。
…このタイミングで二人が譲るのはちと引っ掛かるものがあるが、それよりも今は目の前に居る極上の青い果実を貪りたい。
しかし。
女同士についてはともかくとして、直葉ちゃん。
二つ聞いておく事がある。
「ひゃい!?」
これは神夜と明日奈からも聞いたはずだけど、俺は遠からずウタカタの里に向かう。こう言ってはなんだけど、たった一夜の思い出にしかなれない。弄ばれて捨てられた、と言われても反論はできないぞ。それでもやめる気はないんだな?
「な、ないです! 心を決めてきました!」
…そうか。わかった、俺もはっきり言おう。
正直な話、俺は君を女性という目で見てなかった。知人の妹、顔見知りの依頼者、それくらいだ。
でも今は違う。男として君を抱きたい。
直葉が好きだ。直葉は、俺の事をどう思ってる? 言葉にして聞かせてくれ。
「………好き……です。憧れです。会って数日も経ってないし、話した事も数える程度ですけど、こうして向かい合っているだけでどきどきします。体の奥が気持ちよく疼いて、もっと傍に近づきたくなるんです」
…どきどきするのは格好のせいじゃないかな…。しかしそれで昂るとなると、この子も結構な素質をもっていそうだ。
「思い込みってだけじゃないです。誰にも言えない趣味について理解してくれた事や、お兄ちゃんが女性恐怖症から立ち直る切っ掛けをくれた事、グウェンさんと同じように私を守ってくれた事。理由は、結構あるんですよ。でも、本当の理由は…」
直葉は一度言葉を切って、俺に一歩近づいた。上気した頬、他者の目があるにも関わらず興奮しているのが一目で分かる体。
「本当の理由は、『ああ、この人なんだ』って感じちゃったからです。きっと、理由も切欠も全部後付けです。あなたが欲しい、あなたの女になりたい。ただそれだけなんですよ」
…1(PI-)歳が語る理屈ではない。いや理屈ですらない。
だが、自分の欲求に迷わず従うその笑みは、いっそ美しくすらあった。
…参ったな、思った以上に考えなしだけど、思ってたよりは大人だった。
わかったよ、直葉。直葉は俺のものだ。俺のものにする。
ただし、最初に言ったような、一夜限りの関係じゃない。
「それは…霊山に戻ってきたら、また会いに来てくれると?」
もちろん来るけど、ちょっと意味が違う。やろうと思えば、ウタカタに行った後だろうと、俺が異界のド真ん中に潜っていようと、死別しても会えるだろう。(デスワープしたらどうなるかわからんけど)
ただし、対価はその後の人生全て。
もしも何かの理由で直葉が俺から離れようとしても、俺の意思一つで呼び戻されて、命令一つで股を開く羽目になる。
好き勝手に体を書き換えられて、冗談抜きで今後は一生、魂まで俺の飴玉同然だ。
「飴玉……そ、それは隅々まで舐めたり啜ったり、蕩けて消えてしまう程に味わってくれると…?」
食いつくのそこかよ。いや、その通りなんだけど。
本当に食べられたいんだな、この肉食系ムチムチ妹。
ま、いいか。今後どうなるにせよ、本人も乗り気な訳だし……オカルト版真言立川流・未完成の秘儀、『烙印』の犠牲者第一号となってもらおう。
問答は終わりとばかりに、直葉ちゃんを抱き寄せる。驚いたようだが、すぐに力を抜いて体を委ねてくれた。
背中やうなじに指を這わせながら、耳元でもう一度『大好き』と囁いてやると、嬉しそうに抱き着いて来る。年齢に見合わない大きさの双丘が押し付けられ、歪むのが感じられた。
今すぐこの柔らかい肉の塊を、好き放題に揉みしだいてやりたい。それをやっても許してくれるだろうが、それだけではつまらない。
『烙印』の前準備の為にも、この子には自分から深みへ嵌りこんでもらう。
顔をこちらに向けさせると、直葉は黙って目を閉じた。少しだけ唇を突き出して、奪ってほしいと態度で示す。
望み通りに軽いキス。だが、それだけでは直葉は満足できないようだ。両腕を俺の首に回し、もっと引き寄せようとする。
