ビール500mlを毎日3本くらい飲んでたのを、基本は伊賀の強炭酸1L、公休日とその前日のみ350mlを最大3本まで。
炭酸メーカー買おうか悩み中。
強炭酸1本が100円ちょっと。
炭酸メーカーは物によるけど1万~2万、一日1本飲むとして約半年…。
違いが分かる程の舌ではないとは言え、水道水に炭酸入れて美味しいのかどうかが問題…。
でも麦茶も水道水から作ってるし、今更かなぁ。
このままアル中脱却できるといいなぁ。
でも偶の連休くらい、制限なしに呑みまくりたい…。
ところで人物紹介投稿しました。
如何に魔性菩薩の素質を得たとは言え、所詮は素質。まだ女として華開いてもいない橘花は、俺に弄ばれるだけだった。尤も、今までのループと違い、限度と言うか限界らしい限界が無くなっていたのは危険な事だが。…もっともっととオネダリに答え続ければ、冗談抜きで突き殺してしまいかねない。それも今の橘花にとっては、悦びだろうけども。
橘花を抱きながらまず行ったのは、情報収集ではない。橘花を口説き落とす事だ。
結果的には、これは大正解だった…どころか、数ある選択肢の中から唯一の生存ルートだったとさえ言えるだろう。
橘花自身は、既に俺に対して懸想していた……と自分では思っているようだが、それは錯覚。『過去』の一部を感じ取り、その印象に引っ張られていたにすぎない。テレビ越しにアイドルの番組を見て、それで相手を知った気になっていたようなものだ。…アイドルじゃなくてAV男優かな。
放置しておけば、印象と実物のズレから、確実にややこしい事になっていただろう。
幸いにして、橘花の精神が妙な方向に突き抜けていても、異性と関わった経験がゼロに等しいチョロオボコなのには変わりなかった。
今までのループでの経験から、橘花がどのような言葉を好むのかはよく知っている。今回ループではそれなりに信頼・好感度を得ていたし、改めて口説き落とすのは朝飯前だ。抱きながらだったから、互いの体温も伝わって、その気にさせやすかったしね。
欲望の対象を、俺に限定して、俺が望む形に変える事が出来たのは、本当に僥倖だった。
…橘花が他の誰かとくっつくなんて、俺が我慢できないしな。橘花だけじゃないけども。
口説き落とされて夢心地気分になっていた橘花を、更に続けて抱いていく。一つ穴を犯す度に、一つ絶頂に追いやる度に、夢の中であった事を吐き出させる。
…と言っても、夢であった事自体は、3回くらいで全部吐き出しきっちゃったけど。
率直に言うが、大体予想通りだ。千里眼の術は、強い因果を辿る術。
術を使った時、近くにあった俺の体の一部にまで術が及び、それに引っ張られてしまった。
そこから見たのは…橘花がこんな風になってる時点で予想はつくだろうけど、R-18の嵐である。今までのループの殆どで橘花を抱いてきたが、それを片っ端から追体験してしまったのだ。
そりゃおかしくもなるわな…。
むしろ、精神崩壊しなかったのが不思議で仕方ない。その代償として、魔性菩薩の素質を持ってしまったのは軽いか重いのか。
なお、百日夢の標的になっていたのは確かである。夢の中でそれらしい心当たりがあるそうだ。
…つまりこの子、桜花との喧嘩を無かった事にしたいとか、或いは昔の楽しかった子供時代に戻りたいとかじゃなくて、俺に散々調教され善がり狂っている姿を見て、自分もそうなりたい、もっと追体験したいという思いから、目を覚まさなかった訳だ。
桜花からの呼びかけも、色事に夢中になっていて聞く耳を持たなかった。「優しく蕩けさせていただいて、さぁこれから女にしていただく…と言う時に姉様の声が聞こえても、正直萎えると言うか、水を差された気分にしか…」とは橘花の言。…一理あるとは思うが、それで目覚めないままになっていたらと思うと血の気が引く。あと、末期の橘花だと迷わず桜花を巻き込もうとする。
逆に、俺の声は一部だけ聞こえていたらしい。それで追体験を断ち切り、現実に戻ってくる決意をしたとか。
「ええ、はっきりと覚えています。私の『あなる』をどうするとか、『橘花を抱く』と言った声を」
