明日は早起きして、朝一番に買いに行くぞ!
……今日、思わず呑みすぎて夜更かししなければね。
どんなに早く帰れても深夜2時ですから…。
神無月ウマイもの食わす人はいい人だ日
砂糖を使うまでもなく、上田さんと同じチームになる事はできた。
だがソーマも一緒だ。
別に問題はないが、何故?
と思ったら、ソーマと上田さんのチームも2人だけで、俺達も2人。
4人体勢が基本なので、組ませてしまえ、という事らしい。
ソーマはあからさまに迷惑そうで、カノンにもかなりつっけんどんに返していた。
カノンもカノンで怯えていたし………うーん、これは誤射実験台1号が、上田さんじゃなくてソーマになるフラグ?
だが自業自得ですな。
そして上田さんは相変わらずマイペースだ。
この調子だから、コミュ力0のソーマと組まされてたっぽいな。
ナイス人選。
そんじゃ、明日は早速狩りに出るとしますかね。
ソーマが単独出撃するんじゃないかと不安だったが、そこは上田さんが保証してくれた。
あれで意外とルールは守るんだよ、と。
…まぁ、あんまり違法出撃したりしてると、減給されるしね。
ソーマでも生活するのに金は要るし、その辺は分かってるのかな。
多分、命令とかルールとか無視して暴走しまくって減給を喰らい、次の給料日まで水で凌いだ経験とかあるんだろうなぁ。
…俺?
俺はちゃんとミッション受けてから出撃してるよ。
帰り道に散歩したら、予定外のアラガミに会ってるだけで。
上田さんには、カノンには暴走したり誤射したりする気がある事を伝えておいた。
ソーマは既に去っていたので伝えられなかった。
神無月カウンターと乙は紙一重日
案の定、ソーマが誤射った。
そして上田さんも誤射った。
俺は誤射られなかった。
うむ、とりあえず実験の第一段階は成功だ。
ソーマから色々文句を言われたが、ツンケンした態度だった事と、伝えようとした時にはさっさと何処かに行っていた事を突いてスルーした。
「アレはそんなレベルの問題じゃなかっただろうが!」と言ってたし、主張はよーく分かるが無視。
カノン本人にも文句を言っていたが、相変わらずソーマに怯えているらしく、「ごめんなさいごめんなさい」で会話が成立してなかった。
いいじゃないか、死神って仇名をカノンが肩代わりしてくれるよ。
…この分だと、誤射に巻き込まれないように単独行動が増えるかもしれんな…。
上田さんは…「いやいや、凄かったね!」と笑っていた。
引き攣っていたが。
今回のミッションで上田は無かった。
……誤射の事を考えると、後画……いやもう文字通り「五車賀」になるかな?
いや、頻繁という事を考えると「五車多」?
新しいな。
裏カノン様と話す事はできなかったが、とりあえず俺に誤射しないようにしているのは確かだ。
餌付けは上手くいっているようだ。
計画通りなら、これから誤射をしてはいけない人物を増やしていく予定だったが………後回しになるな。
別に「まぁいっか」なんて思ってる訳じゃない。
裏カノン様がどう考えているか確認しないと、迂闊に手が出せないだけだ。
神無月秋の古代米は嫁に食わすな日
何度かミッションをこなして、裏カノン様と話す事ができた。
餌付けはかなりの深層心理まで影響を及ぼしたらしく、「甘味の為なら!」と言って俺にだけは誤射をしないようにしているらしい。
裏でも甘いものは好きなのね。
さて、しかし困った事になった。
裏カノン様が出てきてまだ数回しかミッションをこなしてないんだが、銃の衝撃や破壊に刺激を求めていると思っていた彼女は、別の物に興味を持ってしまっていたようだ。
つまり誤射られた味方があげる悲鳴に。
ついでに言えば敵の悲鳴と断末魔も。
別に殺したい訳じゃないが、なんというかこう……綱渡りしてる人を後ろから脅かしたいと言うか、綱を揺らして慌てふためくサマが見たいと言うか…。
いや結果的に死の危険をバリバリ与えている訳だが、そのギリギリのラインでもがいて足掻く様がたまらないと言うか…。
……これ、俺のせいなのかなぁ?