思っていた以上の積極的さだが、これ以上顔を近付けあうと前歯がぶつかる。
だから近付くのではなく舌を伸ばして送り込んだ。
舌を絡め合うキスは予想外だったのか、危うく口が閉じられかけたが、顎を掴んでそれを止めた。戸惑う直葉ちゃんを追い詰めるような事はせず、唇の内側にねっとりと舌を這わせる。
敏感な場所を舐められる感覚に戸惑い、体をピクピクさせていた直葉は、躊躇いながらも自分も舌を出してきた。
唇と唇の間で、舌が触れ合う。ぬるぬるとした生暖かい感触。唾液を啜る音。
初めての接吻だっただろうに、直葉はすぐに夢中になった。表面で舐めあい、絡め合うだけではない。自分から舌を伸ばして、俺の口の中に送り込んでくる。
神夜と明日奈に見られている事も忘れ、本能のままに素肌を俺に擦りつけながら、無意識に腰を揺らしている。
積極性は充分と判断し、接吻を辞めて一歩後ろに下がる。
追いかけてこようとした直葉だが、俺が服に手をかけたのを見て動きを止めた。わざと時間をかけて服を脱ぐと、強烈な視線が突き刺さる。
「…何だか、脱ぎ方が大人っぽいです…」
そういう脱ぎ方を、これから直葉も覚えるんだぞ。どこをどう魅せたら雄が悦ぶのか、みっちり仕込んでやろう。
ほら、下も脱ぐとしよう。これから直葉を大人にしてくれる、一生可愛がってくれる男の象徴だ。よ~く見ておけよ。
言うまでも無く、直葉の視線は俺のイチモツに釘付けだ。先走り汁が滲む剛直は、目の前のメスを求めて猛っている。
何人もの女を食い散らして淫悦の園に引き摺り込んできた棒から溢れるフェロモンとオーラは、それだけで経験のない直葉に生唾を呑ませる程だった。
呼吸が荒くなっている直葉を、再度抱き寄せる。しかし今度は正面からではなく、一転させて背後から抱きしめた。
互いに伝わる素肌の感触。しかしそれよりも、直葉は内股に当たる剛直が気になって仕方ないようだ。先端部分で内股を、時に秘部近くを擦り上げて自己主張するそれは、直葉にとってはいつ自分を貫くか分からない凶器であり、同時に新しい世界を見せてくれる魔法の棒。
だが、これの出番はまだもう少し先。
背後から腕を回して、本格的に直葉の体を愛撫し始めた。
「んっ……やっ、あっ、あ、そこ、いい…」
体中を弄られ、直葉は体をゾクゾクさせながら身悶える。
ランジェリーの上から胸を柔らかく歪め、敏感な部分の周辺を刺激する。恍惚とした表情で、初めて異性に触れられた感触を楽しむ直葉。
やっている事は、まだマッサージの領域。緊張を解す為の行為で、性感を与える為のものではない。
その為か、直葉は徐々にじれったくなってきたようだ。期待していた気持ちよさとは違う、と感じたのもあるだろう。
物欲しげに体をくねらせ、後ろ目で「もっと先を」と訴えかける。剛直の先端が秘部に触れた時など、自分からランジェリーや鼠径部を擦りつけてきた程だ。
頃合いと見て、もう少し行為を進める。やろうと思えば、今すぐにでも直葉の処女膜を破って絶頂させるなり、指先一つで何もかも忘れて絶叫するような痴態を晒させる事もできる。
だがあえてじっくりと、少量の性感から注ぎ始める。直葉が慣れたり、或いは飽きたり失望しないように、我を忘れてしまわないように、直葉の中の欲望に火を注ぎ、鎮め、酩酊させる。
強すぎず弱すぎず、自分が何をされているのか明確に認識させ、自分の体はこんなに気持ちよくなれるのだ、こんなに浅ましくて卑猥な部分があるのだ、そしてそれがオスを悦ばせるのだと、心にも体にも刻み込む。
そして、それに浸る事がどれだけ気持ちいい事なのか、丁寧に教え込んでいく。
その教えを全く抵抗なく受け入れていく直葉は、気付いているだろうか? 自分の芯になる部分から溢れる、熱と卑猥な液体に。唇の端から涎が溢れ、乳首はピンと自己主張し、紅潮した肌にはじんわりと汗が滲み、そしてまだ幼い卑裂はいつ犯されてもいいように液体を吐き出し続ける。
平時の直葉ちゃんであれば、こんなのは自分じゃない、とでも言い張っただろうか?