……そんな事言ったっけ? いや確かに、桜花が妙な事をやらかしたら、結果を問わず橘花をキズモノにするとは言ったけど。
追記:読み返したら、これか!と思う部分は確かにあった。でも勘違いだぞ橘花…。
イカ、それらしき桜花との会話を抜粋。
『橘花にも素質は充分すぎる程あるし、橘花があ(あなる)のは容易に予想できる』←()内が『あなる』
『雪華…ああ、シノノメの里の巫女な…を橘花の中に入り込ませるのは、(橘花を濁)流の中に放り込むようなもので』 ←()内が橘花を抱く
『待て、(橘花を汚濁)扱いしてるんじゃない!』←()内が橘花を抱く
…空耳が過ぎるぞ、橘花…。
更に加えて、同類と出会う事によって、橘花はより深く夢の世界に入り込む事になった。
そう、夢渡りでやってきた雪華である。
夢の中で繰り広げられる、いっそグロテスクとさえ言える橘花への調教の数々。それを心底羨ましいと言ってのける雪華。
二人は夢の中で(自分が出演しているAVを鑑賞しながら)語り合った。自分はどんな事をしてもらった、あんな事をしてみたい、あれは気持ちよさそう、あれは流石にまだちょっと怖い…。………お前ら、神垣の巫女の扱いに対する不満とか、将来に対する不安とか、そーいう話は……アッハイ、そんな事より猥談ですね。
…シモの話で繋がった二人は、実際には会った事もないのに、既にマブダチである。
だがただ一つ橘花が許容できなかった事が、自分自身はまだ未経験、マブダチは既に開通済みと言う事だ。期間にして一月にも満たない期間しか抱かれていないが、開発されまくっている雪華。対して自分は、夢の中では猛烈な追体験を行う事ができたが、実際には手を触れる事すらしてもらっていない。
それがあまりに悔しくて、「今度は初体験の事を語り合いましょう」と約束して目を覚ましたのだそうだ。
これはひどい。
…いや、一旦そっちからは視線を外そう。
お気づきかと思うが、橘花は俺のループの事を知ってしまった。速鳥が持ち帰った鬼の部位、その主が俺だと言う事も、今までのループで何度も橘花を抱いている事も。
強烈すぎる追体験は、それを単なる妄想や夢の産物だとは思わせなかった。「これは実際にあった出来事である」と確信させ、追体験毎に変化する乱交参加者や、色々な事から僅かに読み取れる情報は、それが徐々に変化しながら繰り返されている事を想像させた。
…そこはいいんだ。別にループの事が気付かれたって、究極的には困る事じゃない。
話がややこしくなるから黙っているだけだ。
橘花なら、ちゃんと相手してやってれば秘密を漏らすような事もないだろうし、全く問題はない。
問題は、橘花が語る追体験…俺が体験が元になった筈の記憶の中で、全く覚えがない記憶が幾つも出てきたと言う事だ。
いや、覚えがないというのも少し違うか。日記を何度見返しても、そんなエピソードは無い筈なのに、橘花はそれを見て来たように…実際、追体験した…語る。
例えば、里が崩壊し、逃げのびた先で悲しみから逃れようとするように、何もかもを投げ出して交わり続け、鬼に囲まれて死んでいった日々を。
例えば、心が折れて戦う事を投げ出し、一般人として過ごしながらも、こっそり橘花に夜這いをかけ強姦から一夜で陥落させ、密かに貢がせ続けた日々を。
例えば、多数の女性と関係を持つ事にまだ躊躇いを持っていた俺が橘花のみと結ばれて、オカルト版真言立川流の加減をしくじって、過去最高の絶頂で息の根を止めてしまった日の事を。
どれも、戯言として一笑に伏す事だってできた。今まで死ぬ死ぬヒィヒィ言わせても本当に死なせた事はないし、そもそも最初に橘花に手を出した時には既に那木とも結ばれていた。里が崩壊するような事態なんて、あったら絶対日記に書かれてるし、忘れる筈がない。
大方、百日夢と神機の欠片の因果が絡まり合って、恐ろしくリアルな夢でも見たんだろう。
…言われる度に湧き上がる、「そう言えばそんな事あったな」という感覚さえなければ、そう断じていただろう。
そうだ、橘花が言う出来事は、きっと確かにあった事なのだ。じゃあ、どうして俺はそれを覚えていないのか?