前のループとかでもここまであからさまだったんだろうか?
躾けねば。
手段を問わず。
神無月腹が減っても狩りはしないとメシ食えない日
流石にヤバすぎるので、自重していた手段を解禁する。
性行為による洗脳も已む無し。
これは欲望に溺れているのではない。
大事の前の小事である。
その小事の中にちょっとばかり欲求不満を解消する手段が含まれているだけである。
とは言え、そこに至るまでの手段をどうしたもんか。
今までは酒の勢いで成り行き任せに関係を持ったり、特にモテ男でもなかった筈の俺に向こうからアプローチをかけてきてくれたんだよな。
思えばこちらから積極的に迫った記憶は無い。
だが今回ばかりはそんな事は言ってられない。
だから正面から口説かず、一番手っ取り早い酒に頼る。
まぁ、そうでなくても命がかかってる職場の上官と部下で恋愛関係ってヤバそうだしな。
体だけの関係ならいいのかって話になるが。
唐突に酒に誘っても怪しまれるな。
何が丁度いい区切りの時に…そうだ、一人前のゴッドイーターの試験として、コンゴウ辺りの討伐があった筈。
それをカノン主導でこなせれば合格。
で、祝い酒……待てよ、カノンって何歳だったっけ?
…二十歳にはなってなかったな……未成年の飲酒はイカン。
何?
何故麦茶に炭酸を混ぜてるのかって?
アルコール入ってなくても、雰囲気で酔う人って結構居るんだぜ。
と言うか、本当に飲まなきゃいかんのはカノンじゃなくて俺だ。
能動的に迫る為に。
しくじったら色々な意味で大惨事になるが。
しかし、躾けるにしてもどういう方向で行く?
形はどうあれ、欲求の抑圧というのは大きなストレスだ。
そしてストレスはまず間違いなく、裏を悪化させる。
味方が足掻き呻くシーンを見たい、と明確に言い放った訳じゃないが……形や良し悪しはどうあれ、「あの人は撃ってはいけない」を過剰に盛り込むのは望ましくない。
いや、そんな事言ってる場合かって意見はよーく分かるんだけどね?
それじゃ根本的な解決になりませんよね、霧が深い的なカンジで。
マジな話、あまりにストレスを蓄積させると、裏どころか表カノンが暴発してしまう可能性も考えられる。
アレだ、確かGE2の個人エピソードで、回復弾を使うようになってから他のメンバーにも喜んでもらえるようになったけど、禁断症状みたいに手が震えだしたという記述が…。
…益々手遅れに思えてきた。
と、とにかく、無理に溜め込むと、裏と表が逆転するくらいの事は覚悟しておいた方が良さそうだ。
なので、無理に抑制するのではなく、味方よりもアラガミの断末魔や叫び声に愉悦する方向に躾けてみようと思う。
…それだと止める人が居ないな…。
もっと悪化しそうだが、それでも味方の悲鳴に愉悦するよりは…。
神無月先達のハンターは初心者装備をしてでも探せ日
カノンの為にあれやこれや考えているうちに、何時の間にやらコウタが一人前になっていた。
この前バッタリ会って話した所によると、横乳様(俺にとっては背筋様だが)の付き添いで、コンゴウ討伐に臨んだらしい。
なんかいつもより早くね?