時折、胸を一際強く揉んだり、尻に手を滑らせたりすると、一際大きく声が出る。何度か繰り返している内に、とうとう直葉は我慢できなくなったようだ。
両手を自分の秘部に当てようとする。この状況で、物足りないとばかりに自慰をしようとしているのだ。
だが、そうはさせじと愛撫を止めて、両腕を捕まえる。
直葉が何か言うより先に、捕まえた片腕を誘導する。向かわせたのは、直葉の秘部直前で自己主張を繰り返していた俺の肉棒。初めて手にするその熱さに、直葉は体の疼きも忘れて夢中になった。
何をしろ、と指示するまでもない。明日奈達から聞いていたのか、拙い手付きながらも剛直を愛撫し始める。当然の事ながら、俺に充分な快感が送られているとは言えなかった。何せ実物を直視したのは先程の一度だけ、体勢は背後に向かって手を伸ばしている状態。これでしっかりとした愛撫をしようと思ったら、慣れに加えて肉棒の構造を全て把握しておかなければならないだろう。
それでも、オスの象徴に触れながら愛撫されているという状況は、直葉の冒険心を満たすのには充分だった。
自分はこんなにいやらしい事をしている、こんな気持ちいい事をしているのだと酔い痴れる。『オトナ』になっていく興奮を、存分に味わっている。
俺自身も、何も知らない女の反応を自在に引き出し、操って染め上げていく愉悦を感じていた。
だが、まだまだこんなのは序の口なのだ。
体も心も、魂まで貪り尽くす為。まずは『恥ずかしい』と『気持ちいい』を直結させてやろう。
胸や尻、足を撫でていた指先を、ヘソを通して下に向かわせる。下腹部に近付く感触に、直葉の体は『今度こそ』と期待していた。これまで何度か下半身の愛撫はしたが、肝心の部分だけは放置して、疼きを貯めこませていた。
だからこそ、そこに触れられたと認識する前に、直葉の体は絶頂する。
「……っ! い、いま、のって…」
絶頂、だよ。神夜達から聞かされてるだろう? オトナになれるって証拠だよ。
「…あれが……頭の中、真っ白になって、体、電流が走ったみたいになって…すご…」
この程度で凄いなんて言ってたら、体が保たないぞ。
ほぉら、中に指が入って行くぞ。
「あっ、あっ、あっ、な、なか、きてる、きてるっ、またぜっちょうしちゃう、からだ、かってにっ」
初めてなのに柔らかいなぁ。もう気をやりそうになるなんて、本当に淫乱な体をしてる。
「い、いじわる、やぁ…! きもちい、で、もっ、いんらんじゃ、ない、もん…!」
こんなに楽しんで体も反応してるのに、淫乱じゃないなんてよく言えるな。
ほら、聞いてみろよ。これが直葉のナカの音だ。
わざと乱暴に、音を立てる為に直葉の膣内を掻き回す。下半身をビクビクと痙攣させながら、直葉は快楽と羞恥に塗れた叫びをあげた。
散々焦らされ発情させられた直葉の体は、初めて異物を受け入れたというのに悦びの声だけを叫び続ける。
今までの揉まれ、吸われ、愛撫されて味わった外部からの快楽ではなく、体の内側から溢れ出る性の悦びで、直葉の体が燃え上がる。
快楽に犯されながら、それでも僅かに残っていた羞恥に火が付いたのか、いやいやと頭を振っていた。
ああ、その反応が欲しかった。そして、これからもっと見せてもらおう。
さぁ、直葉、聞くんだ。これがお前の体の音だ。
れろぉ
粘着質な音が響く。直葉の秘部の音ではない。確かにそちらも音を立てているが、直葉の脳を犯す音は、もっと直接的な音。
耳の穴に出入りする、俺の舌の音。
「ひっ!? い、いやっ、舐めちゃ、あうっ!?」
予想外の部分を責められた為か、それとも卑猥な音で羞恥が煽られた為か。逃れようとする直葉の頭を掴み、更に奥へ舌を這わせる。
同時に、舌が奥に押し込まれる度、卑猥な音が耳から注がれる度に、膣内の指を蠢かせ、浅い部分から奥の部分まで片っ端から刺激する。
ん~、直葉の耳の奥は美味しいな。濃いが味がするよ。
「い、いやぁ、あぁぁん! あっ、そこっ、だめっ、っだめっ!」
耳が? それとも、女陰が?