単純だ。
イヅチカナタに、それら全ての因果を奪われ、忘れ去ってしまったのだ。
ま、予想していた事だけども。
そもそもからして、最初の頃のループでは、イヅチカナタの存在すら覚えていなかったのだ。当時からループの終わりには何らかの形で姿を現していただろうに、千歳と一緒だったあの時までそれを思い出す事は無かった。
記憶を奪われ続けている事は、自覚が無くても予想できた事だった。
ついでに言えば、日記に残っている俺の記録は極端に上手く行っている場合が多い。
3つの世界は全て命懸けの戦いばかりだと言うのに、俺に関わった後に命を落とした人は、数える程しか居ない。毎回俺が始末してた汚ッサンとか。
これは俺が上手く働きかけられるようになった結果もあろうだろうけど、仮に失敗したらその時の因果を奪われてしまっていたのではないだろうか。上手く行った時の事しか記憶に残ってないだけなんだな。
死人が出るような、人間関係にせよ咄嗟の行動にせよ、何かが上手く回ってないようなループであれば、そう長く生きる事はできず(今でも1年まで到達できた事はない)、その因果の全てを奪われる。
過去の日記の長さからして、クサレイヅチが一気に吸い取る因果の量は……腹の減り具合にもよるだろうが、恐らく3か月以下。それより早く死んでしまったり、或いは相応量の因果が結ばれていなかったループは、綺麗サッパリ忘れ去ってしまっていたと言う訳だ。
そして橘花の語った追体験は、俺の体に残されていた僅かな因果まで辿った結果だろう。
…奴に食い物にされていると言うのは心底業腹だが、そうしてみると悪い事ばかりではないのかもしれない。少なくとも、生きる気力を削ぎ落すような重い後悔を背負わずにいられたのだから。まーだからってブッコロすのには変わりない。
さて、その手の話が終わり、橘花も取り敢えずは雌の悦楽を堪能しきって満足し、後始末まで終えて。
で、橘花。結局ヤりたかったから俺を呼び出したのか?
「ええ勿論です。今の私に、あなたと共に淫悦に耽る程重要な事はありません。全てはその道具、糧。私も姉さまも里も鬼も霊山も、全てはあなたと身も心も蕩けて交じり合う為に…」
…どうしよ、こいつ…。
「と言うのは流石に冗談です。卑猥な事を楽しむには、日々を健全に生きてお役目を全うする事が肝要と教わりましたから。なんでしたか、三千世界の女を贄とし、あなたと乱交させてみたい? あなたに体を捧げさせたい? それとも見せつけたい?」
それ健全に生きてねえよ。冗談はともかくとして、結局何がどうなったんだ。
俺の因果はともかくとして、千里眼で何が見えた。
それとも、もっと別の話か?
「いえ、あなたのお話です。…過去の因果を追体験する事により、色々な事が分かりました。速鳥様が見た非常に危険な鬼とやらがあなたである事も、そのあなたが追っているイヅチカナタという鬼の事も、これから起こる襲撃や、鬼達が企てている二度目のオオマガトキの事も。…過去の追体験でしかなかった以上、あなたが知っている事以上の情報はありませんが…代わりに、協力する事はできます。お頭に報告するよりも先に、その相談をしたかったのです」
ふむふむ。例えば?