と思ったら、カノンに色々刺激されたらしい。
…負けてたまるかではなく、足手纏いになったら諸共に吹っ飛ばされそうだって意味で。
まぁ、強くなったのはいい事だ。
それに、俺のブートキャンプを受けるよりはマシだろう。
いやそれよりも、あのコウタが横乳様(背筋様)を語る目はは、アレだ、思春期の少年が憧れの女教師を語る目と言うか…。
うんまぁ、失恋確定だし、本人も気付いて無いし、バガラリーの方が優先度が上って時点で恋や愛ではなく憧れなのは確定だが。
ガンバレ、コウタ。
リンドウさんが例のミッションでMIAすれば、ワンチャンあるかもしれないぞ。
阻止するけど。
そして未だに春がこないツバキさんに南無阿弥陀………今寒気がした。
更に「だったらお前が春告性(リリー・ホワイトマッディネス)になっちゃえよ!」と電波を受信した。
ちなみにマッディネスはmuddinessで「濁り」だ。
さて、それを聞いた(コウタが一人前ってトコだけね)カノンも色々頑張り始めた。
しかし頑張れば頑張るだけ増えるのは、五車多さんとソーマとアラガミの悲鳴だ。
何でお前だけ平気なんだ、って絡まれた。
餌付けの事を話したら、五車多さんは滅多に頼らない実家の伝手を伝って、色々調味料を取り寄せようとしているらしい。
必死だな。
ソーマは………まぁ、単独行動しようとしてるんだけどね……俺のハンター感覚から逃げられると思うなよ。
ちょっとでも痕跡残したら追跡するぞ。
…決して、前のループでのコミュ障っぷりに手を焼かされた仕返しじゃないからな。
誤射にさえ眼を瞑れば……誤射にさえ!……、カノンの腕はしっかり上がってきていると言える。
位置取りも段々スムーズになってきたし(確実に当てられる位置取りで、味方を阻害しない位置取りではない)、撃てる角度も増えてきて、何よりテンパらず、エイム力が上がってきている。
敵の…いや、的の急所を的確に射抜き始めた。
うーん、やっぱ素質と言うかポテンシャルは高いんだが、ネタ的な意味ではなしに。
だが誤射がどうしようもない。
いや、それをどうにかしようとしている訳だけど。
…もうちょっとしたら、コンゴウ討伐を任せてみてもいい頃か。
誤射対象さえいなければ、充分すぎるほどの腕前になりつつある。
他の二人は…誤射に晒されないとあれば、喜んで送り出してくれるだろう。
神無月ゲス、外道を笑う日
話は変わるが、榊博士からは本当に接触が無い。
あの好奇心の塊が俺の神機を放置するってだけでも意外だ。
それだけ俺が気に入らないのか。
まぁそれはいいんだが、そうなると支部長の動きも全く分からない。
汚っさんの来日予定だけはほぼ確定してるんで、暗殺に支障はないんだが。
アリサに繰り返し暗示を与える必要がある事を考えると、そう長くは離れていられない筈。
アリサはあと1~2週間くらいで来日する、と思う。
その間、支部長の眼を掻い潜る準備をしておかないと。
難しいが、大丈夫!
俺はなんか何時の間にやら、人ごみに紛れ込んだだけで気配や存在感を消す、ガチアサシンのような特技を身に着けていたからな!
監視カメラの類の隙間を抜けるくらい訳はない。
やろうと思えばMH世界の狩場の草叢に座り込むだけでも気配を消せるぜ!
…なんか妙な夢を見た頃から使えるようになって、その頃から鬼の眼が妙に進化したような気がするんじゃが……まぁいいか。
現状、3つの世界を転々としてる理屈さえ分かってないんだ。
そこから更に別の世界なんて事になったら、もうそれこそ解明できる気がしなくなってしまう。
そんな事より、次回もちゃんと使える任命状を手に入れる事の方が重要だ。
しかしどーしたもんか。
事務員のヒバリさんを丸め込めばなんとかなる気はするんだが、あの人普通に優秀だしな…。
おかしな事を頼んでも、ホイホイ受けてくれるとは思えない。
あ、でも一つツテというか他のヤツに対する脅迫材料があったな。
汚っさんに、イ○ポだというのをバラされたくなければ、令状を偽装しろって方法が。
まぁその後始末する訳ですが。
……いや、やっぱりコレも却下だ。
脅した程度で素直に従うとも思えん。
確実に何か仕掛けられる。
他の方法…………雨宮指揮官に賄賂?