「どっちも! あっ、あっ、奥、溶けてる、頭も、体も、気持ちよすぎて溶けてるよぉ! は、恥ずかしい、のにぃっ!」
それでいいんだよ。恥ずかしい事は、気持ちいい事なんだから。
ほら、もっといやらしい音を聞かせてあげるから、直葉もいい声で鳴くんだよ。
もっと、卑らしくて恥ずかしい事をされて、気持ちよくなって、卑猥な声をあげるんだ。何もかも曝け出して、私はこんなに淫乱なんですって叫ぶんだ。そうすればもっともっと気持ちよくなれるよ。
上手にできたら…今度は『これ』で犯して、本当のオトナにしてやろう。
指で膣内を掻き回しながら、肉棒の先端で淫核を圧し潰す。
耳元で卑猥な言葉と音を囁き続け、恥ずかしい=気持ちいいの麻薬のような等式を刷り込んでいく。
羞恥と快楽と背徳感と、本人でも言葉にできない雪崩のような感覚に煽られて、直葉は上り詰めていく。
最初の愛撫、我を忘れないような手加減など何処にもない。ただただ指と音に翻弄されて、絶頂したのにもお構いなしに弄り回され、人生で初めての領域に押し上げられる。
トランス状態と呼んでも差し支えない程に高ぶった直葉は、大きな叫びを挙げて一際強く緊張し、そして脱力した。
「っ、は、 はっ、 は ぁ ふぁ あぁ…」
そこまでやってようやく舌と指を引き抜くと、朦朧とした意識で荒い息を吐いていた。
流石に、ここまでやると俺が支えていたとしても立っていられない。
準備されていた布団に寝転がせてやると、力のない目で俺を見た。
「はっ、 ふ、 は ふ ぅ…」
羞恥の感情は消えていない。それ以上に、全身を包む快楽の余韻で、直葉は体を動かせない筈だった。
にも関わらず、彼女は俺に向けて懇願する。
力のない体に鞭打って足を動かして。
俺に向けて股を開く。
初めて異性に触れられ、雌の悦びを注ぎ込まれたその場所は、精根尽き果てたかのような直葉とは裏腹にまだまだ満足していないようだ。
まだ身に付けていたランジェリーは既に変色する程濡れており、秘部にピッタリ貼り付いている。…男を欲してヒクついているのが、見ただけで分かった。
体力と気力を全て削り取るような絶頂に晒されて、彼女は尚もオスを欲している。
力尽きた自分を蹂躙し、何もかもを貪り尽くしてくれるオスを。全てを捧げても尚足りぬとばかりに食らいつくオスを。
この幼い年齢で、よくもここまで卑猥な体に育ったものだ。
それを好き放題に弄べる幸運に感謝しながら、俺はイチモツを突き付ける。
これからそれが覆いかぶさり、自分の中に入り込んでくるのだと強調する。
直葉は、恐怖と緊張と期待と欲望に塗れた視線で俺を見て。
「…………っ…きて、ください…」
自ら股を広げるだけでなく、割れ目を左右に引っ張って広げ。自分から子宮を差し出した。
真っ直ぐ突き抜ける道が見える。俺の剛直を迎え入れる為だけの道。
その果てにあるのは、直葉の子宮。いや、それだけではない。俺がそこに入り込めば、消える事のない『烙印』を焼き付けて。直葉の全てを喰らい尽し、俺のモノにする事になる。
本当にいいのか、と叫ぶ自分の良心を抑えつけ、背徳感として燃料にする。
では、いくぞ。
オカルト版真言立川流禁じ手、『烙印』!
「っ…~~~~~~!!!!!!!」
用意された道を、それに耐えられる以上の強さで一直線に撃ち抜いた。
ヌルヌルと絡み付く肉穴の誘惑を引き千切り、純潔の証を突き破られる感触も残さず、ただただ子宮…いや、直葉の『芯』を目掛けてまっしぐら。
この術で重要なのは、無抵抗にした道を征服し、相手の中心となる部分を完全に捕らえて突き穿つ事。
物理的には子宮までしか侵入してなくても、その衝撃や霊力は正中線を正確に辿って脳天まで突き抜ける。
同時に霊力を流し込み、蹂躙した道を自分専用に書き換える。染み込んでいく霊力が、無条件に初めての性交の快楽を引き出し、直葉の体に悲鳴をあげさせた。
後ろから、「うわ…処女にする事じゃないです、外道極まりないです…」「絶対一生忘れられなくなるわね、あれ…」なんて声が聞こえるが、褒め言葉だ。多分。
そして、肉棒が最奥まで到達した瞬間、同時に下腹に指を当てる。トン、と指先で突く程度の衝撃。触れただけに等しい筈のその行為は、実際は精密に狙いすまされた一矢だった。
突きあがる肉棒の真逆から体を抑える事で、標的を固定し、衝撃を逃がす事を禁じる。今の直葉は、縛り付けられて狙い撃ちにされる的に等しい。
直葉の中で、興奮と快楽が天井知らずに高まっていくのが分かる。人語をとっくに忘却し、全身は迸る性感を受け止める為の器に成り果て、ただ只管欲望に突き動かされて悦楽を貪っている。
そして、その中心で…子宮の真上に突き立てられた指と、そこを突き上げる肉棒の中心から、直葉の全てが流れ込んでくる。
いや、流れ込んでくる、ではない。吸い取っているのだ。
普段のオカルト版真言立川流で行うような、増幅した霊力の受け渡しではない。もっと根本的な部分を一方的に略奪しているのだ。それに伴う強烈な快感は、言葉にしようもないだろう。万が一にも抵抗させない、反抗させないように、心を打ち砕くような悍ましい快楽を与え続ける。
そして、その悍ましい邪法の効果は目に見えて現れた。
指で押さえている部分、丁度子宮の上。そこにじわじわと色が滲みだす。ハートマークを悪意的に歪めて子宮や卵巣に似せたような、その形。モノノフのシンボルマークをデフォルメした形にも見えるのは、開発者の悪意だろうか?