「千里眼であの部位を見た事により、イヅチカナタという鬼の存在を知ったと伝えるのです。どのような鬼かは…捏造する必要もありませんね。あなたが追っている鬼であり、今はこのウタカタの里の近辺に潜んでいる。因果を奪い取る能力を持ち、一度使われると戦う事すらできない凶悪な鬼。そうですね……この鬼が主導し、二度目のオオマガトキを企んでいる、と言うのはどうでしょう? 全くの嘘という訳ではありませんし、どの道この鬼の能力は、どうやら神垣の巫女の結界すら素通りする様子。あなたの事がなくても、放置していれば確実に里に破滅を呼び込みます」
なるほど。俺が個人的に鬼を追う訳じゃなく、ウタカタの里からの支援が受けられる訳だ。
確かにそれは大きな違いになりそうだ。クサレイヅチの存在を信じさせる事ができれば、俺の行動範囲は大きく広がるだろう。
その未知の鬼に対して、最もよく知っているのは間違いなく俺……いや、虚海ならもう少し知っている可能性もあるか? 奴を追う為と言えば、色々な行為が是認されそうだ。
…一応言っておくけど、自己正当化や悪行を誤魔化す為に使うつもりはないぞ? 色々やらかしてはアレな意味での信用信頼を積み重ねている俺だが、これに関してばかりは虚偽も誇張もする気はない。イヅチを追い詰めるにせよオオマガトキを防ぐにせよ、その策を実行しようと思ったら……俺の考えが正しければ……人と人との繋がり以上に重要なものはないのだから。
とにもかくにも、俺は橘花の提案に乗った。拒否したら拒否したで、何をやらかすか分からないしな。まぁそもそも拒否する必要を感じないのだけど。
「お待たせしました。ご心配をかけたにも関わらず、起き抜けに引き籠って申し訳ございません」
「ぎ、ぎっがぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ああ、姉さまったら童のように泣き喚いてしまって…。ほら、ちーんです、ちーん」
感極まって抱き着く桜花を宥める橘花。…昏睡に陥る前と違い暖かく受け止めてくれる事もあって、桜花の感情は暴走状態に陥っているようだ。幼児帰りでも迎えたかのように泣きまくっている。
出迎えた皆も、それぞれ心配したんだぞ、起きてよかったと思い思いに声をかけている。
それだけ心配させていたのだと自覚して申し訳なくなっている橘花だったが、騙されてはいけない。
「それにしても、目を覚ますなりこいつを呼んでくれとはね。何かあったのかい? ウタカタ一の伊達男すらお呼びでないとは、尋常な事じゃなさそうだが」
「いやですわ、息吹様。何かあったもなにも、半刻も経っていないではありませんの」
…こんな顔をしながら、巫女服の下ではたんまり注ぎ込まれた上に塗りつけられた精液の感触を存分に楽しんでいるのだ。
「? いや、ここで何かあったのかって事じゃなくて、俺達を締め出して、こいつ一人を呼びに行かせるようなものが見えたのか、って事なんだが」
「あ、あら? ほほほ…」
誤魔化し笑いを浮かべる橘花。常識的に考えれば、そっちを聞かれていると思うよな。頭が色ボケたままである。
それでも一つ大きく咳払いをして、橘花は大和のお頭を中心とする皆に向き直った。桜花も何とか立ち直り、話を聞く体勢に入っている。
「大和のお頭。この度の千里眼で見えた事、改めて報告いたします:
「うむ。…ああ、だが一つその前に禁じておく事がある」
「は、なんでしょう?」
大和のお頭は、じろりと俺に目を付けた。腕を組み、普段以上の威圧感を放ちながら断言する。
「今回の話、こちらから求めるまではお前は口を挟むな」
「お頭…? それはどういう事でしょう? この方は、何も責を受けるような事は…………今回に限っては、していないと思うのですが」
「そうだな。それどころか、百日夢の症状を言い当て、呪っていた鬼も見つけ出し、更には押し寄せた鬼達の撃退の為に大暴れした集団の長だ。これで『お前は口を挟むな』は、筋が通らねぇだろ」
那木と富獄の兄貴が援護してくれるが、俺としては背筋に冷や汗が流れていた。とうとう本気で怪しまれたか?
「分かっている。何かと問題がある奴だが、今更間者の類だとは思ってない。だが、目を覚ました橘花が、何もかもを差し置いてまで呼び出したのも事実。少なくともこの件に関して、事情を聴かねばならん。何故呼び出したのか、何を話す為だったのか、何故それを秘匿しようとしたのか。橘花、この件に関して黙秘は許さん。そして、お前もだ。…お前は口が上手い訳でもないのに、話を脱線させるのが妙に上手いからな」
好きで脱線させとるんとちゃうわい。
「…俺は口を挟むな、と言ったが?」
へーい。まぁいいけどな…。
(打ち合わせしてなかったら、かなり話が面倒になったかもしれんな…。打ち合わせしてても、橘花に嘘がつけるかすっごい不安だけど…)
「承知しました。お話します。……と言うより、元より話してもいいか許可を得る為に来てもらったのです。この方の過去に、深く関係するお話ですので」
「ほう…。
さて、橘花の大根役者っぷりで誤魔化せるかな…。