普通に考えれば無理だが、前に砂糖を見る目を考えると、案外…。
神無月ハンターじゃ、ハンターの仕業じゃ!日
いざとなったら逃げるつもりで雨宮指揮官に相談してみた。
無論、賄賂の備えもバッチリだった。
要らなかった。
「うん? 特殊な事情だとは聞いているが、貴様の着任辞令は降りているぞ。 コピーでも何でもすればいいだろう。 社外秘だがな」
だって。
そうだよねー、榊博士に便宜を図ってもらったとは言え、ゴッドイーターとして正式に着任している以上、辞令自体は出てるに決まってるよ。
いくら榊博士でも、一声出すだけで俺を企業に就任させられる筈がない。
採用通知とか異動命令書は受け取ってないけど、企業内部ではそういう手続きがしっかり進んでいるに決まってる。
そこから取ってくればよかったのか…。
このデータを榊博士のアカウントで流せば、それだけで俺は何処かから異動してきたゴッドイーターになれる。
チョチョイと文面を弄って流せば、新入りゴッドイーターとして入り込む事も可能だろう。
いやはや、世の中意外な所に答えが転がっているもんだ。
雨宮指揮官にお礼として砂糖を…とか言ってみると、一瞬眼の色を変えたが、そっちの方が怒られた。
そんな高価な物をやりとりするようでは、それこそ賄賂に繋がりかねない、弁えろと。
…まぁ、実際賄賂として使うつもりだったしね。
神無月装備を揃えて物理で(四人がかりで)殴れ日
着任辞令を入手した。
よし、これで次回ループからももっと楽にゴッドイーターになれるぞ。
そろそろ榊博士のアカウントのパスワードが変えられる頃だ。
今のうちに、情報を漁るだけ漁っておこう。
さて、それはそれとして、明日はカノンのコンゴウ討伐任務。
余程のトラブルでもない限り、討伐自体は問題ないだろう。
問題なのはこちらの方だ。
カノンの一人前祝いとして、ちょっとした宴会・酒の勢いでエロするつもりだったんだが……酒が足りん。
と言うか弱い。
モンハン世界の素材から違う酒ばっかり呑んでたからか、こっちの酒で酔える気がしない。
しかしコンゴウ討伐指令はもう決まった事だ。
…素面でやるしかないか…。
このまま放置だけはできん。
神無月人生は重いタマゴを抱えて段差を飛び降りるが如し日
討伐成功。
が、個人的に2つ程ちょっと気になる事があった。
討伐中、妙な気配を感じた。
探索しても何も見つからず、気のせいか?と思ったんだが……ふと気付いて、鬼ノ眼を使った。
何で鬼ノ眼がアサシンクリードの鷹の目みたいな事までできるようになってんの?
敵の耐久力とか部位破壊できる所が見えるのは以前のままだが、なんか他にも色々と見えるようになっている。
…雪原に、裸足の足跡が、金色に光って見えるんじゃが……。
これはアレか、とうとうシオと遭遇か?
とは言え、カノンが居る現状のままで追いかけるのは望ましくない。
確保しても、隠蔽できるだけのスペースも無い。
口惜しいが、今回は引き下がった。
そしてもう一つの問題は……何やらカノンの心の内が、ちょっとだけ見えてしまったのですが…。
これはアレか?
前に夢に見たアサシンクリード世界のタカの目が、本当に使えるようになってるのか?
いや、ステルス技能が使えるようになってた時点でおかしくも何ともないが。
確か俺の知っているタカの目と違って、相手の記憶を読み取るような真似もできると……あ、あ、アル…ル? アル………ト? そうだ、アルノが言っていた。
真偽の程や理由はともかくとして……読み取ってしまった記憶によると、カノンの俺への感情は…敬愛。
裏カノンの感情もほぼそれに順ずる。
俺を相手にして、時々ロマンスを想像して悦ってしまう程度には、好意的で異性として見られているようだ。
ただ、年齢が年齢だけに、恋に恋している側面が強いが。
これからカノンの一人前祝いにメシ奢ってやりにいくのだが……これならいける、か?