胎内から卑猥な輝きを以て自己主張する、言わずと知れたその紋章。
淫紋。
これがオカルト版真言立川流禁じ手・『烙印』の効果である。これの為に与えられる、今正に直葉を壊そうとしているような悦楽など、副作用に過ぎない。
尤も、俺が禁じ手、邪法呼ばわりするような術の効果が、ただ淫紋を付けるだけのものである筈もなし。確かにお嫁に行けなくなるような模様が出来てしまうが、隠す方法は幾らでもある。と言うか、術を発動させていない状態であれば、例え鬼の目を使ったとしても目に見える事はない。
では、この淫紋の効果とは何か。俺の意思一つで、好きな時に発情させられる? いやいや、その程度なら態々使うまでもない。現に、神夜や明日奈は淫紋など付けてなくても、俺が求めれば幾らでも体を開く。軽く触ってやるだけで、いやそういう目を向けるだけで興奮と欲望が治まらなくなって、抱かれる為なら何でもやるくらいに仕立て上げた。
主な効果は二つ。
一つ目、相手の魂とも言えるモノを俺の中に取り込んでしまう事。つまり魂喰。この時点でヤヴァイ空気がヒシヒシと伝わってくるし、実際エイヴィヒカイトみたいに死者の魂を燃料に使うなんて事もできなくはないと思う。ただし、やったらミタマを喰う鬼と同類判定を喰らうだろう。俺としても、奪った魂を自分の中に留めておくなんて、自分から毒を飲み込むような真似はしたくない。
ではこれに何のメリットがあったのかと言うと……遠距離セックスが出来るようになる。いや、遠距離になっても直接抱き合ってセックスできるようになる、と言うのが正しいだろうか?
ある意味、召喚魔法。…いや、アンデッド化?
…箇条書きにしていこう。
①俺は直葉の魂っぽいものを奪って取り込んだ。
②つまり、今の直葉の体は抜け殻である。
③だがそれでは困るので、俺の中の直葉の魂と抜け殻になった体を繋いで、直葉が自分の体を遠隔操作する。尚、これに距離は関係ない。
④つまり、直葉は霊山で普通に生活していても、意識や魂は俺の手元にある。体さえ与えれば、いつでも好きな時に具現化させてセックスできる。
…これってあれだよね、生命や魂を別の依り代に保管して、体を幾ら傷つけられても平気な不死身の敵キャラ的な。マジ邪法である。
多分、俺が死んだらそのまま道連れかなぁ…。
そして二つ目の効果。
魂が俺の手中にある事に加え、今の直葉の肉体も俺の手の内にある。その『芯』とも呼べる部分を鷲掴みにし、あまつさえ内部から霊力を染み込ませる事で完全に掌握してしまった。
この『芯』には、直葉の全てが繋がっている。魂、脳、神経、血管、心臓、その他諸々。そこを手中にして、好きなように染め上げる事が出来ると言う事は?
「あ ぁ あぁ………あ…れ…? あ、頭が、何だか、すっきりして…あ、で、でもっ、気持ちいいのにっ、さっきまでよりも気持ちいいのにっ!」
体を肉欲に焦がしながらも、我を忘れる事のない冷静な頭で、快楽悦楽淫熱をハッキリと把握する。初心者にもこういう事をさせる事ができるのだ。
更に。
直葉、乳を噴いてみたくない?
「ち ち…?」
母乳だよ。ま、答えは聞いてないけどな。もう『作り替えちゃった』し。
「え? え? え?」
心配しなくても、冷静になった頭がまた狂いそうになるくらい気持ちよくなるよ。
おっぱいの根本掴んでー。こう、キュッキュッと左右に絞ってー。ちょっとずつ圧力かけると?
「っ、なにか、何か出てる、何か滲み出てる! おっぱい熱くて、乳首おかしくなりそう!」
はい、3,2,1. びゅ~っ
「あっあぁぁぁぁ!!!」
ビチャビチャと。
直葉は母乳を噴き出した。それこそ、溜まりに溜まった牛の乳でも絞ったように。周囲に白い液体が振り撒かれる。
こんなのは朝飯前、序の口もいいトコロだ。
作り替えたのは乳房だけではない。初めて雄を受け入れた膣内は、既に感度を何倍にも引き上げている。既にボルチオに触れられただけで即イキ可能な程に。
精神が壊れないように補強し、口・鼻・喉の感度を限界まで高めて喋るだけ・呼吸するだけでも膣内を掻き回されるような性感を感じさせ、卑猥な音を余さず聞き取る耳は自分の卑猥さを正確に教えてくる。
身じろぎ一つするだけで、空気との摩擦で全身から性感が生じる。
そう、これは全て、たった今『烙印』の効力により作り替えられたもの。
直葉の体は、全てがセックスに溺れる為の、オスに媚びて誘って、そして淫獄の底に落ちていく為の器官と成り果てた。
幾ら俺でも、真っ当な手段でここまで出来る筈がない。肉体を俺に適したものに作り替えるには、相応の時間と手間が必要だ。その手間と時間がまた楽しいんだが、それは置いといて。
直葉の中心から、俺は「こうなってしまえ」というイメージを乗せた霊力を染み込ませている。
直葉の体や魂は、それが自分の内から生じたもの、異常ではないものだと錯覚して、それに従って体を変化させる。『物理的に』変化させるのだ。
流石に限界や限度はあるが、さっきやったように母乳を作らせたり、精神状態に介入したり、神経の鋭敏さを弄ったりは朝飯前。やろうと思えば、これによって傷ついた臓器の修復とか、脂肪がつきやすい場所を変えるとか、髪の色を変えるなんて事もできる…らしい。と言うか、実際やってみて分かったけど、多分できる。
それって、すっげぇつまんねぇ。
いや、直葉とヤるのは興奮してるし、こんな無垢(だけど肉食系)な子を滅茶苦茶にする愉悦を味わわずにはいられないけども。
だってそうだろう? 上等な素材や料理に、片っ端から過剰にソースをブチ込んで、味を塗り潰してしまうようなものだ。どんな素材を、どうやって加工したのかなんて関係なくなる。
或いは、調教ゲームで各種ステータスを一気にマックスにするようなものか。徐々に陥落していく様が見ていて愉しいのに。尚、即落ち2コマはエロさよりもギャップとギャグを楽しむものと言うのが俺の見解です。
これを使えば、相手がどんな姿でどんな性格をしていようと関係ない。
巨乳を貧乳に変えるのもその逆も、体重100キロくらいある女の脂肪を燃やしつくしてスレンダーにするのも、真面目で恥ずかしがり屋の委員長タイプをビッチ同然にするのも、あっという間なんだ。
相手が誰だろうと、自分の好みにあっという間に変えてしまう。
それって、相手を単なる穴としか思ってないじゃないか。体を作り替えるのだって、改造コードを使ってるのと大差ない。
禁じ手にされた本当の理由は、多分これだ。
まぁ、それはそれとして有効活用はするけどね。離れていてもセックスできるようになるのは魅力的だし、ここまでやったんだから後の事も含めて責任はとらなきゃいかんでしょ。
他の男じゃどうやっても満足できない体に変わっちゃったし、精神状態に介入して俺の事を忘れたとしても、拭いきれるとは思えない。コトが終わったら、普通の体に戻すつもりだけど、確実に後遺症は出るよな…。
始める前に宣言した通り、一生しゃぶり尽くしてやらなければ。
この術で何処までやれるかも知っておく必要はあるし、この際だからもうちょっとヤらせてもらおう。
当の直葉も、「もっとぉ、もっと突いてぇ」って満喫してるからね!
さて、まずは『烙印』を定着させる為、思いっきり濃い精液と霊力を叩き込むとしますか。
フィニッシュは、正常位、バック、今からでも腰を自分で振らせる……いや、ここは種付けプレスだ!