サブイボが立ちそうだが、少女マンガ風に進めれば何とか…。
神無月木を隠すなら、ヤマツカミの腹の中日
カノンは大人になりました。
昨晩は気絶してしまったのでピロートークは無し。
朝の挨拶は「け、けだものです…」で、目を逸らした後に「すごかったですぅ…」だった。
フルバーストものの破壊力である。
ふぅ……それにしても、コトに及ぶまで、緊張の連続だったぜ。
相手が小娘とは言え、まともな恋愛経験の無い俺のリードで大丈夫かと冷や汗ものだった。
まぁ、これで俺も少しは自信がついたかな。
ちなみに躾けの方は順調だ。
まだ一晩しかやってないが、洗脳じみたエゲツない行為の効果は眼を見張るものがある。
これなら砂糖が無くても、俺に誤射はしないだろう…別に供給をやめる理由もないが。
これからゆっくりじっくり、カノンをしゃぶり尽く…もとい、性癖をコントロールしていこう。
ちなみにカノンは、ベッドでは最初はウブだけど、感極まったり体力の限界が近くなってきた頃に裏モードになった。
表とうって変わって奔放な態度だったが、やはり生娘。
オカルト版真言立川流の前に、好き放題に弄ばれるしかなかったようだ。
と言うか体がタイマニン並みに火照っている状態で抵抗なんぞ出来る筈もないが。
ウブで恥ずかしがりな表を、甘い言葉と卑猥な手管で翻弄する愉悦。
Sっぽい言動の裏を、焦らしや卑語を使って煽り、Mに染めていく愉悦。
…うむ、またしても欲望に溺れそうだ。
やはり禁欲だけでは修行の効果は少なかったか…。
ま、しゃーない。
破滅しない程度に乗り切ろう。
その為の修行だったんじゃないかと言われると反論もできんが、こうなっちまったものは仕方ない。
と言うか、真面目にカノンの方が心配だ。
今日はまだ色々と浮かれているようだが、冷静に考えられるとな…。
ロマンスとスイーツと形だけの格好良さを凝縮したような、一昔前の(この世界だと相当前だが)三流少女マンガみたいな展開から、いきなりハードな抜きゲーの世界に引きずり込んだワケだし。
ふと我に返った時、恥ずかしさやら理想との乖離やらで悶えなければいいのだが…。
まぁ、そこに付け込んでまた洗脳するんだけどな。
神無月人の乙見て、笑ってる間に自分が2乙する日
カノンが一人前になった事で、ソーマからも五車多からもお祝いが貰えたそうな。
…ソーマがそんな事するなんて意外どころの話じゃないが、いい加減誤射をどうにかしようと本気で思っているらしい。
そこで五車多から聞いた、甘味によって好感度を稼げば撃たれない…というのを実行しようとしているらしい。
だが渡し方がツンデレもいいとこだ。
「フン…」とかそっぽを向きながら、ポイッと何処かで買ってきたらしいチョコを投げ、そのまま去っていく。
お前は何処の中二病全開………いや、それ以前に思春期の男の子だ。
逆に五車多は相変わらずハイテンションで、実家から取り寄せたらしい色々な物を渡していた。
…のだが、なんかカノンと俺を見る目が生暖かかったような…。
ひょっとして気付いた?