とっくに支配権を奪っている体をわざわざ組み伏せ、暴力的に身勝手に腰を振る。乱暴なその行為も、とうの昔に直葉にとっては快楽を引き出してくれる愛情表現に成り果てていた。
むくむくと内部で先端が膨らむのを感じる。それを感じた直葉は、経験が無いなりに最果てが近い事を感じ取ったようだった。
自分から足を俺の腰に絡め、甘い悲鳴をあげながら悦楽を享受する。
その最果てが訪れれば、二度と戻れない大渦の中に突き落とされると知りながら、自らそれに飛び込もうとする。
理性も人格も残っている筈…そういう風に弄っているのに、そうなったら自分がどうなるか分かっている筈なのに、直葉はより深く突き落とされる事を望んだ。
成程、やっぱり明日奈の同類だ、この子。
良い。
その欲望を、飲み干してやる。
人間一人の全てを、比喩でも誇張でもなく手中に収めた愉悦に浸りながら、最後の一瞬を迎える。
直葉の神経の一本一本、いや細胞の一つ一つにまで性感を注ぎ込んで、射精と共に爆発させる。
気絶、或いは腹下死して逃げる事もできないその感覚は、直葉にとってどう感じられただろうか。
分かるのは、俺の中に納まった直葉の魂が、終わりのないエクスタシーに痙攣している事だけだ。
びゅるびゅると注ぎ込まれる精を受ける度、直葉の体が変わっていくのが分かる。
この女の全ては、俺の意のままになる。
それはとてもつまらない事で、やってはいけない事で、しかし射精で落ち着こうとしている心の中に仄暗い悦びを灯す実感だった。
息も絶え絶えながら、まだ意識を保っている…意識を失う事ができない直葉を見下ろしながら、俺は股間がまだいきり立っている事を確認する。元気なのは見る必要すらなかったが、思っていた以上に余力はあるようだ。
さて、どうしたものか。
このまま直葉を弄ぶ事もできる。意識を保たせたまま淫獄を連れ回すなり、今度は適度に優しい快楽で身も心もドロドロに蕩けさせてしまう事もできる。
が、放置していた明日奈と神夜も「筒封じの術っ! よしっ、成功です!」「よっし神夜よくやったわ! 第二幕は私達が主役よ!」
…はい?
振り返ってみれば、さっきまでの妖艶な姿は何処へやら。二人揃ってイタズラが成功した悪ガキのような笑みを浮かべてガッツポーズしている。色気もへったくれもねえ。いや充分エロいけど。
ていうか、二人ともちょっと怒ってない? 直葉に集中して放置してたから?
「いやいや、そっちは充分眼福だったし、二人でそこそこ遊んでたんで、あんまり怒ってはいないわね。そこについては」
「ええ、怒ってるのは別のところです。何も知らない女の子を滅茶苦茶にするのが好きなのは知っていましたが、一体何をやらかしましたか? 私達の時だって、ここまでえらい事にはなりませんでしたよ。そして、何度も体を重ねて色々覚えこまされたのに、直葉ちゃんの善がりっぷりはそれ以上です。私達に使ってない何か、試しましたね?」
お、おう…。何をやったかって、ついこの前発見した新技をな…。
「むぅ…試すのはいいですけど、そういうのはまず私達に使うべきです。こう言ってはなんですけど、新しい楽しみを唐突に出てきた泥棒猫に盗まれた気分極まりないです」
いやその泥棒猫、公認だったじゃん。
だから早速使ったんだけど。…二人に使わなかったのは、悪かったような、理由があるような…。
…これ、言ったら流石にガチで怒られるよな…。友人を邪教の儀式の生贄にしちまったようなもんだし…。今更になってアカン気がしてきた。あらゆる意味で手遅れだが。
「二番煎じになっちゃうのは気に入らないけど、私達にもちゃんと使ってよね、それ」
その申し出は非常に興味深い。が、使って分かったんだけど、これ本気で問題だぞ。
人間の体を、好き放題に変えてしまえるような術だ。
「確かに、体の内側全体を絡めとるような霊力の流れは見えましたが…それはいつもの事では? あなたの房中術の基本だと思っていましたが」
「…具体的には、どんな風に?」
そりゃ、この直葉を例にすると……このおっぱいを神夜以上にしたり、髪の毛を金色にしてこの子曰くの『リーファ』になり切らせたり、心を操って俺に対する感情を操作したり…。
完全に操り人形に出来てしまうんだ。他にも色々問題はある。
一番危険なのは…。
と説明しようとしたところ、神夜がスススッと擦り寄って来た。ほぼ同時に逆側から明日奈も寄ってきて、耳に口を寄せる。
「稚児な私に興味はありませんか?」
ありますねぇ。
「じゃあ私は、犬とか猫の耳や尻尾を生やしてみる? それとも、本物のおちんぽを生やして神夜を襲わせてみる?」
その時は神夜を二本攻めにするのと、明日奈と俺とでも繋がってトコロテンを希望します。
うん、本人がいいって言ってるんだし、問題なんて些細な事だったね!
邪法? だから何。
使うとつまらない? そりゃ使い方の問題だ。何もかも塗り潰してしまうと面白くなくなりそうだが、部分部分で限定して使って行けばいいのだ。
まぁ、流石に本当に実行する前にちゃんと説明はして、了承を得るけど。
それはそれとして………この、筒縛りだか筒封じだかの術って何ぞ? 何でいきなり俺にかけたの?
「私の家に伝わっている、房中術の奥義の一つです。そういう技を受け継いでいるのは、あなただけではないんですよ」
それは、日頃から散々楽しませてもらってるから知ってるけども。
…見た所、射精を封じる術…か?
「流石です。私がその術を解除しないかぎり、精を吐き出す事はできません。さて、何故このような術を不意打ちでかけたか、と言う事ですが…率直に言えばお仕置きです」
「浮気って言うか、他の女の人と関係を持つのも許してるけど、何も思ってない訳じゃないんだからね。まぁ、私達を蔑ろにしてる訳じゃないし? むしろ、霊山に来てからは相手が私達だけしか居なくて、体力保たないくらいだし? 他の女と交わる時だって、私達を連れ込んで一緒に悦ばせてくれるから、その時にはもうどうでもよくなっちゃうから」
…これは許されているんだろーか? 本人を相手にして惚気てどうする。
それで、結局どういう?
「直葉ちゃんがあなたを好きになったと聞いて、鴨が葱を背負ってやってきたと思いました! 初めての時は直葉ちゃんに集中するでしょうから、そっちを押し出しておけば私達は自由! 抱かれて怒りが消える事もありません! そして、まぐわいが一段落した瞬間なら流石のあなたも無防備! この術をかける好機を伺っていたのです!」
「普段はいつも善がらされてばかりで、それはそれでいいんだけど、偶には主導権をとってみたい! でも体力無限だから『もう無理、もう出ないよぅ』とは言わせられそうにない。だったら逆に『出させてくだ~い』ってお願いさせたいんです! ちなみに最初に企んだのは神夜で、相談された私は即座に乗っかりました」
…ナチュラルに妹分を生贄にした外道共がここに居る。
その外道共にしても、俺が直葉にやった事は想定以上だったようだけど。
「と言う訳で…今度は私達がご奉仕…もとい、お仕置きしちゃいます。直葉ちゃんに酷い事した罰も兼ねて」
「最初に酷い扱いをしたのは私達? そこは合意の上だからいいのよ。お仕置き云々も、建前みたいなものだし。それじゃ…今夜は射精寸前のもどかしさを、存分に味わわせてあげる」
爛々とした、普段とは違う淫蕩な光。嗜虐的な笑みを浮かべ、舌なめずりしてにじり寄る二人は、サキュバスのようだ。
一晩中、俺の体を弄り倒して普段の憂さを晴らすつもりなんだろう。
さて、どうしたものか。
この筒封じの術とやら、確かに完全に不意を突かれて綺麗にかけられてしまったが、力技でも外せない事はない。
が、こんな機会でもなければ、焦らしに焦らされるM性感などそうそう受ける事はない。大抵、俺は責めに回るし、奉仕してくる女の方が我慢できなくなって強請ってくるし。
形はどうあれ、二人がヤる気になっているんだし、その手際を楽しませてもらうのもいいだろう。
情けない表情と声で、射精を懇願するのも久しぶりだしね。
何より、そこまでヤられれば、今後二人に遠慮なく『烙印』を使ってやれそうだ。お仕置きからの所有物宣言、悪くないと思う。
「ん………ぁ……わたし…ぁ……」
「あ、直葉ちゃん、起きましたね。…あれだけ善がり狂っていたのに、もう起きるなんて…」
「そういう風に弄った、って事でしょ。いいんじゃない? 体力がついたって事で。ほら、直葉ちゃん、こっちに来て」
「来て、って……え、えぇ!? ……あ、そっか、私、抱いてもらって………」
直葉が目を覚ました。普通なら朝まで気絶コース、下手しなくても翌日動けなくなるような行為だったが、そこはオカルト版真言立川流。どんなに激しくても体に負担をかけないフォローや、体力を回復させる術はお手の物だ。それに耐えうるよう、体を作り替えていたのだから猶更。
とは言え、流石に慣れない行為の直後だけあって、目を覚ました時はボーッとしていた。状況が把握できなかったようだ。
しかし、それも俺の体に絡みつく明日奈と神夜を見るまで。
「直葉ちゃん、一緒にこの人に『お返し』しましょう。今なら、私の家に伝わるご奉仕とお仕置きの仕方を教えちゃいます。お口で男の人を悦ばせる方法、知りたくないですか?」
「神夜さん、是非お願いします! 明日奈さんも!」
「欲望に素直ねぇ…。単に、交わる以外の方法を覚えなきゃ、本当に死んじゃうって思ってるだけかしら。まっ、いいか。それじゃ、3人がかりで、射精できないおちんぽを舐め回して、擦り上げて、包みまくってあげますから…」
覚悟してね、と歪んだ笑みを浮かべて、明日奈は笑った。