この日のカノンはまだ痛みが抜けきってないし、腰もガクガク言ってたんで殆ど動かなかったんだが…。
マイペースな割りに、意外と鋭いヤツ。
そして、カノン本人は……お祝いをもらえて嬉しそうだったのはともかくとして。
しっかりナニの味を覚えたようだ。
二人っきりになると、チラチラと視線を送ってくる。
低い声で呼びかけると、ビクッとなって顔を赤くし、モジモジと足を刷り合わせる。
稀に裏が出てきて、グラビアみたいなポーズでお誘いもある。
…うむ、洗脳は順調だ、という事にしておこう。
しかし、ここで欲望のままに突っ走っては討鬼伝世界の二の舞だ。
そもそもヤリすぎで任務に出られないなんて本末転倒。
限度…というか「待て」を覚えさせよう、犬の躾け的に。
神喰月早寝大食い日
新しい月に突入。
何度もやってれば棚卸しも慣れたもの。
事前の準備が大事だね。
カノンの躾けを考え始めた早々、新型来日の情報が走った。
そうか、アリサが来るのか。
…駄犬をカノンと並べてみたいが、自重自重。
さて、そうなるとやはりリンドウさんの班に配属かね。
何とか繋ぎを作っておきたい。
……ツンツン全開状態のアリサを驚かせてやろう、と言えばあっさり組んでくれそうだな。
リンドウさんもカノンの豹変に唖然としてたし。
きっと「ドン引きです…」が出るだろう。
ちなみに汚っさんの暗殺準備は着々と進んでいる。
拷問云々は考えてない。
同じ外道の俺が天罰与えるなんて噴飯モノだし、何よりも手が止まりそうだ。
今まで数えるのも億劫なくらいにアラガミ・モンスター・鬼、普通の動物その他諸々を仕留めてきたけど、少なくとも無駄に痛めつけた事、嬲った事は一度も無い。
そんな余裕は無かったからだ。
しかし、今度の相手はまず余裕とは言え、無駄に苦しめて愉悦するような趣味は無い。
……あまりに苦しんでいるところを見ると、妙な仏心が沸き上がるかもしれないし。
「これだけ痛めつけたんだから、もう歯向かわないだろう」なんて思ってしまうかもしれない。
余計な事をせず、問答無用で命を刈り取る。
神喰月ミラボレアス装備もポポ装備から日
よくよく考えたら日記に危ない事を書いている。
殺人者は何故だか手記や日記をつける事が多く、それが原因で捕まった奴も多いと聞くが…。
まぁ今更か。
…よくよく考えたら、よく日記を今まで誰にも見られなかったもんだ。
普通人に見せるようなものじゃないし、他人のを勝手に見るようなものでもないが、容赦なくやりそうな人が結構居るんだよなぁ…。
そんな時の為に、3つの世界の言葉を複合して書いてる訳ですが。
さて、カノンも動けるようになった事だし、4人で出撃。
相変わらず俺以外には容赦なく誤射るなぁ。
…よく考えれば、洗脳もまだロクな暗示を仕込んでない。
まだ俺への服従を刷り込んでる最中だから、「○○は撃ってはいけない」「味方の悲鳴より敵の悲鳴」にはノータッチなんだ。
うん、すまない、五車多、ソーマ。
もうちょっと耐えてくれ。
と言う訳で狩りに行こうか。
神喰月
五車多とソーマがちょっとお疲れ気味のようだ。
まぁ、あの誤射の嵐じゃな……と考えていたら、半分は俺にも責任があるそうな。
…すっかり忘れてたけど、普通のゴッドイーターって連戦しなかったよね。
昨日はカノンだけを連れて行ってた頃のノリで、4人纏めて5~6回くらい連戦したからな。
しかも、俺は平気だけど他の二人は誤射を警戒しつつ戦わなきゃならない。
そりゃー疲れる。
しかも俺も、「俺とカノンだけでも4連戦いけるんだから、4人揃ってれば10回くらいイケるんじゃね?」みたいなノリで次から次へと狩りに行った。
途中でソーマに疲れた顔でド突かれてなかったら、本気で2桁突破していたと思う。
おかげで今日は、俺以外の3人はオヤスミです。
カノンは連戦にはそこそこ慣れてたし、誤射の警戒も必要なかったから(流石の裏カノンも自分に誤射はしない…)気力に余裕はあったんだけど、俺がベッドでダウンさせてしまいました。
そろそろ「味方の悲鳴より敵の悲鳴」系の暗示を仕込んでもいいかもしれない。
さて俺は俺で勝手に狩りに行くぜ!
モンハン世界の山篭りのおかげで、長丁場も連戦も慣れたもの。
昨日は「予定外のアラガミが接近しています」祭だったけど、はっきり言ってまるで疲れてない。
霊力すらも使っていないというのに!
あの山篭りでの修行は、煩悩肉欲関係よりもこっちの方に覿面だったようだ。
今日は廃寺方面に行こう。
またシオの足跡とか見つかるかもしれない。
…ビッグフットとかのUMAを探してる気分になってきた。
次の外伝は何の世界にしようかな…。
最初のゴッドハンドはともかく、アサクリは普通に使えるスキルを付けちゃったし、また使おうにも使えないスキルを付けたいです。